「ひばりヶ丘公園」と検索して、どの公園の情報を見ればいいのか迷っていませんか。愛知県内だけでも同じ名前の公園が複数あり、遊具の規模も雰囲気もまったく違います。
結論から言うと、名古屋から「大きな遊具で半日遊べる公園」を探しているなら、目指すべきは愛知県犬山市の犬山ひばりヶ丘公園です。山の斜面をそのまま使ったジャイアントスライダー(ローラーすべり台)が名物で、入園料も駐車場も無料。犬山市が1995年の市制40周年を記念して整備した市営公園で、2023年には主役の大型遊具がリニューアルされています。
ただしこの公園には、知らずに行くとつまずくポイントがいくつかあります。駐車場は58台と多くない上に17時で施錠されること、園内に売店が一切ないこと、そして最寄り駅から歩くと上り坂を20分ということ。この記事では、遊具の中身から駐車場の使い方、名古屋からのアクセス、持ち物、遊んだあとの立ち寄り先まで、行く前に知っておきたい情報をまとめて整理します。
・愛知にある2つの「ひばりヶ丘公園」の違いと選び方
・犬山ひばりヶ丘公園の遊具・広場・展望台の全体像
・駐車場58台/17時施錠という制約への対処法
・名古屋からの行き方(車・電車)と所要時間・費用の比較
・売店ゼロの公園で困らない持ち物と、周辺の立ち寄りスポット
愛知県内に「ひばりヶ丘公園」は2つある|まずどちらを目指すか決めよう

同じ名前でも、期待できる遊び方はまるで違います。出発前に行き先を取り違えると、片道1時間かけて「思っていた公園ではなかった」ということになりかねません。まずは2つの公園の性格を押さえておきましょう。
大型遊具を目当てにするなら犬山市の公園が本命
ジャイアントスライダーや芝生広場を目当てに来園する人が向かうのは、愛知県犬山市大字富岡字永洞にある犬山ひばりヶ丘公園です。継鹿尾山(つがおさん)の麓の高台にあり、わんぱく広場・芝生広場・展望広場という3つのエリアで構成されています。
入園料は無料、駐車場も無料で普通車58台とバス3台ぶんが用意されています。管理事務所の電話番号は0568-61-8922、公園全体の管理は犬山市都市整備部の土木管理課(0568-44-0334)が担当しています。園内の広場そのものは常時開放されていますが、駐車場の開放時間は午前8時から午後5時までと決まっています。
間違えやすいのは、公園名を「犬山ひばりヶ丘公園」とフルネームで検索しないと、市外の同名公園の情報が混ざって表示される点です。カーナビに入力するときも「犬山市大字富岡字永洞1098-329」と住所で指定するほうが確実です。
なお、この公園は1995年(平成7年)に犬山市が市制40周年を記念して整備したもので、隣接する小野洞砂防公園とセットで計画されています。2つの公園は木精橋という橋でつながっており、園内を歩いて行き来できます。
| 住所 | 〒484-0092 愛知県犬山市大字富岡字永洞1098-329 |
| 電話番号 | 0568-61-8922(管理事務所) |
| 開園時間 | 園内は常時開放(駐車場は8:00〜17:00) |
| 休園日 | なし |
| 入園料 | 無料 |
| 駐車場 | あり(普通車58台・バス3台/無料) |
| 公式サイト | 犬山市公式サイト 施設案内 |
みよし市の公園は住宅街の中の静かな広場
もう1つは、愛知県みよし市ひばりヶ丘2丁目にある市営のひばりヶ丘公園です。こちらは市立ひばりヶ丘小学校の南側、閑静な住宅街の中にある公園で、性格がまったく異なります。
設備はベンチ、整備された遊歩道、トイレ、水飲み場、広場が中心で、遊具は「少し長めのすべり台」が子どもたちに人気とされています。利用は終日、定休日なし、料金は無料。問い合わせ先はみよし市役所都市建設部の公園緑地課(0561-32-8024)です。公共交通なら名鉄豊田線の三好ヶ丘駅から徒歩20分ほどの立地になります。
注意したいのは、犬山の公園を想定して「大型遊具で1日遊べる」と思って向かうと、規模感が違って肩透かしになることです。みよし市の公園は、近所の子どもが放課後に遊んだり、大人が散歩したりする日常づかいの公園と考えるのが実態に近いでしょう。
逆に言えば、混雑を避けて静かに過ごしたい、遊歩道をゆっくり歩きたいという目的なら、みよし市の公園のほうが合っています。名古屋市の東部や豊田市方面から近い点も、地元利用では利点になります。
