「名古屋で古い商店街の雰囲気を味わいながら、おいしいランチやカフェを楽しみたい」——そんなときに名古屋駅から歩いて行ける穴場が、西区にある円頓寺(えんどんじ)商店街です。名古屋四大商店街のひとつに数えられながらも、大須や栄ほど混雑せず、昭和レトロな喫茶店と新しい感性のカフェが同じ通りに共存しているのが最大の魅力です。
結論から言えば、円頓寺商店街のランチ・カフェは「昭和8年創業の名古屋最古クラスの喫茶」「厚焼きタマゴサンドの名物店」「三重の伊勢茶を味わえる日本茶カフェ」「映えるドレスプリンの新店」まで、1本の通りで一気に巡れる密度の高さが強みです。しかも予算は900円台から楽しめる店が多く、コスパも優秀です。
この記事では、円頓寺商店街とその周辺(四間道エリア)で実際に営業を確認できた6店を、住所・電話番号・営業時間・定休日・価格まで一次情報をもとに整理しました。名古屋に引っ越してきた方も、観光で訪れる方も、この記事だけで「どの店に何時に行けばいいか」がわかるように構成しています。
・円頓寺商店街が名古屋の「ランチ・カフェ穴場」と言われる理由
・昭和レトロ喫茶から日本茶カフェ・映えスイーツまで厳選6店の詳細情報
・各店の住所・営業時間・定休日・予算とアクセスの早見比較表
・定休日や時間帯で失敗しないための立ち回りのコツ
円頓寺商店街のランチ・カフェが「名古屋の穴場」と言われる理由

円頓寺商店街は、名古屋駅から東へ約1km、地下鉄桜通線「国際センター」駅から歩いてすぐの場所に伸びるアーケード商店街です。江戸時代の城下町の名残を残す四間道(しけみち)エリアと隣接し、古い蔵や町家をリノベーションした店が並ぶことから「古くて新しいまち」として近年注目を集めています。ここではまず、エリア全体の位置づけと歩き方を押さえておきましょう。
名古屋駅から徒歩圏内なのに観光客が少ない立地
円頓寺商店街の最大の強みは、名古屋駅から徒歩約15分、地下鉄なら「国際センター」駅から徒歩1〜3分という近さにありながら、大須商店街ほど混み合わない点です。名古屋の四大商店街(大須・円頓寺・大曽根・板宮)のひとつに数えられますが、観光客の多くが大須や栄に集中するため、平日の昼は比較的ゆったりと店を巡れます。
アクセスは地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口が最寄りで、そこから商店街の入口まで徒歩約3分です。鶴舞線・桜通線「丸の内」駅からも徒歩約7〜9分でアクセスできます。名古屋駅からの徒歩ルートは、ミッドランドスクエア方面から北西へ進むと迷いにくいです。
注意したいのは、円頓寺商店街と「円頓寺本町商店街」が別のアーケードとして続いている点です。メインの円頓寺商店街を抜けた先に本町商店街が続いており、目当ての店がどちらにあるか事前に確認しておくと歩き回らずに済みます。
なお、円頓寺商店街のイベント情報や店舗一覧は円頓寺商店街公式サイトで確認できます。夏の「円頓寺七夕まつり」など、商店街全体が賑わうイベント時期は普段と営業時間が変わる店もあるため、公式情報を先にチェックしておくと安心です。

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昭和レトロ喫茶と新感覚カフェが共存する独特の街並み
円頓寺商店街のランチ・カフェ選びが面白いのは、昭和8年創業の老舗喫茶と、SNSで話題の新しいカフェが同じ通りに並んでいることです。1本のアーケードを歩くだけで、自家焙煎コーヒーの純喫茶、日本茶専門カフェ、映えスイーツの新店まで、まったく異なる時代の空気を味わえます。
具体的には、名古屋に現存する最古クラスの「喫茶まつば」(1933年創業)、80年以上の歴史を持つ「なごのや(旧西アサヒ)」といったレトロ勢と、2021年オープンの日本茶カフェ「mirume 深緑茶房」、2023年オープンの「cafe MARU」など新店が徒歩数分の圏内に集まっています。
気をつけたいのは、老舗喫茶と新店では営業スタイルが大きく違うことです。老舗喫茶は朝8時開店・夕方閉店の「昼型」が中心で、新店は昼〜夜にかけて営業する店もあります。朝はモーニング、昼はランチ、午後はカフェと、時間帯によって開いている店が入れ替わるイメージで計画すると効率的です。
補足として、円頓寺エリアは「食べ歩き」文化も根付いており、商店街の飲食店が街歩きグルメを提供する「ワンダーグルメ」という取り組みも行われてきました。座って食べるランチ・カフェと、片手で楽しむ食べ歩きを組み合わせると、半日たっぷり楽しめます。
