「ジブリパークって広いらしいけど、エリアマップを見てもどう回ればいいのか分からない…」そんな声をよく耳にします。ジブリパークは愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の約190ヘクタールという広大な敷地に5つのエリアが点在しており、エリア間の移動だけで片道6〜22分かかることも。事前にエリアマップで位置関係を頭に入れておかないと、行ったり来たりで歩き疲れてしまい、肝心の展示を楽しめなかった…なんてことになりかねません。この記事では、ジブリパークエリアマップをもとに5エリアの位置関係・移動時間・効率的な回り方を徹底解説します。チケットの種類別おすすめルートや、マップに載っていない無料スポットまで網羅しているので、初めての方も2回目以降の方も、この1記事で当日の計画が完成します。
・ジブリパークエリアマップの全体像と5エリアの位置関係
・エリア間の移動時間と距離を一覧で比較
・チケット種類別の効率的な回り方3パターン
・マップに載っていない無料スポットと穴場の楽しみ方
ジブリパークエリアマップの全体像|5つのエリアはこんなに離れている

ジブリパークは「テーマパーク」ではなく「公園の中の展示」
ジブリパークは、ディズニーランドやUSJのように1つの囲われた敷地内にアトラクションが並ぶタイプのテーマパークではありません。愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の約190ヘクタールの広大な敷地の中に、5つのエリアが「点在」しています。公園全体の面積は東京ドーム約40個分にもなり、エリアとエリアの間は森や芝生、サイクリングコースなどの公園施設が広がっています。
この構造を知らずに訪れると、「次のエリアまでこんなに歩くの?」と驚くことになります。特に小さなお子さん連れやご年配の方は、エリアマップで移動距離を事前に把握しておくことが快適に過ごすための第一歩です。公園内にはエレベーター付きの展望塔やスロープも整備されていますが、基本的には屋外の舗装路を歩いての移動になります。
なお、園内を走る無料の周遊バスは運行されていないため、すべて徒歩移動です。園内にはベンチや休憩スポットが各所にありますので、無理せず休みながら回る計画を立てましょう。
エリアマップの入手方法は3つ|事前ダウンロードがおすすめ
ジブリパークエリアマップは、大きく分けて3つの方法で入手できます。もっともおすすめなのは、事前にスマートフォンにダウンロードしておく方法です。
1つ目は、ジブリパーク公式サイト(ghibli-park.jp)に掲載されている園内マップです。各エリアの位置関係やチケット売場、トイレ、授乳室などの施設情報が記載されています。2つ目は、愛・地球博記念公園の公式サイトで配布されている「園内マップ・公園パンフレット」で、ジブリパーク以外の公園施設も含めた全体像が把握できます。3つ目は、中日新聞が作成した「ジブリパークおさんぽマップ」で、A4サイズにまとまっており見やすいと評判です。
当日は紙のマップも公園入口で配布されていますが、在庫がなくなる場合もあります。スマートフォンに保存しておけば電波の弱いエリアでも確認できるため、事前ダウンロードが確実です。スクリーンショットで保存しておくと、バッテリー消費も抑えられます。
モリコロパーク全体の中での5エリアの配置を把握しよう
エリアマップを見ると、5エリアは公園の北側から南側にかけて散らばっていることが分かります。北口駐車場側から順に、「青春の丘」が北口ゲート近く、「ジブリの大倉庫」が公園中央やや北寄り、「魔女の谷」が西側の丘陵地、「もののけの里」が東側、そして「どんどこ森」が公園の南端に位置しています。
特に注意したいのが「どんどこ森」の位置です。他の4エリアからもっとも離れており、ジブリの大倉庫から徒歩で約20分かかります。帰りの時間を考えずにどんどこ森まで歩いてしまい、閉園時間ギリギリに北口駐車場まで戻るのに苦労した、というケースは少なくありません。
公園の入口は北口・西口・南口の3か所ありますが、リニモ(愛知高速交通東部丘陵線)の「愛・地球博記念公園駅」から直結しているのは北口です。車の場合は北口駐車場が最大規模で約1,000台収容できるため、多くの来園者は北口からスタートすることになります。
