東山公園植田山駐車場は10月から有料に|130台の場所・料金1,000円と満車回避ガイド

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東山動植物園へ車で行こうと調べると、「植田山駐車場は無料の穴場」という情報がいまも数多く出てきます。ところが2026年10月1日から、植田山駐車場の扱いは大きく変わりました。これまでの感覚のまま出かけると、ゲートの前で「あれ、有料なの?」と戸惑うことになりかねません。

結論からお伝えすると、植田山駐車場は東山動植物園の南側にある130台の駐車場で、2026年10月1日からは開園日は普通自動車1回1,000円の有料、休園日は使用不可になりました。それでも、植物園や上池門側から園内に入りたい人、北側の大規模駐車場の渋滞を避けたい人にとっては、使い方次第で選ぶ価値のある駐車場です。

この記事では、植田山駐車場の場所と利用時間、料金改定で何が変わったのか、全11か所の駐車場の中での立ち位置、満車を避ける到着の考え方、支払い方法や減免制度までを、東山動植物園の公式情報をもとに整理しました。初めて車で東山公園へ行く人も、久しぶりに訪れる人も、出発前に読んでおけば当日の迷いが減るはずです。

📌 この記事でわかること

・植田山駐車場の場所・台数・利用時間と、園内のどの門に近いか
・2026年10月1日からの料金改定で「無料」がどう変わったか
・全11か所の公式駐車場の台数比較と、目的別の選び方
・満車を避ける工夫、支払い方法、駐車料金の減免制度

目次

東山公園植田山駐車場はどこにある?場所と基本情報

東山公園植田山駐車場はどこにある?場所と基本情報の解説画像

園の南側・緑橋の先にある130台の駐車場

植田山駐車場は、東山動植物園の公式案内図で園の南側、緑橋下駐車場のさらに南に描かれている駐車場です。収容台数は公式の満空情報ページで130台と案内されています。すぐ西隣には39台の緑橋南駐車場があり、この2つはセットで「南部の駐車場」として扱われることが多い位置関係です。

北側の正門前駐車場や新池駐車場は地下鉄東山公園駅の近くにあり、市街地方面から来る車が集中します。植田山駐車場は反対側の南に離れているため、車の流れが分散しやすいのが特徴です。ただし地図上で園からやや離れて見えるとおり、正門や北園門まで歩くには距離があります。動物園の正門から入るつもりで植田山に停めると、園の外周をぐるりと歩くことになるので注意してください。

なお、ネット上には「植田山ハイキングのための駐車場」として紹介する記事もありますが、公式にはあくまで東山動植物園の来園者用駐車場のひとつとして案内されています。

📍 植田山駐車場
住所 名古屋市千種区天白町大字植田植田山1275
営業時間 午前8時45分~午後5時
定休日 東山動植物園の休園日は使用不可
アクセス 東山動植物園の南側、緑橋南駐車場の東隣(公式案内図)
駐車場 あり(130台)
公式サイト 公式サイト

停めたあとに向かうのは上池門・植物園門方面

植田山駐車場から園内に入るなら、南側にある上池門や植物園門方面を目指すのが自然な動き方です。公式案内図を見ると、緑橋下駐車場の北に上池門、その東に植物園門があり、南部の駐車場からはこの2つの門が近い側にあたります。

上池門は動物園と植物園の間に位置しており、入園後はどちらのエリアにも向かいやすい門です。植物園の温室や花の見頃を目当てに来る人なら、植物園門から入ると園内の移動が少なくて済みます。一方、ゾウやコアラ、ゴリラなど動物園の人気エリアは北西側に集まっているため、そちらを中心に回るなら園内を北上していく形になります。

よくある間違いは、カーナビに「東山動植物園」とだけ入力し、正門付近に案内されてから植田山を探そうとするパターンです。北側から南側への移動は園の外周道路を回ることになるため、最初から目的地を植田山駐車場に設定しておきましょう。公式サイトの満空情報ページでは、各駐車場名をクリックするとGoogleマップが開く仕組みになっています。

