引っ越してきた翌朝、可燃ごみの袋を持って玄関を開けたものの、そもそも今日が収集日なのか分からない。ご近所さんの家の前にも袋が出ていない。名古屋市に移り住んだ人がほぼ全員通る道が、この「ゴミ収集日が分からない問題」です。
結論から言うと、名古屋市のゴミ収集日は区ごとではなく、町名・丁目単位で決まっています。同じ区内でも隣の町内では曜日が違うことがあるため、「中村区は月曜と木曜」のような覚え方は通用しません。調べる方法は名古屋市公式ウェブサイトの「ごみ収集日検索」、区ごとの町名別収集日一覧表、そして分別アプリ「さんあ〜る」の3つ。どれも無料で、慣れれば3分で自分の家の曜日が確定します。
そしてもうひとつ、名古屋で最初につまずくのが「朝8時ルール」です。資源・ごみは収集日当日の朝8時まで(中区だけは7時まで)に出す決まりで、これを1時間読み違えると袋が丸一日〜1週間残ります。この記事では、収集日の調べ方から品目ごとの収集回数、祝日・年末年始の扱い、2026年10月に控えた粗大ごみのルール変更まで、名古屋市公式ウェブサイトと「なごやのごみ減量・資源化ガイド(令和8年3月発行)」の内容をもとに整理しました。
・自分の家のゴミ収集日を3分で確定させる3つの調べ方
・可燃・不燃・資源・粗大ごみそれぞれの収集回数と出す場所
・朝8時(中区は7時)ルールの正確な意味と、間に合わなかったときの選択肢
・祝日・年末年始・お盆の収集がどうなるか
・2026年10月から変わる粗大ごみの基準と手数料
名古屋市のゴミ収集日は「区ごと」ではなく町名・丁目ごとに決まっている

同じ区に住んでいるのに、隣の町内と曜日が違うのはなぜ?
名古屋市のゴミ収集日は、区ではなく町名(さらに細かい場合は丁目)を単位に設定されています。守山区の町名別収集日一覧表を見ると、可燃ごみが「月曜日・木曜日」の地区と「火曜日・金曜日」の地区が同じ区内に混在していることが確認できます。つまり同じ守山区民でも、道路を1本はさんだ向かいの家とは収集曜日が違う、という状況が普通に起こります。
理由は収集車の巡回ルートにあります。名古屋市は可燃ごみを週2回、市内全域で収集しているため、1台の収集車が1日で回れる範囲ごとに地区を区切り、曜日を割り振る必要があります。区という行政単位と、収集車が効率よく回れる地理的なまとまりは一致しません。だから区でひとくくりにできないのです。
ここでよくある間違いが、引っ越し前に「名古屋市 可燃ごみ 曜日」で検索して出てきた曜日をそのまま信じてしまうこと。検索結果に出てくる曜日は、どこかの地区の一例にすぎません。必ず自分の住所(町名・丁目)で確認してください。
なお、名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索は全16区に対応しており、緑区は「大高町」「鳴海町」、天白区は「天白町」といった広い町名が別項目として切り出されています。これらの町は面積が広く、同じ町名の中でも収集日が分かれるためです。自分の住所がこうした町名に該当する場合は、丁目や字(あざ)まで確認する必要があります。
まず確認するのは「区」ではなく「町名+丁目」
収集日を調べるときに手元に用意すべきなのは、住民票やマイナンバーカードに記載された正確な住所表記です。「名古屋市中村区○○町3丁目」のように、丁目まで含めた形で控えておいてください。
名古屋市の住所は、同じ読みでも表記が違う町名が少なくありません。検索フォームで町名を選ぶときは五十音別の一覧から選択する方式なので、「たしかこんな字だった」という記憶で入力すると、該当なしになったり別の町を選んでしまったりします。賃貸契約書や不動産会社からもらった重要事項説明書の住所欄を見ながら操作するのが確実です。
注意したいのは、マンション名や部屋番号は収集日の判定に関係しないという点です。判定に使われるのはあくまで町名と丁目・番地までの情報で、そこから先は建物ごとの取り決めになります。
ちなみに、名古屋市の資源・ごみに関する問い合わせ窓口は各区の環境事業所で、受付時間は午前8時から午後4時45分までです。土曜・日曜と年末年始は受け付けていないため、平日の日中に電話できるタイミングを確保しておくと安心です。
集合住宅は「建物ごとのルール」が上乗せされることがある
名古屋市のごみ収集は、可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみ・発火性危険物・電池類・プラスチック資源・草木類が原則として各戸収集です。つまり自宅の前の道路際に出すのが基本形になります。
ただし「ごみ減量・資源化ガイド」には、集合住宅にお住まいの方は決められた場所に出してください、と明記されています。マンションやアパートでは、建物ごとにごみ置き場が指定されているケースがほとんどです。市が定める収集日は町名で決まっていても、「何時までに」「どこに」出すかは管理会社や管理組合のルールが上乗せされます。
入居時に渡される「入居のしおり」や、ごみ置き場の掲示板を必ず確認してください。市の収集日と建物のルールが食い違って見える場合、たいていは建物側が「前日夜から出してよい」といった独自の運用をしているためです。判断に迷ったら管理会社に問い合わせるのが早道です。
