「名古屋市で粗大ごみを出したいけど、どうすればいいの?」「シールはどこで買うの?いくら分貼ればいいの?」——引っ越しや家具の買い替えのタイミングで、粗大ごみの処分方法に困った経験がある方は多いのではないでしょうか。
名古屋市の粗大ごみは事前申し込み制で、電話またはインターネットで申し込んだ後、手数料納付券(シール)を購入して指定日に出すという流れになっています。初めて出す方には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、手順さえ知ってしまえば難しいことはありません。
この記事では、名古屋市の粗大ごみの出し方を申し込みからシールの買い方・貼り方、収集日当日の注意点まで順を追って解説します。料金の目安や自己搬入(持ち込み)の方法、処分費用を節約するコツも紹介するので、はじめての方でも迷わず処分できるはずです。
なお名古屋市では可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみなどの通常のごみは分別ルールに従って無料で出せますが、粗大ごみだけは有料制です。手数料がかかる分、正しい手順を事前に把握しておくことが大切です。初めて出す方は特に、申し込みの締切や収集日の仕組みを理解しておかないと「出せなかった」という事態になりかねません。
・名古屋市の粗大ごみは30cm角を超えるものが対象
・申し込みはインターネット(24時間)または電話(0120-758-530)
・手数料は品目ごとに250円・500円・1,000円・1,500円の4段階
・シール(手数料納付券)はコンビニ・スーパーで購入可能
・収集日は月1回(地域ごとに曜日が決まっている)
・自己搬入なら10kgごとに200円で処分できる
名古屋市の粗大ごみとは?対象品目と基準サイズ

30cm角を超えるものが粗大ごみの対象
名古屋市では、家庭から出るごみのうち30センチ角を超える大型のものが粗大ごみとして扱われます。30cm角以内に収まるものは「不燃ごみ」や「可燃ごみ」として通常の収集で出せますが、それを超えるサイズのものは粗大ごみとして申し込みが必要です。
ただし30cm角を超えていても、傘・食器・鍋・フライパン・ほうきなどの一部品目は粗大ごみではなく不燃ごみとして出せます。判断に迷う場合は、申し込み時に粗大ごみ受付センターに確認しましょう。なお事業活動(店舗・オフィスなど)から出るごみは家庭用の粗大ごみとしては出せず、産業廃棄物として専門業者に処理を依頼する必要があります。自宅で個人事業をしている方も、事業用の什器と家庭用の家具は区別して処分してください。
よく出される粗大ごみの品目と料金の目安
手数料は品目のサイズ・種類によって250円・500円・1,000円・1,500円の4段階に分かれています。申し込み時に品目を伝えると料金を案内してもらえますが、目安を知っておくとシールの購入がスムーズです。
| 料金 | 代表的な品目 |
|---|---|
| 250円 | 炊飯器、掃除機、布団(2枚まで)、毛布、座椅子、カラーボックス、プリンター(小型) |
| 500円 | 自転車、電子レンジ(小型)、1人用ソファー、こたつ、収納棚、扇風機 |
| 1,000円 | 机(120cm以上)、小型たんす、小型食器棚、ベビーベッド、スプリングマットレス |
| 1,500円 | ベッド(シングル〜ダブル)、2人以上用ソファー、大型たんす、大型食器棚 |
同じ品目でもサイズによって料金が変わる場合があります。たとえば机は120cm未満なら500円ですが、120cm以上だと1,000円になります。正確な料金は申し込み時にオペレーターまたはインターネット画面で確認してください。なお同じ品目でも複数個出す場合はそれぞれに手数料がかかります。たとえば座椅子を3脚処分する場合は250円×3=750円分のシールが必要です。
粗大ごみとして出せないもの
以下の品目は名古屋市の粗大ごみとして出すことができません。
- 家具(机・棚・たんす・ベッド)
- 家電(掃除機・電子レンジ・扇風機)
- 自転車・ベビーカー
- 布団・マットレス
- カーペット・じゅうたん
- 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)
- 家庭用パソコン
- ガスボンベ・消火器・耐火金庫
- 自動車・バイクの部品
- 事業活動に伴うごみ