利用時間は午前8時45分~午後5時、休園日は使えない

植田山駐車場の利用時間は、ほかの公式駐車場と同じ午前8時45分~午後5時です。東山動植物園の開園時間は午前9時~午後4時50分(入園は午後4時30分まで)なので、開園の少し前から閉園後の片付けまでをカバーする時間設定になっています。

押さえておきたいのは休園日の扱いです。2026年9月19日に公表された公式のお知らせで、緑橋南・植田山駐車場は2026年10月1日から「他の有料駐車場と同様の取扱い(開園日は有料、休園日は使用不可)」になると案内されました。つまり月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の休日でない日)や12月29日~1月1日の休園日には、植田山駐車場に停められません。

以前は休園日でも周辺の散策やテニス・ゴルフ利用のついでに停める人がいましたが、その使い方はできなくなっています。園に入らない用事で南部へ行く場合は、それぞれの施設の駐車場案内を別途確認しておくと安心です。

大型車・バスは植田山には停められない

マイクロバスや観光バスで来園する予定なら、植田山駐車場は候補から外してください。公式の交通案内では、大型自動車が駐車できるのは新池駐車場とスカイタワー前駐車場の2か所だけで、「東山動植物園南部地域には大型自動車が駐車できる駐車場はありません」と明記されています。

さらに、植物園東駐車場の出入口から南側の道路は幅が狭くなっており、大型自動車の通行やUターンに支障がある箇所があると公式に注意喚起されています。南部へ大型車で迷い込むと、切り返しができずに近隣の生活道路へ入ってしまうおそれがあります。

大型自動車の駐車料金は2026年10月1日から1回2,500円です。団体で訪れる場合は、公益財団法人東山公園協会が運用する「バス駐車場予約システム」で、出発予定日の6か月前から3日前まで予約を受け付けています。幹事役の人は、ルートを決める前に駐車場の予約状況から確認しておくとスムーズです。

⚠️ 注意

植田山駐車場を含む東山動植物園の南部地域には、大型自動車が停められる駐車場がありません。大型車は北側の新池駐車場かスカイタワー前駐車場を利用し、植物園東駐車場より南の狭い道路へは入らないようにしましょう。

2026年10月から何が変わった?料金改定のポイント

普通自動車は1回1,000円に改定

東山動植物園の公式駐車場は、2026年10月1日から料金が改定されました。公式の「料金改定のお知らせ」によると、普通自動車は800円から1,000円へ、大型自動車は2,000円から2,500円へ、自動二輪車等は400円から500円へ変わっています。

料金は時間制ではなく「1回」ごとの定額です。午前中に入庫して閉園まで停めても、昼過ぎに入庫して2時間ほどで帰っても、同じ1回分の料金になります。短時間だけ立ち寄るつもりなら割高に感じるかもしれませんが、1日しっかり過ごす家族連れにとっては時間を気にせず停められる仕組みです。

注意したいのは、ネット上の駐車場まとめ記事の多くが改定前の800円のまま更新されていないことです。予算を立てる際は、公式サイトの交通案内ページに記載されている現行料金を基準にしてください。

区分 2026年9月30日まで 2026年10月1日から
普通自動車 800円 1,000円
大型自動車 2,000円 2,500円
自動二輪車等 400円 500円
植田山・緑橋南 原則無料(イベント時など一部有料) 開園日は有料・休園日は使用不可

植田山・緑橋南の「原則無料」は9月30日で終了

今回の改定でいちばん影響が大きいのが、植田山駐車場と緑橋南駐車場です。公式の交通案内には「緑橋南・植田山駐車場は、令和8年9月30日までは無料。ただし、イベント開催等利用状況によって一部有料とする場合がございます」と記載されていました。春や秋のイベント期間の土日祝だけ1回800円がかかり、それ以外の日は無料で停められたため、「東山動植物園の無料駐車場」として長く知られてきた経緯があります。