また、地域の事情によっては戸建てでも集積場所へ持ち出す運用になっている地区があります。これも「ごみ減量・資源化ガイド」に記載されている正式な例外です。引っ越し初日にご近所の様子を観察して、道路際に袋が並んでいるか、1か所にまとまっているかを見ておくと判断がつきます。
収集日は変わることがある|2026年8月にも守山区で変更があった
一度調べた収集日が永久に固定というわけではありません。名古屋市は収集ルートの見直しに合わせて、地区ごとの収集日を変更することがあります。
直近では、令和8年(2026年)8月から守山区の一部地域で可燃ごみの収集日が変更されました。名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索ページにも「令和8年8月より、守山区の一部地域で可燃ごみの収集日が変更になります」という案内が掲示されています。あわせて、一部地域では収集時間そのものが大幅に変わるとも告知されています。
変更のお知らせは、対象地域に回覧や個別配布で届くほか、名古屋市公式ウェブサイトと各区のページに掲載されます。ただし転入直後で自治会に加入していない場合や、単身でポストを頻繁に確認しない生活だと見落としがちです。
対策として有効なのが、後述する分別アプリ「さんあ〜る」を入れておくことです。アプリ側で地域設定をしておけば、収集日の情報が更新されたときに手元のカレンダーにも反映されます。紙のカレンダーを冷蔵庫に貼っているだけだと、変更に気づくのが遅れます。
名古屋市がここまで細かくごみを分けている背景には、平成11年(1999年)の「ごみ非常事態宣言」があります。渡り鳥の飛来地である藤前干潟の埋立計画を断念したことをきっかけに、市を挙げて減量に取り組んだ結果、ごみ処理量は約4割、埋立量は約9割減らすことができたと市の資源化ガイドは記しています。分別の細かさは、この宣言から続く取り組みの延長線上にあります。
ゴミ収集日を3分で調べる3つの方法|公式検索・一覧表・アプリ
公式サイトの「ごみ収集日検索」は区と町名を選ぶだけ
もっとも確実なのが、名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索ページです。区(一部は地域)を選び、次に五十音別の一覧から町名を選ぶと、その地区の全品目の収集日が一覧で表示されます。
表示されるのは可燃ごみ・発火性危険物、不燃ごみ、粗大ごみ、プラスチック資源・電池類、紙製容器包装・雑がみ、ペットボトル、空きびん、空き缶それぞれの曜日です。可燃ごみなら「月曜日・木曜日」のように週2回分、不燃ごみなら「第2水曜日」のように月内の何週目かまで示されます。
町名が分からない、あるいは一覧から探しにくいときは、同じページのキーワード検索欄に区名や町名を入力する方法もあります。ブックマークしておけば、家族が別の場所に引っ越したときにもそのまま使えます。
注意点は、このページが「今日は収集日ですか」に答えるものではないということです。あくまで曜日・週の情報が出るだけなので、実際のカレンダーに落とし込むのは自分の作業になります。毎回サイトを開くのが面倒だと感じたら、次に紹介するアプリに切り替えるのがおすすめです。
住民票や賃貸契約書で、町名と丁目までの正確な住所表記を確認する
ごみ収集日検索ページで「区(一部は地域)を選ぶ」→「町名を選ぶ」の順に選択する
表示された8品目の曜日をスマホのカレンダーに繰り返し予定として登録する
区ごとの「町名別収集日一覧表」は紙で保存したい人向け
名古屋市は各区ごとに「町名別収集日一覧表」も公開しています。中区であれば中区 町名別収集日一覧表、守山区であれば守山区 町名別収集日一覧表というように、区のページから区内全町名の収集日が一枚の表で確認できます。
この一覧表の利点は、印刷して冷蔵庫に貼れることです。スマホを開かずに家族全員が同じ情報を見られるので、高齢の家族と同居している世帯や、子どもにごみ出しを頼む家庭では実用性が高くなります。
ただし紙の弱点もあります。前の見出しで触れたとおり、収集日は変更されることがあります。印刷したものを何年も貼りっぱなしにしていると、変更に気づかないまま古い曜日で出し続けることになります。年に一度は最新版を確認して差し替える運用にしてください。
なお一覧表は区内の全町名を網羅しているため、自分の町名を探すのに少し手間がかかります。ブラウザやPDFの検索機能で町名を打ち込むと一発で該当行に飛べます。
分別アプリ「さんあ〜る」はプッシュ通知まで面倒を見てくれる
収集日を「調べる」だけでなく「忘れない」ところまで解決したいなら、名古屋市が提供する資源・ごみ分別アプリ「さんあ〜る(3R)」が有力です。ダウンロードは無料で、iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playで「さんあ〜る(3R)」と検索すれば見つかります(通信料は自己負担)。
お住まいの地域を設定すると、収集日がカレンダー形式で表示されます。さらに通知機能があり、当日のみ・前日のみ・その両方から選べます。「対象ごみの設定」を使えば品目ごとに通知のオン・オフを切り替えられるので、毎週出す可燃ごみは通知なし、月1回で忘れやすい不燃ごみだけ前日通知、といった使い分けができます。