予算900円台から楽しめるコスパの良さ
円頓寺商店街は、名古屋駅前の商業施設と比べてランチ・カフェの価格が控えめなのも見逃せません。イタリアンのランチが900円から、老舗喫茶のモーニングが450円からと、都心の同ジャンルより手頃な価格帯で楽しめる店が揃っています。
たとえば「カフェ&食事 どりぃむ」ではモーニング(たまごサンド)が450円、「カンティーナ・ド・マッソ」ではサラダ・パン・パスタ・ドリンク付きのランチが900円からと、ワンコイン〜1,000円前後で満足度の高い食事ができます。日本茶カフェや映えスイーツ系でも、1,000〜1,500円台が中心です。
ただし、老舗喫茶のモーニングサービスは「対象ドリンクを注文するとパンなどが無料で付く」形式が多く、時間帯限定です。11時や12時を過ぎるとモーニングが終了する店が多いため、朝のお得なサービスを狙うなら開店直後の来店がおすすめです。
名古屋の喫茶店は「モーニングサービス」の発祥地のひとつとされ、ドリンク代だけでトーストやゆで卵が付くのが定番です。円頓寺の老舗喫茶でもこの文化が残っており、朝の来店なら実質ワンコインで朝食が完結します。
昭和8年創業「喫茶まつば」で味わう小倉トーストの元祖
円頓寺商店街でまず訪れたいのが、名古屋に現存する最古クラスの喫茶店「喫茶まつば」です。名古屋めしの定番「小倉トースト」発祥の店から暖簾分けを受けたという歴史を持ち、自家焙煎コーヒーとともにその原点の味を楽しめます。レトロ喫茶で名古屋の朝を体感したい方に最適な一軒です。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野1-35-14 |
| 電話番号 | 052-551-0669 |
| 営業時間 | 8:00〜17:00(モーニングは12:00まで) |
| 定休日 | 水曜日 |
| 公式情報 | 円頓寺商店街 online |
名古屋で最も古い喫茶店という歴史
喫茶まつばは1933年(昭和8年)に円頓寺商店街で創業し、名古屋市内に現存する喫茶店としては最も古い歴史を持つとされています。小倉トースト発祥の店「満つ葉」から暖簾分けを受けた店で、創業以来、自家焙煎の珈琲で営んできた正統派の純喫茶です。
店舗は円頓寺商店街のアーケード内、那古野1-35-14にあります。営業時間は8:00〜17:00で、定休日は水曜日です。朝8時から開いているため、名古屋駅周辺に宿泊した観光客が朝食を取りに立ち寄るのにも便利な立地です。
気をつけたいのは、90年近い歴史を持つ店ゆえに席数が限られ、朝の時間帯は地元の常連客で賑わう点です。ゆっくり過ごしたい場合は、開店直後か昼過ぎの落ち着いた時間帯を狙うと、レトロな空間を存分に味わえます。
補足すると、まつばは円頓寺商店街の歴史そのものを体現する存在です。商店街が誕生してからの街の移り変わりを見守り続けてきた店で、コーヒー1杯からその歴史の重みを感じられます。
元祖・小倉トーストの味わい方
喫茶まつばの看板メニューは、発祥店の味を受け継いだ「小倉トースト」です。厚切りのトーストに小倉あんをのせた名古屋めしの代表格で、まつばではその原点に近い味を今も提供しています。自家焙煎コーヒーのほろ苦さと、あんこの上品な甘さの組み合わせが、名古屋の喫茶文化を象徴する一皿です。
予算の目安は1人1,000円未満で、コーヒーと小倉トーストのセットでも手頃に楽しめます。8:00〜12:00の時間帯はモーニングサービスがあり、対象ドリンクの注文でトーストなどが付く名古屋定番のスタイルです。朝のお得な時間を狙うなら12時までの来店が鉄則です。
注意点として、小倉トーストは見た目以上にボリュームがあるため、この後にランチを控えている場合は量を調整すると円頓寺巡りが楽しめます。あんこが苦手な方には通常のトーストやサンドイッチもあります。
小倉トーストのモーニングは名古屋市内の各所で楽しめますが、その源流を味わえるのが円頓寺のまつばです。名古屋の小倉トースト文化をもっと知りたい方は、市内の名店をまとめた記事も参考にしてください。

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「せっかく名古屋駅から歩いて来たのに、まつばが水曜定休で閉まっていた」というのはよくある失敗です。円頓寺の老舗喫茶は水曜・月曜など平日に定休日を設けている店が多いため、訪問前に必ず定休日を確認しましょう。1軒が休みでも、開いている別の喫茶に切り替えられるよう、候補を2〜3軒メモしておくと安心です。