家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)は家電リサイクル法の対象のため、粗大ごみでは出せません。購入店や家電量販店に引き取りを依頼するか、指定引取場所に自分で持ち込む必要があります。リサイクル料金はエアコンが990円〜、テレビが1,320円〜、冷蔵庫が3,740円〜、洗濯機が2,530円〜で、別途収集運搬料がかかります。
パソコンもメーカー回収が基本で、「PCリサイクルマーク」が貼られている製品は無償回収の対象です。マークがない古い機種の場合はリネットジャパンなどの認定事業者に宅配回収を依頼する方法もあり、1箱あたり1,650円程度で自宅から発送できます。自治体の小型家電回収ボックスに入る小さなパソコンなら無料で処分できるケースもあるので、お住まいの区の環境事業所に確認してみてください。
申し込み方法|インターネットと電話の2通り
インターネット申し込みが便利で早い
名古屋市の粗大ごみはインターネットで24時間365日申し込み可能です。粗大ごみ受付センターの専用サイトにアクセスし、品目・数量・住所などを入力すれば手続きが完了します。
粗大ごみ受付センターのサイト(nagoya-sodaigomi.jp)にアクセス
メールアドレスを登録し、必要事項(住所・氏名・品目・数量・希望収集日)を入力
収集日と手数料が表示されるので確認して申し込み完了
手数料納付券(シール)を購入し、収集日当日の朝8時までに指定場所に出す
インターネット申し込みの場合、手数料の支払いにクレジットカード決済が利用できます。カード決済を選べばシールを買いに行く手間が省けるため、忙しい方には断然おすすめの方法です。決済完了後に届くメールに受付番号が記載されているので、大切に保管しておきましょう。また2026年6月頃からはPayPay・d払い・au PAY・ファミペイ・メルペイなどの電子マネー決済も順次対応予定です。
申し込みの締切は収集日の7日前(前の週の同一曜日)です。たとえば水曜日が収集日の地域なら、前週の水曜日までに申し込む必要があります。期限を過ぎると次の月の収集日まで待つことになるので、早めの申し込みを心がけましょう。
電話での申し込み方法と混雑を避けるコツ
インターネットが苦手な方は、電話での申し込みも可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フリーダイヤル | 0120-758-530(通話無料) |
| 携帯・県外から | 052-950-2581(通話料有料) |
| 受付時間 | 午前9時〜午後5時(土日・年末年始を除く。祝日は受付あり) |
| つながりやすい時間帯 | 木曜・金曜、正午〜午後1時頃 |
電話は月曜日の午前中が混み合いやすい傾向にあります。週の後半(木曜・金曜)やお昼の時間帯の方が比較的つながりやすいため、タイミングを工夫してみてください。何度かけてもつながらない場合は、インターネット申し込みへの切り替えも検討しましょう。電話が混み合う理由として、名古屋市の人口規模(約230万人)に対してオペレーターの数に限りがあることが挙げられます。特に年度末や大型連休前はまとまった不用品を処分したい方が増えるため、早朝の受付開始直後に電話が集中します。
失敗①「申し込みを忘れて収集日を逃した」
粗大ごみの収集日は月に1回しかありません。申し込みの締切(収集日の7日前)を過ぎてしまうと、翌月の収集日まで最大1か月以上待つことになります。引っ越しシーズン(3〜4月)は特に予約が混み合うため、予定が決まったら早めに申し込むのが鉄則です。退去日の1か月前には粗大ごみのリストアップと申し込みを済ませておくのが理想です。
「引っ越し当日に粗大ごみが残ってしまった」というケースは意外と多く、その場合は不用品回収業者に依頼するか自己搬入(後述)を選ぶことになります。費用が高くつくことも多いので、粗大ごみの処分は引っ越しの1か月前から計画的に進めましょう。不用品回収業者は「○○市の粗大ごみ回収」で検索するとすぐ見つかりますが、料金は業者によって大きく異なります。複数社から見積もりを取るか、名古屋市の正規ルートを使う方がコストを抑えられるケースがほとんどです。
手数料納付券(シール)の買い方と貼り方

シールはコンビニ・スーパーで購入できる
粗大ごみの手数料は手数料納付券(シール)を購入して支払います。シールは250円券と500円券の2種類があり、申し込み時に案内された金額分を組み合わせて購入します。
購入できる場所は以下の通りです。
・コンビニ:セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ
・スーパー:ヤマナカ、バロー、フィール、ナフコ不二屋、コープあいち、ヤマダイ