2026年10月1日からは、この2つの駐車場もほかの有料駐車場と同じ扱いになり、開園日は普通自動車1回1,000円です。「少し歩いても無料だから南に停める」という選び方は成り立たなくなりました。

実は、ここが植田山駐車場の評価を考えるうえでの分岐点です。料金が全駐車場で横並びになった以上、植田山を選ぶ理由は「安さ」ではなく「位置」と「混雑の分散」になります。植物園や上池門側から入りたい人にとっては、料金差がなくなったぶん、むしろ素直に選びやすくなったともいえます。

💡 豆知識

意外と知られていないけれど、植田山駐車場が「無料の穴場」と呼ばれていた時代も、春・秋のイベント期間の土日祝は有料でした。混雑する日ほど無料の恩恵は小さかったため、改定後の実質的な変化は「平日の無料がなくなった」点が中心です。

入園料も同じ日に改定されている

駐車場と同じ2026年10月1日に、東山動植物園の観覧料も改定されました。大人(高校生以上)の観覧券は500円から800円へ、名古屋市在住の65歳以上の方は100円から200円へ変わっています。中学生以下は改定後も無料です。

車で家族旅行をする場合、駐車料金と入園料の両方が上がっているため、以前の記憶で予算を組むと想定より出費が増えます。とくに年に何度も訪れる家庭では、年間パスポートの料金も改定されているので、公式の料金改定のお知らせで現行額を確認しておくと計算がずれません。

なお、2026年9月30日までに購入したチケットは、10月1日以降も差額の支払いなしで入園できると案内されています。年間パスポートも記載の有効期限までそのまま使えます。駐車料金は当日払いのため、改定前の料金が適用される仕組みはありません。

失敗例:「無料のはず」で千円札を用意していなかった

改定直後に起こりやすいのが、「植田山は無料」と思い込んで出かけ、精算時に手持ちの現金が合わずに慌てるケースです。原因は、古いまとめ記事やSNSの情報をそのまま信じてしまったこと。さらに、東山動植物園の駐車場では高額紙幣が使えず、公式サイトでも「千円札をご用意ください」と案内されています。財布に一万円札しかないと、現金では支払えません。

対策はシンプルで、出発前に公式サイトの交通案内ページで現行料金を確認し、千円札を1枚以上用意しておくことです。あわせて、クレジットカードや交通系ICカード、コード決済などのキャッシュレス決済が使えるので、普段使っている決済手段が対象かどうかも確認しておきましょう。対応している決済の一覧は、このあとの支払い方法の章でまとめています。

家族で車を出す日は、運転する人と同乗者のどちらが支払うかを決めておくと、出口付近で後続車を待たせずに済みます。

全11か所の駐車場をくらべると植田山はどんな位置づけ?

全11か所の駐車場をくらべると植田山はどんな位置づけ?の解説画像

公式駐車場の台数一覧(名古屋暮らしガイド調べ)

東山動植物園の公式駐車場は全部で11か所、合計で約1,600台です。公式の満空情報ページに記載された最大駐車可能台数をもとに、エリアと特徴を整理したのが下の表です。植田山駐車場の130台は、11か所のうち中規模の部類に入ります。

駐車場 台数 エリア 近い門・施設
植物園東駐車場360台東植物園
新池駐車場291台北北園門
スカイタワー前駐車場281台北東東山スカイタワー
北園門前駐車場138台北北園門
植田山駐車場130台南上池門・植物園門方面
緑橋下(西・東)駐車場合計106台南上池門
動物園西駐車場93台西動物園
正門前駐車場90台北西正門
緑橋南駐車場39台南上池門方面
上池駐車場33台中央スカイタワー門
星が丘駐車場26台北東星が丘門

表の「近い門・施設」は、公式の東山動植物園案内図での位置関係をもとに名古屋暮らしガイドが整理したものです。台数は公式の満空情報ページの記載どおりで、実際の空き状況は当日のページで確認してください。

