名古屋のショッピングセンターやフードコートで、赤い看板に白い「スガキヤ」の文字を見かけたことはありませんか。ラーメンが430円、ソフトクリームが190円という価格を見て「安いけれど、どれを頼むのが正解なんだろう」と立ち止まってしまう方は少なくありません。券売機の前で列ができていると、なおさら焦ってしまいます。
結論からお伝えすると、スガキヤは「肉入ラーメン580円」か「特製ラーメン680円」を軸に、五目ごはんかソフトクリームを組み合わせるのが満足度の高い頼み方です。そしてスガキヤには、麺の特盛が大盛と同料金になる店舗、朝だけ500円でラーメンと五目ごはんが食べられる店舗、食後のコーヒーが無料になる店舗が名古屋市内に実在します。知っているかどうかで、同じ1,000円の使い道がまるで変わります。
この記事では、2026年8月時点の公式メニューと価格をもとに、全ラインナップの値段一覧、失敗しないおすすめの選び方、そして常連が使っている注文の工夫までまとめました。名古屋市内で立ち寄りやすい5店舗の営業時間と住所も掲載しているので、読み終えたらそのまま最寄りの店へ向かえます。
・スガキヤの全メニューと2026年最新の値段一覧
・初めてでも外さないおすすめの組み合わせ
・トッピングを足すより安く済ませる注文の考え方
・朝ラーメンや無料コーヒーなど店舗限定サービスの中身
・名古屋市内で使いやすい5店舗の住所・営業時間
430円のラーメンが名古屋の日常|まず知っておきたいスガキヤの正体

和風とんこつスープは1962年の「粉末化」から始まった
スガキヤのラーメンは、豚骨ベースに魚介の風味を重ねた「和風とんこつ」と呼ばれるスープが特徴です。こってりした豚骨ラーメンを想像して来店すると、良い意味で裏切られるあっさりした後味に驚く方が多いスープです。
この味を全国のチェーン店で均一に出せるようになった転機が、1962年です。スガキヤを運営するスガキコシステムズの公式年表によれば、同社はこの年に日本で初めてスープの粉末化に成功しています。粉末スープの技術があったからこそ、1969年の初のショッピングセンター出店、1973年の直営店100店舗達成という拡大が可能になりました。現在の定番ラーメンは1杯430円(税込)です。
注意したいのは、スープの好みが分かれる点です。豚骨の濃度を期待する方には物足りなく感じられることがあります。その場合はテーブルに置かれたこしょうを軽く振ると輪郭が締まります。逆に、名古屋めし特有の濃い味が苦手な方にとっては、スガキヤのスープはかなり食べやすい部類に入ります。
ちなみに、スープを最後まで飲み干す前提で塩分を気にする方には、五目ごはんを合わせて麺とスープの量を相対的に減らす食べ方もあります。ラーメン単品よりも満腹感が長続きします。
実は「ラーメン屋」ではなく甘党の店として1946年に生まれた
意外と知られていませんが、スガキヤの出発点はラーメンではありません。公式の年表によると、創業は1946年で、当時はぜんざい・パン・焼き芋などを扱う「甘党の店」でした。ラーメンが登場したのは1948年、日活スタジアム横に「甘党とラーメンの店」寿がきや1号店を出したときです。
つまり、店内に必ずソフトクリームやクリームぜんざいが並んでいるのは後付けのサービスではなく、こちらが本来の看板商品だったということです。2026年でちょうど創業80周年を迎えました。1958年にはキャラクターの「スーちゃん」が誕生し、看板やカップに描かれた三つ編みの女の子として名古屋の子どもたちに定着しています。
この歴史を知っていると、メニューの読み方が変わります。ラーメンだけ食べて帰るのは、スガキヤの半分しか味わっていないことになるからです。実際、甘味メニューはソフトクリーム140円(ミニ)から、あんみつ390円、フラッペ490円まで20種類近くが常時並びます。
店舗の「スガキヤ」と、スーパーで売っている袋麺・カップ麺の「寿がきや」は別会社です。店舗を運営するのはスガキコシステムズ株式会社、即席麺を製造販売するのは1963年設立の系列会社・寿がきや食品株式会社。同じ味を名乗っていても、担当する会社が違うため商品展開もそれぞれ独立しています。
ラーメンフォークはニューヨーク近代美術館でも売られている
スガキヤに来たら一度は手に取ることになるのが、フォークとスプーンが一体化した独特のカトラリー「ラーメンフォーク」です。麺をすくう溝とスープを受ける皿状の部分が1本にまとまっており、これ1本で完食できる設計になっています。