・環境事業所:各区の環境事業所窓口
※一部店舗では取り扱いがない場合があります
コンビニで購入する場合、レジで「粗大ごみのシールをください」と伝えれば対応してもらえます。250円券と500円券が分かれているので、必要な金額分を指定して購入しましょう。深夜営業の店舗なら24時間いつでも購入可能なのもコンビニの強みです。たとえば手数料が1,000円の場合は500円券を2枚、1,500円なら500円券を3枚購入します。
シールの貼り方と記入する内容
購入したシールには氏名または受付番号を記入してから粗大ごみに貼ります。受付番号は申し込み完了時にメールや電話で案内されるので、控えておきましょう。
・シールは粗大ごみの見やすい場所に貼る(収集員が確認できないと回収されません)
・雨に濡れてはがれないようしっかり押さえて貼る
・複数品目を出す場合はそれぞれの品目にシールを貼る
・シールに記入する名前はフルネームでなくても可(受付番号でもOK)
家具の場合は正面や天板など目立つ位置に貼りましょう。布団やカーペットなら丸めた外側にテープでシールを固定すると確実です。自転車の場合はハンドルやサドル部分が見やすく、雨にも濡れにくい場所です。シールが見つからない・金額が不足していると回収してもらえないため、貼り忘れや金額間違いには十分注意してください。
インターネット申し込みならシール不要の場合がある
インターネットで申し込み、クレジットカード決済を選択した場合は手数料納付券の購入は不要です。支払い済みの確認が取れているため、シールを貼らずに出すことができます。「わざわざコンビニに買いに行くのが面倒」という方は、インターネット申し込み+カード決済が断然おすすめです。カード決済を利用した場合は確認メールに「シール不要」の旨が記載されるので、収集日当日はそのまま品物を出すだけで済みます。
収集日当日の出し方と時間帯
収集日は月1回・地域ごとに曜日が決まっている
名古屋市の粗大ごみ収集日は月に1回で、地域(町丁目)ごとに曜日が決まっています。自分の地域の収集日は、申し込み時に案内されるほか、名古屋市のWebサイトや区役所で配布される「ごみ・資源の分別ガイド」でも確認できます。分別ガイドは転入届の手続き時に区役所でもらえるほか、名古屋市のサイトからPDFでダウンロードすることも可能です。
収集日がいつなのかを事前に把握しておくと、申し込みのタイミングを逆算しやすくなります。月1回しかないため、「気づいたら今月の収集日が過ぎていた」ということにならないよう注意してください。スマートフォンのカレンダーにリマインダーを設定しておくと、申し込みの締切を忘れずに済みます。名古屋市の公式アプリ「分別アプリ」でも収集日の通知を受け取ることができるので、インストールしておくと便利です。
朝8時までに指定場所に出す
粗大ごみは収集日当日の朝8時までに指定された場所に出します。出す場所は自宅前(戸建ての場合)またはマンション・アパートの指定場所です。戸建ての場合は敷地の前の道路に面した場所に出すのが基本で、道路を塞がないよう配慮しましょう。前日の夜に出すのはマナー違反になる場合があるほか、不法投棄と間違われるリスクもあるため、必ず当日の朝に出すようにしてください。
大型の家具など自分ひとりで運べないものは、申し込み時に「運び出しが困難」と伝えると相談に乗ってもらえることがあります。ただし基本的には自分で指定場所まで運ぶ必要があるため、事前に運搬経路を確認し、必要であれば家族や友人の手を借りる準備をしておきましょう。2階以上の部屋から階段で降ろす場合は、壁や床を傷つけないよう毛布で包んで運ぶのがおすすめです。養生テープがあると毛布の固定に便利です。無理をして腰を痛めるケースもあるので、重いものは必ず2人以上で運んでください。
雨の日でも収集は行われる
粗大ごみの収集は雨天でも予定通り実施されます。台風や大雪など安全確保が困難な場合は延期になることもありますが、通常の雨なら問題ありません。ただし布団やカーペットなど水を吸いやすい品目は、雨でびしょ濡れになると重くなり収集作業に支障が出ることがあります。大きなビニール袋で覆い、シールが見える位置に貼っておくと親切です。収集が延期になった場合は名古屋市から案内があるので、無理に出さずに指示を待ちましょう。延期時の振替日は通常翌週の同じ曜日に設定されます。
失敗②「シールを貼り忘れて回収してもらえなかった」
収集日の朝、慌てて粗大ごみを出したもののシールを貼り忘れたというトラブルは珍しくありません。シールが貼られていない粗大ごみは、収集員が確認できないため回収対象外となり、そのまま置き去りにされます。
