ジムに通いたいけれど、月会費8,000円は正直きつい。名古屋に引っ越してきて「まずは体を動かす場所を確保したい」と思ったとき、最初に候補に挙がるのが市の体育館やスポーツセンターにあるトレーニングルームです。
結論から言うと、名古屋市のスポーツセンター・総合体育館のトレーニング室は大人1回300円、市内在住の65歳以上と中学生は1回100円で使えます。しかも料金は市内どの施設でも共通で、会員登録も入会金も不要。思い立った日にウェアとシューズを持って行けば、その日から使えます。
この記事では、1回料金・回数券・定期券の損益分岐点から、初めての日の受付の流れ、2026年10月の使用料改定でトレーニング室がどう扱われるのか、そして主要7施設の営業時間・設備・駐車場までまとめて整理しました。読み終わるころには、自分がどの施設にどの券種で通えばいいかが決まっているはずです。
・トレーニングルームの1回料金・回数券・定期券の全価格と元が取れる回数
・初めて利用する日の受付手順と、必ず必要な持ち物
・2026年10月の使用料改定で値上がりする施設・据え置きの施設
・主要7施設の営業時間・設備台数・駐車場を比較した一覧
名古屋市の体育館トレーニングルームは1回300円|料金の全体像

大人300円・中学生100円・65歳以上100円が市内共通料金
名古屋市のスポーツセンターおよび総合体育館(NGKスポーツプラザ)のトレーニング室は、どの施設でも同じ料金体系です。大人1回300円、小人(中学生)1回100円、市内在住の65歳以上の高齢者1回100円。千種区で使っても南区で使っても金額は変わりません。
回数券や定期券も共通です。大人の場合、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円。高齢者は5回券300円、1か月500円、1年4,200円。中学生は5回券400円、1か月800円、1年6,400円となっています。
注意したいのは、高齢者料金には「名古屋市内在住の65歳以上」という条件が付く点です。市外にお住まいの65歳以上の方は大人料金になります。利用時には敬老手帳や運転免許証など、年齢と住所が確認できるものを窓口で提示します。中学生も同様で、受付のたびに生徒手帳の提示を求められる施設があります。
補足として、小学生以下はトレーニング室を利用できません。マシンの安全上の理由で中学生以上が対象となっており、家族で行く場合は小さなお子さんを預ける先を考えておく必要があります。同じ建物の屋内プールなら小学生も200円で泳げるので、家族で分かれて使うという手もあります。
| 券種 | 大人 | 中学生 | 高齢者(市内65歳以上) |
|---|---|---|---|
| 1回券 | 300円 | 100円 | 100円 |
| 5回券 | 1,000円 | 400円 | 300円 |
| 1か月定期券 | 1,600円 | 800円 | 500円 |
| 1年定期券 | 12,800円 | 6,400円 | 4,200円 |
障害者手帳があれば使用料免除|介護者も2名まで無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛護手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳のいずれかを提示すると、トレーニング室の使用料は免除されます。1回300円が0円になるという意味で、回数券を買う必要もありません。
さらに、手帳の交付を受けている方に同行する介護者は2名まで使用料が免除されます。介護者は原則15歳以上という条件が付きます。付き添いの家族が別途300円を払う必要がないため、2人で通っても費用はかかりません。
免除を受けるには、利用のたびに窓口で手帳を提示する必要があります。「前回見せたから」と省略はできず、忘れると通常料金を支払うことになります。スマートフォンに写した画像ではなく現物の提示を求められるのが一般的なので、財布やバッグに入れて持参しましょう。
この免除制度はトレーニング室だけでなく、同じ施設の屋内プールや体育室の個人利用にも適用されます。名古屋市には障害者スポーツセンター(名東区)もあり、こちらは専用設備が整っています。用途によって使い分けると選択肢が広がります。
更衣室・シャワー・空調は料金に込み|追加費用はほぼゼロ
300円の中には、更衣室・シャワールーム・空調の利用が含まれます。ロッカー代やシャワー代を別途取られることはなく、支払いは券売機で券を買う1回きりです。民間ジムのように水素水オプションやレンタル料が積み上がっていく心配がありません。
ロッカーは施設によって100円リターン式のところがあります。この場合も使用後に100円玉が戻ってくるので実質無料ですが、100円玉を1枚用意しておくと受付でまごつきません。券売機は千円札対応でも、両替が必要になる場面はあります。