北側の大規模駐車場との違いは「入口の向き」

新池駐車場(291台)やスカイタワー前駐車場(281台)、北園門前駐車場(138台)は、地下鉄東山線が通る北側に集まっています。正門や北園門から入って動物園を中心に回る人には、北側のほうが歩く距離は短くなります。

一方で北側の駐車場は、名古屋市街地や名古屋高速四谷出口方面から来る車が最初に目指す場所でもあります。週末や連休には、駐車場へ入る車の列が周辺道路に伸びやすいのが北側の弱点です。南側の植田山駐車場は、入口の向きが違うぶん、北側の列とは別の流れで入庫できる可能性があります。

ただし、南側が必ず空いているとは限りません。公式の満空情報ページでは「春、秋の土日祝などは、午前中の早い時間に全ての駐車場が満車になることがあります」と案内されています。北と南のどちらが空くかは日によって変わるため、出発前と到着直前の2回、満空情報を見ておくのが確実です。

南部エリアにある4つの駐車場の使い分け

園の南側には、緑橋下(西)・緑橋下(東)・緑橋南・植田山の4つの駐車場があります。緑橋下は西と東を合わせて106台、緑橋南は39台、植田山は130台で、南部全体では植田山がもっとも大きい駐車場です。

公式案内図では、緑橋下駐車場が上池門のすぐ南、その先に緑橋南駐車場、さらに東寄りに植田山駐車場という並びになっています。門への近さだけを考えると緑橋下が有利ですが、台数が限られるため先に埋まりやすい傾向があります。南部に着いて緑橋下が満車でも、植田山に空きがあれば南部の中で停め直せるのが、この並びのメリットです。

料金はどの駐車場も2026年10月1日から普通自動車1回1,000円で共通です。南部の4つの駐車場はいずれも大型自動車は停められないので、その点だけは覚えておきましょう。

星が丘・上池など小さな駐車場は「当たれば近い」

星が丘駐車場(26台)と上池駐車場(33台)は台数が少なく、空いていれば門まで近いものの、混雑日には早い時間に満車になりやすい駐車場です。星が丘駐車場は植物園の星が丘門のそば、上池駐車場は園の中央付近のスカイタワー門近くにあります。

小さな駐車場を狙うときのよくある失敗は、満車の駐車場の前で空きを待ち続け、結果的に周辺道路の渋滞に巻き込まれることです。台数が少ない駐車場は回転も読みにくいため、満車表示が出ていたら無理に待たず、大きな駐車場へ切り替えるほうが入園までの時間は短くなりやすいでしょう。

植物園を目当てに来る人なら、星が丘駐車場が満車のときは植物園東駐車場(360台)、さらに南の植田山駐車場という順番で候補を持っておくと、当日の判断が速くなります。

植田山駐車場が向いている人・向いていない人

植物園や上池門側から回りたい人には好相性

植田山駐車場が力を発揮するのは、園の南側から入園したい人です。植物園の花や紅葉、温室を中心に見たい人、動物園と植物園の両方を少しずつ回りたい人にとって、上池門や植物園門方面に近い南部の駐車場は動きやすい位置にあります。

とくに秋の紅葉シーズンは植物園エリアの人気が高まり、植物園に近い星が丘駐車場や植物園東駐車場に車が集まりがちです。植田山駐車場は、そうした植物園側の駐車場が埋まったときの受け皿にもなります。

一方、植物園門から入って植物園だけを見て帰る場合は、植物園東駐車場のほうが近く感じることもあります。目的のエリアと駐車場の位置を、公式案内図で事前に照らし合わせておくのがおすすめです。名古屋市内のほかの紅葉スポットとあわせて計画したい人は、こちらの記事も参考にしてください。