公式マップと実際の体感距離にはギャップがある
エリアマップを見ると「意外と近そう」と感じるかもしれませんが、実際に歩くと想像以上に距離があります。これは、マップが平面的に描かれているのに対し、公園内には起伏(坂道や階段)が多いためです。特に「魔女の谷」周辺や「どんどこ森」へ向かうルートには上り坂があり、平地を歩くよりも体力を消耗します。
名古屋暮らしガイド調べでは、マップ上の直線距離と実際の歩行時間には1.3〜1.5倍の開きがあります。例えば「青春の丘」から「もののけの里」はマップ上では近く見えますが、実際には徒歩約15分かかります。夏場は気温が35度を超えることもある名古屋エリアなので、移動時間には余裕を持たせることをおすすめします。
園内にはところどころに木陰のベンチや自動販売機が設置されています。エリアマップ上で休憩ポイントの位置も確認しておくと、暑い時期の移動がぐっと楽になります。
ジブリパークの総敷地面積は約7.1ヘクタールですが、これはモリコロパーク全体(約190ヘクタール)のわずか3.7%にすぎません。つまりパーク以外の97%は無料で楽しめる公園施設。エリアマップには載っていない遊具広場や大芝生広場もあるので、お子さん連れの方は「パーク+公園遊び」で1日過ごせます。
ジブリパークエリアマップで確認|5エリアそれぞれの特徴と見どころ
ジブリの大倉庫|圧倒的ボリュームの屋内展示エリア
ジブリの大倉庫は、旧温水プールの建物を丸ごとリノベーションした屋内型エリアです。面積は約7,400㎡で、5エリアの中で最大の展示スペースを誇ります。「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」など、複数のジブリ作品の世界が再現されたセットや造形物が所狭しと並んでいます。
所要時間の目安は2〜3時間です。展示をじっくり見たい方や写真撮影をしっかり楽しみたい方は、3時間以上かかることもあります。館内にはカフェ「大陸横断飛行」やショップ「冒険飛行団」もあり、ここだけでかなりの時間を使います。
注意点として、大倉庫は再入場ができません(大さんぽ券プレミアムでも不可)。一度外に出ると戻れないため、見たい展示をすべて回ってからエリアを出るようにしましょう。館内は空調完備なので、夏の暑い日や雨の日の避難先としても頼りになるエリアです。
青春の丘|「耳をすませば」の世界に入り込む小さなエリア
青春の丘は、北口ゲートのすぐ近くに位置する比較的コンパクトなエリアです。「耳をすませば」に登場する「地球屋」と、「猫の恩返し」の「猫の事務所」が再現されています。エレベーター塔も含め、19世紀末の空想科学的な建築が特徴です。
所要時間は30分〜1時間程度です。地球屋の内部ではバイオリン工房やアンティークショップが精密に作り込まれており、映画のワンシーンに入り込んだような感覚を味わえます。エリア自体は小さいですが、細部の作り込みが見事で、隅々まで観察するとかなりの満足感があります。
北口から最も近いエリアのため、到着直後にまず立ち寄る方が多いエリアです。ただし、開園直後は混雑しやすいため、あえて後回しにして午後に訪れるという選択肢もあります。エリアマップ上では「ジブリの大倉庫」との距離が近く、徒歩約5分で移動できます。
どんどこ森|「となりのトトロ」のサツキとメイの家がある森の奥
どんどこ森は、公園の南端に位置するエリアで、「となりのトトロ」に登場する「サツキとメイの家」が実物大で建てられています。2005年の愛・地球博の際に建設されたこの建物がジブリパークの原点ともいえる存在です。裏山には木製遊具「どんどこ堂」があり、大きなトトロの姿をした遊具は子どもたちに大人気です。
所要時間は1〜1.5時間が目安ですが、他のエリアからの移動時間も考慮する必要があります。ジブリの大倉庫からは徒歩約20分、もっとも近い「もののけの里」からでも約10分かかります。途中は森の中の散策路を歩くため、天候が悪い日はぬかるみに注意してください。
意外と知られていないのが、サツキとメイの家は内部見学が時間交代制だということです。チケットに記載された時間帯に合わせて訪問する必要があるため、エリアマップとあわせて時間配分も確認しておきましょう。