追加でお金がかかる可能性があるのは駐車場です。昭和スポーツセンターと天白スポーツセンターは1日1回300円(30分以内は無料)、東スポーツセンターは30分以内無料。無料時間を超えると駐車料金が発生するため、車で行くなら実質600円前後の出費になると考えておくと安心です。
なお、トレーニング室にはスタッフが常駐しており、マシンの使い方は無料で教えてもらえます。民間ジムのパーソナルトレーニングのような専属指導ではありませんが、「この機械はどこに効くのか」といった質問には答えてもらえます。初心者ほど遠慮せず聞いたほうが安全です。
1回300円が名古屋市内18か所前後で使える理由
名古屋市には各区のスポーツセンターに加え、総合体育館(NGKスポーツプラザ)や露橋・稲永・枇杷島といった地区名を冠した施設があり、トレーニング室を備えた市営施設は市内に十数か所あります。料金が共通なので、自宅の近くと職場の近く、2か所を気分で使い分けることもできます。
この共通料金は、名古屋市の条例で使用料が定められているためです。指定管理者(運営会社)は施設ごとに異なりますが、料金は市が決めるルールなので、運営会社が違っても金額は変わりません。昭和スポーツセンターは株式会社愛知スイミング、千種・東スポーツセンターは別の事業者が運営していますが、300円は300円です。
ただし共通なのは料金だけで、営業時間・休館日・設備の充実度は施設ごとに大きく違います。夜10時まで開いている施設もあれば、夜9時に閉まる施設もあり、休館日が金曜の施設と月曜の施設が混在しています。ここを確認せずに向かうと無駄足になります。
意外に見落とされがちなのが、定期券も施設ごとの発行になる点です。1か月定期券1,600円を千種スポーツセンターで買った場合、それは千種で使う券であり、他の施設では使えません。複数施設を使い分けたい人は、定期券よりも回数券のほうが向いています。
体を動かす習慣づくりという意味では、屋外の公園を走るという選択肢もあります。名古屋市内のランニングコースは以下の記事で距離別にまとめています。

「名古屋でランニングを始めたいけれど、車も歩行者も多くて安心して走れる場所がなかなか見つからない」——そんな悩みを持つ方は少なくありません。信号のたびに足を止め…
回数券と定期券はどこから元が取れる?
5回券1,000円は3.4回目から得になる
大人の5回券は1,000円。1回あたり200円になる計算で、1回券300円と比べると1回につき100円お得です。5回すべて使い切れば、1,500円払うところが1,000円で済むため500円の節約になります。
損益分岐点で言えば、5回券を買って4回使った時点で支払額1,000円に対し1回券換算1,200円ぶんの利用となり、4回目で元が取れます。厳密には3.4回目を過ぎた時点でプラスに転じる計算です。「月に1回行くかどうか」という人でも、回数券に期限の定めがなければ損をしにくい設計になっています。
注意点は、回数券が施設共通ではないことです。購入した施設でのみ有効なので、引っ越しの予定がある人や、通う施設を決めかねている人は、まず1回券で複数施設を回ってから買うほうが確実です。
高齢者は5回券300円で1回あたり60円、中学生は5回券400円で1回あたり80円。とくに高齢者の5回券は、1回券100円の3枚ぶんの金額で5回使える計算になり、割引率としては全券種で最も大きくなっています。
1か月定期券1,600円は月6回通うなら確実に得
大人の1か月定期券は1,600円。1回券300円で換算すると5.33回ぶんなので、月6回以上通うなら定期券のほうが安くなります。週1.5回ペース、つまり「平日1回+隔週の週末1回」でも到達する回数です。
定期券は購入日から1か月間有効で、期間中の利用回数に制限はありません。毎日通っても料金は1,600円のままです。仮に週3回・月12回通うと1回あたり133円。民間ジムの月会費と比べると、桁がひとつ違う水準になります。
ただし定期券は記名者本人のみ有効で、家族との共用はできません。夫婦で通うなら2枚必要です。また、施設の休館日(第1・3・5金曜など)や年末年始は当然使えないため、月の後半に買うと休館日にぶつかって実質的な利用可能日が減ることがあります。
失敗しやすいのが、月末に定期券を買ってしまうケースです。3月28日に1か月定期券を買えば有効期限は4月27日までですが、その間に休館日が4〜5日、出張や体調不良が重なると回数を消化できません。買うなら月初か、まとまって通える時期の初日に買うのが合理的です。
1年定期券12,800円は月8回で完全に元が取れる
大人の1年定期券は12,800円。1か月あたり約1,067円という計算になり、1か月定期券(1,600円)を12回買う19,200円と比べて6,400円安くなります。年間を通じて通う覚悟があるなら、1年券が最安です。
1回券300円で換算すると年間42.7回ぶん。月に4回通えば年48回になるので、週1回のペースでも元が取れます。月8回通えば年96回で1回あたり133円、週3回のペースなら1回あたり82円まで下がります。