誕生は1978年で、使い捨て箸の大量消費という環境課題を意識してノリタケと共同開発されたと伝えられています。現在の形状は2007年から使われているもので、2008年以降はニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップやデザインストアでも取り扱われています。名古屋のフードコートで使う道具が海外の美術館で売られている、という点だけでも話のネタになります。
使いこなしのコツは、麺を「刺す」のではなく溝に乗せて持ち上げることです。刺そうとすると麺が滑って落ちやすく、初めての方がつまずくポイントになっています。うまく扱えないときは、店員さんに割り箸をお願いすれば対応してもらえる店舗もあります。
なお、ラーメンフォーク単体の店頭販売は基本的にありません。公式メニューには丼とフォークがセットになった「復刻丼&ラーメンフォークセット」4,990円が掲載されていますが、こちらは一部店舗と公式オンラインショップでの販売で、在庫がなくなり次第終了となっています。
名古屋市内だけで50店舗超|見つけやすい場所には法則がある
スガキヤは東海地方を地盤に展開しており、2024年8月時点でスガキヤ業態は258店舗を数えます。名古屋市内に限っても、公式の店舗検索には50店舗以上が掲載されています。
探すときのコツは、路面店ではなく商業施設の中を見ることです。イオンモール、アピタ、ピアゴ、ヨシヅヤといった大型スーパーやショッピングセンターのフードコート、あるいは1階の飲食ゾーンに入っているケースが圧倒的に多く、名古屋市の店舗一覧を見ると港区・緑区・中川区などの郊外区に集中しています。
一方で中区・中村区といった中心部には、セントラルパーク店、大須赤門店、名古屋駅エスカ店など、観光や仕事のついでに寄れる店舗が揃っています。観光中に「名古屋らしいものを安く食べたい」と思ったときは、この中心部の店舗を目印にすると迷いません。
変わり種としては、愛知県図書館5階の愛知県図書館店、東山動植物園の園内にある東山動植物園店、名城大学の6号館1階にある名城大学店などがあります。施設の営業時間に合わせて動くため、通常店舗より閉店が早い点は覚えておきましょう。

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スガキヤのメニュー全ラインナップと値段一覧【2026年8月時点】
麺類は290円〜730円の11種類が基本
麺類の中心は、定番のラーメン430円です。ここに具材を足していく形で価格帯が広がり、最上位の肉マシマシラーメンが730円。1,000円を超えるメニューは麺類にはありません。
ラインナップは、ラーメン430円、ミニラーメン290円、玉子ラーメン530円、メンマラーメン530円、肉入ラーメン580円、特製ラーメン680円、肉マシマシラーメン730円、野菜ラーメン630円、冷しラーメン630円、冷し担担麺630円、ざるラーメン530円の11種類です。麺の大盛への変更は一律で+110円となっています。
間違えやすいのが「ミニラーメン290円」の位置づけです。これは子ども向けや、甘味と組み合わせて軽く食べたい方向けのサイズで、大人が主食として頼むと物足りません。1食としてしっかり食べたい場合は、通常のラーメン以上を選ぶのが安全です。
冷しラーメンと冷し担担麺は夏の期間限定メニューで、2026年は5月14日から販売が始まりました。冷しラーメンには別添えのマヨネーズが付き、混ぜて食べるのが定番の食べ方として案内されています。
| 麺類メニュー | 価格(税込) |
|---|---|
| ラーメン | 430円 |
| ミニラーメン | 290円 |
| 玉子ラーメン | 530円 |
| メンマラーメン | 530円 |
| ざるラーメン | 530円 |
| 肉入ラーメン | 580円(特製肉5枚) |
| 野菜ラーメン | 630円 |
| 冷しラーメン/冷し担担麺 | 各630円(夏季限定) |
| 特製ラーメン | 680円(特製肉5枚+半熟玉子) |
| 肉マシマシラーメン | 730円 |
| 麺大盛変更 | +110円 |
甘味は140円から|季節限定の氷とフラッペが並ぶ
甘味の最安はミニソフトクリームの140円です。レギュラーサイズでも190円で、コンビニのソフトクリームより安く食べられます。
常設に近いラインナップは、ソフトクリーム(レギュラー190円/ミニ140円)、クリームぜんざい290円、チョコクリーム290円、ベリークリーム290円、あんみつ390円です。ここに季節商品として、いちご氷290円、ラムネ氷290円、抹茶氷290円、宇治金時氷340円、ピーチ氷340円、ピーチクリーム340円が加わります。2026年夏はスーちゃんフラッペとしてチョコバナナ・いちごヨーグルトの2種が各490円で全店に登場しました。