| 住所 | 愛知県みよし市ひばりヶ丘2丁目 |
| 電話番号 | 0561-32-8024(みよし市 公園緑地課) |
| 利用時間 | 終日 |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 名鉄豊田線 三好ヶ丘駅から徒歩約20分 |
目的別に見た、どちらへ向かうかの判断基準
判断の軸はシンプルで、「大型遊具と眺望が欲しいか」「近所で静かに過ごしたいか」の2択です。半日から1日たっぷり遊ぶ計画なら犬山、1〜2時間の息抜きならみよし、という整理になります。
移動時間も判断材料になります。名古屋市中心部から犬山市までは名鉄名古屋駅から犬山駅まで片道630円・26〜37分、そこからさらに移動が必要です。一方みよし市方面は名鉄豊田線でアクセスするため、名古屋市の東側に住んでいる人ほど近く感じられます。
よくある間違いは、口コミサイトで「ロングすべり台がすごい」という感想を読んで、みよし市の公園に向かってしまうケースです。口コミを読むときは、必ず所在地が犬山市か、みよし市かを確認してから出発しましょう。
| 比較項目 | 犬山ひばりヶ丘公園 | ひばりヶ丘公園(みよし市) |
|---|---|---|
| 所在地 | 犬山市大字富岡字永洞 | みよし市ひばりヶ丘2丁目 |
| 大型遊具 | ジャイアントスライダーほか多数 | 少し長めのすべり台 |
| 駐車場 | 58台(無料・8:00〜17:00) | 情報なし |
| 最寄り駅 | 名鉄広見線 富岡前駅 徒歩約20分 | 名鉄豊田線 三好ヶ丘駅 徒歩約20分 |
| 滞在の目安 | 2〜4時間 | 1時間前後 |
山の斜面を丸ごと滑り降りる|ジャイアントスライダーと遊具広場の全貌
ここからは犬山市の公園に絞って中身を見ていきます。この公園の遊具が印象に残るのは、平地に器具を置いたのではなく、山の傾斜そのものを遊具に組み込んでいるからです。
名物のローラーすべり台は高さ7〜8m、2023年にリニューアル済み
公園のシンボルは「ジャイアントスライダー」と呼ばれるローラーすべり台です。山の傾斜を利用して設置されており、高さは7〜8mほど。まっすぐ滑り降りるのではなく、途中でぐるりと回り込む線形になっているのが特徴です。
スタート地点までは階段を登る必要があり、大人でも2〜3往復すると息が上がります。子どもは何度も往復したがるので、付き添う側の体力配分を先に考えておくと後半が楽になります。
このスライダーは2023年1月から3月末ごろまで改修工事のため一時利用が停止され、再開時にリニューアルされました。以前は階段を登るだけの構造でしたが、現在はネットや小さなすべり台が階段まわりに一体化していて、登る過程そのものが遊びになっています。
気をつけたいのは服装です。ローラー式のすべり台はズボンの生地が擦れるため、薄手のレギンスやスカートは避けたほうが無難です。段ボールやそりの持ち込みは公園のルールとして案内されていないので、あくまで通常の滑り方で楽しみましょう。
ローラーすべり台は、雨上がりでローラーが濡れていると滑りが悪くなったり、服が汚れたりします。前日に雨が降った日は、汚れてもいい服と、着替えを1組持っていくと安心です。
恐竜アスレチックとターザンロープ|中心は3歳から12歳
わんぱく広場には、ジャイアントスライダーのほかにも遊具が並びます。恐竜をモチーフにしたアスレチック遊具、細長い形状の複合遊具、ネットトンネル、ターザンロープ、ぐにゃぐにゃ平均台、テント型のネット遊具などが設置されています。
対象年齢の目安は3歳から12歳ごろまでとされています。小学校低学年から中学年にとってはちょうど挑戦しがいのある難度で、未就学児は保護者が付き添う前提の遊具が多い構成です。
ネットトンネルは直径がおよそ100cmほどで、大人が通り抜けるにはやや窮屈です。小さい子に付き添う場合は、トンネルの外側から声をかけられる位置に立つほうが動きやすいでしょう。
複合遊具は起伏のある地形に沿って配置されているため、遊具から遊具へ移動するだけでも上り下りが発生します。走り回れる子どもは自然と運動量が増えるので、帰りの車で寝てしまうことを見込んだスケジュールにしておくと計画が崩れません。
2〜3歳でも遊べるエリアはブランコと砂場のまわり