高齢者の1年定期券は4,200円で、月あたり350円。1回100円換算で年42回、つまり月4回通えば元が取れる計算です。中学生の1年定期券は6,400円で、部活動の自主トレに使うなら選択肢になります。
1年券のリスクは、途中で通えなくなったときの返金です。原則として払い戻しは想定されていないため、転勤の可能性がある人や、まだ習慣化できていない人は1か月定期券からスタートするのが無難です。3か月続いたら1年券に切り替える、という段階的な買い方が現実的でしょう。
| 通う頻度 | おすすめ券種 | 月あたりの目安額 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| 月1〜2回 | 5回券(1,000円) | 200〜400円 | 200円 |
| 月6〜8回 | 1か月定期券 | 1,600円 | 200〜267円 |
| 週2回以上(年96回) | 1年定期券 | 約1,067円 | 約133円 |
| 週3回以上(年156回) | 1年定期券 | 約1,067円 | 約82円 |
はじめての1日はこう動く|受付から退室までの流れ

予約不要・券売機で購入して受付に出すだけ
トレーニング室の個人利用に事前予約は要りません。営業時間内に施設へ行き、玄関付近の券売機で利用券を買って受付に提出すれば、その場で使えます。会員証の発行も、入会金も、月会費の口座振替手続きもありません。
名古屋市には「スポーツ・レクリエーション情報システム」という予約システムがありますが、これは体育室やテニスコートを団体で借りる「専用利用」の抽選申込に使うものです。トレーニング室のような個人利用は対象外なので、利用者登録をしないまま使い始められます。
初めての利用時には、施設スタッフによるオリエンテーションを受けるのが原則です。マシンの使い方と安全上の注意を10〜20分ほどで説明してもらう内容で、追加料金はかかりません。混雑する夕方以降はオリエンテーションの対応を待つことがあるため、初回は昼間の時間帯を選ぶとスムーズです。
高齢者料金や中学生料金で入る場合は、券を買う前に年齢確認書類を用意しておきましょう。券売機で誤って大人券を買ってしまうと、その場での差額対応が難しいことがあります。受付で「高齢者料金で使いたい」と先に伝えるのが確実です。
運動できる服装・室内専用シューズ・タオル・飲み物を持って施設へ(予約不要)
券売機で利用券(大人300円)を購入。高齢者・中学生は先に受付で申し出る
受付に券を提出し、初回はオリエンテーション(マシンの使い方説明)を受ける
更衣室で着替えてトレーニング開始。終了後はシャワーを使って退室
室内シューズを忘れると入れない|持ち物リスト
必要な持ち物は、運動できる服装、室内専用シューズ、タオル、飲み物の4点です。このうち最もつまずきやすいのが室内専用シューズで、外を歩いてきた靴のままではトレーニング室に入れません。
「そのへんのスニーカーで大丈夫だろう」と考えて出かけ、受付で止められて出直すのは典型的な失敗パターンです。原因は、市の施設が床の保護と衛生管理のため屋内履きの持参を求めていること。対策はシンプルで、履いてきた靴とは別に、袋に入れたシューズを1足持っていくだけです。玄関で履き替えるスタイルなので、脱ぎ履きしやすい靴だと動きやすくなります。
服装はジャージやTシャツなど動きやすければ十分で、ジーンズやサンダルは断られることがあります。タオルはマシンに敷く目的もあるため、フェイスタオルサイズが1枚あると使い勝手が良好です。飲み物は館内の自動販売機で買えますが、持参したほうが安く済みます。
更衣室のロッカーに貴重品を入れる場合、100円リターン式のロッカーがある施設では100円玉が必要です。財布ごと持ち込めない構造の施設もあるため、小銭を1枚だけポケットに入れておくと安心して着替えられます。
- 室内専用シューズ(袋に入れて)
- Tシャツ・ジャージなど動ける服
- フェイスタオル1枚
- 飲み物と100円玉1枚
- 履いてきた靴のままの入室
- ジーンズ・サンダル
- 小学生以下の入室
- 年齢確認書類なしでの割引申請
混む時間・空く時間はここで分かれる
トレーニング室が混み合うのは平日の18時〜20時台です。仕事帰りの利用者が集中するため、人気のトレッドミルやウエイトマシンは順番待ちになることがあります。逆に平日の午前10時〜正午は空いており、マシンを待たずに一巡できます。
土日は開館直後の午前中に人が集まり、午後は比較的落ち着く傾向です。ただし日曜・祝休日は多くの施設で18時に閉まるため、夕方から行こうとすると滞在時間が1時間程度しか取れません。休日に使うなら午前中から動くほうが効率的です。
時間制限を設けている施設もあり、混雑時はトレッドミルの連続使用が20〜30分までに制限されることがあります。有酸素運動をしっかりやりたい人は、空いている時間帯を狙うか、ウエイトマシンと組み合わせて回すのが現実的です。