回収されなかった場合は自分で持ち帰り、次回の収集日に改めて出す必要があります。大型の家具を一人で持ち帰るのは体力的にも精神的にもつらい作業です。出発前に「シールの貼り付け」を最終チェック項目として確認する習慣をつけましょう。チェックリストをスマホのメモ帳に作っておくのもおすすめです。カード決済の場合はシール不要ですが、出す品目と数量が申し込み内容と一致しているか確認は必要です。
自己搬入(持ち込み処分)という選択肢

環境事業所で受付後に処理施設へ搬入する
収集日まで待てない場合や、大量の粗大ごみを一度に処分したい場合は自己搬入(持ち込み処分)が利用できます。自分の車で処理施設に直接持ち込む方法で、手数料は10kgごとに200円(2026年10月1日以降は270円)です。
ごみが発生した区の環境事業所に行き、受付手続きをする
搬入先の処理施設を案内される(大江破砕工場 or 愛岐処分場)
案内された処理施設に車で搬入し、計量(10kgごとに200円)
手数料を現金で支払い、処分完了
注意点として、処理施設に直接行っても受け付けてもらえません。必ず先に環境事業所で受付を済ませてから搬入する流れになります。直接行った場合は門前払いされてしまうので、二度手間にならないよう気をつけてください。
搬入先の処理施設と受付時間
| 施設名 | 所在地 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 大江破砕工場 | 名古屋市港区本星崎町字南4047-13 | 8:45〜15:40 |
| 愛岐処分場 | 岐阜県多治見市諏訪町川西75 | 9:15〜16:10 |
いずれの施設も正午〜12:45は搬入不可(昼休み)、土日の搬入は不可です。祝日は搬入可能ですが混雑するため注意が必要です。自己搬入は大量のごみを一度に処分できる反面、車と体力が必要なので、無理な場合は通常の収集を利用しましょう。なお環境事業所での受付には本人確認書類(運転免許証など)と印鑑が必要です。受付時に搬入する粗大ごみの内容を確認されるため、事前にリストを作成しておくとスムーズに手続きが進みます。
処分費用を抑えるコツと裏ワザ
自己搬入は収集より安くなることが多い
たとえばベッドフレーム(約15kg)を収集で出すと手数料は1,500円ですが、自己搬入なら400円(10kg×200円×2)で済みます。複数の粗大ごみをまとめて持ち込めば、さらにお得になるケースが多いです。たとえば布団3枚・座椅子2脚・カラーボックス1個をまとめて出す場合、収集だと合計1,500円以上かかりますが、自己搬入なら総重量によっては600〜800円程度で済む可能性があります。引っ越しなどで大量の粗大ごみがある場合は、自己搬入を検討する価値があります。ただし自己搬入は平日のみ対応で、環境事業所と処理施設の2か所を回る必要があるため、半日は確保しておきましょう。車はワンボックスカーや軽トラックが理想ですが、セダンでも後部座席を倒せばカラーボックスや座椅子程度なら積み込めます。
リサイクルショップやフリマアプリも活用する
状態が良い家具や家電は、粗大ごみとして処分する前にリサイクルショップへの持ち込みやフリマアプリでの販売を検討しましょう。処分にお金を払うどころか、収入になる場合もあります。特にニトリやIKEAの人気シリーズ、ダイソンの掃除機、ルンバなどは中古でも需要が高く、状態次第で数千円の値がつくケースもあります。
名古屋市内にはセカンドストリートやトレジャーファクトリーなどの大型リユースショップが多数あり、出張買取に対応している店舗もあります。出張買取なら自分で運ぶ必要がなく、搬出まで業者が対応してくれるため大型家具の処分に便利です。買取額がつかない場合でも無料引き取りに応じてくれることがあるので、まずは問い合わせてみましょう。「捨てる」以外の選択肢を先に検討してから、残ったものだけ粗大ごみとして出すのが賢い方法です。
「壊れているから売れない」と思いがちですが、ブランド家具やまだ使える家電はジャンク品でも需要があります。メルカリやジモティーで「0円・引取限定」で出せば、処分費ゼロ+部屋がすっきりします。特にジモティーは大型家具の地元取引に強く、自分で運べないソファやたんすを引き取りに来てもらえるケースも多いです。
名古屋市プレミアム商品券でシール代を節約
名古屋市が発行するプレミアム商品券(金シャチマネー)は、手数料納付券の購入に使える販売店もあります。商品券はプレミアム分がお得なので、対象店舗で購入すれば実質的にシール代を節約できます。2026年の金シャチマネーは25%のプレミアムが付くため、1万円で12,500円分の買い物ができます。手元にあればシール購入に充てるのも賢い使い方です。