大型遊具に手が届かない年齢でも、遊べる場所はきちんとあります。園内にはブランコ(幼児用を含み、ボール型の珍しいタイプもあります)と砂場、ぶら下がり系の遊具、ロープトンネルが用意されています。
砂場を使うなら、スコップやバケツなど砂遊びの道具を持参しましょう。園内に道具の貸し出しはありません。水飲み場や手洗いの場所からは少し歩くため、ウェットティッシュを1つ入れておくと片付けがスムーズです。
注意点として、遊具広場は坂の途中に配置されているため、ベビーカーでの移動はところどころ負担があります。歩き始めたばかりの子を連れて行く場合は、抱っこひもを併用したほうが動きやすい構造です。
また、この公園にはプールや水遊び場はありません。夏に水遊びを期待して向かうと目的が果たせないので、水遊びが主目的なら別の公園を選ぶのが現実的です。

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大人が使える健康遊具と、園内そのものの運動量
犬山ひばりヶ丘公園には子ども向け遊具だけでなく、健康遊具や展望台も整備されています。子どもが遊具に夢中になっている時間に、大人が体を動かせる設備がある点は市営公園らしい設計です。
園内は高低差があり、駐車場から遊具広場、芝生広場、展望広場へと移動するだけでもアップダウンが続きます。口コミでも「園内にアップダウンがあって運動になる」という声が挙がるほどで、歩きやすい靴で来園するのが前提になります。
ボール遊びは可能とされているため、キャッチボールやサッカーボールを持ち込んで芝生で体を動かすこともできます。ただし遊具のまわりや、他の利用者がいる場所での球技は控えるのが基本です。
ペットの同伴も可能です。犬を連れて散歩する人も見かける公園ですが、リードの管理と排泄物の持ち帰りは当然のマナーとして守りましょう。
138タワーまで見渡せる展望広場と、芝生広場の使い方

この公園が単なる「遊具の多い公園」で終わらないのは、高台という立地を活かした眺望があるからです。遊び疲れたあとの時間の使い方が変わります。
芝生広場はレジャーシートを広げるための場所
園内には広い芝生広場があり、レジャーシートを敷いてピクニックをする使い方が定番です。遊具広場とは別区画になっているので、小さい子を寝かせたり、荷物を置いて拠点にしたりする場所として機能します。
滞在時間の目安は2〜4時間ほど。遊具で1時間、芝生で昼食、また遊具へ、という流れにすると子どもの集中力が続きやすくなります。園内に飲食の販売施設はないため、食べ物は必ず持参してください。
気をつけたいのは日陰の少なさです。芝生広場は開けているぶん木陰が限られ、夏場は日差しを遮るものがありません。ワンタッチタープや大きめの日傘があると滞在時間が伸びます。
なお、バーベキューおよび火の使用は禁止されています。カセットコンロでの調理や炭火は使えないので、食事は持ち込みの弁当やサンドイッチなど、火を使わないものを用意しましょう。
展望台からは犬山市街と一宮の138タワーが見える
公園の北側には展望広場があり、すべり台が展望台を兼ねた構造になっています。階段を登り切ると視界が開け、犬山市から一宮市方面までの街並みを見渡せます。
晴れた日に目印になるのが、一宮市の138タワーパークにあるツインアーチ138です。展望台から見ると右手の方向に小さく見え、位置関係をつかむと景色の見え方が変わります。手前には浄水場の施設も見えます。
展望広場までは駐車場から歩いて10分ほど。園内は舗装路と土の道が混ざっているため、サンダルよりスニーカーが向いています。
眺望を楽しむなら、空気が澄む秋から冬の午前中が見通しの良い時間帯とされています。夏の日中は空気中の水蒸気で遠景がかすむことが多く、同じ場所でも見え方が変わります。
犬山ひばりヶ丘公園がある継鹿尾山の麓は標高110mほど。名古屋市内の平地から見ると、たった100m程度の高低差ですが、遮るものがない尾張平野に面しているため見晴らしが利きます。
実は夜景スポットとして知られている|ただし駐車場は17時に閉まる
意外と知られていないのですが、犬山ひばりヶ丘公園は東海地方の夜景スポットを紹介するサイトで取り上げられている場所でもあります。展望台からはオレンジ色に光る浄水場が近景、犬山市街の白い明かりが遠景として広がり、地元ではデートコースとしても使われてきました。