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正門から動物園を回りたい人は北側を選ぶ

反対に、植田山駐車場が向いていないのは、正門や北園門から入って動物園を中心に回りたい人です。ゾウやゴリラ、コアラなどの人気動物を順に見ていくなら、北側の正門前駐車場、北園門前駐車場、新池駐車場のほうが入園までの歩行距離は短くなります。

植田山に停めてから正門へ回ろうとすると、園の外周を歩くことになり、入園前に体力を使ってしまいます。帰りも同じ距離を戻るので、小さな子どもが疲れて歩けなくなる夕方には負担が大きくなりがちです。

もし北側が満車で植田山に停めることになった場合は、無理に正門へ回らず、南側の上池門から入って園内を北へ進むルートに切り替えましょう。園内の通路を歩けば、展示を見ながら北側のエリアへ移動できます。退園するときも上池門側に戻ってくる計画にしておくと、駐車場までの帰り道が短く済みます。

子連れ・ベビーカーの家族は「帰りの歩き」で選ぶ

小さな子ども連れで車を使う場合、駐車場選びでいちばん効いてくるのは、行きよりも帰りの歩く距離です。1日園内を歩いたあとの子どもは、駐車場までの数百メートルでも抱っこをせがむことがあります。ベビーカーを押しながら荷物を持って歩くと、坂や段差の多いルートほど負担が増えます。

南部エリアから入る家族は、最後に見る場所を上池門や植物園門の近くに設定しておくと、帰りが楽になります。お昼にお弁当を広げる場所を南側の休憩所や芝生にしておくのもひとつの方法です。東山動物園でお弁当を食べられる場所については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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また、車に荷物を取りに戻る可能性がある家族は、門に近い駐車場ほど便利です。南部に停めるなら、途中で車に戻らなくて済むよう、必要な荷物は最初から持って入園しましょう。

シーン別のおすすめ駐車場早見表

ここまでの内容を、来園の目的別に整理しました。どの駐車場も料金は同じなので、目的と混雑状況から選ぶのが基本です。

✅ 植田山駐車場が合う人
  • 植物園や上池門側から入園したい
  • 北側の駐車場待ちの列を避けたい
  • 緑橋下が満車で南部に停め直したい
  • 普通自動車・自動二輪車で来園する
❌ 別の駐車場が合う人
  • 正門から動物園を中心に回りたい
  • 大型車・マイクロバスで来園する
  • 休園日に周辺だけ散策したい
  • 夕方以降に東山スカイタワーへ行きたい

東山スカイタワーを夜に楽しみたい人は、利用時間が午後9時30分までのスカイタワー前駐車場が候補になります。植田山駐車場は午後5時までなので、夜景目当ての来園には向きません。

満車を避けるには?混雑する日と到着の考え方

満車を避けるには?混雑する日と到着の考え方の解説画像

春まつり・秋まつりの土日祝は午前中の早い時間に満車

東山動植物園の駐車場がもっとも混み合うのは、春まつり・秋まつり期間中の土日祝です。公式の交通案内では「春まつり、秋まつり期間中の土日祝など周辺駐車場は午前中の早い時間に満車になります」と案内されています。満空情報ページでも、春・秋の土日祝などは全ての駐車場が満車になることがあると注意書きがあります。

この時期に車で行くなら、駐車場の利用開始時刻である午前8時45分を目安に到着できるよう出発するのがひとつの考え方です。開園は午前9時なので、駐車してから門の前で少し待つ程度で入園できます。

よくある間違いは、「南側の植田山なら遅く着いても空いているはず」と考えてしまうことです。植田山が無料だった時代は、無料を目当てにした車が南部に集まることもありました。料金が統一された今後の混み方はまだ読み切れないため、混雑日は駐車場の位置にかかわらず早めの到着を基本にしましょう。

出発前と到着直前に満空情報ページを確認する

東山動植物園の公式サイトには、全11か所の駐車場の満空情報をまとめたページがあります。混み具合は「空(空き)0%~」「やや混(やや混み)50%~」「混(混み)80%~」「満(満車)100%」の4段階で表示され、駐車場名をクリックするとGoogleマップでその場所が開きます。

