名古屋でテニスを始めようと思って「名古屋市 テニスコート 予約 料金」と検索したものの、市の公式ページを開いた瞬間に手が止まった――そんな方は少なくありません。区分ごとの料金表、2か月前からの抽選、利用者登録、スポーツ・レクリエーション情報システム。用語が多すぎて、結局どこから手をつければいいのか分からなくなります。
結論から言うと、名古屋市の公園テニスコートは1面あたり午前700円・午後700円という驚くほど安い料金で借りられます。予約の入口は「名古屋市スポーツ・レクリエーション情報システム」ひとつだけ。利用日の2か月前の1日から14日までが抽選申込、15日に抽選、外れても16日8時から先着順の空き予約に回れる――この流れさえ覚えれば、あとは施設を選ぶだけです。
ただし2026年は例年と事情が違います。10月1日の利用分から市の施設使用料が改定され、テニスコートも値上げの対象になります。さらに市内最大のテニス専用施設である東山公園テニスセンターは、アジア・アジアパラ競技大会に向けた改修で全コートが休止中です。この記事では料金の仕組みと予約の全手順に加えて、2026年ならではの注意点、区別に選べる実在のコート、市営が取れないときの県営・民間という逃げ道まで、まとめて整理します。
・名古屋市のテニスコート料金の全区分(早朝・午前・午後・昼間・薄暮・夜間)
・2026年10月1日からの料金改定と、旧料金で使い切る考え方
・抽選申込と空き予約の日程、利用者登録に必要な書類と期間
・区別に選べる市営コートの実際の面数・住所・電話番号
・市営が取れないときの県営コート・民間コートという選択肢
名古屋市のテニスコート料金は1区分700円が基本|6つの時間区分を完全整理

午前700円・午後700円・昼間1,300円|まず覚えるのはこの3つ
名古屋市の公園テニスコートは、時間を「区分」で区切って貸し出します。基本になるのは3つで、午前(8時30分〜正午)が700円、午後(13時〜16時30分)が700円、この2つを通しで押さえる昼間(8時30分〜16時30分)が1,300円です。いずれも1面あたりの金額で、人数割りではありません。
4人で午前区分を借りれば1人175円。3時間半コートを独占してこの価格ですから、民間のレンタルコートと比べると桁がひとつ違う感覚になります。午前と午後を別々に取るより昼間区分でまとめたほうが100円安く、しかも昼休みの12時〜13時に追い出される心配もありません。1日がかりで練習するグループなら、迷わず昼間区分です。
気をつけたいのは、この700円という金額が「公園のテニスコート」の話だという点です。パロマ瑞穂テニスコートや東山公園テニスセンターのようなスポーツ専用施設は別体系で、2時間単位・1,000円以上の料金設定になっています。同じ「名古屋市の施設」でも財布の準備が変わります。
なお、区分の切れ目である正午〜13時と、16時30分〜17時はコート整備の時間にあてられています。前の利用者が片づけ、次の利用者が入るための緩衝時間なので、早く着いても前の区分に食い込んで打ち始めることはできません。
| 時間区分 | 時間帯と料金(1面あたり) |
|---|---|
| 早朝 | 日の出相当時刻〜8時/4月400円・5〜8月600円・9月400円 |
| 午前 | 8時30分〜正午/700円 |
| 午後 | 13時〜16時30分/700円 |
| 昼間 | 8時30分〜16時30分/1,300円 |
| 薄暮 | 17時〜日の入相当時刻/4月300円・5〜8月600円・9月300円 |
| 夜間 | 17時〜20時30分/700円+照明の電気料金(ナイター設備のある公園のみ) |
実は最安は「薄暮300円」|知っている人だけが使う夕方の穴場
意外と知られていないのですが、名古屋市の公園テニスコートには早朝と薄暮という2つの割安区分があります。中区の若宮大通公園を例にとると、薄暮区分(17時〜日の入相当時刻)は4月と9月が300円、5月〜8月が600円。300円は午前区分の半額以下です。
早朝区分も同じ発想で、日の出相当時刻から8時までが4月400円・5〜8月600円・9月400円。夏場は5時台から明るいので、出勤前に1時間半打ってシャワーを浴びて会社へ、という使い方が現実的に成立します。
ただし早朝・薄暮は日の出・日の入の時刻に連動するため、設定されている月が施設ごとに違います。荒子川公園テニスコートの薄暮は3月1日から10月31日まで、千種公園テニスコートは3月から10月にかけて薄暮時間帯まで利用可能、といった具合です。冬場は日没が早く区分そのものが成立しないため、11月から2月は選択肢に出てきません。
もうひとつの利点は競争率です。抽選申込は土日の午前・昼間区分に集中しますから、平日の早朝や薄暮は空き予約でも比較的すんなり押さえられます。「安くて空いている」という条件が重なる区分は、名古屋市内ではここだけです。
ナイターは700円+電気料金|総額の目安は季節で1,500〜2,100円
照明設備のある公園では夜間区分(17時〜20時30分)が使えます。料金は使用料700円に、照明の電気料金が加算される仕組みです。この電気料金は点灯している時間の長さで変わるため、季節によって金額が動きます。
名東区の一社公園テニスコートで案内されている目安は、3月が1,900円、5月が1,500円、10月が2,100円です。日が長い5月は点灯時間が短くて済むので安く、日没が早い10月は高くなる、という理屈です。4人で割れば1人400〜525円程度ですから、それでも民間のナイターコートよりはるかに手軽です。