ここで前提になるのが駐車場の閉鎖時間です。駐車場の開放は午前8時から午後5時までで、それ以降は施錠されます。つまり「車を停めて夜景を見る」という使い方は、公園の運用上できません。
夜に訪れる場合は、駐車場の外に合法的に停められる場所を確保し、徒歩でアクセスする形になります。ただし周辺は山際で街灯が限られるため、子ども連れでの夜間訪問は現実的とは言えません。
むしろこの公園の眺望は、夕方の明るいうちに展望台へ上がって、日が傾く前に下山するという使い方のほうが安全です。16時までに展望広場を見ておき、16時30分には駐車場へ戻る。この時間割にしておけば、施錠に巻き込まれることもありません。
春は藤棚となんじゃもんじゃの花が咲く
季節の見どころとして知られているのが、春の藤の花です。遊具広場の脇にある休憩場所の屋根が藤棚になっており、時期になると花が垂れ下がります。日陰づくりと季節の景観を兼ねた設計です。
同じく春には、なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)の白い花も咲きます。愛知県や岐阜県の一部に自生地がある樹木で、5月上旬ごろに木全体が白くなるように咲く姿が特徴です。
花の見頃は年によって前後します。藤はゴールデンウィーク前後、なんじゃもんじゃは5月上旬が一般的な目安とされていますが、開花時期を確実に合わせたい場合は犬山市の公式情報を確認してから出かけると空振りを防げます。
花の時期は駐車場が混みやすくなります。遊具目当ての家族連れと、花目当ての来園者が重なるためです。この時期に行くなら、開放直後の午前8時台着を狙うのが確実です。
駐車場は58台・17時施錠|停め方を間違えると帰れなくなる
この公園でいちばん失敗しやすいのが駐車場まわりです。無料で使える点はありがたいのですが、台数と時間の制約を知らずに行くと予定が崩れます。
駐車場の基本ルールは「無料・58台・8時から17時」
犬山市の公式案内によれば、駐車場は普通車58台とバス3台が駐車可能で、利用時間は午前8時から午後5時までです。料金はかかりません。バス枠があるため、遠足や団体利用にも対応しています。
公園そのものは常時開放されているので、駐車場が閉まっているあいだも徒歩での入園は妨げられません。ただし車で来る大多数の利用者にとっては、実質的に「8時から17時が公園の営業時間」と考えるのが安全です。
注意点として、17時の施錠は「17時までに出庫する」という意味です。16時50分に駐車場へ戻るのでは、荷物の積み込みや子どもの着替えで時間が足りなくなることがあります。16時30分を撤収開始の目安にしておきましょう。
なお、駐車場の開放時間については案内元によって8時始まりと8時30分始まりの記載が混在しています。確実を期すなら、犬山市の公式サイトの記載である午前8時を基準にしつつ、少し余裕をもって到着するのが無難です。
失敗パターン①:夕方まで遊んで駐車場から出られなくなる
実際に起きやすいのが、「日が長い季節に遊び続けて、気づいたら17時を過ぎていた」というパターンです。口コミでも、17時以降は防犯上の理由で駐車場が施錠されていたという報告があります。
原因は単純で、夏至前後の愛知県では19時近くまで明るいため、時間の感覚が空の明るさと合わなくなることです。「まだ明るいから大丈夫」という判断が、そのまま施錠の時刻をまたいでしまいます。
対策は2つあります。1つは、スマートフォンのアラームを16時15分にセットしておくこと。もう1つは、駐車場に戻る時刻を子どもと最初に約束しておくことです。「長い階段をあと3回登ったら帰ろう」と回数で決めると、子どもも納得しやすくなります。
万一閉め出された場合は、管理事務所(0568-61-8922)または犬山市の土木管理課(0568-44-0334)が窓口になります。ただし土日祝や夜間は対応が限られるため、あくまで最終手段と考えてください。
駐車場は午後5時に施錠されます。夏場でも撤収開始は16時30分が目安。「まだ明るいから」で判断すると出庫できなくなります。
満車のときは隣の小野洞砂防公園の駐車場が使える