気をつけたいのは、店舗によって取り扱いが異なる点です。たとえば名古屋駅エスカ店では、冷しラーメン・各種かき氷・ピーチ氷・各種フラッペの販売がないと公式に案内されています。目当ての甘味がある場合は、フードコート型の大型店を選ぶほうが確実です。
甘味だけの利用も歓迎されています。買い物の休憩に190円のソフトクリームだけ、という使い方は名古屋では珍しくありません。カフェで500円のドリンクを頼むより気軽です。
五目ごはん280円とサイド・セットの構成
サイドメニューの主役が五目ごはん280円です。にんじん・油揚げなどの具が入った炊き込みごはんで、ラーメンとの相性を前提に味付けされています。ほかにサラダ200円、りんごジュース120円が並びます。
セットメニューは、五目・サラダセット330円、五目・ミニソフトセット330円、サラダ・レギュラーソフトセット330円が330円ラインとして揃い、ポテト・ミニソフトセット440円、チキン・ミニソフトセット440円が続きます。子ども向けのキッズセットは390円、ラーメンから甘味まで一通り揃うまるごとミニセットは630円です。
よくある間違いは、五目ごはんとソフトクリームを別々に注文してしまうことです。単品同士だと280円+140円で420円になりますが、五目・ミニソフトセットなら330円。同じ内容で90円変わります。この差は次の章の表で詳しく整理します。
持ち帰り用のお土産商品もあり、ラーメン肉入650円、ラーメンこしょう550円、五目の素450円が公式メニューに掲載されています。名古屋を離れる前に買っておくと、自宅であの味を再現できます。
2026年3月19日に価格改定|「昔は安かった」は本当
スガキヤは2026年3月19日に価格改定を実施しました。公式の告知では、原材料費・人件費・物流費・エネルギーコストの高騰が理由として説明されており、品質の維持と安定供給のための改定とされています。
定番ラーメンは、この数年で330円台から430円へと段階的に上がってきました。「昔は300円台で食べられた」という記憶は間違いではありません。とはいえ、他のラーメンチェーンが1杯800〜1,000円台に乗るなかで、430円という価格は依然として頭ひとつ抜けた安さです。
注意点として、ネット上のまとめ記事には改定前の価格がそのまま残っていることが少なくありません。「390円」と書かれた情報を見かけたら、それは2024年3月より前の価格です。この記事の価格はすべて2026年8月時点の公式メニューに基づいています。
また、後述するセントラルパーク店のように、公式に「通常のスガキヤと一部価格・メニューが異なります」と明記されている店舗もあります。同じ看板でも一律ではない、と覚えておくと現地で戸惑いません。
価格・メニューの最新情報は公式サイトでご確認ください。
・Sugakiya(スガキヤ)メニュー一覧|スガキコシステムズ
・一部商品価格改定のお知らせ(2026年3月)
初めてなら迷わずこれ|満足度で選ぶおすすめの4品

肉入ラーメン580円|迷ったときの最適解
初めてスガキヤに入る方に最初にすすめたいのが、肉入ラーメン580円です。定番のラーメン430円にスガキヤ特製肉が5枚のった構成で、これ1杯で食事として成立します。
ポイントは価格の組み立てです。ラーメン430円にトッピングの肉4枚150円を足すと合計580円で、肉入ラーメンと同額になります。ところが肉入ラーメンは肉が5枚。同じ580円を払うなら、後から足すより最初から肉入を頼んだほうが肉が1枚多いという関係になっています。
注意点は、この「肉」がチャーシューとは別物であることです。薄くスライスされた甘辛い味付けの肉で、スープに沈めておくと味が馴染みます。厚切りチャーシューを期待して頼むと印象が変わるので、あらかじめ知っておくと納得感が違います。
補足として、この肉はスープの味も左右します。食べ進めるうちに肉の甘みがスープに溶け出し、後半の味が少し丸くなります。最初のひと口と最後のひと口で表情が変わるのは、肉入以上を頼んだときならではの楽しみです。
特製ラーメン680円|半熟玉子まで入る全部乗せ枠
もう少し満足感がほしい方には、特製ラーメン680円が向いています。公式の説明では「スガキヤ特製肉5枚に半熟玉子まで入ったスペシャルメニュー」とされており、肉入ラーメンに半熟玉子が加わった構成です。