平日昼に行けない人には、夜遅くまで開いている施設という選択肢があります。千種スポーツセンターは月〜木・土曜の22時まで、北・中・昭和・天白の各スポーツセンターは21時30分まで開いています。21時台に入っても、30分から1時間は動けます。
2026年10月の使用料改定で値上がりするもの・しないもの
実は、トレーニング室は改定対象に入っていない
名古屋市は2026年(令和8年)10月1日利用分から、市の施設使用料を改定します。スポーツ施設も対象で、値上げを心配している方も多いのですが、市が公表した改定表を読むと、意外なことが分かります。スポーツセンターのトレーニング室は改定対象に含まれていません。
名古屋市の「令和8年度使用料・手数料の改定」に掲載された『スポーツセンター』『総合体育館(NGKスポーツプラザ)』『市体育館』の各改定表に並んでいるのは、プール・駐車場・会議室などの料金です。トレーニング室という項目自体が表に登場しません。つまり、大人1回300円という価格は改定後も維持される見込みです。
一方で値上がりするのはプールです。スポーツセンターの屋内プールは大人1回券500円→600円、小人200円→300円、高齢者100円→200円に改定されます。11回券は大人5,000円→6,000円、1か月定期券は4,000円→4,800円、1年定期券は32,000円→38,400円と、いずれも約2割の引き上げです。
駐車場も対象で、スポーツセンターの普通自動車は1回300円→500円、11回券3,000円→5,000円に変わります。トレーニング目的で車を使っている人にとっては、実質的な負担増が駐車場から来ることになります。公共交通機関で通える施設を選ぶ意味が、以前より大きくなったと言えます。
名古屋市の改定は「原則、令和8年10月1日から適用」とされ、2026年9月30日以前に施設を予約している場合や回数券などを持っている場合は、原則として改定前の料金で利用できると案内されています。プールの回数券を使っている方は、手元の券が使い切れるかを確認しておくと無駄になりません。
プールとの併用派は9月までに回数券を見直す
トレーニング室とプールをセットで使っている人は、2026年10月以降の負担が変わります。現在プールを1回500円で使っているなら、10月からは600円。週2回・月8回泳ぐと、月800円の増額になる計算です。
対策として現実的なのは、9月30日までに11回券や25回券を購入しておくことです。プールの25回券は現在大人10,000円で、改定後は12,000円。改定前に買っておけば2,000円ぶん得をします。ただし券に有効期限が設定されている場合もあるため、購入前に窓口で確認してください。
逆に、定期券を長期間持つ予定の人は注意が必要です。1年定期券は現在32,000円ですが、改定後は38,400円。9月中に購入すれば1年間は旧料金で泳げる計算になりますが、施設ごとの取り扱いは異なるため、こちらも事前確認が欠かせません。
名古屋市内の市営プールは施設数が多く、料金や営業時間も施設ごとに差があります。プール側の情報は以下の記事にまとめています。

「名古屋市に安く泳げるプールってある?」「屋外プールの開場期間はいつ?」——名古屋市には市営の屋外冷水プール8か所と、年間を通じて利用できる屋内温水プール13か…
2026年9〜10月はアジア競技大会で使えない施設がある
2026年9月から10月にかけて開催される愛知・名古屋アジア競技大会およびアジアパラ競技大会に伴い、市内の複数のスポーツ施設が一般利用を休止します。報道によると、練習会場となる名古屋市体育館(熱田区)、中村・露橋・名東の各スポーツセンターは9月から、記者室などが設置される守山スポーツセンターは8月から市民利用を休止する予定です。
休止期間は施設の準備工事や大会後の撤去・復旧作業も含むため、大会期間そのものより長くなります。名古屋市は公式サイトで「2026年度利用休止期間について」という一覧表を公開しており、施設ごとの休止時期が確認できます。
この時期に1年定期券や1か月定期券を持っていると、通えない期間が発生します。9月に定期券を更新する予定の人は、通っている施設が休止対象かどうかを先に確かめてください。休止対象なら、近隣の別施設に一時的に切り替えるほうが無駄がありません。
代替先としては、休止対象に入っていない千種・東・北・中・昭和・天白の各スポーツセンターやNGKスポーツプラザが候補になります。料金は市内共通で300円なので、通う場所を変えても費用は変わりません。定期券だけは施設ごとの発行になるため、この期間は1回券や5回券で乗り切るという判断もあります。
主要施設の体育館トレーニングルーム料金と設備を比較
千種スポーツセンター|夜22時まで開く市内屈指の遅さ
千種スポーツセンターは、市営のトレーニング室のなかでも営業時間が長い施設です。月曜〜木曜と土曜は10時から22時まで開いており、21時に仕事が終わっても間に合います。日曜・祝休日は10時〜18時です。