📋 満空情報を使った駐車場選びの手順
1

出発前に満空情報ページを開き、北側・南側それぞれの混み具合を確認する

2

第1候補と第2候補の駐車場を決め、カーナビには第1候補の駐車場名を設定する

3

到着直前に同乗者が再確認し、満車なら第2候補か池下駐車場へ切り替える

ただし公式ページにもあるとおり、表示は閲覧した時点の状況です。駐車待ちの車がいる場合、到着したときには満車になっていることもあります。「やや混」の表示でも、混雑日は余裕を持って第2候補を決めておきましょう。運転中のスマートフォン操作は危険なので、確認は同乗者に任せるか、停車中に行ってください。

混雑日は池下駐車場のパークアンドライドも選択肢

公式の交通案内では、混雑が予想される時期には池下駐車場の利用も案内されています。池下駐車場はパークアンドライドの提携駐車場で、2時間無料駐車券の発行があります。池下で車を停め、地下鉄東山線で東山公園駅へ向かう方法です。

この方法の利点は、東山動植物園周辺の渋滞に入らずに済むことです。駐車場の空き待ちで周辺道路に並ぶ時間を考えると、地下鉄に乗り換えたほうが入園までの時間が読みやすくなる日もあります。

注意点は、無料駐車券が2時間分であることと、発行の条件や手続きが決まっていることです。公式サイトの「パークアンドライド提携駐車場(池下駐車場)のご案内」で、利用条件を出発前に確認しておきましょう。池下駐車場の満空情報も、東山動植物園の交通案内ページからたどれます。

夕方以降に停めるならスカイタワー前駐車場

植田山駐車場を含むほとんどの公式駐車場は午後5時までですが、スカイタワー前駐車場だけは公式の交通案内で午後9時30分まで利用できると記載されています。東山スカイタワーの展望室から夜景を見たい人は、こちらの駐車場が候補になります。

さらに、東山スカイタワーの公式アクセスページでは、スカイタワー前駐車場は17:00以降無料と案内されています。ただし同じページで、ナイトZOOや紅葉ライトアップなど東山動植物園の夜間開園時には17:00以降も駐車料金がかかる場合があると注意書きがあります。

夜間イベントの日に「夕方からなら無料」と思い込むのは、典型的な失敗パターンです。夜間開園の日程は東山動植物園の公式サイトで事前に確認しておきましょう。夏のナイトズーについては、こちらの記事で日程や混雑の傾向をまとめています。

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支払い方法・減免・休園日のルールを押さえよう

キャッシュレス決済が幅広く使える

東山動植物園の駐車場料金は、現金のほかクレジットカードや電子マネー、コード決済で支払えます。公式の交通案内に掲載されている対応決済は次のとおりです。

種類 使える決済
クレジットカード VISA、MasterCard、JCB、銀聯、AMERICAN EXPRESS、Diners Club
電子マネー 交通系ICカード(manaca、toica、Kitaca、PASMO、Suica、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA)、iD、QUICPay、WAON、nanaco、楽天Edy
コード決済 PayPay、d払い、楽天ペイ、auPAY、メルペイ
現金 利用可。ただし高額紙幣は使えないため千円札を用意

名古屋で暮らしている人なら、普段使いのmanacaでそのまま支払えるのは便利な点です。旅行や出張で訪れる人も、SuicaやICOCAなど各地の交通系ICカードが使えます。決済端末の不具合や残高不足に備えて、念のため千円札も1枚持っておくと安心です。

高額紙幣は使えない点に注意

現金で支払う場合に気をつけたいのが、高額紙幣が使えないことです。公式サイトには「高額紙幣はご利用できません。千円札をご用意ください」とはっきり書かれています。

旅行中は宿泊費や交通費のために一万円札をまとめて持ち歩くことが多く、千円札が手元にないことも珍しくありません。東山動植物園の周辺で両替のためにお店に寄るのは手間なので、高速道路のサービスエリアやコンビニで買い物をしたときに、千円札を確保しておきましょう。