こちらも計算が明快です。肉入ラーメン580円+トッピングの半熟玉子100円=680円で、特製ラーメンと同額。つまり後から玉子を足すのと最初から特製を頼むのは同じ金額です。券売機の前で悩む必要はなく、玉子を食べたいなら特製を選べば済みます。
気をつけたいのは、680円まで来ると近隣の他店との比較対象が変わってくることです。名古屋には700円前後で食べられる個性的なラーメン店が多く、そちらと比べると「安さ」という武器は薄れます。スガキヤの真価は430〜580円の価格帯にあると考えると、選び方に軸ができます。
とはいえ、半熟玉子はスガキヤのあっさりしたスープと相性が良く、黄身を崩してスープに混ぜるとコクが増します。1杯で完結させたい日には680円の価値があります。
五目ごはん280円|スープと合わせて満腹まで届く
ラーメンだけでは足りない、でも大盛+110円では単調になる。そんなときの答えが五目ごはん280円です。ラーメン430円と合わせても710円で、しっかりした一食になります。
この五目ごはんは、スガキヤのスープに浸して食べる方も多い一品です。公式にはお土産用として「五目の素」450円も販売されており、自宅で炊き込みごはんとして再現できます。店で気に入ったら持ち帰り用も検討する価値があります。
注意点は量です。丼ではなく小ぶりの茶碗サイズなので、ごはんをしっかり食べたい方には少なく感じられます。その場合はミニラーメン290円+五目ごはん280円+甘味という組み合わせにして、麺よりごはん寄りのバランスにするのも手です。
朝食として使うなら、この組み合わせがそのままセットになった店舗があります。名古屋駅エスカ店とセントラルパーク店で提供されている朝ラーメンセット500円がそれで、詳しくは後半の店舗紹介で解説します。
ソフトクリーム190円|シメの定番はここにある
スガキヤ体験の締めくくりに欠かせないのが、ソフトクリーム190円(レギュラー)です。ミニサイズなら140円で、ラーメンを食べたあとに追加しても総額600〜800円台に収まります。
スガキヤのソフトクリームは、1980年に日本で初めてソフトコール(自動注文呼び出しの仕組み)を導入したという記録が公式年表に残るほど、同社にとって象徴的な商品です。甘さは控えめで、ラーメンの後でも重く感じにくい味に仕上がっています。
間違えやすいのは、ミニとレギュラーの差です。差額は50円ですが、量の差はそれ以上に感じられます。ラーメンをしっかり食べた後ならミニ、甘味を主役にするならレギュラーという選び分けが失敗しません。
もう一段階楽しみたい方には、クリームぜんざい290円という選択肢もあります。ソフトクリームの下にあんことぜんざいが入る構成で、創業当時の「甘党の店」の面影がもっとも色濃く残るメニューです。
甘党の店だった名残を味わう|デザートを主役にする楽しみ方
クリームぜんざい290円は名古屋の喫茶文化とつながっている
クリームぜんざい290円は、スガキヤの甘味を代表する1品です。冷たいぜんざいにソフトクリームを合わせたもので、名古屋の喫茶店文化にある「甘いものはたっぷり」という感覚をそのまま持ち込んだような構成になっています。
価格を比べると立ち位置がよくわかります。名古屋市内の喫茶店でクリームぜんざいを頼むと600〜800円が相場ですが、スガキヤなら290円。ラーメン430円と合わせても720円で、ランチとデザートが完結します。
注意点は、フードコート内の店舗では溶けるスピードが速いことです。夏場は席を確保してから受け取るか、ラーメンを先に食べ終えてから追加注文するほうが失敗しません。
同じ290円帯には、チョコクリームとベリークリームも並びます。あんこが苦手な方はこちらを選ぶと、同じ価格でソフトクリーム+ソースの構成が楽しめます。
夏はかき氷とフラッペ|2026年は5月14日スタートだった
夏場のスガキヤは、かき氷とフラッペが主役に躍り出ます。2026年は5月14日から夏メニューの販売が始まり、ピーチクリーム340円、ピーチ氷340円が登場しました。
かき氷のラインナップは、いちご氷290円、ラムネ氷290円、抹茶氷290円、宇治金時氷340円が基本です。さらに2026年はスーちゃんフラッペとして、チョコバナナフラッペといちごヨーグルトフラッペが各490円で全店に投入されました。490円という価格は、専門店のフラッペのおよそ半額から3分の1です。
注意すべきは店舗差です。名古屋駅エスカ店では冷しラーメン・各種かき氷・ピーチ氷・各種フラッペを扱っていません。夏のデザート目的なら、イオンモールなどの大型店やセントラルパーク店を選ぶのが確実です。