注意したいのは、夜間区分のあるコートが市内のすべての公園にあるわけではないという点です。庄内緑地テニスコートや一社公園テニスコートには夜間照明がありますが、若宮大通公園テニスコートにはナイター設備がありません。「仕事帰りに打ちたい」という条件で探すなら、まず照明の有無でふるいにかけてください。
また一社公園の夜間照明は3月から11月までの運用です。真冬は夜間区分そのものが動きません。12月〜2月に平日夜のテニスを続けたいなら、屋内コートを持つ民間クラブを併用する前提で計画を立てるほうが現実的です。
名古屋市の利用者登録は「中学生以上なら誰でも」が条件で、市内在住・在勤といった縛りがありません。他都市では市外料金を上乗せしたり、そもそも抽選に参加できなかったりする例が多いなか、名古屋市は市外在住者も同じ料金・同じ抽選に参加できます。日進市や大府市から名古屋のコートに通うプレーヤーが一定数いるのは、この設計があるからです。
専用施設は2時間1,000円から|公園コートとの違いを押さえる
名古屋市には公園のテニスコートとは別に、テニスのために設計された専用施設が2つあります。瑞穂区のパロマ瑞穂テニスコートと、天白区の東山公園テニスセンターです。どちらも料金は区分制ではなく2時間単位で、パロマ瑞穂が2時間1,000円、東山公園テニスセンターは屋外コートが2時間3,000円、屋内コートが2時間4,500円、センターコートが2時間6,000円という設定です。
金額だけ見ると公園コートに軍配が上がりますが、専用施設には面数という圧倒的な強みがあります。パロマ瑞穂は砂入り人工芝9面、東山公園テニスセンターは合計18面。公園コートの多くが2面〜3面であることを考えると、団体で複数面を確保したいときは専用施設一択になります。
サーフェスの違いも見逃せません。公園コートはクレー(土)が多く、雨上がりは水たまりが残って使えないことがあります。パロマ瑞穂の砂入り人工芝や庄内緑地の全天候型ハードコートは水はけがよく、小雨程度なら中止になりにくいのが特徴です。
大会や合宿で使うなら専用施設、仲間内の練習なら公園コート、という住み分けが自然です。予算と目的から逆算すると、選ぶべき施設は驚くほど絞り込めます。
2026年10月から利用料金が改定される|9月30日までの予約が効く理由
改定は令和8年10月1日利用分から|上げ幅の上限は現行の1.5倍
名古屋市は令和8年(2026年)10月1日の利用分から、市が持つ施設の使用料を改定します。テニスコートや野球場といった有料公園施設も対象で、値上げの方向です。適用の基準は「申し込んだ日」ではなく「利用する日」なので、10月1日以降にコートに立つなら新料金が関係してきます。
上げ幅には歯止めがかけられています。名古屋市は急激な負担増を避けるため、改定上限を現行料金の1.5倍と定めました。仮に午前区分700円が上限まで改定されたとしても1,050円までという計算になります。駐車場は別枠で、現行300円の施設は500円まで、その他は1.5倍が上限とされています。
具体的な新料金は施設ごとに異なり、名古屋市が公開しているPDF資料(有料公園施設のテニスコート・野球場等)に一覧で掲載されています。自分が通うコートの新料金を知りたい場合は、この資料か、施設を所管する土木事務所・公園案内センターに確認するのが確実です。
改定の根拠として市が挙げているのは、賃金・物価の高騰による施設管理運営費の増加と、税金と利用者負担のバランスをとる受益者負担の原則です。数年に一度の見直しではなく、公共施設全体で足並みをそろえた大きな改定である点が今回の特徴です。
改定の基準は「利用日」です。9月中に申し込んでも、コートに立つのが10月1日以降なら新料金が適用されます。逆に令和8年9月30日以前に予約している分や、すでに持っている回数券は原則として改定前の料金で使えます。「申し込み日が9月なら安い」という誤解が最も起きやすいポイントです。
9月30日までの利用分は旧料金|駆け込み予約が成立する仕組み
名古屋市は今回の改定にあたり、令和8年9月30日以前に施設を予約している場合や回数券などを持っている場合は、原則として料金改定前の料金で利用できると案内しています。ここでいう「9月30日以前」は利用日を指すため、9月30日までにプレーする分は旧料金のまま、という理解で問題ありません。
この記事を読んでいる時点が7月下旬なら、抽選のスケジュール上まだ間に合う枠があります。9月利用分の抽選申込は7月1日から14日で締め切られていますが、7月16日8時以降は9月分の空き予約が動いています。旧料金で押さえられる最後のチャンスは、実質この空き予約枠です。
ただし駆け込みで大量に押さえるのは避けてください。名古屋市はキャンセル時の返還について、利用日の14日前までなら50%返還、13日前以降は返還なしというルールを設けています。使わない枠を確保しても、直前に手放せば全額が戻らない可能性があります。
現実的な作戦は「9月中に確実に行く日だけを旧料金で確保し、10月以降は新料金の一覧を見てから計画を立て直す」というものです。数百円の差のために予定を歪めるより、確実に打てる日を押さえるほうが得です。
回数券や既存予約はどうなる?改定時に迷いやすい3つのケース
まず回数券です。名古屋市は回数券を持っている場合も原則として改定前の料金で利用できると説明しています。手元に未使用分がある方は、慌てて使い切る必要はありませんが、有効期限は券面で必ず確認してください。