58台という台数は、大型連休や花の時期には埋まることがあります。そのときの受け皿になるのが、隣接する小野洞砂防公園の駐車場です。40台ぶんのスペースが無料で用意されており、トイレも設置されています。
小野洞砂防公園と犬山ひばりヶ丘公園は木精橋でつながっているため、こちらに停めても徒歩で遊具広場まで移動できます。散策路を歩く形になるので、ベビーカーではなく抱っこひもを想定しておくと安心です。
注意点は、小野洞砂防公園の駐車場も利用時間の目安が9時から17時とされていることです。開放時刻がひばりヶ丘公園側より遅い可能性があるため、早朝に到着する予定ならメインの駐車場を目指すほうが確実です。
逆に、遊具よりも自然散策が目的なら、最初から小野洞砂防公園側に停めるという選び方もあります。砂防の工法や役割を紹介する展示があり、土石流を止める仕組みや、崩れやすくなった山に草木を植える取り組みを学べる公園です。
混みやすい時間帯と、空いている狙い目
混雑のピークは、土日祝の11時から14時ごろです。午前中の早い時間に到着した家族が滞在を続け、昼前に来た人が加わることで駐車場と遊具の両方が混み合います。
狙い目は、駐車場が開く午前8時台と、15時以降の時間帯です。とくに8時台は駐車場に余裕があり、ジャイアントスライダーも並ばずに滑れることが多くなります。ただし15時以降は17時の施錠まで時間が短いため、滞在は2時間弱と割り切りましょう。
意外なのは、平日の週末以外であれば昼間でも駐車できる余裕がある点です。周辺に商業施設が少なく、通りすがりの利用が発生しにくい立地のため、平日は落ち着いた雰囲気になります。
雨の翌日も比較的空いています。ただしローラーすべり台が濡れていたり、土の園路がぬかるんでいたりするため、足元の装備は普段より1段階しっかりしたものを選んでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車台数 | 普通車58台・バス3台 |
| 駐車料金 | 無料 |
| 開放時間 | 午前8時〜午後5時(時間外は施錠) |
| 満車時の代替 | 小野洞砂防公園の駐車場(40台・無料) |
| トイレ | 園内入口・遊具広場・芝生広場に各1か所(多目的トイレ・おむつ替え台あり) |
名古屋から犬山ひばりヶ丘公園へのアクセスを手段別に比較
この公園は、名古屋市内から見ると「電車で行くにはひと工夫いる場所」です。手段ごとの現実的な所要時間と費用を整理しておきましょう。
車なら中央自動車道の小牧東ICから約15分
最も現実的な手段は車です。中央自動車道の小牧東ICから約15分、距離にしておよそ11kmの道のりになります。名古屋市中心部からなら、名古屋高速から小牧線経由で中央道に入るルートが一般的です。
カーナビには「愛知県犬山市大字富岡字永洞1098-329」と入力してください。公園名だけで検索すると、みよし市の同名公園や県外の公園が候補に出てくることがあります。
注意したいのは、公園へ向かう最後の区間が山沿いの道になることです。道幅が広いとは言えない箇所があるため、対向車とのすれ違いには余裕をもって進みましょう。
周辺にコンビニなどの店舗はほとんどありません。飲み物や食料は、高速を降りてから公園に着くまでの間ではなく、出発前か犬山市街で買っておくのが確実です。
電車なら名鉄で犬山駅、乗り換えて富岡前駅から徒歩20分
公共交通でのアクセスは、名鉄広見線の富岡前駅が最寄りです。名鉄名古屋駅から犬山駅までは片道630円、所要26〜37分で乗り換えなし。犬山駅で広見線に乗り換えると、隣の駅が富岡前です。
富岡前駅は無人駅で、駅の所在地は犬山市大字富岡字株池127番地3。車いす対応スロープや点字券売機は設置されていますが、駅前に商業施設はほとんどありません。飲み物の調達は犬山駅までに済ませておきましょう。
駅から公園までは徒歩約20分。ここが最大のハードルで、公園が高台にあるぶん、後半は上り坂が続きます。小さい子を連れて荷物も持って、という条件だと体力的にかなり厳しくなります。
そのため、電車で向かうのは「大人だけ」または「小学校中学年以上の子ども連れ」が現実的な線です。未就学児を連れて公共交通で行く計画なら、車やレンタカーへの切り替えを検討したほうが無理がありません。
手段別の所要時間・費用まとめ(名古屋暮らしガイド調べ)
名古屋市中心部を起点にした場合の目安を、公表されている運賃と所要時間から整理しました。金額は大人1人あたりの片道です。