猛暑日の名古屋で、冷房の効いた商業施設の中で290円のかき氷を食べる。これは観光客より地元の人のほうが上手に使っている過ごし方です。
セット価格の落とし穴|単品で頼むと最大150円損する
スガキヤのセットメニューは、単品を組み合わせるより明確に安く設定されています。ところが券売機では単品ボタンとセットボタンが別々に並ぶため、気づかず単品を2つ押してしまう方が少なくありません。
下の表は、公式メニューの単品価格をもとに、同じ内容を単品で頼んだ場合とセットで頼んだ場合を名古屋暮らしガイドで比較したものです。
| セット名 | 単品で頼むと | セット価格 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 五目・サラダセット | 280円+200円=480円 | 330円 | 150円お得 |
| 五目・ミニソフトセット | 280円+140円=420円 | 330円 | 90円お得 |
| サラダ・レギュラーソフトセット | 200円+190円=390円 | 330円 | 60円お得 |
※名古屋暮らしガイド調べ/2026年8月時点の公式メニュー価格をもとに算出
この表の使い方はシンプルです。五目ごはん・サラダ・ソフトクリームのうち2つを食べたいなら、必ずセットボタンを探す。ラーメン+セットという頼み方にすれば、ラーメン430円+五目・ミニソフトセット330円=760円で、麺・ごはん・デザートが揃います。
冷しラーメン630円はマヨネーズを混ぜるのが公式の作法
夏限定の冷しラーメン630円は、通常のラーメンとはまったく別の食べ物として考えたほうが良いメニューです。特製スープの酸味と5種類の具材で構成され、別添えのマヨネーズを混ぜて食べるスタイルが公式に案内されています。
マヨネーズを入れることに抵抗を感じる方もいますが、これは冷し中華にマヨネーズを添える東海地方の食習慣の延長にあります。酸味のあるスープにマヨネーズのコクが加わることで、輪郭がまとまります。半量だけ混ぜて、味の変化を途中で楽しむ食べ方もおすすめです。
注意点は販売期間と取扱店です。2026年は5月14日開始でしたが、終了時期は公式に明示されていません。夏の終わりに狙う場合は在庫がなくなる可能性があります。加えて、名古屋駅エスカ店では冷しラーメンの取り扱いがありません。
同じ夏メニューには冷し担担麺630円もあります。ピリ辛の刺激がほしい日はこちらを選ぶと、同じ価格帯で違う体験ができます。
常連が使っている注文の裏技5つ

トッピングを足すより「完成メニュー」を選ぶほうが得
スガキヤでもっとも実用的な裏技は、トッピングの足し算をやめることです。公式のトッピング価格とメニュー価格を並べると、完成メニューのほうが具材の量で上回るケースがあることがわかります。
| 頼み方 | 内訳 | 合計 | 具材 |
|---|---|---|---|
| ラーメン+肉4枚 | 430円+150円 | 580円 | 肉4枚 |
| 肉入ラーメン | 単品 | 580円 | 肉5枚 |
| ラーメン+肉4枚+半熟玉子 | 430円+150円+100円 | 680円 | 肉4枚+玉子 |
| 特製ラーメン | 単品 | 680円 | 肉5枚+玉子 |
※名古屋暮らしガイド調べ/2026年8月時点の公式メニュー価格をもとに算出
同じ金額でも、完成メニューのほうが肉が1枚多い計算になります。ねぎ・メンマ・コーンといった100円のトッピングを追加したいときだけ、単品トッピングを使うのが合理的です。
逆に、玉子ラーメン530円やメンマラーメン530円は、ラーメン430円+各トッピング100円と同額です。この2つは足し算でも完成メニューでも差が出ないため、券売機で見つけやすいほうを押して構いません。
麺の大盛は+110円|特盛が同じ値段になる店舗がある
麺の量を増やしたいときは、大盛変更+110円が基本です。全店共通で用意されている変更オプションで、ラーメン430円なら540円で1.5倍の麺量になります。
ここで知っておきたいのが、栄のセントラルパーク店です。この店舗では大盛(1.5倍)と同じ+110円で特盛(2倍)に変更できると案内されています。同じ110円で麺量が0.5倍分多く手に入るため、しっかり食べたい日にはこの店舗を選ぶ意味があります。
注意点は、スープの量が麺に比例して増えるわけではないことです。特盛にすると後半でスープが足りなくなり、味が薄く感じられることがあります。こしょうで調整するか、五目ごはんを添えて口内をリセットする前提で頼むと満足度が下がりません。