もののけの里と魔女の谷|2023〜2024年に開業した新エリア
もののけの里は2023年11月に開業した、「もののけ姫」の世界をモチーフにした体験型エリアです。「タタラ場」を模した建物では五平餅焼き体験ができ、「乙事主(おっことぬし)」や「タタリ神」のオブジェが里山の風景の中に点在しています。所要時間は30分〜1時間で、体験を含めるとやや長くなります。
魔女の谷は2024年3月に開業した最新エリアで、「ハウルの動く城」のハウルの城や「魔女の宅急便」のグーチョキパン屋、「アーヤと魔女」の魔女の家など、複数作品の建物が集まっています。面積は約2.7ヘクタールと5エリア中で最大の屋外エリアです。レストラン「空飛ぶオーブン」やショップもあり、所要時間は1.5〜2.5時間が目安です。
両エリアとも屋外展示が中心のため、天候の影響を受けやすい点に注意が必要です。雨天時は足元が滑りやすくなるので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。エリアマップ上では両エリアは公園の東西に分かれて配置されており、徒歩で約12分の距離です。
📍 ジブリパーク基本情報
名称:ジブリパーク
住所:〒480-1342 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
電話:0570-089-154(ジブリパーク営業時間内)
営業時間:平日 10:00〜17:00/土日祝 9:00〜17:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
アクセス:リニモ「愛・地球博記念公園駅」下車すぐ
※情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
読み解く|エリア間の移動時間と距離一覧

全エリア間の移動時間を一覧表で比較
ジブリパークエリアマップで各エリアの位置を確認したら、次に把握しておきたいのが実際の移動時間です。下の表は、各エリア間の徒歩移動時間をまとめたものです。大人の通常歩行速度(時速約4km)を基準にしていますので、お子さん連れの場合は1.3〜1.5倍の時間を見込んでください。
| 出発エリア | 青春の丘 | 大倉庫 | 魔女の谷 | もののけの里 | どんどこ森 |
|---|---|---|---|---|---|
| 青春の丘 | ― | 約5分 | 約12分 | 約15分 | 約22分 |
| 大倉庫 | 約5分 | ― | 約10分 | 約12分 | 約20分 |
| 魔女の谷 | 約12分 | 約10分 | ― | 約12分 | 約18分 |
| もののけの里 | 約15分 | 約12分 | 約12分 | ― | 約10分 |
| どんどこ森 | 約22分 | 約20分 | 約18分 | 約10分 | ― |
この表を見ると、もっとも離れているのは「青春の丘」と「どんどこ森」で約22分。5エリアすべてを回る場合、移動だけで合計1時間以上かかる計算です。チケットの入場可能エリアと移動時間を照らし合わせて、無駄な往復が発生しないルートを組むことが重要です。
坂道・階段が多いルートはどこ?|エリアマップでは分からない高低差
ジブリパークエリアマップは平面図のため、実際の高低差は反映されていません。公園は丘陵地に造られており、エリアによってはかなりの起伏があります。特に注意したいのが、「ジブリの大倉庫」から「魔女の谷」へ向かうルートと、「もののけの里」から「どんどこ森」へ向かうルートです。
大倉庫から魔女の谷へは、途中に緩やかですが長い上り坂が続きます。距離は約600mですが、上り坂のため体感では10分以上かかることがあります。一方、もののけの里からどんどこ森へは森の中の散策路を進みますが、階段のある区間もあるため、ベビーカーの場合は迂回路を使う必要があります。
車いすやベビーカーをご利用の方は、公園公式サイトのバリアフリーマップを事前に確認しておくと安心です。エレベーター付きの展望塔を経由するルートなど、段差の少ない移動経路が案内されています。スロープが整備されている区間とそうでない区間があるため、事前の確認が欠かせません。