分別方法の検索機能も備わっていて、「この容器はプラスチック資源か可燃ごみか」といった判断に迷ったときにその場で調べられます。クイズ形式で分別を学べるコンテンツも用意されています。
もうひとつの強みが多言語対応です。日本語のほか英語・中国語・ハングル・ポルトガル語・スペイン語・フィリピノ語・ベトナム語などに対応しており、日本語での案内が読みづらいご家族がいる世帯でも同じ情報を共有できます。アプリに関する問い合わせ先は名古屋市環境局事業部作業課(電話052-972-4082)です。
| 比較項目 | 公式サイト検索 | 町名別収集日一覧表 | アプリ「さんあ〜る」 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 | 無料(通信料別) |
| 調べるまでの手数 | 区→町名の2ステップ | 表から町名を探す | 初回設定のみ |
| カレンダー表示 | ×(曜日のみ) | ×(曜日のみ) | ○ |
| 出し忘れ通知 | × | × | ○(当日・前日) |
| 紙で共有 | △ | ○(印刷向き) | × |
| 多言語対応 | △ | × | ○(8言語) |
どうしても分からないときは、住んでいる区の環境事業所に電話する
ウェブでもアプリでも解決しないケースはあります。町名の表記が特殊、新築で住所が一覧に反映されていない、資源ステーションの場所が分からない、といった状況です。こうしたときの正式な相談先が、各区の環境事業所です。
「ごみ減量・資源化ガイド」でも、資源ステーションの場所が分からない場合は、お近くにお住まいの方や、お住まいの区の環境事業所に問い合わせるよう案内されています。受付時間は午前8時から午後4時45分まで。市外局番は全事業所とも052です。
電話の前に「町名・丁目・番地」をメモしておくと会話がスムーズです。逆に、番地まで言えないと正確な収集日は答えてもらえません。
以下は名古屋市の全16区の環境事業所一覧です(名古屋暮らしガイド調べ/出典:名古屋市「なごやのごみ減量・資源化ガイド」令和8年3月発行)。住所をタップするとGoogleマップが開きます。
品目で違う「週2回・週1回・月1回」の収集リズムを整理する

可燃ごみは週2回|発火性危険物も同じ日に出せる
名古屋市の可燃ごみは週2回の収集で、原則として各戸収集です。指定の家庭用可燃ごみ袋に入れ、収集日当日の朝8時(中区は7時)までに道路際へ出します。祝日も収集されます。
対象になるのは生ごみ、草・枝、紙くず、繊維類、皮革類、ゴム類、紙おむつ、そしてボールペンや使い捨てカミソリのような金属とプラスチックの複合製品(大半がプラスチックのもの)です。電池を使わない小型電気製品も可燃ごみに含まれます。生ごみは水をよく切り、草や枝は50cm以下に切ってから袋に入れてください。
ここで見落としがちなのが、可燃ごみと同じ日に「発火性危険物」も週2回収集されているという点です。使い捨てライター、カセット式ガスボンベ、殺虫剤などのスプレー缶、加熱式たばこ・電子たばこ、キャンプ用の携帯ボンベが対象です。中身を使い切り、無色透明の袋(家庭で不要になったものでも可)に入れて、可燃ごみとは別にして出します。スプレー缶は穴をあけずに出すのが名古屋市のルールです。
可燃ごみの袋に発火性危険物を混ぜてしまうと、収集車や処理施設での火災につながります。実際に「ごみ減量・資源化ガイド」には収集車と処理施設の火災写真が掲載されており、市が繰り返し注意を呼びかけている項目です。袋を分けるだけの手間なので、必ず別にしてください。
プラスチック資源は週1回|電池類はセットで同じ日
プラスチック資源は週1回の各戸収集です。指定の資源袋、または家庭で不要になった無色透明の袋に入れて出します。袋自体に色がついたものと、可燃ごみ・不燃ごみの袋は使えません。プラスチック製容器包装とプラスチック製品は1つの袋にまとめて入れる決まりです。
プラスチック資源に出せないものは意外と多く、ネジやバネなどの金属を含む製品(ボールペン、洗濯ばさみなど)は可燃ごみ、衣装ケースや大型のごみ箱・ポリバケツ・ポリタンクなど30cm角を超えるものは粗大ごみへ回ります。
そして電池類も週1回、プラスチック資源と同じ日に各戸収集されます。アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム電池、ボタン電池、モバイルバッテリー、小型充電式電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)が対象です。必ずプラス極とマイナス極にセロハンテープなどを貼って絶縁し、無色透明の袋に入れて、プラスチック資源とは別にして出してください。
ハンディファン、スマートフォン、電池・電気を使うおもちゃなどは、プラスチック資源ではなく小型家電の回収拠点へ。自動車用バッテリーなどの鉛蓄電池は市では収集しないため、販売店に相談することになります。分別の判断に迷ったら、次の記事も参考にしてください。

「これは可燃ごみ?それともプラスチック資源?」――名古屋市に引っ越してきて、最初につまずくのがゴミの分別ルールではないでしょうか。ペットボトルのラベルは資源、キ…
不燃ごみと粗大ごみは月1回|逃すと次は約4週間後