次に、9月に予約した枠を10月にずらしたいケース。予約の日付を変更すると、それは10月1日以降の利用として扱われるのが自然な運用です。日程変更で旧料金が維持されると考えるのは危険なので、変更前に窓口へ確認しましょう。
3つ目は、10月をまたぐ定期利用です。毎週同じ曜日に抽選申込をしているグループは、9月分と10月分で1回あたりの支払額が変わります。会費を集めて運営しているサークルは、10月から徴収額を見直す前提で年度計画を組み直しておくとトラブルになりません。
いずれのケースも、判断に迷ったら公園案内センター(052-732-4398/平日9時〜12時、13時〜16時45分)に電話するのが最短です。施設を所管する土木事務所より広い範囲の質問に答えてもらえます。
値上げでも公営コートは割安|民間との差は縮まらない
「値上げされるなら民間に移ろうか」と考える方もいますが、価格差の桁を確認しておくと判断が変わります。緑区の諸の木テニス倶楽部の場合、屋外コートの平日昼間が1面2,200円〜3,300円、土日祝のナイターが1面3,850円です。屋内コートは3,300円〜4,400円になります。
一方、公園コートは午前700円。上限いっぱいの1.5倍まで改定されても1,050円ですから、民間の半分以下という関係は変わりません。公営コートの価格優位は、今回の改定で崩れるほど小さな差ではないということです。
もっとも、民間には民間の価値があります。予約が電話とフロントで完結して抽選がない、屋内コートがあって雨天でも中止にならない、更衣室やシャワーが整っている――こうした利便性にお金を払う判断は十分に合理的です。
値上げをきっかけに考えるべきは「公営か民間か」の二択ではなく、「平日夜と雨の日は民間、週末の練習は公営」といった組み合わせです。年間のテニス予算を決めてから配分すると、無理なく続けられます。
予約は2か月前の1日スタート|抽選と空き予約の使い分けが勝負を分ける

抽選申込は1日〜14日、抽選は15日、当選確認は16日〜25日
名古屋市のコート予約は「名古屋市スポーツ・レクリエーション情報システム」に集約されています。利用日の2か月前の1日から14日までが抽選申込期間、15日に抽選が実行され、16日から25日までが当選確認の期間です。9月20日に打ちたければ、7月1日から14日に申し込む計算になります。
大切なのは、当選確認をしないと予約が確定しないという点です。当たっただけでは自分のものになりません。16日から25日のあいだにシステムまたは窓口で確認手続きを済ませて、はじめて予約になります。ここを忘れる人が毎月一定数いて、確認されなかった枠は空き予約の在庫として市場に戻ります。
申込はインターネットのほか、抽選申込書を使った紙の申込も受け付けられています。パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方でも参加できる設計ですが、抽選結果の確認や空き予約のスピード勝負を考えると、システムを使えるようにしておくほうが圧倒的に有利です。
なお庄内緑地の陸上競技場のように、施設によっては3か月前から受け付けるものもあります。テニスコートは2か月前が基本ですが、複合施設をまとめて借りる場合はスケジュールが違うことを覚えておくと混乱しません。
利用者登録を済ませる(中学生以上・無料・完了まで約1か月)
利用日の2か月前の1日〜14日に抽選申込
15日に抽選 → 16日〜25日に当選確認をして予約を確定
落選したら16日8時からの空き予約に切り替える(先着順)
期限までに使用料を支払う(現金・口座振替・キャッシュレス決済)
落選しても本番はここから|16日8時の空き予約が実質の主戦場
抽選に外れても、その月のテニスが終わるわけではありません。抽選後の16日8時から、残った枠が先着順の空き予約として開放されます。利用日の当日まで申し込めるため、実際に多くの人がここでコートを確保しています。
狙い目は2つあります。ひとつは16日8時ちょうどの解放直後。人気コートの週末枠はここで消えていくので、スマートフォンを開いて待機する価値があります。もうひとつは25日直後です。当選確認をしなかった枠が戻ってくるため、諦めていた土日の枠が突然復活していることがあります。
インターネットからの空き予約には締め切りがあり、利用日の2営業日前までです。それを過ぎた分は窓口での申し込みに切り替わります。「明日打ちたい」という当日〜前日の駆け込みは、公園案内センターや所管の土木事務所に電話するのが正解です。
空き予約は利用者登録がなくても申し込める仕組みになっています。登録が完了していない状態でも、とりあえず空いているコートを借りてテニスを始められるということです。登録を待つあいだの数週間を無駄にしなくて済みます。
支払い期限を過ぎると予約は消える|最も多い失敗パターン
予約を確定させたのに当日コートに入れなかった、というトラブルの原因で最も多いのが支払い忘れです。名古屋市のシステムでは、抽選で当選した分は利用月の1か月前の15日まで、5日前までに取った空き予約は利用日の5日前まで、2日前までに取った分は利用日当日までが支払い期限とされています。
期限を過ぎると予約は無効になり、枠は空き在庫に戻ります。悪質だから取り消されるのではなく、システム上そうなるという話です。土日の朝一番の枠を苦労して確保しても、支払いを忘れれば他の人に流れていきます。
対策はシンプルで、三菱UFJ銀行の口座振替を設定してしまうことです。都度の支払い操作が不要になり、期限管理から解放されます。サークル運営など予約回数が多い方ほど効果があります。単発利用の方は、予約を取ったその場でスマートフォンのカレンダーに支払い期限を入れておけば十分です。