移動時間を「休憩込み」で計算するのが失敗しないコツ
エリア間の移動時間は、あくまで「立ち止まらずに歩いた場合」の目安です。実際には途中で写真を撮ったり、自動販売機で飲み物を買ったり、景色を眺めたりするため、表の1.5倍程度の時間を見込んでおくのが現実的です。
特に夏場(6〜9月)の名古屋は最高気温が35度を超える日が珍しくなく、屋外を長時間歩くのは体力を消耗します。移動の途中にある木陰のベンチや、公園内の自動販売機の位置もあらかじめチェックしておくと安心です。水分補給用のペットボトルは最低でも1人2本以上持参することをおすすめします。
逆に冬場(12〜2月)は日没が早く、16時半ごろには暗くなり始めます。閉園時間の17時まで滞在する予定の方は、暗くなる前にどんどこ森など遠方エリアからの帰路につく計画を立てましょう。帰りのリニモは混雑しやすいため、閉園30分前には北口方面へ移動を始めるのが賢明です。
名古屋暮らしガイド調べ|チケット別の総歩行距離を比較
どのチケットを購入するかによって、当日の総歩行距離は大きく変わります。名古屋暮らしガイド調べで、チケット種類ごとの目安をまとめました。
| チケット種類 | 入場エリア数 | 総歩行距離(目安) | 移動時間合計 |
|---|---|---|---|
| 大さんぽ券プレミアム | 5エリア | 約5〜7km | 約60〜80分 |
| 大さんぽ券スタンダード | 3エリア | 約3〜5km | 約30〜50分 |
| エリア券(1エリア) | 1エリア | 約1〜2km | 約10〜20分 |
大さんぽ券プレミアムで5エリアすべてを回ると、エリア内の歩行も含めて1日で7km以上歩くことになります。普段あまり歩かない方にとっては翌日の筋肉痛覚悟の距離ですので、歩きやすい靴は必須です。ヒールやサンダルで来園して後悔する方は少なくありません。
活用した効率的な回り方3パターン
パターン1:大さんぽ券プレミアムで全5エリア制覇ルート
5エリアすべてに入場できる大さんぽ券プレミアム(平日:大人7,300円、土日祝:大人7,800円)を持っている場合、エリアマップ上で「北→南→北」の動線にならないよう工夫することがポイントです。
開園と同時に「青春の丘」へ(北口から徒歩3分・所要30〜60分)
「ジブリの大倉庫」でたっぷり2〜3時間(青春の丘から徒歩5分)
昼食後「魔女の谷」へ移動(大倉庫から徒歩10分・所要1.5〜2.5時間)
「もののけの里」で五平餅体験(魔女の谷から徒歩12分・所要30〜60分)
「どんどこ森」を最後に訪問(もののけの里から徒歩10分・所要1〜1.5時間)
このルートなら北口を起点に時計回りで南下し、最南端のどんどこ森を最後に回れるため、同じ道を何度も往復するムダがありません。ただし、どんどこ森から北口駐車場やリニモ駅までの帰り道に約20分かかることを忘れずに。16時にはどんどこ森を出発するのが安心です。
パターン2:大さんぽ券スタンダードで3エリアを効率よく
大さんぽ券スタンダード(平日:大人3,300円、土日祝:大人3,800円)は、「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」の3エリアに入場できるチケットです。エリアマップを見ると、大倉庫を起点にもののけの里・魔女の谷は比較的まとまったエリアに配置されており、効率よく回れます。
おすすめは「ジブリの大倉庫→もののけの里→魔女の谷」の順番です。午前中にたっぷり時間のかかる大倉庫を見終え、昼食をとってからもののけの里・魔女の谷へ向かうと、時間的にゆとりがあります。3エリアなら滞在時間の合計は4〜5時間程度ですので、午前10時に入園すれば15時〜16時には余裕を持って帰路につけます。
3エリアのみの場合、空き時間にモリコロパーク内の無料スポット(後述)を散策するのもおすすめです。大芝生広場でのんびりしたり、公園内のカフェで休憩したりと、パーク以外の時間も楽しめます。急いですべてを回るよりも、各エリアをじっくり堪能するスタイルが満足度が高い傾向にあります。
パターン3:エリア券で1エリアをじっくり堪能コース