トレーニング室にはトレーニング機器32種類100点が並び、クライミングウォールも備えています。料金は市内共通で大人1回300円、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円。星が丘の高台にあり、地下鉄東山線の星ヶ丘駅から歩いて行けます。
注意したいのは休館日で、毎週金曜日(祝休日の場合は開館)と年末年始(12/29〜1/3)が休みです。月曜休館の施設が多い名古屋市内では例外的なので、「金曜の夜に行こう」と考えると空振りします。
駐車場は平日127台、土日祝99台。東山動植物園の繁忙期は平日でも99台に減ります。動植物園と同じエリアにあるため、桜やイベントの時期は駐車場が埋まりやすく、公共交通機関のほうが確実です。
| 住所 | 〒464-0808 名古屋市千種区星が丘山手121番地 |
| 電話番号 | 052-782-0700 |
| トレーニング室 | 月〜木・土曜日 10:00〜22:00/日曜・祝休日 10:00〜18:00 |
| 休館日 | 毎週金曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3) |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| 駐車場 | 平日127台/土日祝99台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
東スポーツセンター|34種類79台のマシンと102台の駐車場
東スポーツセンターのトレーニング室は380平方メートルの広さがあり、34種類79台のマシンを設置しています。台数が多いぶん、混雑時でも順番待ちが発生しにくい構成です。利用時間は平日・土曜が10時〜21時、日曜・祝休日が10時〜18時。
料金は市内共通で、大人1回300円、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円。高齢者は1回100円、5回券300円、中学生は1回100円、5回券400円です。
駐車場は102台(身障者専用3台を含む)で、30分以内は無料。トレーニングで1時間以上滞在するなら駐車料金が発生しますが、バンテリンドームナゴヤの近くという立地なので、地下鉄名城線のナゴヤドーム前矢田駅から歩くという選択もできます。
休館日は月曜日(祝休日の場合は開館)です。千種スポーツセンターが金曜休館なのに対してこちらは月曜休館なので、東区・千種区にお住まいの方は2施設を組み合わせると、週7日どこかしらが開いている状態を作れます。
| 住所 | 〒461-0047 名古屋市東区大幸南一丁目1番10号 |
| 電話番号 | 052-723-0411 |
| トレーニング室 | 平日・土曜日 10:00〜21:00/日曜・祝休日 10:00〜18:00 |
| 休館日 | 月曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始 |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| 駐車場 | 102台(身障者専用3台含む)、30分以内無料 |
| 公式サイト | 公式サイト |
北スポーツセンター|156台の無料級駐車場で車派に強い
北スポーツセンターは駐車場156台という規模が特徴です。車で通いたい人にとっては、満車で入れないというストレスが少ない施設と言えます。地下鉄名城線の黒川駅からも歩ける距離にあります。
トレーニング室の利用時間は月〜木・土曜日と第2・4金曜日が9時30分〜21時30分、日曜・祝休日は9時30分〜18時。トレッドミル、自転車エルゴメーター、ウエイトマシン、フリーウェイト、ダンベルなど計79点以上の器具がそろっています。
休館日は第1・3・5金曜日(祝休日の場合は開館)と年末年始(12/29〜1/3)です。「金曜はすべて休み」ではなく第2・4金曜は開いているという変則的なパターンなので、カレンダーで週の数え方を確認してから向かうと確実です。
料金は市内共通で大人1回300円。名城公園や黒川エリアでランニングをしてから立ち寄る、という使い方をしている人もいます。屋外で走って屋内で筋トレという組み合わせなら、300円で内容の濃い1日になります。
| 住所 | 〒462-0021 名古屋市北区成願寺一丁目6番12号 |
| 電話番号 | 052-917-0501 |
| トレーニング室 | 月〜木・土曜日、第2・4金曜日 9:30〜21:30/日曜・祝休日 9:30〜18:00 |
| 休館日 | 第1・3・5金曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3) |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| 駐車場 | 156台 |
中スポーツセンター|栄で使える約440平方メートルのトレーニング室