もうひとつ覚えておきたいのがキャンセル時の返還です。利用日の14日前までなら50%が戻りますが、13日前以降は返還されません。支払い前ならシステム上で取り消せますが、支払い後は窓口対応になるため、天候が読めない時期の遠い日程は取りすぎないことをおすすめします。
支払い方法は3つ|キャッシュレスにも対応している
使用料の支払い方法は、現金払い、口座振替、キャッシュレス決済の3種類が用意されています。以前は窓口での現金払いが中心でしたが、現在はキャッシュレスにも対応しており、窓口に行く回数を減らせるようになりました。
口座振替は三菱UFJ銀行が指定されています。同行の口座を持っていない場合は、現金またはキャッシュレス決済を選ぶことになります。サークルで代表者が支払いをまとめる場合、口座振替にしておくと領収の管理が楽になります。
現金払いを選んだ場合は、施設の窓口や指定の納付先に足を運ぶ必要があります。庄内緑地ならグリーンプラザの窓口、区内の公園コートなら所管の土木事務所か公園案内センターです。窓口の受付は平日9時〜12時と13時〜16時45分が基本なので、平日に動けない方は最初からキャッシュレスか口座振替を選んでおくほうが確実です。
区役所や土木事務所の窓口が空いている時間帯を狙うコツは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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利用者登録は完了まで約1か月|今日申し込んでも抽選は来月から
登録できるのは中学生以上|市外在住でも料金は同じ
抽選申込に参加するには、名古屋市スポーツ・レクリエーション情報システムの利用者登録が必要です。対象は中学生以上で、登録料は無料。個人でも団体でも登録できます。
特筆すべきは居住地の条件がないことです。名古屋市内に住んでいなくても、通勤・通学していなくても登録でき、市内在住者と同じ料金・同じ抽選に参加できます。名古屋市が管理するコートは市内全域で38か所ほどあり、その全部が同じシステムから申し込める設計になっています。
登録は代理人が行うこともできます。高齢のご家族の分をまとめて手続きしたい場合や、サークル代表がメンバー分を扱う場合に使える仕組みです。
逆に言えば、小学生以下は自分名義で登録できません。親子でテニスをする場合は、保護者が登録して家族で利用する形になります。子どもの習い事として考えている方は、この前提で計画してください。
必要なのは本人確認書類だけ|窓口と郵送の2ルート
登録に必要なのは本人確認ができる書類です。運転免許証、資格確認書、マイナンバーカード(表面)、学生証などが該当します。住民票を取り寄せたり、証明写真を用意したりする必要はありません。
手続きの方法は2つ。ひとつは窓口での申請で、本人確認書類を持参して申請書を提出します。もうひとつは郵送申請で、申請書と本人確認書類のコピーをスポーツ情報センターに送ります。平日の日中に動けない方は郵送を選べば、窓口に行かずに登録できます。
申請書は施設の窓口で受け取れるほか、システムのページからも入手できます。郵送の場合、記入漏れがあると差し戻しになって余計に時間がかかるため、送る前に氏名・住所・生年月日・連絡先を指差し確認しておくと安心です。
登録が完了すると利用者番号とパスワードが交付され、インターネットから抽選申込ができるようになります。この番号は窓口での申し込みや支払いでも使うので、財布かスマートフォンにメモを残しておきましょう。
- テニスを始める1か月以上前に申請する
- 本人確認書類のコピーを鮮明に取る
- 登録待ちの間は空き予約でコートを確保する
- 抽選申込の直前に登録を申請する
- 申請書の記入漏れで差し戻しになる
- 登録完了まで何も予約せずに待つ
登録に約1か月かかる|「来月の抽選に間に合わない」失敗の正体
ここが最大の落とし穴です。利用者登録は申請してから完了までに約1か月かかります。「来月からテニスを始めよう」と思って月初に申請しても、その月の抽選申込には間に合いません。
実際に起きるのはこういう流れです。7月10日に登録を申請する。完了は8月上旬。9月利用分の抽選申込期間は7月1日〜14日なので参加できず、参加できる最短は8月1日〜14日の10月利用分――つまり、思い立ってから実際に抽選でコートを取れるまで3か月近い距離があります。
原因は登録処理そのものが人手を介する事務手続きだからで、急がせる方法はありません。対策は2つです。ひとつは、テニスを始めると決めた日にまず登録を申請してしまうこと。もうひとつは、登録完了を待つあいだ空き予約でコートを確保して、実際にプレーを始めてしまうことです。空き予約は登録がなくても申し込めます。
この「登録待ちの1か月を空き予約で埋める」という発想を知っているかどうかで、テニス再開のスタートが1か月以上変わります。転勤や引っ越しで名古屋に来たばかりの方は、荷ほどきと並行して登録申請を出しておくくらいがちょうどいいペースです。
登録なしでもできること・できないこと
利用者登録がない状態でできるのは、抽選後に残った枠を先着順で押さえる空き予約です。できないのは抽選申込への参加。つまり、人気の土日午前枠を事前に狙う権利がないという差です。
この差は実際にはかなり大きく、週末の午前・昼間区分は抽選の段階で埋まる傾向があります。空き予約だけで戦うと、平日や早朝・薄暮に回るか、面数の多い施設を狙うかの二択になりがちです。