不燃ごみは月1回、粗大ごみも月1回の各戸収集です。町名別収集日一覧表では「第2水曜日」のように、月内の何週目の何曜日かという形で指定されています。
この月1回という頻度が、名古屋暮らしで最初に効いてくるポイントです。可燃ごみを1回逃しても3〜4日後には次の収集日が来ますが、不燃ごみを逃すと次は約4週間後になります。割れた食器や小型の金属製品を「そのうち出そう」と置いておくと、気づけば1か月分が溜まります。
不燃ごみを出すときの注意点として、刃物・針・ガラスなど危険なごみは丈夫な紙などに包んでから不燃ごみの袋に入れ、袋に「キケン」と表示してください。収集作業員のけがを防ぐための決まりです。
粗大ごみは事前申込制の有料収集で、収集日の7日前(前の週の同一曜日)までに申し込む必要があります。つまり「今週の収集日に出したい」と当日思い立っても間に合いません。月1回という収集頻度と、7日前という申込期限をセットで覚えておくと、引っ越しや模様替えの計画が立てやすくなります。
| 品目 | 収集回数 | 出す場所 |
|---|---|---|
| 可燃ごみ | 週2回 | 原則 各戸収集 |
| 発火性危険物 | 週2回(可燃ごみと同じ日) | 原則 各戸収集 |
| プラスチック資源 | 週1回 | 原則 各戸収集 |
| 電池類 | 週1回(プラスチック資源と同じ日) | 原則 各戸収集 |
| 不燃ごみ | 月1回 | 原則 各戸収集 |
| 粗大ごみ | 月1回(事前申込制・有料) | 原則 各戸収集 |
| 紙製容器包装・雑がみ | 週1回 | 資源ステーション |
| ペットボトル | 週1回 | 資源ステーション |
| 空きびん | 週1回 | 資源ステーション(青色のかご) |
| 空き缶 | 週1回 | 資源ステーション |
実は名古屋のごみ出しは「家の前」が基本|ステーションに出すのは4品目だけ
意外と知られていないのですが、名古屋市のごみ収集は原則として各戸収集です。可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、発火性危険物、電池類、プラスチック資源、草木類は、自宅前の道路際に出すのが基本形になります。集積所まで運ぶ必要がありません。
一方、資源ステーション(地域の集積場所)に持っていくのは、紙製容器包装・雑がみ、ペットボトル、空きびん、空き缶の4品目です。他都市から引っ越してきた人が「うちの近くのごみステーションはどこ?」と探し回るのは、この違いを知らないためです。
資源ステーションに出す4品目にも細かいルールがあります。空きびんは袋に入れず、フタを取って青色のかごに横にして入れます。空き缶は中川区・港区だけが黄色のかごに直接入れる方式で、それ以外の区は資源袋または無色透明の袋に入れて出します。同じ市内でも区によって出し方が違う数少ない品目です。
ペットボトルは資源ステーションに出すほか、スーパーや区役所などに設置された回収ボックスに、袋に入れず直接入れることもできます。回収ボックスは営業時間内ならいつでも出せるので、収集日を待たずに処分したいときに便利です。
中区だけ朝7時?出す時間を1時間間違えると回収されない
原則は朝8時まで、中区だけ朝7時まで
名古屋市の資源・ごみは、収集日当日の朝8時までに決められた場所へ出すのが原則です。ただし中区だけは朝7時までとなっています。「ごみ減量・資源化ガイド」の表紙にも「資源やごみは収集日の朝、8時(中区は7時)までに決められた場所へ出してください。祝日も収集します」と明記されており、全品目に共通するルールです。
この1時間の差が、中区に引っ越してきた人にとっての最初の関門になります。前の住まいが8時ルールだった感覚のまま7時40分に出すと、その袋は収集されずに残ります。中区は栄・大須・丸の内といった都心部を含み、日中の交通量が多いため、収集作業を早い時間帯に済ませる必要があるという事情があります。
なお粗大ごみについては、収集日当日の朝8時までに出すという案内になっています。粗大ごみは1日かけて収集するため収集時間の指定はできず、門や家の中へ入っての収集も行われません。
朝の準備で慌てないためには、前日の夜に袋の口を結ぶところまで済ませ、玄関の内側に置いておく方法が現実的です。翌朝は玄関から道路際へ移すだけになります。
中区にお住まいの方は朝7時までが期限です。他の15区は朝8時まで。引っ越しで区をまたいだ場合、この1時間を見落とすと袋が回収されずに残ります。転居のたびに必ず確認してください。
「8時前に出したのに回収されない」ときに起きていること
時間を守ったつもりなのに袋が残っている場合、原因はいくつかに絞られます。もっとも多いのが、その日がその品目の収集日ではなかったというケースです。可燃ごみの日にプラスチック資源を出しても収集されませんし、逆も同じです。
次に多いのが袋の間違いです。名古屋市の指定袋は可燃ごみが無色の袋に赤字印刷でパンチ穴なし、不燃ごみが無色に緑字印刷でパンチ穴が左上に1つ、資源袋が無色に青字印刷でパンチ穴が左上に2つ、と見た目で区別できるようになっています。サイズは3種類とも10リットル・20リットル・45リットルです。可燃ごみを不燃ごみ袋に入れて出せば、当然そのまま残ります。