| 手段 | ルート | 片道の費用目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 車(高速利用) | 名古屋市内→中央道 小牧東IC→約15分(約11km) | 高速料金+燃料代(駐車場は無料) | 未就学児連れ・荷物が多い人 |
| 電車+徒歩 | 名鉄名古屋→犬山(26〜37分)→富岡前→徒歩約20分 | 名鉄名古屋〜犬山 630円+広見線の運賃 | 大人だけ・小学生以上の子連れ |
| 電車+タクシー | 犬山駅または富岡前駅からタクシー | 運賃はメーター制(要確認) | 上り坂を歩きたくない人 |
※費用は2026年8月時点で公表されている運賃をもとにした目安です。高速料金・燃料代・タクシー運賃は条件により変わります。
シーン別・行き方の選び方
引っ越してきたばかりで土地勘がない場合は、まず車で行って全体像をつかむのがおすすめです。駐車場から園内の配置、トイレの位置、坂の勾配を一度体感しておくと、次回以降の計画が立てやすくなります。
出張や旅行のついでに立ち寄るなら、犬山城や日本モンキーパークとセットで回る計画にすると移動効率が上がります。犬山エリアは観光施設が集中しているので、1日の中で公園と観光を組み合わせやすい地域です。
平日にしか動けない人は、駐車場が空いている平日の午前中が狙い目です。遊具の順番待ちがほぼ発生しないため、同じ滞在時間でも遊べる量が変わります。
逆に、時間が2時間しか取れない場合は、遊具広場に絞って展望台を省略する判断もありです。展望広場まで往復すると、それだけで20分以上かかります。優先順位を決めてから園内に入りましょう。
売店ゼロの公園で1日過ごすための持ち物リスト
この公園で快適に過ごせるかどうかは、持ち物でほぼ決まります。園内に売店はなく、周辺にコンビニもほとんどないためです。
食べ物と飲み物は出発前の調達が前提
園内で買えるのは、トイレ前に設置されている自動販売機の飲み物だけです。食べ物の販売施設はないため、弁当やおにぎり、パンなどは事前に用意しておく必要があります。
飲み物も、自動販売機だけを当てにするのは避けましょう。夏場は在庫が切れることがありますし、遊具広場から自動販売機までは歩く距離があります。人数×2本を目安に持参するのが安全です。
注意したいのは、周辺にコンビニなどの施設がほぼないという点です。「着いてから近くで買えばいい」という前提で出発すると、犬山市街まで戻ることになります。
火の使用は禁止されているため、その場での調理はできません。保冷バッグに冷やした飲み物と、常温で食べられるものを組み合わせるのが、この公園に合った準備です。
失敗パターン②:日陰が少なく、夏の午後に撤退
もう1つ多いのが、夏の暑さで予定より早く帰ることになるケースです。この公園は木陰がそこまで多くなく、芝生広場も遊具広場も日差しを遮るものが限られています。
原因は、山の斜面を切り開いて整備された公園だからです。遊歩道の一部は木立の中を通りますが、遊具や芝生のエリアは開けており、真夏の日中は地表の温度が上がります。
対策は、ワンタッチテントやタープを持参して芝生広場に拠点を作ることです。あわせて、遊ぶ時間帯を午前8時台から11時ごろまでに寄せると、暑さのピークを避けられます。藤棚のある休憩場所も日よけとして使えます。
また、ローラーすべり台は日差しを受けて表面が熱を持つことがあります。夏の日中に滑る場合は、素肌が直接触れない服装にしておくと安心です。
- 弁当・おにぎりなど火を使わない食事
- 人数×2本の飲み物(保冷バッグ推奨)
- ワンタッチテント・タープ・レジャーシート
- スニーカーと着替え1組
- 砂遊びの道具・ウェットティッシュ
- バーベキュー用品・カセットコンロ(火気禁止)
- 水着・浮き輪(水遊び場はありません)
- 「現地のコンビニで買う」前提の計画
- 薄手のレギンス・スカート(すべり台で擦れます)
- 段差の多い園路とベビーカーの組み合わせ
服装と靴は「歩く前提」で選ぶ
園内は高低差があり、ジャイアントスライダーのスタート地点までは階段を登ります。展望広場まで行けば駐車場から往復20分ほど歩くことになるため、靴はスニーカー一択と考えてください。