とはいえ「打てない」わけではありません。大高緑地の庭球場は14面、パロマ瑞穂は9面と面数が多いため、空き予約でも残っている確率が上がります。登録待ちの期間は、こうした大箱の施設を中心に探すのが効率的です。
継続してテニスをするつもりなら、登録は早いほど得です。無料ですし、更新の手間もほとんどありません。「まだ続けるか分からない」という段階でも、申請だけ先に出しておいて損はありません。
区別に選ぶ市営テニスコート|通いやすさで決める4つの候補
庄内緑地テニスコート(西区)|ハード6面+夜間照明の総合力
名古屋市西区の庄内緑地は、テニスコートの条件だけを見ても市内屈指です。全天候型のハードコートが6面あり、夜間照明、簡易更衣室、トイレが揃っています。日の出から20時30分まで動いているので、早朝から夜間まで区分を選び放題です。
料金は市の標準どおり、午前700円・午後700円・昼間1,300円。夜間区分(17時〜20時30分)は700円に照明の電気料金が加わります。地下鉄鶴舞線の上小田井駅が最寄りで、名古屋駅から乗り換え1回、公園まで歩ける距離という交通の良さも見逃せません。
ハードコートである点は雨の日に効いてきます。クレーコートは雨上がりに水たまりが残って使用中止になりやすいのですが、全天候型のハードは水はけがよく、小雨程度なら続行できることが多くなります。梅雨時に予定を組むなら、この差は無視できません。
申し込みはスポーツ・レクリエーション情報システムのほか、グリーンプラザの窓口や公園案内センターでも受け付けています。公園内には駐車場(普通車200円から)があり、ラケットバッグを担いで電車に乗りたくない方にも向いています。
| 住所 | 〒452-0818 名古屋市西区山田町大字上小田井字敷地3527 |
| 電話番号 | 052-503-1010 |
| コート | 全天候型ハードコート6面(夜間照明あり) |
| 利用時間 | 日の出〜20時30分 |
| 料金 | 午前700円/午後700円/昼間1,300円/夜間700円+照明電気料金 |
| 公式サイト | 庄内緑地 テニスコート |
若宮大通公園テニスコート(中区)|栄から歩ける都心のコート
中区千代田一丁目の若宮大通公園テニスコートは、砂入り人工芝(全天候型)3面を備えた都心型のコートです。名古屋の中心部にありながら市の標準料金で使えるという点で、他に代えがたい存在です。
料金は午前700円・午後700円・昼間1,300円。加えて早朝区分が4月400円・5月〜8月600円・9月400円、薄暮区分が4月300円・5月〜8月600円・9月300円という設定です。仕事帰りに300円で打てる都心のコートは、条件だけ見ればかなり贅沢です。
注意点はナイター設備がないことです。薄暮区分は「17時から日の入相当時刻まで」なので、夏でも19時前後には終了します。18時以降に集合するようなスケジュールだと、実質ほとんど打てません。夜のプレーを想定するなら、照明のある庄内緑地や一社公園に切り替えてください。
申し込みは中土木事務所(052-242-5211)または公園案内センター(052-732-4398)で、受付は平日の9時〜12時と13時〜16時45分です。栄・伏見エリアで働いている方なら、昼休みに窓口へ寄って申し込む、という現実的なルートも取れます。
| 住所 | 名古屋市中区千代田一丁目 |
| 申込窓口 | 052-242-5211(中土木事務所) |
| コート | 砂入り人工芝(全天候型)3面/ナイター設備なし |
| 料金 | 午前700円/午後700円/昼間1,300円/薄暮300〜600円 |
| 公式情報 | 名古屋市(中土木事務所の申込案内) |
一社公園テニスコート(名東区)|ナイターが動く東部の拠点
名東区亀の井の一社公園テニスコートは、クレーコート2面にナイター設備を備えています。平日の夜に打ちたい東部エリアの住民にとって、最も現実的な選択肢です。地下鉄東山線の一社駅が徒歩圏で、通勤帰りにそのまま向かえます。
料金は午前700円・午後700円・昼間1,300円。夜間区分(17時〜20時30分)は使用料700円に照明の電気料金が加わり、目安として3月1,900円、5月1,500円、10月2,100円が案内されています。日照時間で点灯時間が変わるため、金額が季節で上下する仕組みです。
夜間照明の運用は3月から11月までです。12月から2月は夜間区分が動かないため、冬の平日夜は別の手段を考える必要があります。またクレーコートなので、雨上がりはコンディションの確認をおすすめします。
申し込みは名東土木事務所(052-701-9411)または公園案内センターです。2面しかないぶん抽選の競争率は高めですが、平日夜は週末ほど埋まらないため、狙いを平日に絞れば十分に取れます。
| 住所 | 〒465-0094 名古屋市名東区亀の井3丁目 |
| 申込窓口 | 052-701-9411(名東土木事務所) |
| コート | クレーコート2面/ナイター設備あり(3月〜11月) |
| 利用時間 | 8時30分〜20時30分 |
| 料金 | 午前700円/午後700円/昼間1,300円/夜間700円+電気料金(目安1,500〜2,100円) |
千種公園・荒子川公園|2面の小さなコートこそ狙い目
大きな施設だけが選択肢ではありません。千種区若水一丁目の千種公園テニスコートはハードコート2面、港区品川町の荒子川公園テニスコートはクレーコート2面という小規模なコートですが、住宅街の中にあるぶん「近所で気軽に」というニーズにはこちらが合います。