中スポーツセンターは名古屋の中心部・栄にあり、トレーニング室の広さは約440平方メートル。都心にありながらフリーウェイトの設備が充実しており、セットダンベルは1kgから46kg、着脱式バーベルは最大200kgまで対応しています。
有酸素マシンはトレッドミル系1種類8点、自転車エルゴメーター系4種類19点。ウエイトマシンは上半身・下半身・体幹など16種類16点です。会社帰りに栄で降りて寄る、という使い方ができる立地の良さが強みになります。
利用時間は火〜土曜日と第2・4月曜日が9時30分〜21時30分、日曜・祝休日は9時30分〜18時。休館日は第1・3・5月曜日(祝休日の場合は開館)と年末年始(12/29〜1/3)です。
弱点は駐車場で、収容台数は34台(障害者専用1台)しかありません。都心の施設なので当然ではありますが、車で行くと停められない可能性が高い施設です。地下鉄鶴舞線・桜通線の丸の内駅から歩くルートが現実的でしょう。
| 住所 | 〒460-0008 名古屋市中区栄一丁目30番10号 |
| 電話番号 | 052-232-2327 |
| トレーニング室 | 火〜土曜日・第2・4月曜日 9:30〜21:30/日曜・祝休日 9:30〜18:00 |
| 休館日 | 第1・3・5月曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3) |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| 駐車場 | 34台(障害者専用1台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
南部・東部で通うならこの3施設が候補になる
昭和スポーツセンター|吹上駅徒歩8分、3階のトレーニング室
昭和スポーツセンターは地下鉄桜通線の吹上駅4番・5番出口から徒歩8分。トレーニング室は3階、屋内プールは2階にあり、同じ建物で筋トレと水泳を切り替えられます。運営は株式会社愛知スイミングです。
トレーニング室の利用時間は月〜木・土曜日が9時30分〜21時30分、第2・4金曜日と日曜・祝休日が9時30分〜18時。料金は市内共通で大人1回300円、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円です。定期券は購入日から1か月または1年有効で回数制限はなく、記名者本人のみ有効です。
休館日は第1・3・5金曜日(祝休日の場合は開館)と年末年始(12/29〜1/3)。第2・4金曜は18時までの短縮営業で開いているという構成なので、「金曜に行けるかどうか」は週によって変わります。
駐車場は56台と多目的駐車スペース2台で、料金は1日1回300円(30分以内無料)。トレーニング代300円と駐車場代300円で合計600円という計算になります。吹上駅から歩ける距離なので、地下鉄利用のほうが安く済むケースが多いでしょう。
| 住所 | 名古屋市昭和区吹上二丁目6番15号 |
| 電話番号 | 052-733-6831 |
| トレーニング室 | 月〜木・土曜日 9:30〜21:30/第2・4金曜日、日曜・祝休日 9:30〜18:00 |
| 休館日 | 第1・3・5金曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3) |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| 駐車場 | 56台+多目的2台、1日1回300円(30分以内無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
天白スポーツセンター|植田駅から徒歩3分の駅近
天白スポーツセンターは地下鉄鶴舞線の植田駅から徒歩3分という、市営スポーツ施設のなかでも屈指の駅近です。雨の日でも移動が短く、通勤経路に組み込みやすいのが利点になります。
トレーニング室の利用時間は月〜木・土曜日が9時30分〜21時30分、第2・4・5金曜日と日曜・祝休日が9時30分〜18時。料金は大人1回300円、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円で、高齢者は1回100円・1年定期券4,200円です。
休館日は第1・3金曜日(祝休日の場合は開館)と年末年始(12/29〜1/3)です。館内には屋内プールと弓道場も併設されており、弓道場は大人1回200円。筋トレ以外の選択肢がある施設としては市内でも珍しい構成です。
駐車場は74台で、料金は1日1回300円(30分以内無料)。優先駐車場も用意されています。植田駅から徒歩3分という条件を考えると、車を使わずに通うほうが費用面では有利です。
| 住所 | 〒468-0051 名古屋市天白区植田三丁目1502番地 |
| 電話番号 | 052-806-0511 |
| トレーニング室 | 月〜木・土曜日 9:30〜21:30/第2・4・5金曜日、日曜・祝休日 9:30〜18:00 |