自家焙煎コーヒーとレトロ空間の魅力
喫茶まつばのもうひとつの主役が、創業以来続く自家焙煎のコーヒーです。深めに焙煎した豆をていねいに淹れる一杯は、名古屋の純喫茶らしい濃いめの味わい。小倉トーストの甘さを引き締める相棒として、地元客に長く愛されてきました。
店内は、昭和の空気をそのまま残したレトロな設え。木のカウンターや年季の入った調度品が並び、まるで時間が止まったかのような落ち着いた雰囲気です。近年の「純喫茶ブーム」で若い世代や観光客にも再注目されており、レトロ喫茶巡りの目的地としても人気を集めています。
気をつけたいのは、写真撮影のマナーです。人気の純喫茶では他のお客さんが写り込まないよう配慮が必要で、店内撮影の可否は状況によります。撮影したい場合はひと声かけると安心です。
補足として、まつばは円頓寺商店街の中心部にあり、この後に紹介する他店へのアクセスも良好です。1軒目にまつばで朝を過ごし、そのまま商店街を歩いて次のカフェへ、というルートが組みやすいのも魅力です。
厚焼きタマゴサンドが名物「なごのや」で昭和レトロなランチ

円頓寺商店街を代表するもう一軒のレトロ喫茶が「なごのや(旧西アサヒ)」です。80年以上愛された老舗喫茶「西アサヒ」を再生した店で、名物の厚焼きタマゴサンドを目当てに遠方から訪れる人も多い人気店。喫茶・食堂・民宿の3つの顔を持つユニークなスポットで、ランチ利用にもぴったりです。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野1-6-13 |
| 電話番号 | 052-551-6800 |
| 営業時間 | 11:00〜18:00(L.O.17:00) |
| 定休日 | 月曜日(要確認) |
| 公式情報 | 円頓寺商店街 online |
80年以上の歴史を受け継ぐ「西アサヒ」再生の物語
なごのやは、昭和初期に創業し80年以上にわたって円頓寺で愛された老舗喫茶「西アサヒ」を、2015年にカフェレストラン兼ゲストハウスとして再生した店です。「喫茶、食堂、民宿。」を掲げ、レトロな純喫茶の雰囲気を残しながら、新しい使い方ができる場所として生まれ変わりました。
場所は円頓寺商店街の那古野1-6-13。地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口から徒歩約5分、「丸の内」駅からも徒歩約9分でアクセスできます。営業時間は11:00〜18:00(L.O.17:00)で、ランチからカフェタイムまで幅広く利用できます。
注意点として、定休日や夜の営業は時期により変わることがあります。掲載情報では月曜定休とされていますが、イベント時や予約制のディナー営業などで変則的になる場合があるため、確実に訪れたい日は事前に電話で確認すると安心です。
補足すると、なごのやは1階が喫茶・食堂、上階がゲストハウス(民宿)という構成です。名古屋観光の拠点として宿泊しつつ、朝から円頓寺商店街を満喫するという楽しみ方もできる、地域に根ざしたユニークな存在です。
名物・厚焼きタマゴサンドの魅力
なごのやの看板メニューは、ふわふわの厚焼き玉子をパンで挟んだ「タマゴサンド」です。円頓寺商店街の名物として広く知られ、これを目当てに市外・県外から訪れる人も多い一皿。喫茶店らしい素朴な味わいと、見た目のボリューム感が人気の理由です。
価格はタマゴサンドが780円、ドリンクとのセットが980円が目安です(価格は変動する場合があるため、最新は店頭でご確認ください)。1,000円前後でボリュームのあるランチが楽しめるため、円頓寺散策の途中に立ち寄る一軒として重宝します。
気をつけたいのは、人気メニューゆえに提供に時間がかかったり、混雑時は待つ場合がある点です。厚焼き玉子は注文を受けてから焼き上げるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。急ぎのランチには不向きですが、その分できたての味を楽しめます。
補足として、なごのやにはタマゴサンドのほかにナポリタン、オムライス、定食類、パフェなど喫茶店ならではのメニューも揃っています。甘いものが欲しくなったらパフェ、しっかり食べたいときは定食と、シーンに合わせて選べるのも老舗喫茶の懐の深さです。