どちらも料金は市の標準で、午前700円・午後700円・昼間1,300円。加えて薄暮区分が600円で使えます。千種公園は3月から10月にかけて薄暮時間帯まで、荒子川公園は3月1日から10月31日が薄暮の運用期間です。
2面しかないコートは一見不利に思えますが、抽選のときに検索されにくいという逆の性質があります。大箱の施設に申込が集中する月は、こうした小さなコートのほうがすんなり当たることがあります。第2希望・第3希望に混ぜておく価値は十分にあります。
いずれも公園の中の施設なので、コート脇に更衣室やシャワーはありません。着替えは済ませてから向かう、飲み物は持参する、といった準備が前提になります。荒子川公園は春の桜、千種公園は初夏のユリと、季節の景色を楽しみながら打てるのも公園コートならではです。
公園を運動の場として使うなら、走る目的で選ぶ公園にも同じ発想が使えます。名古屋の公園ランニングコースはこちらにまとめています。

「名古屋でランニングを始めたいけれど、車も歩行者も多くて安心して走れる場所がなかなか見つからない」——そんな悩みを持つ方は少なくありません。信号のたびに足を止め…
専用施設は料金体系が違う|東山公園テニスセンターとパロマ瑞穂
東山公園テニスセンターは全コート休止中|再開は2026年12月末頃の予定
名古屋市内で最大のテニス専用施設が、天白区の東山公園テニスセンターです。センターコート1面、屋内4面、屋外15面(うち照明13面)の合計18面という規模で、大会にも使われてきました。ただし現在は利用できません。
理由は2026年9月から開催されるアジア・アジアパラ競技大会に向けた改修工事と大会準備で、壁打ちを含むすべてのコートが利用停止になっています。施設側が案内している一般利用の再開予定は2026年12月末頃です。
この情報を知らずに現地へ向かってしまう人が出やすいのが、この夏の名古屋です。検索でヒットする施設情報の多くは通常営業時の内容なので、「18面もあるなら空いているだろう」と考えて足を運ぶと空振りになります。訪問前に必ず稼働状況を確認してください。
裏を返せば、市内最大の18面が市場から消えているということです。その分の需要が他のコートに流れ込むため、2026年の名古屋は例年より公園コートの競争率が上がります。抽選の第1希望だけでなく、第2・第3希望まで埋めておく重要性が増しています。
東山公園テニスセンターは改修工事および大会準備のため、壁打ちを含む全コートが利用できません。一般利用の再開は2026年12月末頃の予定です。所在地は「東山公園」の名前から千種区と思われがちですが、実際は天白区天白町八事裏山です。訪問前に052-832-1115(電話受付9時〜17時/日曜除く)で状況を確認してください。
| 住所 | 〒468-0071 名古屋市天白区天白町八事裏山60-19 |
| 電話番号 | 052-832-1115 |
| 現在の状況 | 改修工事のため全コート休止中/一般利用の再開は2026年12月末頃の予定 |
| コート | 合計18面(センターコート1面・屋内4面・屋外15面/うち照明13面) |
| 休館日 | 毎月第2月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日 |
| 公式サイト | 名古屋市公式(東山公園テニスセンター) |
再開後の料金は屋外2時間3,000円|公園コートとは別物と考える
東山公園テニスセンターの利用料金は、2時間単位で屋外コート3,000円、屋内コート4,500円、センターコート6,000円(観客席使用時は7,500円)です。夜間に使う場合は照明料が別途かかります。
公園コートの午前700円と並べると高く見えますが、比べる対象が違います。屋内4面を持ち、照明が13面に入り、センターコートに観客席がある施設は名古屋市内に他にありません。大会運営や本格的な合宿を想定した価格設定です。
利用時間は8時30分から20時30分で、2時間の利用区分単位という運用でした。休館日は毎月第2月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)と年末年始(12月29日〜1月3日)です。駐車場は常設有料95台で1回500円と、車で行っても駐車料金の心配が少ないのも特徴でした。
再開は2026年12月末頃の予定で、そのタイミングは10月の料金改定より後になります。再開後の料金は改定後の水準になる可能性が高いため、ここに挙げた金額は「改修前の水準」として参考程度に見ておいてください。
パロマ瑞穂テニスコートは砂入り人工芝9面|2時間1,000円の実力
東山が使えないいま、テニス専用施設として実質的な第一候補になるのがパロマ瑞穂テニスコートです。パロマ瑞穂スポーツパークの中にあり、砂入り人工芝コート9面(テニス・ソフトテニス兼用)を備えています。
料金は2時間1,000円。公園コートの午前区分700円(3時間半)と時間単価で比べると少し高い程度で、9面という規模を考えれば十分に安い水準です。開場時間は8時30分から20時30分。夜間照明があるので、平日夜の練習にも対応できます。
休場日は毎月第3月曜日(祝日の場合は開場し、第4月曜日が振替休場)と年末年始(12月29日〜1月3日)です。「第3月曜」というルールは覚えにくいので、月曜に予定を入れるときはカレンダーで週を数える習慣をつけておくと安全です。