2025年4月から新設されたエリア券は、「魔女の谷・もののけの里」「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の4種類があります。料金は平日大人1,000〜3,500円(エリアにより異なる)で、1つのエリアを集中的に楽しみたい方やリピーターに向いています。
エリア券の場合、移動時間を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。例えば「ジブリの大倉庫」のエリア券なら、北口から徒歩5分で到着し、2〜3時間たっぷり楽しんで帰るというシンプルな行程が組めます。小さなお子さん連れや、歩き回るのが難しい方にとっては現実的な選択肢です。
「魔女の谷・もののけの里」のエリア券は2エリアセットになっている点に注目です。両エリアは徒歩約12分の距離にあるため、半日あれば十分に回れます。グーチョキパン屋で焼きたてパンを買い、もののけの里で五平餅を焼くという「食べ歩きコース」もエリア券ならではの楽しみ方です。
エリア券・大さんぽ券スタンダードでは、チケットに含まれないエリアに入場することはできません。当日の追加購入もできないため、「やっぱり魔女の谷も見たい」と思っても入れないことになります。回りたいエリアは事前にエリアマップで確認し、チケットを購入する段階で決めておきましょう。
載っていない無料スポットと楽しみ方

チケットなしでも楽しめるジブリ関連オブジェが点在
ジブリパークエリアマップで有料エリアの位置を確認する方は多いですが、実は公園内にはチケット不要で楽しめるジブリ関連スポットがいくつもあります。もっとも有名なのが、北口近くの「青春の丘」付近にあるエレベーター棟です。この建物の外観は無料エリアから眺めることができ、写真スポットとして人気です。
また、園内の各所にはジブリ作品をモチーフにしたベンチやオブジェが設置されています。「耳をすませば」のバロンや「天空の城ラピュタ」のロボット兵など、散策しながら見つける楽しみがあります。これらは有料エリアの外に配置されているため、パーク非利用者でもモリコロパーク自体の入園料は無料で楽しめます。
特に「稲楼門(いなろうもん)」はもののけの里の入口に設置された門で、外観は無料エリアから見学可能です。映画「もののけ姫」に登場するタタラ場の門を再現したもので、その迫力は一見の価値があります。無料スポットだけでも1〜2時間は楽しめるため、「まずは下見で雰囲気を確かめたい」という方にもおすすめです。
モリコロパークの遊具広場・大芝生広場は子連れの味方
ジブリパークの各エリアを回った後、お子さんがまだ元気を持て余しているなら、モリコロパーク内の無料遊具広場に立ち寄ってみてください。大型複合遊具が設置された「こどものひろば」は、3〜12歳のお子さんが思いきり走り回れるスペースです。
大芝生広場は約8,000㎡の広大な芝生が広がり、レジャーシートを敷いてのピクニックに最適です。園内にはコンビニ「ファミリーマート モリコロパーク店」があるため、お弁当を持参しなくても問題ありません。テイクアウトのフードを買って芝生で食べれば、ジブリの世界から少し離れてリラックスした時間を過ごせます。
これらの無料施設はエリアマップには詳しく記載されていないことが多いため、愛・地球博記念公園の公式サイトで別途「園内マップ」をダウンロードしておくと便利です。ジブリパークマップと公園マップの2枚を持っておくことで、有料エリア以外の楽しみ方も広がります。
実は穴場|展望塔からの眺望でパーク全体を俯瞰できる
意外と知られていないのが、公園内にある展望塔からジブリパーク全体を見渡せることです。地上約40mの高さから、5エリアの位置関係を実際に自分の目で確認できます。エリアマップで把握した配置が立体的に理解でき、「あのエリアはあそこにあるのか」と方向感覚がつかめます。
展望塔にはエレベーターが設置されているため、階段を上る必要はありません。無料で利用でき、晴れた日には名古屋市街地の方向まで見渡せます。混雑時は待ち時間が発生することもありますが、朝一番や夕方は比較的空いています。
ジブリパークに初めて訪れる方は、入園後にまず展望塔に上がって全体像を把握してから各エリアを回り始めるのも一つの方法です。マップと実際の風景を照らし合わせることで、方向を見失いにくくなります。特に方向音痴を自認する方にはおすすめの作戦です。