3つめが、混ぜてはいけないものを混ぜたケースです。発火性危険物や電池類は、可燃ごみ・プラスチック資源と同じ日に収集されても袋は別にする決まりです。同じ袋にまとめると回収されません。
4つめが、集合住宅で決められた場所以外に出した場合です。マンションのごみ置き場が指定されているのに道路際に出すと、収集ルートから外れて残ります。まずは「日付・袋・中身・場所」の4点を順に確認してみてください。
夏は収集が遅れることがある|でも8時より早く来ることはない
名古屋市は夏期のごみ収集について、収集作業時間が通常に比べて前後する可能性があると公式に案内しています。酷暑の中で作業員の熱中症を予防し体力を回復させるため、収集作業の間にコンビニなどで水分補給の休憩をとることがあるためです。
重要なのは、市が「8時(中区は7時)より早い収集はない」と明記している点です。つまり遅れることはあっても、期限より早く収集車が来ることはありません。昨日は9時に来たから今日も9時までに出せばいい、という考え方は成立しません。ルールはあくまで8時(中区は7時)です。
逆に言えば、8時までに出したのに昼過ぎまで袋が残っていても、それは異常ではありません。交通事情や収集コースの変更でも収集時間は変わります。夕方になっても収集されない場合に、はじめて区の環境事業所に問い合わせる、という順番で問題ありません。
猛暑日が続く時期は、生ごみの水気をしっかり切って新聞紙に包むと、においとカラス被害の両方を抑えられます。名古屋市も、生ごみだけを新聞紙や紙袋で包んで中身が見えないようにする方法を推奨しています。
前日の夜に出すのはNG|カラスに荒らされた朝の後片付けは自分の仕事
よくある失敗が、前日の夜に袋を出してしまうことです。ルール上は収集日当日の朝に出す決まりで、前夜からの排出は想定されていません。
実害が出るのはカラスです。夜のうちに出した袋は、明け方から活動するカラスにとって格好の的になります。袋が破られて生ごみが道路に散乱した場合、その後片付けは排出者、つまり自分の仕事になります。収集車は散乱したごみを掃除してくれません。
名古屋市が案内しているカラス対策は2段階です。まず生ごみだけを新聞紙や紙袋で包み、中身が見えないようにすること。それでも狙われる場合は、目の細かいネットなどで袋を覆い、重しを併用します。砂利を入れた組み立てタイプのフラフープとネットを組み合わせるアイデアも市の公式ウェブサイトで紹介されています。
ネットは町内会が用意している地域もあれば、各戸で用意する地域もあります。引っ越しの荷解きが落ち着いたタイミングで、近所の家の前を見てどんな対策をしているか確認しておくと、地域の実情に合った方法が分かります。
引っ越し直後にやりがちな失敗と、生活スタイル別の乗り切り方

失敗例:前の住まいの曜日感覚のまま出して、不燃ごみを約4週間ベランダ保管
名古屋市に転入した人がもっとも多く経験する失敗が、前の住まいの曜日感覚のまま出してしまうことです。とくに他の政令市から引っ越してきた場合、「可燃ごみは火・金」といった感覚が体に染みついています。
可燃ごみなら数日待てば次の収集日が来ますが、問題は月1回の不燃ごみです。引っ越しで出た割れた食器や小型の金属製品を「たぶん今週だろう」と出して回収されず、次の収集日まで約4週間ベランダで保管する、という展開になります。夏場だと保管場所の確保だけでもストレスです。
対策はシンプルで、荷解きより先に収集日を調べることです。転入届を出した日か、遅くとも入居初日に公式サイトの収集日検索で全品目の曜日を確認し、スマホのカレンダーに繰り返し予定として登録してください。所要時間は5分ほどです。
- 収集日当日の朝8時(中区は7時)までに出す
- 可燃・不燃・資源で指定袋を使い分ける
- 発火性危険物・電池類は袋を分けて出す
- 生ごみは水を切り、新聞紙で包む
- 袋は片手で持てる重さにして口を結ぶ
- 前日の夜に袋を出しておく
- 色つきの袋や半透明の袋で資源を出す
- スプレー缶に穴をあけてから出す
- 一度に大量のごみをまとめて出す
- 集合住宅で決められた場所以外に出す
転入届の提出で区役所へ行く用事があるなら、その足で確認するのが効率的です。区役所の混雑を避けるコツは次の記事にまとめています。

「名古屋市の区役所に行ったら1時間以上待たされた」「平日は仕事で行けないから、なるべく待たずに手続きを済ませたい」——引っ越しや各種手続きで区役所に行くとき、多…
平日の朝に家を出るのが早い人は「前夜に玄関内へ」が現実解
朝7時前に家を出る勤務形態だと、8時までに出すというルールとの相性が悪くなります。前夜に道路際へ出すのはカラス被害を招くため、現実的な選択肢は3つです。
1つめは、前夜に袋の口を結ぶところまで済ませ、玄関の内側に置いておく方法です。翌朝、家を出る直前に道路際へ移せば数秒で完了します。2つめは同居家族に任せる方法。3つめが、集合住宅であれば24時間出せるごみ置き場が使えるかを管理会社に確認する方法です。オートロック内にごみ置き場がある物件では、前夜からの排出を認めているケースがあります。
どうしても朝の排出が難しい場合、区の環境事業所に相談する道もあります。「ごみ減量・資源化ガイド」には「1人でごみや資源を排出場所まで持ち出すことができない場合は?」というよくある質問が掲載されており、事情に応じた相談窓口が案内されています。