砂入り人工芝は膝への負担が小さく、滑り込むようなフットワークにも対応します。ハードコートで足が痛くなる方や、長時間の練習を予定しているグループには特に向いたサーフェスです。
| 住所 | 〒467-0062 名古屋市瑞穂区山下通5丁目1番地 |
| 電話番号 | 052-836-8200 |
| コート | 砂入り人工芝コート9面(テニス・ソフトテニス兼用) |
| 開場時間 | 8時30分〜20時30分 |
| 休場日 | 毎月第3月曜日(祝日は開場し第4月曜日が振替休場)、12月29日〜1月3日 |
| 料金 | 2時間1,000円/夜間照明料 16時30分〜18時30分は3月・9月340円・10月〜2月680円、18時30分〜20時30分は通年680円 |
| 公式サイト | パロマ瑞穂スポーツパーク |
照明料は「点灯した時間」で決まる|夜間の総額を読む考え方
専用施設でも公園コートでも、夜間の料金は「使用料+照明料」という二層構造になっています。パロマ瑞穂の場合、16時30分〜18時30分の照明料は3月・9月が340円、10月〜2月が680円、18時30分〜20時30分は通年680円です。
この金額差は日没時刻の違いから生まれます。3月や9月は18時前後まで明るいので点灯時間が短く、冬場は16時台から暗くなるため長く点けることになります。同じ2時間でも季節で照明料が倍近く変わるのは、そういう理屈です。
夜間の総額を見積もるときは、使用料1,000円+照明料680円=1,680円のように足し算で考えてください。4人で割れば1人420円。民間の屋外ナイター(1面2,750円〜3,850円)と比べると、半額以下で収まる計算になります。
ひとつ現実的な注意を挙げると、照明のあるコートは夏場に虫が集まります。ライトに向かって飛んでくるため、汗をかいた腕にまとわりつくことも珍しくありません。虫よけスプレーをバッグに1本入れておくと、夜の練習が快適になります。
市営が取れないときの逃げ道|県営コートと民間コートを併用する
大高緑地の庭球場は14面・2時間630円|名古屋市内なのに県営
緑区の大高緑地は愛知県営の都市公園で、庭球場は全天候型14面(テニス・ソフトテニス兼用)という大規模施設です。名古屋市内にありながら、予約は名古屋市のシステムではなく愛知県の「ネットあいち施設予約」を使います。
料金は2時間まで630円、4時間まで1,250円、8時間まで1,880円。名古屋市の午前区分700円より安く、1日押さえても1,880円という設定です。14面という規模もあって、市営が全滅した週末の受け皿になります。
ただし照明設備がありません。利用時間は9時から17時まで、7月と8月のみ9時から19時までの延長運用です。夜のプレーはできないので、日中に動ける方向けの選択肢になります。
休業日は毎週月曜日(祝日と重なる場合は最初の平日)と12月29日から1月3日です。名古屋市のコートには「毎週月曜休み」という概念がないため、市営に慣れていると見落としがちなポイントです。
| 住所 | 名古屋市緑区大高町字高山1-1 |
| 電話番号 | 052-622-2281 |
| コート | 全天候型14面(テニス・ソフトテニス兼用)/照明設備なし |
| 利用時間 | 9時〜17時(7月・8月は9時〜19時) |
| 休業日 | 毎週月曜日(祝日と重なる場合は最初の平日)、12月29日〜1月3日 |
| 料金 | 2時間まで630円/4時間まで1,250円/8時間まで1,880円 |
| 公式サイト | 大高緑地 庭球場 |
熱田神宮公園テニスコート|名鉄神宮前から歩ける県営クレー2面
熱田区旗屋の熱田神宮公園も愛知県営で、テニスコートはクレー2面(テニス・ソフトテニス兼用)です。名鉄神宮前駅やJR熱田駅から歩ける立地で、熱田神宮の参道のすぐそばという都心アクセスの良さがあります。
料金は大高緑地と同じく2時間まで630円、4時間まで1,250円、8時間まで1,880円。利用時間は9時から17時、7月〜8月は9時から19時までの延長です。休業日は毎週月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)です。
2面のクレーコートなので、大人数の練習には向きません。ダブルス1組か2組で静かに打ちたい、というときにちょうどいい規模です。予約は「ネットあいち施設予約」から行い、あらかじめインターネットまたはネットあいち端末での予約が必要です。
県営コートを使ううえで最初のハードルは、名古屋市とは別に「ネットあいち」の利用者登録が必要な点です。市のシステムのIDでは予約できません。市営と県営の両方を候補にするなら、登録も2つ済ませておくのが結局は早道です。
| 住所 | 〒456-0027 名古屋市熱田区旗屋1-10-45 |
| 電話番号 | 052-681-5204 |
| コート | クレーコート2面(テニス・ソフトテニス兼用) |
| 利用時間 | 9時〜17時(7月〜8月は9時〜19時) |
| 休業日 | 毎週月曜日(祝日にあたる場合はその翌日) |
| 料金 | 2時間まで630円/4時間まで1,250円/8時間まで1,880円 |
| 公式サイト | 熱田神宮公園(営業時間と利用料金) |
雨でも中止にしたくないなら民間の屋内コート
公営コートの弱点は雨です。屋内コートを持つ施設が市内の公営にはほとんどないため、梅雨や台風シーズンは中止が続きます。ここを埋めるのが民間クラブです。