子どもの服装は、汚れてもよい長ズボンが基本です。ローラーすべり台は繰り返し滑るとお尻や太ももが擦れるので、生地の厚みがある素材のほうが快適に遊べます。
注意点として、着替えは「子どものぶんだけ」で足りないことがあります。付き添いで一緒に滑る大人も汚れるため、タオルを多めに用意しておくと帰りの車内が快適です。
秋から冬は、高台という立地上、平地より風が冷たく感じられます。名古屋市内の感覚で服を選ぶと寒く感じることがあるので、風を通しにくい上着を1枚足しておきましょう。
トイレ・おむつ替え・ペット同伴のルール
トイレは園内入口、遊具広場、芝生広場にそれぞれ1か所ずつあります。とくに遊具広場のトイレは多目的トイレを備え、おむつ替え台も設置されているため、乳幼児連れでも対応しやすい設備です。
授乳室はありません。授乳が必要な場合は、車内か、人目の少ない芝生広場の端にテントを立てて対応する形になります。この点は事前に想定しておきたいポイントです。
ペットの同伴は可能とされています。リードをつけ、排泄物を持ち帰るのは前提です。遊具広場は子どもが走り回るので、犬を連れて歩くなら芝生広場側や遊歩道を使うほうが双方にとって安全でしょう。
ボール遊びも可能ですが、遊具の周囲や人の多い場所は避けてください。広い芝生広場があるので、場所を選べば問題なく楽しめます。

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遊んだあとに寄りたい犬山のスポット4つ
公園だけで帰るのはもったいない立地です。犬山市は観光施設が集まったエリアなので、公園と組み合わせて1日の予定を組めます。
隣接する小野洞砂防公園で砂防の仕組みを学ぶ
いちばん近い立ち寄り先は、木精橋でつながっている小野洞砂防公園です。砂防の工法を紹介する展示があり、土石流を止める工夫や、森林が減って崩れやすくなった山に草木を植える取り組みを見学できます。
駐車場は40台ぶんが無料で、トイレも設置されています。標高110mほどの位置にあり、駐車場から尾張パークウェイを越えると継鹿尾山の登山口に出られるため、ハイキングの起点としても使われています。
注意点は、遊具中心の公園ではないことです。子どもが「遊ぶ場所」として期待すると物足りなく感じるかもしれません。自由研究のテーマ探しや、大人の散策として位置づけると価値が出ます。
公園の間は歩いて行き来できるので、遊具で遊んだあとの帰り道に少し寄る、という組み込み方がちょうどよい距離感です。
| 住所 | 〒484-0092 愛知県犬山市大字富岡字小野洞 |
| 利用時間 | 常時開放(駐車場は9:00〜17:00の目安) |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | あり(40台・無料) |
雨が心配な日の保険になる日本モンキーパーク
犬山市の遊園地といえば日本モンキーパークです。住所は犬山市大字犬山字官林26で、開園時間は9:30〜17:00(季節や曜日により変動します)。入園料は平日が大人(中学生以上)1,300円・こども(2才以上)900円、土日祝は大人1,500円・こども1,000円です。
乗り物も楽しむなら、入園と乗り放題がセットになったワンデーパスポートがあります。大人(中学生以上)3,700円、小学生3,400円、幼児(2才以上)2,700円という料金設定です。
注意点は、公園とは料金の性格がまったく違うことです。犬山ひばりヶ丘公園が無料で半日遊べるのに対し、こちらは4人家族なら1万円前後の予算を見込む必要があります。
組み合わせるなら、午前に公園、午後に遊園地という順番より、天気に応じて片方に絞るほうが満足度が上がります。どちらも体力を使う施設なので、1日に詰め込むと後半が消化不良になりがちです。
| 住所 | 愛知県犬山市大字犬山字官林26 |
| 営業時間 | 9:30〜17:00(季節・曜日により変動) |
| 入園料 | 平日 大人1,300円/こども900円、土日祝 大人1,500円/こども1,000円 |
| 公式サイト | 日本モンキーパーク 料金案内 |
世界の家めぐりができる野外民族博物館リトルワールド
もう少し足を延ばせるなら、犬山市今井成沢90-48にある野外民族博物館リトルワールドがあります。世界各国の民家を移築・復元した野外展示が広がり、歩きながら世界の暮らしを見て回れる施設です。