喫茶・食堂・民宿の3つの顔を持つ空間
なごのやのユニークさは、1つの建物で「喫茶」「食堂」「民宿」という3つの役割を担っている点にあります。昼はレトロな喫茶・食堂として、夜は予約制の食事や宿泊施設として機能し、円頓寺の街に暮らすように滞在できる場所です。
店内は、西アサヒ時代の面影を残しつつ改装された「ネオレトロ」な空間。昭和のタイルや調度品と、現代的なセンスが混ざり合い、写真映えするインテリアとしても人気です。地元のイベントやワークショップの会場として使われることもあり、地域コミュニティのハブとしての役割も果たしています。
注意点として、宿泊(民宿)利用は別途予約が必要で、喫茶・食堂の営業時間とは異なります。宿泊を検討する場合は、公式の予約サイトや電話で空室状況と料金を確認しましょう。
補足すると、なごのやは「観光客と地元をつなぐ場」を意識して運営されており、初めて円頓寺を訪れる人でも入りやすい雰囲気です。1軒目に迷ったら、まずここで名物タマゴサンドを味わいながら、この後の散策プランを練るのもおすすめです。
日本茶カフェ「伊勢茶 mirume」で味わう三重の五種のお茶
レトロ喫茶とは対照的に、円頓寺で新しいお茶体験を提供しているのが「伊勢茶 mirume(みるめ)深緑茶房」です。三重県の茶農家がプロデュースする日本茶専門店で、1階の物販スペースと2階のカフェで、個性豊かな伊勢茶をじっくり味わえます。落ち着いた和カフェでひと息つきたい方にぴったりです。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野1-36-57 |
| 電話番号 | 052-551-3366 |
| 営業時間 | 平日11:00〜19:00/土日祝9:00〜19:00(L.O.18:30) |
| 定休日 | 無休(要確認) |
| 公式サイト | 公式サイト |
三重県の茶農家がプロデュースする本格日本茶
mirumeは、三重県の茶農家「深緑茶房」が手がける伊勢茶の専門店です。産地直送の茶葉を使い、生産者だからこそ提案できる本格的な日本茶を、名古屋の街なかで気軽に楽しめるのが特徴です。2021年5月に円頓寺エリアの那古野にオープンし、和カフェとして注目を集めています。
店舗は那古野1-36-57、円頓寺商店街の一角にあります。1階が茶葉やティーグッズの物販スペース、2階が落ち着いたカフェスペースという構成です。営業時間は平日11:00〜19:00、土日祝は9:00からと朝早くから営業しており、L.O.は18:30です。
気をつけたいのは、人気の和カフェのため、休日は2階のカフェが混み合うことがある点です。ゆっくりお茶と向き合いたい場合は、開店直後や平日の午後など、比較的空いている時間帯を狙うと落ち着いて過ごせます。
補足すると、伊勢茶は静岡茶・宇治茶に次ぐ生産量を誇る三重県のお茶で、深い旨みが特徴とされています。産地の作り手が直接プロデュースする一杯は、普段ペットボトルのお茶に慣れた人ほど、その香りと味の違いに驚くはずです。
萬古焼の急須で楽しむ5種類の個性派茶
mirumeのカフェの醍醐味は、伊勢茶らしい芳醇な「かぶせ茶」や、伊勢茶としては珍しい「玉緑茶」など、個性的な5種類のお茶を選べることです。三重県の伝統工芸である萬古焼(ばんこやき)の急須で淹れる本格的なスタイルで、茶葉ごとの味わいの違いをじっくり比べられます。
メニューの目安は、急須で楽しむ「深緑」が950円、手軽なマグカップの「香小町」が550円ほど。和菓子も充実しており、ほうじ茶大福が350円、黒豆の鹿の子が350円などで、お茶とのペアリングを楽しめます。予算は1人1,000〜1,500円程度が目安です。
注意点として、本格的に急須で淹れるスタイルのため、提供までに少し時間がかかることがあります。急いでいるときより、時間に余裕を持って「お茶をゆっくり味わう」目的で訪れるのがおすすめです。急須のお茶は2〜3煎目まで味の変化を楽しめるのも魅力です。
補足として、1階の物販では店で味わったお茶をそのまま購入できます。気に入った茶葉を自宅用やお土産に買って帰れるため、「カフェで試してから買う」という楽しみ方ができるのも、生産者直営店ならではのメリットです。
物販とカフェを兼ねた新しい日本茶体験
mirumeが円頓寺で支持される理由は、「日本茶を売る店」と「日本茶を味わうカフェ」を一体化させた点にあります。1階でお茶を選び、2階でその世界観を体験できる構成は、若い世代や外国人観光客にも日本茶の魅力を伝えやすく、和カフェの新しい形として機能しています。