なお、麺量の変更は注文時に指定します。受け取ってから「やっぱり大盛に」という変更はできないため、券売機やレジの段階で決めておきましょう。
よくある失敗が「ラーメン430円にねぎ100円・メンマ100円・肉4枚150円・半熟玉子100円を全部足したら880円になっていた」というパターンです。原因は、完成メニューの存在を知らないまま足し算してしまうこと。対策は、肉と玉子が欲しいなら特製ラーメン680円を選び、そこにねぎ100円だけ足して780円に抑えること。100円分の差が生まれます。
甘味は「後から追加」ができる|先に全部買わなくていい
スガキヤは、食べ終えてから甘味を追加注文できます。ラーメンを食べる前に「デザートまで入るかどうか」を判断する必要はありません。
この仕組みが効いてくるのが、大盛や特製ラーメンを頼んだときです。先にセットで甘味まで買ってしまうと、満腹で無理に食べることになります。まずは麺類だけ購入し、余裕があればソフトクリーム190円を後から足す。この順番なら食べ残しが出ません。
ただし、閉店間際は注意が必要です。多くの店舗はラストオーダーが閉店の30分前に設定されており、たとえば大須赤門店は20:30閉店でラストオーダー20:00。追加注文を前提にするなら、ラストオーダーの時刻を最初に確認しておきましょう。
フードコート内の店舗では、席を離れずに家族の誰かが追加を買いに行けるのも利点です。子ども連れで「やっぱりソフトクリームが食べたい」となっても、140円から対応できます。
お土産用ラーメンで自宅にあの味を持ち帰る
店舗で気に入った味を持ち帰りたいときは、公式メニューのお土産商品を確認しましょう。ラーメン肉入650円、ラーメンこしょう550円、五目の素450円が掲載されています。
この持ち帰り商品は、名古屋を離れる方への手土産としても機能します。名古屋駅エスカ店なら新幹線の改札に向かう途中で購入でき、食べた直後に同じ味を買って帰るという流れが1か所で完結します。
間違えやすいのは、スーパーで売っている寿がきや食品の袋麺・カップ麺との違いです。どちらも同じ系譜の味ですが、製造と販売を担う会社が異なります。「店で食べたあの一杯」に近いものを求めるなら、店頭のお土産商品を選ぶほうが確実です。
五目の素450円は、家で3〜4合分の炊き込みごはんが作れる商品です。ラーメンより日持ちがしやすく、荷物としても軽いため、遠方への土産に向いています。
1円でも安く食べるための4つの手段
公式アプリは300円で1スタンプ|誕生日月には50円引き
スガキヤをよく利用するなら、公式アプリの会員登録が最も確実な節約手段です。クーポンの配信に加えて、来店ごとにスタンプが貯まる仕組みが用意されています。
公式のFAQによると、スタンプは1会計につき300円のお買い上げごとに1つ付与されます。付与のタイミングは購入の翌日10時以降で、同じ日に複数回利用した場合は会計ごとに加算されます。さらに、誕生日月の1日には麺類50円引きクーポンが配布されます。
スガキヤ公式アプリをインストールし、会員登録を済ませる(誕生日月の登録を忘れずに)
来店時、会計前にアプリの会員コードを提示する(会計後の提示ではスタンプが付かない)
翌日10時以降にスタンプの反映を確認し、貯まった分をクーポンに交換する
注意点として、スガキヤアプリは過去にリニューアルを経ており、旧アプリのクーポンや来店ポイントは新アプリへ引き継がれませんでした。今後も仕様変更の可能性があるため、貯めたスタンプは早めに使い切るのが安全です。
お盆・年末年始の期間限定セットは200円前後安くなる
スガキヤは季節ごとに期間限定セットを投入します。単品を組み合わせるより明確に安く、狙って行く価値のある水準です。
2026年のお盆キャンペーンは8月6日(木)から8月19日(水)まで実施されます。選べるスガキヤセット(ラーメン+五目ごはん+クリームぜんざい・いちご氷・抹茶氷・ラムネ氷から1品)が通常1,000円のところ850円、親子セット(ラーメン+ミニラーメン+五目ごはん+レギュラーカップソフト+選べるおもちゃ)が通常1,190円のところ990円です。
あわせて、8月6日から8月20日まではアプリ会員限定のガチャが1日1回引けます。ハズレなしで、A賞がスーちゃんグッズ(レジャーシートまたはぬいぐるみ)80名分、B賞がスタンプ8個、C賞がスタンプ1個という構成です。
過去には、創業80周年を記念した「2026年スーちゃん祭」が3月7日・8日に開催され、ラーメン+チョコクリームのセットが720円から360円になるなど半額水準の企画も実施されました。公式サイトのお知らせページを月に一度チェックしておくと、こうした企画を逃しません。