単身で夜勤中心の生活の場合は、可燃ごみの収集日が週2回あることを活かして、自分が確実に朝いられる方の曜日を「うちのごみの日」と決めてしまうのが続けやすい運用です。
出張・単身赴任が多い人は「月1回」を取りこぼしやすい
出張が多い生活だと、週2回の可燃ごみはどこかのタイミングで出せますが、月1回しかない不燃ごみと粗大ごみは、収集日と不在期間が重なると丸ごと1か月飛びます。
ここで効くのが分別アプリ「さんあ〜る」の品目別通知です。「対象ごみの設定」で毎週の可燃ごみは通知オフ、不燃ごみだけ前日通知オンにしておけば、通知が埋もれずに済みます。前日通知なら、出張前夜に「明日は不燃ごみだ」と気づいて出発前に出せる可能性が残ります。
それでも間に合わない場合の選択肢が、後述する自己搬入です。区の環境事業所で受付をすれば、収集日を待たずに自分で処理施設へ持ち込めます。ただし平日のみで土日は搬入できないため、こちらも予定調整が必要です。
粗大ごみについては、収集日の7日前(前の週の同一曜日)までという申込期限があります。長期出張が決まったら、出発前に粗大ごみ受付センターへ申し込みを済ませ、家族に排出を頼んでおくと確実です。インターネット申込は24時間365日受け付けています。
日本語での案内が読みづらい家族がいる場合
名古屋市は外国語での情報提供にも対応しています。資源・ごみ分別アプリ「さんあ〜る」は日本語のほか、英語・中国語・ハングル・ポルトガル語・スペイン語・フィリピノ語・ベトナム語などに対応しており、分別方法の検索と収集日の通知を母語で受け取れます。
アプリを使えば、収集日カレンダーと分別方法の両方が同じ言語で表示されるため、日本語の一覧表を読み解く必要がありません。留学生や技能実習生を受け入れている世帯、国際結婚のご家庭でも同じ情報を共有できます。
ただし、収集日の変更のお知らせなど、地域に配布される紙の案内は日本語が中心です。アプリを入れておけば地域設定に応じた最新の収集日が反映されるため、紙の案内を読み落としても収集日そのものは追えます。
細かい相談が必要なときは、区の環境事業所(受付時間は午前8時から午後4時45分)が窓口になります。日本語での電話が難しい場合は、日本語が分かるご家族や職場の担当者に同席してもらうとスムーズです。
祝日も年末年始も収集する?休みになるのは1年でわずか数日
祝日は普段どおり収集する
名古屋市のごみ収集は、祝日も原則として通常どおり行われます。「ごみ減量・資源化ガイド」の各品目のページには、可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみ・プラスチック資源・電池類・発火性危険物・紙製容器包装・ペットボトル・空きびん・空き缶のすべてに「祝日も収集します」と記載されています。
他の自治体では祝日を休みにするところもあるため、名古屋に転入した人が「今日は祝日だから収集はないだろう」と判断して1回分を逃すケースがあります。名古屋では祝日でも普段と同じ曜日どおりに収集車が回ってきます。
ゴールデンウィークやシルバーウィークのような大型連休でも同じです。連休中に可燃ごみの収集日が2回入っていれば、2回とも収集されます。旅行で家を空ける前に、連休中の収集日を確認して出せる分は出しておくと、帰宅後に生ごみを抱えずに済みます。
粗大ごみ受付センターも祝日は受け付けています。ただし電話受付は土曜日・日曜日と年末年始が休みで、受付時間は午前9時から午後5時までです。連休明けは申込が集中して電話が混み合うため、インターネット申込(24時間365日受付)のほうが確実です。
年末年始だけは数日間ストップする
1年でごみ収集が止まるのが年末年始です。直近の令和7年度(2025年12月から2026年1月)は、12月31日から1月4日まで資源・ごみの収集がありませんでした。年末の収集は12月30日まで、年始は1月5日から再開という日程です。
ここで注意が必要なのが、月1回の不燃ごみ・粗大ごみです。名古屋市の案内によれば、不燃ごみ・粗大ごみの収集日が木曜日・金曜日の地域は、1月の収集日が1週ずつ後ろにずれます。年始の予定を組むときは、この繰り下がりを見落とさないようにしてください。
また年末年始は特別な体制で収集を行うため、収集時間が通常と大幅に異なる場合があると市は案内しています。普段は9時ごろに来ていた地区でも、年始は早い時間に回ってくることがあります。だからこそ、朝8時(中区は7時)までという原則を守る必要があります。
年末年始の日程は毎年名古屋市公式ウェブサイトで告知されます。令和8年度分(2026年12月から2027年1月)の詳細は改めて公表されるため、12月に入ったら公式サイトで確認してください。大掃除で出た不燃ごみや粗大ごみは、12月の収集日に間に合うよう逆算して申し込むのが賢い進め方です。
| 時期 | 収集の扱い |
|---|---|
| 祝日 | 全品目とも通常どおり収集 |
| ゴールデンウィーク等の大型連休 | 通常どおり収集 |
| お盆 | 通常どおり収集(粗大ごみ受付は混み合う) |
| 年末年始 | 令和7年度は12月31日〜1月4日が収集なし。年末は12月30日まで、年始は1月5日から |
| 粗大ごみ受付センター(電話) | 土曜・日曜、年末年始は休み。祝日は受付あり |