店内は、木の温もりを生かした落ち着いた和モダンの空間。喧騒から離れてお茶と向き合える雰囲気で、円頓寺散策の合間のクールダウンにも最適です。土日祝は9時から開いているため、モーニング代わりに朝のお茶で1日をスタートする使い方もできます。
気をつけたいのは、コーヒー中心の一般的な喫茶店とは体験の方向性が違う点です。「がっつりランチ」というより「上質なお茶と和菓子でひと息つく」場所なので、食事メインで考えている場合は他店と組み合わせるのがおすすめです。
補足すると、日本茶はカフェインを含むものの、種類によって含有量や味わいが大きく異なります。スタッフにその日の気分や好みを伝えれば、5種類の中から合うお茶を提案してもらえるので、日本茶初心者でも安心して選べます。
映えるスイーツなら「cafe MARU」のドレスプリン
SNSで話題のスイーツを求めるなら、2023年に円頓寺エリアにオープンした「cafe MARU(カフェ マル)」がおすすめです。総フォロワー数110万人以上のインフルエンサーが手がけるカフェで、ドレスをまとったような「ドレスプリン」やザクザク食感のシュークリームが人気を集めています。フォトジェニックな空間で映えスイーツを楽しめる新店です。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野2-19-23 1F |
| 営業時間 | 11:00〜18:00(金・土は19:00〜23:00の夜カフェも営業) |
| 定休日 | 不定休 |
| 公式情報 | 公式Facebook |
インフルエンサーが手がける話題のカフェ
cafe MARUは、SNS総フォロワー数110万人以上を抱える人気インフルエンサーが運営するカフェとして、オープン当初から注目を集めました。円頓寺エリアの那古野2-19-23、四間道にほど近い立地にあり、古い街並みの中に現れるスタイリッシュな空間が印象的です。地下鉄「国際センター」駅から徒歩圏内でアクセスできます。
営業時間は11:00〜18:00が基本で、金曜・土曜は19:00〜23:00の「夜カフェ」も営業します。昼はスイーツとカフェ、夜はカクテルも楽しめる二毛作スタイルで、時間帯によって違う顔を見せるのが特徴です。定休日は不定休のため、訪問前にSNSで営業日を確認しておくと確実です。
気をつけたいのは、人気メニューは売り切れることがある点です。話題のシュークリームやプリンは開店後に完売してしまう日もあるため、確実に食べたい場合は早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
補足すると、cafe MARUは円頓寺・四間道エリアの「新しいカフェ文化」を象徴する存在です。老舗喫茶とは対照的なモダンな空間で、レトロとモダンの両方を1日で体験できるのが、このエリアを巡る醍醐味と言えます。
ドレスプリン・シュークリームの魅力と価格
cafe MARUの看板メニューは、まるでドレスをまとったような見た目の「ドレスプリン」です。SNS映えする華やかなビジュアルと、なめらかな口当たりで話題を呼んでいます。もうひとつの名物が、ザクザクとした食感が楽しめる「シュー・ア・ラ・クレーム(シュークリーム)」で、濃厚なクリームがたっぷり詰まっています。
価格の目安は、ドレスプリンが1,200円、フードとドリンクがセットになった「cafe MARU SET」が1,200円、シュー・ア・ラ・クレームが650円ほどです。ドリンクセットやプリンの追加もでき、予算は1人1,200〜1,500円程度を見ておくと安心です。
注意点として、映えスイーツは提供時が最も美しい状態のため、写真を撮る場合は手早く済ませて、できたての食感を楽しむのがおすすめです。特にシュークリームはザクザク食感が魅力なので、時間を置かずにいただくのがベストです。
cafe MARUは金・土のみ19:00〜23:00の夜カフェを営業します。昼は映えスイーツ、夜はカクテルと使い分けられるため、円頓寺で「昼カフェ→夜カフェ」の2部制プランを組みたい人にも便利です。
四間道の古い街並みに映えるモダン空間
cafe MARUのもうひとつの魅力は、江戸時代の面影を残す四間道エリアの近くにありながら、内装は洗練されたモダンなデザインでまとめられている点です。古い蔵や町家が並ぶ歴史的な街並みと、現代的なカフェのコントラストが、写真映えする独特の世界観を生み出しています。