「キャンペーンセット目当てで行ったのに、その店舗は対象外だった」という失敗が起こりがちです。原因は、公式告知に小さく書かれている除外店舗の存在。2026年のお盆キャンペーンも一部店舗(10店舗)が対象外と案内されています。対策は、出かける前に公式サイトのお知らせページで除外店舗リストを確認すること。施設内店舗や特殊立地の店舗が外れやすい傾向があります。
朝の時間帯なら500円でラーメンと五目ごはんが揃う
2026年に登場した節約手段が「朝ラーメン」です。名古屋駅エスカ店で5月21日から始まり、セントラルパーク店でも7月2日から提供されています。
内容はラーメンとミニ五目ごはんのセットで、価格は税込500円。通常メニューでラーメン430円+五目ごはん280円を頼むと710円ですから、210円分の差になります。提供時間は名古屋駅エスカ店が7:30〜10:00、セントラルパーク店が8:00〜10:00です。
注意点は、この2店舗以外では実施されていないことです。近所のイオンモール内店舗に朝行っても提供はありません。また、フードコート型の店舗は施設の開店時刻に合わせて10時前後にオープンするため、そもそも朝食利用ができません。
出張や旅行で名古屋を発つ朝、新幹線に乗る前にエスカ地下街で500円の朝ラーメンを食べる。名古屋駅のモーニング選びに迷ったときの、有力な選択肢のひとつです。

名古屋駅に到着したらまず向かいたいのが、名古屋名物のモーニングです。ドリンク代だけでトーストやゆで卵がついてくる「名古屋モーニング」は、全国各地から訪れる観光客…
甘味だけ・サイドだけの利用も歓迎されている
意外と使われていないのが「ラーメンを頼まない」使い方です。スガキヤはソフトクリーム140円、五目ごはん280円、サラダ200円といった単品でも気軽に利用できます。
買い物途中の休憩なら、ミニソフト140円で十分です。カフェで400〜600円のドリンクを頼むより安く、席にも座れます。子ども連れで「何か食べたい」と言われたときも、140円なら気軽に応じられます。
ただし、混雑する昼時にサイドだけで長時間席を占有するのは避けたいところです。フードコート型の店舗はとくに回転が前提の空間なので、ピークを外して使うと気持ちよく過ごせます。
逆に言えば、平日の14〜16時ごろは狙い目です。ランチの波が引いた時間帯なら、290円のかき氷でひと息つく余裕があります。
名古屋で立ち寄るならこの5店舗|同じ看板でも体験が違う
名古屋駅エスカ店|朝7:30から開いている新幹線口の駆け込み枠
名古屋駅で最も使いやすいのが、新幹線口の地下街エスカにあるこの店舗です。2024年7月18日にオープンした比較的新しい店舗で、朝7:30から営業しています。
最大の武器は朝ラーメンセット500円(7:30〜10:00)。出張の朝や、旅行の出発前に立ち寄れる価格帯です。席数は30席で全席禁煙。新幹線の改札から近く、荷物を持ったままでも入りやすい立地です。
注意点として、この店舗は冷しラーメン・各種かき氷・ピーチ氷・各種フラッペを扱っていません。夏のデザート目当てなら別店舗を選びましょう。
| 住所 | 愛知県名古屋市中村区椿町6-9 新幹線地下街エスカB1 |
| 電話番号 | 080-6993-9644 |
| 営業時間 | 7:30〜21:00(LO20:30) |
| 席数 | 30席(全席禁煙) |
| 公式サイト | 店舗ページ |
セントラルパーク店|コーヒー無料と特盛サービスがある栄の特別店
栄の地下街セントラルパークにある店舗は、公式に「通常のスガキヤと一部価格・メニューが異なります」と明記された特別仕様の店です。2024年2月28日オープンで、地下街への出店としては約50年ぶりでした。
特徴は3つあります。ラーメンを注文すると食後のコーヒーが1杯無料になること(ミニラーメン・キッズセット・まるごとミニセットは対象外)、麺が大盛と同じ+110円で特盛(2倍)に変更できること、そして肉・ねぎ・メンマがそれぞれ増量されていることです。その分、通常店舗より価格は高めに設定されています。
2026年7月2日からは朝ラーメンセット500円(8:00〜10:00)も始まりました。栄で朝の予定がある日に、地下から地上に出ずに朝食を済ませられます。
注意点は、サービス内容が変更される場合があることです。無料コーヒー目当てで行くなら、当日の店頭掲示を確認しましょう。