実はモリコロパークには「サイクリングコース」(1周約5.1km)もあり、自転車をレンタルして園内を回ることもできます。ただし自転車でジブリパークの有料エリアに乗り入れることはできないため、あくまで公園散策用です。ジブリパーク訪問後の余った時間に利用すると、広い公園の別の一面を楽しめます。レンタル料金は大人1周100円と格安です。
チケット種類と料金|エリアマップと合わせて計画しよう
2025年4月リニューアルで何が変わった?チケット体系を整理
ジブリパークのチケットは2025年4月入場分から大幅にリニューアルされました。以前は「大さんぽ券」と「さんぽ券」の2種類が中心でしたが、新体系では「大さんぽ券プレミアム」「大さんぽ券スタンダード」に加え、各エリアを個別に楽しめる「エリア券」が新設されています。
この変更により、「5エリア全部は回れないけど、行きたいエリアだけ入れればいい」というニーズに応えられるようになりました。特にリピーターにとっては、前回見られなかったエリアだけをピンポイントで訪問できるため、コスパが大幅に向上しています。
チケットの予約は毎月10日の14時から、2か月先の入場分が発売されます。人気の土日祝は発売開始直後に売り切れることも多いため、予約開始時間にスタンバイしておくことが重要です。平日であれば比較的取りやすい状況が続いています。
チケット料金一覧|大人・子ども・平日と休日で異なる
チケット料金はエリアの組み合わせ、大人・子ども、平日・休日で細かく分かれています。エリアマップで回りたいエリアを決めたら、対応するチケットの料金を確認しましょう。
| チケット種類 | 大人(平日) | 大人(休日) | 子ども(平日) | 子ども(休日) |
|---|---|---|---|---|
| 大さんぽ券プレミアム | 7,300円 | 7,800円 | 3,650円 | 3,900円 |
| 大さんぽ券スタンダード | 3,300円 | 3,800円 | 1,650円 | 1,900円 |
子ども料金は大人の半額で、4歳以上から必要です。3歳以下は無料で入場できますが、保護者のチケットは必要です。家族4人(大人2人・子ども2人)で大さんぽ券プレミアムの平日を購入すると合計21,900円になりますので、予算計画の参考にしてください。
チケットが取れないときの対処法3選
ジブリパークのチケットは人気が高く、特に土日祝や連休期間は発売開始と同時に完売することがあります。「取れなかった」と諦める前に、3つの対処法を試してみてください。
1つ目は、キャンセル拾いです。予約済みチケットのキャンセルは随時発生するため、こまめに公式チケットサイトをチェックすると空きが出ることがあります。特に来場日の1〜2週間前はキャンセルが増える傾向です。2つ目は、JTBなど旅行代理店が販売するチケット付き宿泊プランの活用です。公式サイトとは別枠でチケットが確保されているため、公式が完売していても購入できる場合があります。
3つ目は、平日狙いへの切り替えです。土日祝に比べて平日は格段にチケットが取りやすく、園内の混雑も少ないため快適に過ごせます。有給休暇を1日取れるなら、平日訪問のメリットは料金が500円安い・混雑が少ない・写真が撮りやすいと三拍子そろっています。
一緒に確認|アクセス・駐車場・持ち物チェックリスト
名古屋駅からジブリパークへの行き方|リニモが最短ルート
名古屋駅からジブリパークへの最短ルートは、地下鉄東山線とリニモを乗り継ぐ方法です。名古屋駅から地下鉄東山線に乗り「藤が丘駅」で下車(約28分)、リニモに乗り換えて「愛・地球博記念公園駅」で下車(約13分)、合計約45分で到着します。運賃は片道大人670円(地下鉄310円+リニモ360円)です。
リニモ「愛・地球博記念公園駅」の改札を出ると、目の前にモリコロパーク北口ゲートがあります。エリアマップ上でもっとも北側に位置する「青春の丘」まではゲートから徒歩約3分です。乗り換えもスムーズなので、初めての方でも迷うことはほぼありません。
注意したいのは、帰りのリニモの混雑です。閉園時間の17時前後はリニモ駅のホームが長蛇の列になることがあり、乗車まで20〜30分待つケースもあります。帰りの電車に余裕を持たせるか、閉園の30分〜1時間前に退園するのが混雑を避けるコツです。