店内はフォトジェニックな装飾が随所に施され、スイーツと一緒に空間そのものを楽しめる作りです。金・土の夜は雲の形をしたチーズケーキやカクテルも登場し、昼とは違うムーディーな雰囲気に変わります。デートや友人との特別な時間にも使いやすいカフェです。
気をつけたいのは、人気店ゆえに休日は席が埋まりやすい点です。ゆっくり写真を撮りたい場合や、少人数でも確実に座りたい場合は、SNSで最新の混雑状況をチェックしてから向かうとスムーズです。
補足として、四間道エリアには他にもリノベーションカフェが点在しています。cafe MARUを起点に、古い街並みを散策しながらお気に入りの一軒を探すのも、円頓寺・四間道エリアならではの楽しみ方です。
朝7時から使える「どりぃむ」と本格イタリアン「カンティーナ・ド・マッソ」
円頓寺商店街のランチ・カフェ選びの幅を広げてくれるのが、朝から使えるモーニング喫茶「カフェ&食事 どりぃむ」と、本格イタリアンを手頃に味わえる「カンティーナ・ド・マッソ」です。和の喫茶とは違う選択肢として、朝食派にも本格ランチ派にも応えてくれる2軒を紹介します。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野1-21-4 |
| 電話番号 | 052-571-7065 |
| 営業時間 | 8:00〜15:00(モーニングは11:00まで) |
| 定休日 | 土曜日・日曜日・祝日 |
朝食派に嬉しい「どりぃむ」のモーニングサービス
カフェ&食事 どりぃむは、円頓寺商店街の路地にある、モーニングが充実した喫茶店です。朝8時から営業しており、11時までのモーニング時間帯は、対象ドリンクを注文するとパンと1品がサービスで付く名古屋定番のスタイル。朝から円頓寺を歩き始めたい人の朝食スポットとして重宝します。
場所は那古野1-21-4、営業時間は8:00〜15:00で、定休日は土曜・日曜・祝日です。モーニングのたまごサンドは450円ほど、ブレンドコーヒーは1杯400円が目安で、苦味と酸味のバランスが取れた飲みやすい味わいです。カウンター10席とテーブル4席の計14席のこぢんまりした空間です。
注意したいのは、土日祝が定休日である点です。観光客が多い週末に「朝食に行こう」と思っても閉まっているため、どりぃむを狙うなら平日の朝が鉄則です。週末に円頓寺でモーニングを取りたい場合は、土日も営業している他店を選びましょう。
補足として、どりぃむは占い鑑定(四柱推命など)も利用できるユニークな喫茶店です。ドリンク片手にちょっと占ってもらう、という下町喫茶ならではの体験も。地元の常連が集う、あたたかい雰囲気の穴場です。
円頓寺の喫茶のモーニングサービスは、11時や12時で終了する店がほとんどです。「昼前にゆっくり行けばいい」と考えていると、モーニングが終わっていて通常メニューになってしまうことがあります。お得なモーニングを狙うなら、遅くとも終了30分前までに入店するのが安全。どりぃむは11時まで、まつばは12時までが目安です。
名古屋のモーニング文化は市内全域に根付いており、名古屋駅周辺にも名店が数多くあります。円頓寺以外でもモーニングを楽しみたい方は、駅周辺のモーニング特集もあわせてチェックしてみてください。

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本格イタリアンが900円から「カンティーナ・ド・マッソ」
しっかりランチを食べたいなら、円頓寺商店街内のイタリアン「カンティーナ・ド・マッソ」が有力候補です。ヴェネツィアをイメージした立ち飲みスペースも備えた本格カジュアルイタリアンで、リストランテの経験を活かした料理を手頃な価格で楽しめます。喫茶とは違う、しっかりした食事を求める人に応える一軒です。
| 住所 | 愛知県名古屋市西区那古野1-6-11 |
| 電話番号 | 052-462-8113 |
| 営業時間 | ランチ11:30〜L.O.13:30/ディナー18:00〜L.O.23:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