石油ストーブ・木材など特殊な品目の出し方
石油ストーブ・ファンヒーターは灯油を抜いてから
石油ストーブやファンヒーターを粗大ごみとして出す場合は、灯油を完全に抜き、乾電池を外す必要があります。灯油が残ったまま出すと収集車内で引火する危険があり、過去には実際に火災事故が発生した事例もあります。必ず事前に処理してから出しましょう。灯油の抜き方はストーブの説明書に記載があるほか、タンクを逆さにして新聞紙に吸わせる方法が一般的です。抜いた灯油はガソリンスタンドで引き取ってもらえる場合があるので相談してみてください。
木材・長尺物は1.5m以下に束ねる
DIYで出た木材や棚板などの長いものは、長さ1.5m以下・直径15cm以下に束ねて出す必要があります。この基準を超えるものは切断してから出すか、自己搬入を利用しましょう。庭木の剪定枝も同じ基準で、太さ15cm以下に切りそろえて紐で束ねます。束ねる紐は麻紐やビニール紐が使いやすく、崩れないようしっかり結びましょう。
アスベスト含有品は事前申告が必要
古い家電の断熱材や建材にアスベストが含まれている可能性がある場合は、申し込み時にその旨を必ず申告してください。アスベスト含有品は通常の粗大ごみとは異なる処理が必要なため、無申告で出すとトラブルの原因になります。年式が古い(おおむね2006年以前の製品)ものは特に注意が必要です。
ソファー・マットレスなど解体が必要な場合
大型のソファーやスプリング入りマットレスは、マンションの上層階から搬出するのが困難なケースがあります。可能であれば解体してから出すことを検討しましょう。ただしスプリングマットレスは解体が難しく、無理に切断するとケガのリスクがあるため、自信がなければそのまま出してください。解体した場合でも、スプリング部分は不燃ごみではなく粗大ごみとして申し込みが必要です。ソファーの場合はカバーと中のクッション材を分離し、フレーム部分を粗大ごみとして出す方法もあります。カバーやクッション材は可燃ごみとして出せる場合があるため、ごみ減量につながります。粗大ごみの手数料はサイズで決まるため、解体してコンパクトにすれば料金が下がるケースもあります。ただし解体作業中のケガや騒音には十分注意し、マンションの場合は共用部分で作業しないようにしましょう。
マンション・アパートの場合はどこに出す?
マンションやアパートの場合は、建物のごみ集積所に出すのが一般的です。ただし管理人が指定する場所がある場合はそちらに従いましょう。管理組合によっては粗大ごみの出し方に独自のルールがあることもあるため、事前に確認しておくと安心です。共用廊下やエレベーターホールに長時間放置するのはマナー違反になるため、収集日当日の朝に出すようにしてください。
大型家具で集積所まで運ぶのが難しい場合は、管理会社や大家さんに相談すると搬出ルートを案内してもらえることがあります。エレベーターに入らないサイズの場合は、解体してから運ぶか業者に依頼する必要があります。引っ越し業者のなかには粗大ごみの搬出・処分を引っ越し作業と一括で請け負ってくれるところもあるので、引っ越し見積もり時に相談してみましょう。

まとめ|名古屋市の粗大ごみは計画的な申し込みがカギ
名古屋市の粗大ごみは「申し込み→シール購入→収集日に出す」という3ステップで処分できます。月1回の収集日を逃すと次の機会は1か月先になるため、不要な家具・家電が出たら早めに申し込むことが大切です。特に引っ越しシーズンの3〜4月は予約が混み合うため、1か月以上前から準備を始めるのが理想です。また年末の大掃除シーズンも申し込みが集中しやすいので、年内に処分を終えたい場合は11月中には動き始めましょう。
インターネット申し込みとクレジットカード決済を組み合わせれば、シールを買いに行く手間も省けます。大量の粗大ごみがある場合は自己搬入も検討し、自分の状況に合った方法で効率よく処分しましょう。捨てる前にリサイクルショップやフリマアプリで売れないか確認する一手間も、家計にとってはプラスになるはずです。名古屋市の粗大ごみ受付センターはフリーダイヤル(0120-758-530)で問い合わせも受け付けているので、判断に迷ったらまず電話してみてください。この記事をブックマークしておけば、次に粗大ごみを出す際にも参考になるはずです。

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