| 休館日 | 第1・3金曜日(祝休日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3) |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円 |
| アクセス | 地下鉄鶴舞線 植田駅から徒歩3分/駐車場74台(1日1回300円、30分以内無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
NGKスポーツプラザ|駐車場1,385台の市内最大級
名古屋市総合体育館は、2026年4月1日に愛称が「日本ガイシスポーツプラザ」から「NGKスポーツプラザ」へ変更されました。命名権を持つ日本ガイシ株式会社がNGK株式会社へ商号変更したことに伴うもので、館内の施設もクロコくんホール・クロコくんアリーナ・クロコくんフォーラムという名称に変わっています。
トレーニング室の利用時間は火〜土曜日と第2・4月曜日が9時30分〜21時30分、日曜・祝休日は9時30分〜18時。トレッドミル、エルゴメーター、ウエイトマシン、フリーウエイト、ストレッチマシンがそろい、更衣室とシャワールームも備えています。
料金は市内共通の大人1回300円、5回券1,000円、1か月定期券1,600円、1年定期券12,800円。併設の25メートル温水プールは大人1回500円ですが、こちらは2026年10月から600円に改定される予定です。
最大の強みは駐車場1,385台という規模です(うち障害者用13台、予約不可)。JR東海道本線の笠寺駅から徒歩3分という好立地でもあるため、南部エリアからは車でも電車でも通いやすい施設と言えます。休館日は第1・3・5月曜日(祝休日の場合は開場)と12月29日〜1月3日です。
| 住所 | 〒457-0833 名古屋市南区東又兵ヱ町五丁目1番16号 |
| 電話番号 | 052-614-3111 |
| トレーニング室 | 火〜土曜日・第2・4月曜日 9:30〜21:30/日曜・祝休日 9:30〜18:00 |
| 休館日 | 第1・3・5月曜日(祝休日の場合は開場)、12月29日〜1月3日 |
| 料金 | 大人1回300円/中学生・高齢者1回100円(25m温水プールは大人1回500円) |
| アクセス | JR東海道本線 笠寺駅から徒歩3分/駐車場1,385台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
7施設の営業終了時刻と休館日を並べて比べる
料金が同じである以上、施設選びの判断材料は「何時まで開いているか」「いつ休むか」「駐車場が足りるか」の3点に絞られます。主要7施設を並べると、通いやすさの差がはっきり見えてきます。
| 施設 | 平日の終了時刻 | 休館日 | 駐車場 |
|---|---|---|---|
| 千種 | 22:00 | 毎週金曜 | 平日127台 |
| 東 | 21:00 | 月曜 | 102台 |
| 北 | 21:30 | 第1・3・5金曜 | 156台 |
| 中 | 21:30 | 第1・3・5月曜 | 34台 |
| 昭和 | 21:30 | 第1・3・5金曜 | 56台 |
| 天白 | 21:30 | 第1・3金曜 | 74台 |
| NGKスポーツプラザ | 21:30 | 第1・3・5月曜 | 1,385台 |
※名古屋暮らしガイド調べ。各施設公式サイトの2026年7月時点の公開情報をもとに作成。日曜・祝休日は各施設とも18:00終了。
もうひとつ起こりがちな失敗が、休館日の読み違えです。名古屋市のスポーツセンターは「毎週金曜」「第1・3・5金曜」「第1・3金曜」「月曜」「第1・3・5月曜」と5パターンが混在しており、隣の区の感覚で行くと閉まっています。原因は施設ごとに休館日が個別に設定されていること。対策は、初回にスマートフォンのカレンダーへ休館日を繰り返し登録してしまうことです。第2・4金曜だけ18時終了という短縮営業もあるため、遅い時間に行く日は特に確認が要ります。
トレーニング後に汗を流したいなら、施設のシャワーだけでなく近隣のスーパー銭湯を組み合わせる手もあります。名古屋市内の入浴施設は以下でまとめています。

仕事で疲れた体を癒したい、サウナでととのいたい、家族で一日ゆっくり過ごしたい――そんなときに頼りになるのがスーパー銭湯です。名古屋は全国でもトップクラスにスーパ…
市営と民間ジム、自分にはどちらが合うのか
年12,800円という数字を基準に考える
市営トレーニングルームのコスト感を一言でまとめると、年間12,800円です。1年定期券を買えば通い放題で、月あたり約1,067円。入会金も事務手数料も年会費も、退会時の違約金もありません。
民間フィットネスクラブの月会費は施設や契約プランによって幅がありますが、候補のジムの月会費に12を掛けた金額と、この12,800円を並べてみると判断しやすくなります。差額が数万円になるなら、その差額でシューズやウェア、プロテインをそろえてもおつりが来る計算です。