店舗は那古野1-6-11、円頓寺商店街のアーケード内にあります。ランチは11:30〜L.O.13:30、ディナーは18:00〜L.O.23:00の営業で、定休日は火曜日です。ランチはサラダ・パン・パスタ・ドリンクが付いて900円からと手頃で、前菜・パスタ・バゲット・ドリンク付きの1,500円からのコースも用意されています。
気をつけたいのは、ランチのラストオーダーが13:30と比較的早い点です。円頓寺をゆっくり散策してから昼食を、と考えていると受付終了に間に合わないことがあるため、ランチ利用は13時までの入店を目安にすると安心です。人気店のため、休日は事前予約が確実です。
補足として、マッソは立ち飲みスペースでワインとおつまみを軽く楽しむ使い方もできます。がっつりコースから軽い一杯まで対応できる懐の広さがあり、円頓寺で「和の喫茶に飽きたら本格イタリアン」という選択肢を持っておくと、グループでの食事にも柔軟に対応できます。
喫茶とイタリアン、シーンで選ぶ使い分け
どりぃむとマッソは、同じ円頓寺のランチ選びでも役割がまったく異なります。どりぃむは「朝食・軽めのカフェ利用」に向いた昼型の喫茶、マッソは「しっかりした食事・グループ利用」に向いたイタリアンです。予算とシーンに応じて使い分けると、円頓寺での食事の満足度がぐっと上がります。
具体的には、平日の朝にワンコインで朝食を済ませたいならどりぃむ、記念日やちょっと贅沢なランチを楽しみたいならマッソ、という選び方がわかりやすい目安です。どりぃむは450円のモーニングから、マッソは900円のランチからと、どちらも都心より手頃な価格帯なのが円頓寺らしいところです。
注意点として、両店とも定休日が異なります。どりぃむは土日祝、マッソは火曜が休みのため、訪問予定日にどちらが開いているかを事前に確認しておくと、当日「どちらも閉まっていた」という失敗を避けられます。
補足すると、この2軒に前述のレトロ喫茶や日本茶カフェを組み合わせれば、「朝はどりぃむでモーニング→昼はマッソでイタリアン→午後はmirumeで日本茶」といった、円頓寺を1日満喫するプランも作れます。ジャンルの異なる店が徒歩圏に集まっているからこそ実現できる贅沢です。
円頓寺商店街のランチ・カフェを120%楽しむ立ち回り術
ここまで紹介した6店を、より効率よく・失敗なく楽しむための立ち回り術をまとめます。定休日と営業時間の違い、シーン別の店選び、そしてアクセス情報を頭に入れておけば、円頓寺散策の満足度は大きく変わります。まずは6店の営業情報を一覧で比較してみましょう。
【名古屋暮らしガイド調べ】6店の営業・予算まるわかり比較表
円頓寺商店街とその周辺で今回紹介した6店を、ジャンル・予算・営業時間・定休日で比較したのが以下の表です。定休日と営業時間が店ごとにバラバラなので、訪問前にこの表で「その日・その時間に開いている店」を確認しておくと計画が立てやすくなります。
| 店名 | ジャンル | 予算目安 | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|---|
| 喫茶まつば | 老舗喫茶・小倉トースト | 〜999円 | 8:00〜17:00 | 水曜 |
| なごのや | 喫茶・タマゴサンド | 約1,000円 | 11:00〜18:00 | 月曜(要確認) |
| 伊勢茶 mirume | 日本茶カフェ | 1,000〜1,500円 | 平日11:00〜/土日祝9:00〜19:00 | 無休(要確認) |
| cafe MARU | 映えスイーツカフェ | 1,200〜1,500円 | 11:00〜18:00(金土は夜も) | 不定休 |
| どりぃむ | モーニング喫茶 | 450〜800円 | 8:00〜15:00 | 土日祝 |
| カンティーナ・ド・マッソ | カジュアルイタリアン | ランチ900円〜 | ランチ11:30〜13:30/夜18:00〜 | 火曜 |
この表からわかるのは、円頓寺のランチ・カフェは「昼型」の店が中心で、夕方には閉まる店が多いということです。ゆっくり午後遅くから、という計画には向かないため、午前〜昼過ぎを中心にプランを組むのが成功のコツです。価格はいずれも1,500円以内に収まり、コスパの高さも一目瞭然です。
「実は」円頓寺は本町商店街まで足を延ばすと面白い
意外と知られていないのですが、円頓寺エリアの魅力は「円頓寺商店街」だけでは半分しか味わえません。実は、メインのアーケードを抜けた先に続く「円頓寺本町商店街」まで足を延ばすと、さらに個性的なカフェや店に出会えます。観光客の多くは手前の円頓寺商店街で引き返してしまうため、本町商店街側は比較的空いている穴場ゾーンです。