入場料は大人・大学生1,800円、65歳以上1,400円、高校生・中学生1,100円、小学生700円、幼児(3歳以上)300円。開館時間は10:00〜16:00が基本ですが、時期によって変わります。
注意したいのは、園内が広く、歩く距離が長いことです。犬山ひばりヶ丘公園で階段を何往復もしたあとに向かうと、子どもの足が持たない可能性があります。同じ日に回るなら、公園は午前中の短時間に留めるのが現実的です。
各国の家に合わせた食べ物を提供する店が園内にあるため、食事の心配がない点は公園との大きな違いです。
| 住所 | 愛知県犬山市今井成沢90-48 |
| 開館時間 | 10:00〜16:00(時期により変動) |
| 入場料 | 大人・大学生1,800円/65歳以上1,400円/高校生・中学生1,100円/小学生700円/幼児(3歳以上)300円 |
| 公式サイト | 野外民族博物館リトルワールド 総合案内 |
現存する日本最古の天守|国宝犬山城と城下町
大人も満足できる立ち寄り先が、国宝犬山城です。住所は犬山市犬山北古券65-2、電話は0568-61-1711(犬山城管理事務所)。開城時間は9:00〜17:00で、最終入場は16:30です。
入城料は大人550円、小中学生110円、幼児は無料。天守は現存するものとしては日本最古とされ、最上階の回廊から木曽川と犬山の街並みを見下ろせます。
注意点は、天守内部の階段が急なことです。手すりを使ってゆっくり登る前提なので、公園で遊びきったあとの疲れた足で向かうと負担があります。城を優先する日は、公園の滞在を2時間程度に抑えましょう。
城の南に伸びる城下町では食べ歩きも楽しめます。公園で弁当を食べる予定を変更して、城下町で昼食を取るという組み立て方もできます。
| 住所 | 愛知県犬山市犬山北古券65-2 |
| 電話番号 | 0568-61-1711 |
| 開城時間 | 9:00〜17:00(最終入場16:30) |
| 入城料 | 大人550円/小中学生110円/幼児無料 |
| 公式サイト | 国宝犬山城 観覧案内 |

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最新の情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・犬山市公式サイト|施設案内 犬山ひばりヶ丘公園
・日本モンキーパーク 料金案内
・国宝犬山城 観覧案内
・野外民族博物館リトルワールド 総合案内
まとめ|無料で半日遊べる高台の公園を、時間割で使いこなす
愛知県内には同名の公園が複数ありますが、大型遊具と眺望を求めるなら向かうべきは犬山市の公園です。1995年に市制40周年を記念して整備され、2023年にはシンボルのジャイアントスライダーがリニューアルされました。芝生広場、展望広場、隣接する小野洞砂防公園まで含めると、無料の市営公園としては歩き応えのある規模です。
一方で、この公園には運用上の制約がはっきりあります。駐車場は58台で17時に施錠される。園内に売店はなく、周辺にコンビニもほとんどない。日陰が少なく、夏の日中は滞在が厳しい。最寄りの富岡前駅からは徒歩20分の上り坂。この4点を知らずに向かうと、せっかくの遠出が中途半端に終わってしまいます。
逆に言えば、対策は難しくありません。午前8時台に到着して午前中を中心に遊び、16時30分には撤収を始める。食べ物と飲み物は出発前に用意し、夏はワンタッチテントを1つ積んでおく。子どもの服装は汚れてもいい長ズボンとスニーカーにする。この4つを守るだけで、公園の体験は大きく変わります。
最初の一歩は、行く日の天気予報と、出発時刻の確認です。名古屋市中心部からなら中央自動車道の小牧東ICを目指し、ICから約15分。カーナビには公園名ではなく住所を入力してください。時間に余裕があれば、帰りに犬山城や城下町を組み込むと、1日の満足度がさらに上がります。
※掲載している料金・時間などの情報は2026年8月時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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