車で行く場合の駐車場情報|北口駐車場が基本
車で訪れる場合は、北口駐車場の利用が基本です。収容台数は約1,000台で、料金は普通車1回通常期500円、混雑期(土日祝・GW・お盆)は1,000円です。東名高速道路「長久手IC」または名古屋瀬戸道路「長久手IC」から約5分とアクセス良好です。土日祝は10時前に満車になることがあるため、開園1時間前の到着を目安にしましょう。
北口駐車場が満車の場合は、西口駐車場や南口駐車場に案内されます。西口駐車場から青春の丘までは徒歩約15分、南口駐車場からどんどこ森までは徒歩約10分です。どの駐車場に停めるかによって回り始めるエリアが変わるため、エリアマップで駐車場の位置も確認しておくと当日慌てずに済みます。
公園周辺にはコインパーキングもいくつかありますが、ジブリパーク開業以降は料金が高めに設定されている傾向です。通常期であれば公園の公式駐車場(500円)のほうが割安なケースがほとんどですので、公式駐車場の利用をおすすめします。
季節別の持ち物リスト|エリアマップと一緒にチェック
ジブリパークは屋外移動が多いため、季節に応じた持ち物準備が欠かせません。エリアマップと一緒に、以下の持ち物リストもチェックしておきましょう。
- 歩きやすいスニーカー
- モバイルバッテリー
- エリアマップ(スマホに保存)
- 飲み物(ペットボトル2本以上)
- 小さめのリュック
- 三脚・自撮り棒(エリア内禁止)
- 大型キャリーケース
- ペット(補助犬を除く)
- キックボード・スケートボード
- ドローン
夏場(6〜9月)は日焼け止め・帽子・ハンディファン・冷却タオルが必需品です。名古屋の夏は気温だけでなく湿度も高く、体感温度は40度近くになることもあります。冬場(12〜2月)はダウンジャケットや手袋が必要で、風を遮るものが少ない公園内では体感温度が低くなりがちです。雨の日は折りたたみ傘よりもレインコートのほうが、両手が空いて歩きやすくなります。
ロッカー・ベビーカー置き場の位置もマップで確認
大きな荷物がある場合は、コインロッカーの利用が便利です。北口ゲート付近とジブリの大倉庫入口付近にコインロッカーが設置されています。サイズは小(300円)・中(500円)・大(700円)程度で、数に限りがあるため到着時にすぐ利用するのがおすすめです。
ベビーカーは園内の移動では使えますが、各有料エリアの入口にはベビーカー置き場が設けられており、エリア内はベビーカーを持ち込めない場所もあります。特にジブリの大倉庫は館内が複雑な構造のため、抱っこひもを持参しておくと安心です。エリアマップ上にはロッカーやベビーカー置き場の位置が記載されているものもありますので、事前に確認しておきましょう。
なお、園内にはおむつ替えスペースや授乳室も複数箇所に設置されています。北口ゲート付近、ジブリの大倉庫内、魔女の谷エリア内にそれぞれ授乳室があるため、乳児連れでも安心して過ごせる環境が整っています。場所はインフォメーションカウンターのスタッフに聞けばすぐに案内してもらえます。
使いこなすための裏ワザと注意点
開園直後の「最初の30分」で勝負が決まる
ジブリパークエリアマップで効率的なルートを組んでも、開園直後の動きを間違えると計画が崩れてしまいます。開園時間は平日10時・土日祝9時ですが、入場ゲートには30分〜1時間前から列ができ始めます。
大さんぽ券プレミアムの場合、開園と同時にまず「青春の丘」に向かうのが鉄板です。コンパクトなエリアなので30〜45分で見終わり、混雑が本格化する前に「ジブリの大倉庫」に入れます。逆に、開園直後にジブリの大倉庫へ直行すると、入口で行列に巻き込まれて時間をロスする可能性があります。
開園前の待ち時間を有効活用するなら、エリアマップを広げて当日のルートを最終確認したり、トイレを済ませておいたりするのがおすすめです。開園後はトイレも混雑しますので、入場前に北口ゲート近くのトイレを利用しておくとスムーズです。
ランチ難民にならないための食事スポット確認
ジブリパークで意外と困るのが食事です。園内のレストランは「魔女の谷」エリア内の「空飛ぶオーブン」とジブリの大倉庫内のカフェ「大陸横断飛行」が主な選択肢ですが、いずれも座席数に限りがあり、昼時は30分以上の待ち時間が発生することもあります。