お盆は通常どおり|ただし粗大ごみの申込は混み合う
お盆期間中も、名古屋市のごみ収集は通常どおり行われます。年末年始のような一斉休止はありません。帰省や旅行で家を空ける人が多い時期ですが、収集日そのものは平常運転です。
気をつけたいのは粗大ごみです。お盆は家の片付けをする世帯が増えるため、粗大ごみ受付センターへの申込が集中します。粗大ごみは収集日の7日前(前の週の同一曜日)までに申し込む決まりなので、希望日の直前に電話しても間に合いません。
また、自己搬入も混雑します。市は「祝日は自己搬入が通常よりも多くなるため、大変混雑します。できるだけ平日に搬入するなど、混雑緩和にご協力ください」と案内しています。お盆の帰省中に実家の片付けを手伝うといった予定がある場合は、平日を選ぶほうが待ち時間を減らせます。
長期で家を空ける前は、可燃ごみを出し切ってから出発するのが基本です。生ごみを入れたまま数日置くと、においと虫の発生源になります。出発前最後の収集日をカレンダーで確認しておいてください。
2026年に変わるルールと、収集日に間に合わなかったときの選択肢
2026年10月から粗大ごみの基準が「45リットルの指定袋に入らないもの」に変わる
名古屋市でもっとも大きな変更が、令和8年(2026年)10月からの粗大ごみの対象見直しです。現在の基準は「30センチメートル角を超えるもの」で、1辺が30cmの立方体に入らないものが粗大ごみとされています。これが10月からは「容量45リットルの指定袋に入らないもの」に変わります。
基準が変わる理由は、判断を分かりやすくするためです。30cm角という基準は定規で測る必要がありましたが、45リットルの指定袋に入るかどうかなら、実際に入れてみれば判断できます。市は令和8年9月までは従来どおり「30センチメートル角を超えるもの」が粗大ごみの対象だと明記しています。
注意点として、袋の口がしっかり結べない場合は粗大ごみ扱いになります。ガムテープで無理やり止めたり、袋を二重にして覆ったりする方法は認められていません。傘のように形状が特殊なものには例外の扱いもあるため、判断に迷ったら粗大ごみ受付センターや区の環境事業所に確認してください。
あわせて手数料も改定され、品目や大きさ、機能に応じて250円・500円・1,000円・1,500円・2,000円・2,500円の6区分になります。手数料納付券(シール)はスーパーやコンビニなどで購入し、受付番号または氏名を記入して粗大ごみの目立つところに貼って出します。なお名古屋市は「ごみ減量・資源化ガイド」の粗大ごみのページで、不用品回収業者による高額請求などのトラブルに注意するよう明記しています。金額があらかじめ確定している市の収集を基本に考えてください。粗大ごみの申込みとシールの買い方は次の記事で詳しく解説しています。

「名古屋市で粗大ごみを出したいけど、どうすればいいの?」「シールはどこで買うの?いくら分貼ればいいの?」——引っ越しや家具の買い替えのタイミングで、粗大ごみの処…
「9月中に申し込めば旧料金」と思い込むのは危険です。名古屋市は収集日が令和8年10月1日以降となるお申込みから改定後の料金が適用されると案内しています。判定されるのは申込日ではなく収集日です。9月下旬に申し込んでも、割り当てられた収集日が10月に入れば新料金になります。
守山区は2026年8月から一部地域の可燃ごみ収集日が変わった
令和8年(2026年)8月から、守山区の一部地域で可燃ごみの収集日が変更されました。名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索ページに案内が掲示されており、対象地域と変更後の曜日は「【守山区】令和8年8月から、一部地域で可燃ごみの収集日を変更します」というページで確認できます。
あわせて、一部地域では収集時間が大幅に変わるとも告知されています。これまで昼近くに収集車が来ていた地区が朝一番になる、といった変化が起こり得ます。だからこそ、朝8時までという原則を守る必要があります。
守山区にお住まいで、対象地域かどうか分からない場合は、守山環境事業所(電話052-798-3771)に問い合わせるか、公式サイトの収集日検索で自分の町名を再確認してください。8月以降に検索した結果が最新の曜日です。
| 住所 | 名古屋市守山区弁天が丘606番地 |
| 電話番号 | 052-798-3771 |
| 受付時間 | 午前8時〜午後4時45分(資源・ごみ収集に関する問い合わせ) |
| 休み | 土曜日・日曜日、年末年始 |
| 参考 | 守山区 町名別収集日一覧表(名古屋市) |
次の収集日を待つのが基本|可燃ごみなら数日、不燃ごみなら約4週間
収集に間に合わなかった場合の基本対応は、次の収集日まで自宅で保管することです。出し忘れた袋を道路際に置きっぱなしにするのは避けてください。カラスに荒らされる原因になりますし、近隣トラブルにもつながります。
待ち時間は品目によって大きく違います。可燃ごみは週2回なので3〜4日、プラスチック資源と電池類は週1回なので7日、不燃ごみと粗大ごみは月1回なので約4週間です。生ごみを含む可燃ごみは待ち時間が短いので大きな問題になりませんが、月1回の品目は保管場所の確保が課題になります。