キャッシュレス決済が使えるとはいえ、カードの読み取りエラーや通信障害がまったく起こらないとは言い切れません。とくに混雑日は、精算に手間取ると後ろに車の列ができてしまいます。現金とキャッシュレスの両方を用意しておくことが、スムーズな入出庫につながります。

障害者手帳などで駐車料金が減免される

東山動植物園の駐車場には、駐車料金の減免制度があります。公式の交通案内によると、身体障害者手帳や戦傷病者手帳等の原本、または障害者手帳アプリ「ミライロID」を持っている人、特定医療費受給者証または登録者証等(紙媒体かマイナポータル)を持っている難病患者の人は、駐車料金が減免になります。

2026年10月1日の料金改定にあたっても、公式の料金改定のお知らせで「身体障害者手帳や特定医療費受給者証等をお持ちの方などの減免制度については、観覧料・駐車場料金ともに改定前と制度の内容に変更はありません」と案内されています。

注意点は、手帳類は原本または指定のアプリ・マイナポータルでの提示が必要なことです。コピーや写真では対象にならない可能性があるため、出発前に忘れず持っていきましょう。減免の具体的な条件や手続きは、公式サイトの「駐車料金の減免について」のページで確認できます。

失敗例:月曜に植田山へ行ったら停められなかった

2026年10月以降に起こりやすいもうひとつの失敗が、休園日に植田山駐車場へ向かってしまうケースです。これまでは無料開放の時代の印象から「植田山なら休園日でも停められる」と考える人もいましたが、10月1日からは休園日は使用不可になりました。

原因は、東山動植物園の休園日が「月曜日」だけでなく、月曜日が祝日・振替休日の場合は直後の休日でない日にずれることを見落としていることです。たとえば祝日の月曜に開園した週は、翌日の火曜が休園日になります。さらに年末年始の12月29日~1月1日も休園です。

対策としては、出発前に公式サイトの「本日の開園情報」や開園カレンダーを確認する習慣をつけることです。連休や年末年始に東山方面へ出かける予定がある人は、休園日かどうかを必ずチェックしておきましょう。

⚠️ 注意

植田山駐車場と緑橋南駐車場は、2026年10月1日から東山動植物園の休園日は使用できません。月曜日が祝日・振替休日の週は休園日が後ろにずれるため、公式サイトの開園情報で日付を確認してから出かけましょう。

車と電車ならどちらが便利?アクセス方法を比較

車で行くなら高速出口からの所要時間を目安に

東山動植物園の公式交通案内では、高速道路からのルートが次のように案内されています。東名高速道路の名古屋インターからは県道60号線を西へ約15分、名二環(東名阪)の上社インター・上社南インターからは県道60号線を西へ約10分、名古屋高速の四谷出口からは一般道を東へ約10分です。

名古屋インターや上社方面から来る場合は、東側から園に近づくことになります。植物園東駐車場や南部の植田山駐車場を目指すなら、北側の市街地を通らずにアクセスできる可能性があります。一方、四谷出口から来る場合は西側から近づくため、正門前駐車場や動物園西駐車場のほうが手前に位置します。

どちらのルートでも、混雑日は駐車場に入る手前で渋滞が発生しやすいため、表示の所要時間はあくまで空いているときの目安と考えておきましょう。

電車なら東山公園駅3番出口から徒歩3分

公共交通機関で行く場合、もっとも基本的なルートは地下鉄東山線の東山公園駅です。公式案内によると、3番出口から徒歩3分で東山動植物園に到着します。名古屋駅からは東山線で乗り換えなしで行けるため、出張や旅行で名古屋駅周辺に泊まっている人にも使いやすいアクセスです。