緑区の諸の木テニス倶楽部は、屋外10面(砂入り人工芝7面・ハード2面・レッドクレー1面)と屋内5面(デコターフ)の合計15面を持つ大型施設です。屋内コートは1面3,300円〜4,400円で、天候に関係なく使えます。
屋外コートは平日昼間が1面2,200円〜3,300円、平日ナイターが2,750円〜3,850円、土日祝は昼間2,750円・ナイター3,850円という設定です(会員と非会員で金額が異なります)。営業は昼間9時〜17時、ナイターは月・火・水・金が17時〜22時、木・土が17時〜21時で、日曜のナイター営業はありません。
最大の利点は予約が抽選ではないことです。フロントまたは電話で直接予約でき、2か月前から段取りする必要がありません。「今週末に急に集まることになった」という場面では、公営より圧倒的に使いやすい選択肢です。
| 住所 | 〒458-0817 名古屋市緑区諸の木2丁目446番地 |
| 電話番号 | 052-877-2171 |
| コート | 全15面(屋外10面=砂入り人工芝7面・ハード2面・レッドクレー1面/屋内5面=デコターフ) |
| 営業時間 | 昼間9時〜17時/ナイター 月火水金17時〜22時、木土17時〜21時(日曜のナイター営業なし) |
| 料金 | 屋外 平日昼間2,200〜3,300円/平日ナイター2,750〜3,850円/土日祝 昼間2,750円・ナイター3,850円/屋内3,300〜4,400円 |
| 駐車場 | レンタルコート利用者専用駐車場あり |
| 公式サイト | 諸の木テニス倶楽部 レンタルコート |
シーン別の使い分け早見表|名古屋暮らしガイド調べ
ここまでの情報を、実際の場面から逆引きできる形に整理しました。料金は2026年7月時点で各施設が公表している金額をもとにした比較です(名古屋暮らしガイド調べ)。
| シーン | おすすめ施設 | 目安料金 | 予約システム |
|---|---|---|---|
| とにかく安く打ちたい | 若宮大通公園(薄暮区分) | 300〜600円 | 名古屋市スポレク |
| 仕事帰りに平日夜 | 一社公園/庄内緑地 | 700円+電気料金 | 名古屋市スポレク |
| 土日に大人数で練習 | 大高緑地(14面) | 2時間630円 | ネットあいち |
| 1日がっつり打ちたい | 大高緑地/公園コート昼間 | 1,300〜1,880円 | 各システム |
| 雨でも中止にしたくない | 諸の木テニス倶楽部(屋内) | 3,300〜4,400円 | 電話・フロント |
| 急に週末に集まる | 諸の木テニス倶楽部 | 2,200〜3,850円 | 電話・フロント |
| 膝への負担を抑えたい | パロマ瑞穂(砂入り人工芝9面) | 2時間1,000円 | 名古屋市スポレク |
市営プールも同じスポーツ・レクリエーション情報システムの世界観で運用されています。名古屋市の公営スポーツ施設をまとめて把握したい方は、こちらもあわせてどうぞ。

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最新の情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・名古屋市|公園の野球場やテニスコートの申込方法
・名古屋市スポーツ・レクリエーション情報システム
・名古屋市|令和8年度使用料・手数料の改定
・名古屋市|テニスコート・野球場利用について
まとめ|名古屋市のテニスコートは700円から、動くなら9月までが得
名古屋市のテニスコートは、料金だけを見れば全国的にも安い部類に入ります。午前700円・午後700円・昼間1,300円という公園コートの水準に加えて、早朝や薄暮という300円台の区分まで用意されているからです。中学生以上なら市外在住でも同じ条件で登録でき、38か所ほどのコートがひとつのシステムから申し込めます。
一方で、2026年は動きの多い年です。10月1日の利用分から使用料が改定され、上げ幅は現行の1.5倍が上限とされています。9月30日以前の利用分は原則として旧料金が適用されるため、9月中に確実に行く日を先に押さえておくのが賢い立ち回りです。加えて、市内最大の18面を持つ東山公園テニスセンターがアジア・アジアパラ競技大会の改修で休止しており、再開は2026年12月末頃の予定。その分の需要が他のコートに向かうため、抽選の第2・第3希望まで埋めておく重要性が高まっています。
予約でつまずく人の失敗は、だいたい2つに集約されます。ひとつは利用者登録に約1か月かかることを知らず、抽選に間に合わないケース。もうひとつは支払い期限を過ぎて予約が消えるケースです。前者は「始めると決めた日に登録を申請し、待つあいだは空き予約で打つ」、後者は「口座振替を設定するか、予約と同時に期限をカレンダーに入れる」で、どちらも先回りできます。
最初の一歩は、名古屋市スポーツ・レクリエーション情報システムの利用者登録を申請することです。本人確認書類が1枚あれば窓口でも郵送でも手続きでき、費用はかかりません。登録の完了を待つあいだは、空き予約で庄内緑地や大高緑地のような面数の多いコートを探せば、今週末からでもラケットを振れます。名古屋のコートは、思っているよりずっと近くにあります。
※本記事の料金・営業情報は2026年7月時点で各施設が公表している内容をもとにしています。改定や工事の影響を受ける項目があるため、利用前に公式サイトまたは各施設へご確認ください。

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