ランチ難民を回避するには、11時前か13時以降にずらして食事をとるのが効果的です。もしくは、モリコロパーク内にあるフードコートやコンビニ(ファミリーマート)でテイクアウトして、ベンチや芝生で食べるのも一つの手です。ジブリの大倉庫を出た後の移動途中にフードコートがありますので、エリアマップで位置を確認しておきましょう。
お弁当の持ち込みは、有料エリア内では飲食スペースが限られるため注意が必要ですが、公園内のベンチや芝生広場では自由に食べられます。「魔女の谷」のグーチョキパン屋で焼きたてパンをテイクアウトし、近くのベンチで食べる方も多く見られます。
雨の日のエリアマップ活用術|屋内エリア中心の回り方
名古屋は6月の梅雨時期や秋の台風シーズンに雨が多く、ジブリパーク訪問日が雨になることも十分にあり得ます。雨の日は屋外エリアの「どんどこ森」「もののけの里」の散策が辛くなるため、エリアマップで屋内メインのルートに切り替えましょう。
屋内展示が充実しているのは「ジブリの大倉庫」と「青春の丘」です。この2エリアだけでも3〜4時間は楽しめます。「魔女の谷」は屋外ですが、ハウルの城やグーチョキパン屋など建物の中に入れるスポットが多いため、雨でも比較的楽しめるエリアです。
雨の日の注意点として、園内の舗装路が滑りやすくなること、傘をさしながらの移動で時間がかかることを考慮してください。レインコートを着用すれば両手が空くため、マップの確認や写真撮影がしやすくなります。折りたたみ傘はエリア内で邪魔になりがちなので、レインコートとの併用がベストです。
雨の日は来園者が減るため、晴れの日に比べて各エリアの混雑が緩和されるメリットもあります。ジブリの大倉庫は屋内なので天候の影響を受けず、写真撮影スポットでの待ち時間が短くなることも。「雨だからやめよう」ではなく「雨だからこそ空いている」と考えると、レインコート持参で出かける価値は十分にあります。
まとめ|ジブリパークエリアマップを味方につけて最高の1日を計画しよう
ジブリパークは、愛・地球博記念公園の広大な敷地に5つのエリアが点在する「公園の中のテーマパーク」です。一般的なテーマパークとは異なり、エリア間の移動だけで片道6〜22分かかるため、事前にエリアマップで位置関係と移動時間を把握しておくことが、充実した1日を過ごすための最大のポイントです。
この記事の要点を振り返ります。
- ジブリパークの5エリア(ジブリの大倉庫・青春の丘・どんどこ森・もののけの里・魔女の谷)は、約190ヘクタールの公園内に分散しており、全エリアを回ると総歩行距離は5〜7kmになる
- エリアマップは公式サイト・公園パンフレット・中日新聞おさんぽマップの3種類があり、スマホへの事前ダウンロードが確実
- マップは平面図のため、実際の坂道や階段による高低差は反映されていない。移動時間は表の1.5倍で計算するのが安心
- 大さんぽ券プレミアムは「北→南」の時計回りルート、スタンダードは「ジブリの大倉庫→もののけの里→魔女の谷」のルートが効率的
- 2025年4月から新設されたエリア券を活用すれば、リピーターやお子さん連れも無理のない計画が立てられる
- 有料エリア以外にも無料のジブリ関連オブジェや展望塔など、マップに載っていない楽しみ方がある
- 名古屋駅からリニモ経由で約45分。駐車場は北口(約1,000台・500円)が基本で、土日祝は開園1時間前の到着がおすすめ
エリアマップを事前にダウンロードし、この記事で紹介したルートや所要時間を参考に計画を立てれば、当日は迷わずスムーズにジブリの世界を満喫できます。まずはジブリパーク公式サイトで最新のエリアマップをチェックし、行きたいエリアとチケットの種類を決めるところから始めてみてください。
最新のエリアマップ・チケット情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・ジブリパーク公式サイト
・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)公式サイト

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