📍 東山動植物園
住所 〒464-0804 名古屋市千種区東山元町3-70
電話番号 052-782-2111
営業時間 午前9時~午後4時50分(入園は午後4時30分まで)
定休日 月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の休日でない日)、12月29日~1月1日
アクセス 地下鉄東山線「東山公園」駅3番出口から徒歩3分
駐車場 あり(約1,600台)
公式サイト 公式サイト

公式の交通案内の冒頭には「周辺道路及び駐車場が混雑しますので、ご来園の際は公共交通機関をご利用ください」とあります。満車や渋滞の心配がない点は、電車ならではのメリットです。子どもが車内で退屈しやすい家庭でも、東山線なら乗車時間が短めなので負担が少なく済みます。

ただし、地下鉄駅から南部の植田山方面へ歩くことはあまり想定されていません。電車で来た場合は、北側の正門や北園門から入るのが自然な動線です。

植物園が目的なら星ヶ丘駅も便利

植物園を中心に見たい人には、地下鉄東山線の星ヶ丘駅も選択肢になります。公式案内では、星ヶ丘駅6番出口から徒歩7分で、「植物園は星ヶ丘駅が便利です」と記載されています。

星ヶ丘駅は商業施設が集まるエリアにあり、帰りに買い物や食事をして帰る予定がある人にも都合のよい駅です。行きは東山公園駅から動物園に入り、園内を歩いて植物園へ抜け、帰りは星ヶ丘駅から乗るというルートを組むと、園内を一方向に回れて無駄な往復が減ります。

よくある勘違いは、植物園の門と動物園の門を同じものと考え、東山公園駅から植物園へ向かおうとして園外を遠回りしてしまうことです。植物園だけが目的の日は、最初から星ヶ丘駅を目指しましょう。

車と電車、どちらを選ぶかの判断基準

車と電車のどちらが向いているかは、同行者の人数や荷物の量、訪れる日によって変わります。目安として整理すると、次のようになります。

比較項目 車(植田山駐車場) 電車(東山公園駅)
荷物・ベビーカー○ 積み込みが楽△ 改札・階段に注意
混雑日の読みやすさ△ 満車・渋滞の可能性○ 到着時間が安定
休園日の利用× 使用不可-
近い門上池門・植物園門方面正門(3番出口から徒歩3分)

平日に家族で荷物を多く持って行くなら車、春・秋の週末や連休なら電車かパークアンドライド、という使い分けが現実的です。遠方から泊まりがけで来る場合は、宿に車を置いたまま電車で向かう方法もあります。

Q. 植田山駐車場に停めて、東山公園駅側の正門から入園できますか?
A. 入園はできますが、植田山駐車場は園の南側にあるため、正門までは園の外周を歩くことになります。南部に停めた日は上池門や植物園門方面から入り、園内を通って北側のエリアへ向かうほうが歩く距離を抑えられます。

まとめ

🏯 この記事の結論

植田山駐車場は園南側の130台で、2026年10月から開園日は1回1,000円です。上池門・植物園側から入る日に選びましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 料金:無料は9月30日で終了、全駐車場で共通
  • ✔ 時間:午前8時45分~午後5時、休園日は不可
  • ✔ 位置:上池門・植物園門方面から入る人向き
  • ✔ 支払い:千円札かキャッシュレスを用意
  • ✔ 混雑日:満空情報と池下パークアンドライド

まずは出かける日が開園日かどうかを公式サイトの開園情報で確かめ、当日の朝に満空情報ページを開いて、植田山駐車場と第2候補の駐車場を決めてから出発しましょう。

※料金・利用時間は2026年10月1日時点の公式情報にもとづいています。最新情報は東山動植物園の公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

名古屋在住歴15年。地元で暮らすからこそわかるリアルな情報を、住む人にも遊びに来る人にも役立つ形でお届けしています。新しくオープンした商業施設や再開発情報、名古屋めしの名店まで、街の「今」を追いかけています。

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