具体的には、円頓寺商店街の西端を抜けると本町商店街へと通りが続いており、リノベーション物件を活用した新しい店が点在しています。手前で満足せず、時間があれば奥まで歩いてみることで、ガイドブックに載っていない一軒に出会える可能性が高まります。
気をつけたいのは、店によって営業日・営業時間がまちまちで、個人経営ゆえに不定休の店も多い点です。奥まで足を延ばす場合は、目当ての店の営業情報を事前に確認しておくと、空振りを防げます。
補足として、円頓寺・四間道エリアは徒歩で回り切れるコンパクトさが魅力です。名古屋駅から歩いても15分ほどなので、名駅観光の合間に「ちょっと足を延ばす」感覚で訪れられます。古い街並みそのものが見どころなので、店から店への移動時間も散策として楽しめます。
- 午前〜昼過ぎを中心に計画する
- 定休日を2〜3軒分メモしておく
- モーニングは終了30分前までに入店
- 本町商店街まで足を延ばす
- 夕方遅くに行って全店閉店
- 定休日を確認せず空振り
- 週末にどりぃむへ行く(土日祝休)
- ランチL.O.13:30を過ぎて入れず
シーン別・あなたに合う円頓寺の一軒はこれ
最後に、来訪シーン別のおすすめをまとめます。円頓寺は目的によって「刺さる店」が変わるため、自分の状況に合わせて選ぶと満足度が高まります。以下を参考に、まず1軒目を決めてみてください。
名古屋に引っ越してきた方には、地元の常連が集う「どりぃむ」や「なごのや」がおすすめです。下町の喫茶で店員さんや常連客と自然に会話が生まれ、街に馴染むきっかけになります。まずは平日の朝、モーニングから始めてみましょう。観光で訪れる方には、名古屋めしの原点を味わえる「喫茶まつば」の小倉トーストと、映えスイーツの「cafe MARU」の組み合わせが鉄板です。
急ぎで昼食を済ませたい方は、提供の早い喫茶のサンドイッチ系が向いています。逆に、じっくり時間を取れる焼きたてメニューや本格イタリアンのコースは、時間に余裕があるときに。平日昼に行けない方は、土日祝も営業している「mirume」や「cafe MARU」を軸にプランを組むと、週末でも確実に楽しめます。
注意点として、いずれの店も人気店のため、休日は待ち時間が発生することがあります。複数の候補を持っておき、1軒が混んでいたら次へ、と柔軟に動けるようにしておくと、限られた滞在時間を無駄にしません。
最新の営業時間・定休日は各店の公式情報でご確認ください。
・円頓寺商店街 公式サイト
・伊勢茶 mirume 深緑茶房 公式サイト
まとめ:円頓寺商店街は名古屋のランチ・カフェ穴場
円頓寺商店街は、名古屋の四大商店街のひとつでありながら大須や栄ほど混雑せず、名古屋駅から徒歩圏内でアクセスできる「ランチ・カフェの穴場」です。1933年創業の「喫茶まつば」で味わう小倉トーストの元祖、名物タマゴサンドの「なごのや」、三重の伊勢茶を楽しめる「mirume」、映えスイーツの「cafe MARU」まで、時代の異なる名店が1本の通りに凝縮されています。
朝は「どりぃむ」のワンコインモーニング、昼は「カンティーナ・ド・マッソ」の本格イタリアンと、和洋どちらの選択肢も揃っているのがこのエリアの強みです。予算はいずれも1,500円以内に収まり、コスパの高さも見逃せません。
訪れる際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 円頓寺のランチ・カフェは「昼型」が中心で、夕方に閉まる店が多い
- 老舗喫茶のモーニングは11時・12時で終了する店がほとんど
- 定休日が店ごとに異なるため、訪問前に2〜3軒分を確認しておく
- 週末はmirume・cafe MARUなど土日営業の店を軸にする
- 時間があれば円頓寺本町商店街まで足を延ばすと穴場に出会える
- いずれも1,500円以内で楽しめるコスパの良さが魅力
まずは自分の来訪スタイルに合った1軒を決めることから始めましょう。名古屋に暮らす方も、観光で訪れる方も、円頓寺商店街の「古くて新しい」空気の中で、お気に入りのランチ・カフェを見つけてみてください。なお、各店の営業時間・定休日・価格は変更される場合があるため、お出かけ前に公式サイトや電話で最新情報をご確認いただくと確実です。

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