保管のコツは、においと虫が出ない状態にすることです。不燃ごみは生ものを含まないので、袋の口を結んで屋内の邪魔にならない場所に置いておけば済みます。ベランダに置く場合は、直射日光で袋が劣化しないよう日陰を選んでください。
「ごみ減量・資源化ガイド」には「一度に多量のごみが出た場合は?」というよくある質問も掲載されています。市は袋を片手で持てる重さにして、一度に多量とならないよう計画的に出すよう求めています。溜め込んでから一気に出すのではなく、収集日ごとに小分けにして出すのが正しい進め方です。
急ぐなら「自己搬入」|手数料は2026年10月1日から270円に上がる
引っ越しの退去日が迫っている、リフォームの工期が決まっているなど、次の収集日まで待てない事情があるときの手段が自己搬入です。市民が自分の出したごみを、自分で焼却工場などの処理施設に運ぶ方法です。
手数料は10キログラムまでごとに200円(令和8年9月30日まで)、令和8年10月1日以降は270円です。搬入前にごみが発生した区の環境事業所で受付を済ませる必要があり、事前予約は不要です。受付時間は午前8時から正午、午後1時から区ごとに設定された時間まで(区と搬入先によって異なります)。
搬入できないものもあります。資源化可能なもの(新聞・雑誌・段ボール・OA用紙などの紙類、空きびん、空き缶、ペットボトル、プラスチック資源)、家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)とパソコン、スプレー缶やガスボンベ・ライターなど発火の恐れがあるもの、消火器・水銀血圧計・タイヤ・自動車バッテリーといった処理が難しいもの、産業廃棄物は持ち込めません。
荷台にはシートをかける必要があります(ワンボックス車など荷台が覆われている車は不要)。また「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」を同時に運ぶことはできないため、両方ある場合は2回に分ける必要があります。搬入できるのは月曜日から金曜日のみで、土曜日・日曜日は受け付けていません。支払いは施設で計量した後の現金払いで、クレジットカードや電子マネーは使えません。運転免許証などの身分確認書類も忘れずに持参してください。手続きの流れは変更が予定されているため、実行前に名古屋市公式ウェブサイトの自己搬入ページで最新の手順を確認してください。
まとめ|収集日は一度調べれば、あとはアプリが覚えていてくれる
名古屋市のゴミ収集日は、区ではなく町名・丁目を単位に決まっています。だから「名古屋市の可燃ごみは○曜日」という覚え方は成立せず、自分の住所で調べるところから始める必要があります。名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索なら、区を選んで町名を選ぶだけで全品目の曜日が確定します。
そして名古屋のごみ出しには、他都市から来た人がつまずく2つの特徴があります。1つは可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチック資源などが原則として各戸収集で、家の前に出せばよいこと。資源ステーションまで運ぶのは紙製容器包装・雑がみ、ペットボトル、空きびん、空き缶の4品目だけです。もう1つが、朝8時(中区は7時)という排出期限です。夏場は収集が遅れることがあっても、期限より早く収集車が来ることはありません。
収集頻度は品目ごとに大きく違います。可燃ごみと発火性危険物が週2回、プラスチック資源と電池類・紙製容器包装・ペットボトル・空きびん・空き缶が週1回、不燃ごみと粗大ごみが月1回。月1回の品目を逃すと約4週間待つことになるので、この2つだけはカレンダーに登録しておく価値があります。
そして2026年は変更の多い年です。8月には守山区の一部地域で可燃ごみの収集日が変わり、10月からは粗大ごみの対象が「30センチメートル角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの」に、自己搬入の手数料が10キログラムまでごとに200円から270円に改定されます。粗大ごみの新料金は申込日ではなく収集日が10月1日以降になるかどうかで判定されるため、9月中の申込みでも新料金になる場合があります。
最初の一歩は、名古屋市公式ウェブサイトのごみ収集日検索で自分の町名を調べ、その結果をスマホのカレンダーに繰り返し予定として登録することです。所要時間は5分ほど。さらに分別アプリ「さんあ〜る」を入れて、月1回の不燃ごみだけ前日通知をオンにしておけば、出し忘れの大半は防げます。ごみ出しは毎週やってくる家事なので、最初に仕組みを作ってしまうのが結局いちばん楽になります。
最新の情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・名古屋市「ごみ収集日検索」
・名古屋市「家庭ごみ・資源の分け方・出し方」
・名古屋市「資源・ごみ分別アプリ さんあ〜る」
・名古屋市「令和8年10月から、粗大ごみの対象が変わります」
・名古屋市「ご自分で処理施設に搬入する場合(自己搬入)」
・名古屋市 粗大ごみ受付センター

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