もちろん市営には市営の制約があります。24時間営業ではない、スタジオプログラムがない、タオルやウェアのレンタルがない、混雑時にマシンの使用時間が制限されることがある、といった点です。設備とサービスに対価を払う考え方なら民間ジムのほうが満足度は高くなります。
判断の分かれ目は「何をしたいか」です。マシンで黙々と体を動かしたいだけなら市営で十分に足ります。プログラムに参加したい、深夜早朝に行きたい、手ぶらで通いたいという要望があるなら、市営では満たせません。
引っ越し直後・出張中・平日昼に行けない人の使い分け
名古屋に引っ越してきたばかりで、まだ生活リズムが固まっていない時期には1回券か5回券が向いています。通勤経路が決まってから定期券を買えば、施設選びを間違えずに済みます。5回券1,000円なら、複数施設を試しても損はわずかです。
出張や短期滞在で名古屋にいる人にも市営は使いやすい選択肢です。会員登録が不要なので、滞在中の数日だけ1回300円で使えます。栄に泊まっているなら中スポーツセンター、名古屋駅周辺なら地下鉄でアクセスできる施設を選ぶという組み立てができます。
平日昼に行けない人は、営業終了時刻で施設を選ぶのが正解です。千種スポーツセンターの22時終了、北・中・昭和・天白・NGKスポーツプラザの21時30分終了なら、19時や20時に着いても1時間以上は動けます。日曜・祝休日は18時終了なので、休日は午前中に行く前提でスケジュールを組みます。
65歳以上で市内在住の方は、1年定期券4,200円という金額が効いてきます。月350円で通い放題という水準は、健康維持のための出費としては小さい部類です。平日午前中の空いている時間帯に通えるという点でも、現役世代より条件に恵まれています。
市営が向かない人・向いている人
市営トレーニングルームが向いているのは、費用を抑えたい人、決まったメニューを黙々とこなしたい人、週1〜2回のペースで無理なく続けたい人です。特に「ジムに入会したものの行かなくなって会費だけ払っていた」という経験がある人には、行った日だけ払う1回券の仕組みが合います。
逆に向かないのは、深夜や早朝に運動したい人、スタジオレッスンやパーソナル指導を受けたい人、手ぶらで通いたい人です。市営は9時30分または10時開始で、遅くとも22時には閉まります。シューズとタオルは毎回持参する前提です。
設備面では、フリーウェイトを本格的にやりたい人にとって施設差が大きくなります。中スポーツセンターのようにセットダンベル1kg〜46kg・着脱式バーベル最大200kgまでそろう施設もあれば、マシン中心の施設もあります。重量を扱いたいなら、事前に電話で設備を確認しておくと確実です。
初めての1回は、まず300円で行ってみるのが最も早い判断方法です。マシンの数、混み具合、更衣室の使い勝手は、実際に立ってみないと分かりません。合わなければ300円で済み、合えばそのまま定期券に切り替えられます。
まとめ|名古屋市の体育館トレーニングルームは300円から始められる
名古屋市の体育館・スポーツセンターにあるトレーニングルームは、大人1回300円という料金で、入会金も月会費もなく使えます。料金は市内共通なので、どの区の施設を選んでも金額は変わりません。違うのは営業時間・休館日・設備・駐車場です。
通う頻度が決まっているなら券種選びは単純です。月1〜2回なら5回券1,000円、月6回以上なら1か月定期券1,600円、週2回以上のペースが続くなら1年定期券12,800円。1年券は1回あたり100円台まで下がるので、習慣化できた人ほど恩恵が大きくなります。
2026年10月の使用料改定では、プール(大人1回500円→600円)と駐車場(普通車1回300円→500円)が値上がりしますが、名古屋市が公表した改定表にトレーニング室は含まれていません。プールの回数券を使っている方は、9月30日までに手元の券を確認しておくと無駄が出にくくなります。
もうひとつ、2026年9月から10月にかけては愛知・名古屋アジア競技大会とアジアパラ競技大会の影響で、名古屋市体育館(熱田区)や中村・露橋・名東・守山の各スポーツセンターが一般利用を休止する予定です。この時期に定期券の更新を考えている方は、通っている施設が対象かどうかを先に確かめてください。
最初の一歩は、室内専用シューズとタオルを持って、自宅から一番近い施設に300円で行ってみることです。券売機で券を買って受付に出し、初回のオリエンテーションを受ければ、その日からトレーニングを始められます。合わなければ300円で終わり、続けられそうなら定期券に切り替える。それだけの手軽さが、市営施設の一番の価値です。
記載の料金・営業時間は2026年7月時点の情報です。最新情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・名古屋市|スポーツ施設の概要
・名古屋おしえてダイヤル|スポーツセンター等の利用時間、料金について

コメント