| 住所 | 愛知県名古屋市中区錦3丁目15-13 セントラルパークB1F |
| 電話番号 | 080-6993-9528 |
| 営業時間 | 【月〜土】8:00〜21:30(LO21:00)/【日・祝】8:00〜20:30(LO20:00) |
| 席数 | 30席 |
| 公式サイト | 店舗ページ |
大須赤門店|食べ歩きの合間に座って食べられる路面店
大須商店街で食べ歩きをしていると、途中で座って温かいものを食べたくなります。そんなときに機能するのが、大須3丁目の市野ビル1階にある大須赤門店です。
34席と、この立地としては余裕のある席数を確保しています。営業時間は10:30〜20:30(ラストオーダー20:00)。商店街の多くの店が夕方に閉まるなか、20時台まで開いているのは食べ歩きの締めくくりとして使いやすいポイントです。
注意したいのは、大須には「大須店」(大須3-45-2 よ志だやビル1F)も別に存在することです。待ち合わせに使う場合は、どちらの店舗か明確にしておかないとすれ違います。
| 住所 | 愛知県名古屋市中区大須3-30-8 市野ビル1F |
| 電話番号 | 080-6993-9311 |
| 営業時間 | 10:30〜20:30(LO20:00) |
| 席数 | 34席 |
| 公式サイト | 店舗ページ |

大須商店街に行くなら食べ歩きは外せません。でも、いざ行ってみると「どの通りにどんなお店があるの?」「効率よく回るにはどうすればいい?」と迷ってしまう方が多いので…
愛知県図書館店と東山動植物園店|施設に合わせて動く2店舗
「観光や調べものの合間に安く食べたい」という場面で効くのが、施設内に入っているこの2店舗です。どちらも名古屋らしい立地で、目的地に行くこと自体がスガキヤ体験とセットになります。
愛知県図書館店は、名古屋城のすぐ近くにある愛知県図書館の5階にあります。席数77席と広く、営業時間は10:00〜15:00(ラストオーダー14:30)。定休日は毎週月曜日で、営業日・営業時間は図書館に準じます。調べものや読書の合間の昼食に向いた立地ですが、15時で閉まるため午後遅くには使えません。
東山動植物園店は、園内のZOOASIS West内にあるフードコート形式の店舗です。営業時間は9:00〜16:45、定休日は月曜日(東山動植物園に準ずる)。園内の飲食施設としては価格が抑えられているため、子ども連れの昼食に選びやすい店舗です。
シーン別に整理すると、朝の名古屋駅発ならエスカ店、栄で腰を据えるならセントラルパーク店、食べ歩きの合間なら大須赤門店、平日昼の調べもの中なら愛知県図書館店、家族で1日過ごすなら東山動植物園店、という使い分けになります。
まとめ|スガキヤは「完成メニュー+セット」で頼むのが正解
名古屋のスガキヤは、430円のラーメンが看板でありながら、実は1946年創業の「甘党の店」を出発点に持つ店です。だからこそ、ラーメンだけで帰るのではなく、五目ごはんやソフトクリームまで含めて組み立てたほうが、この店の本来の姿を味わえます。券売機の前で3秒だけ立ち止まり、単品ボタンではなくセットボタンを探す。それだけで支払額は60〜150円変わります。
そして、同じ看板でも店舗によって体験は違います。朝7:30から500円の朝ラーメンが食べられる名古屋駅エスカ店、コーヒー無料と特盛サービスがあるセントラルパーク店、20時台まで開いている大須赤門店、施設の営業時間に合わせて動く愛知県図書館店と東山動植物園店。どこへ向かうかを先に決めておくと、当日迷いません。
最初の一歩としておすすめしたいのは、次にスガキヤへ行くときに「肉入ラーメン580円+五目・ミニソフトセット330円=910円」という頼み方を試してみることです。麺・肉・ごはん・デザートが1,000円以内で揃い、スガキヤというチェーンの全体像が1回でつかめます。そのうえで、アプリを入れて誕生日クーポンを確保しておけば、2回目以降はもっと安く楽しめます。
2026年は創業80周年の年で、公式サイトのお知らせページでは季節ごとの限定セットやアプリ企画が続々と告知されています。お盆キャンペーン(2026年8月6日〜8月19日)のように、通常より150〜200円安くなる企画も定期的に登場します。出かける前にひと目チェックしておくと、同じ一杯をより気持ちよく食べられます。
※本記事の価格・営業時間は2026年8月時点の公式サイト掲載情報に基づいています。最新の情報はスガキヤ公式サイトでご確認ください。

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