名古屋市の粗大ゴミ持ち込みは10kg200円|2026年10月の値上げ前に押さえる全手順

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使わなくなった机やタンスを前にして、「収集を待つと2週間先……もう今日中に片づけたい」と思っていませんか。名古屋市には、市の収集を待たずに自分で処理施設へ運び込む「自己搬入」という制度があります。事前予約は不要で、平日であれば当日その場で受け付けてもらえます。

結論から言うと、名古屋市の粗大ゴミ持ち込みは「ごみが出た区の環境事業所で受付 → 案内された処理施設へ運ぶ」の2段階で完結します。料金は品目ごとの定額ではなく重量制で、10キログラムまでごとに200円。まとめて出すほど1点あたりが安くなる仕組みです。ただし、いきなり工場へ行っても受け付けてもらえないという、知らないと丸1日を無駄にする落とし穴があります。

さらに2026年10月1日から、この自己搬入手数料が10キログラムまでごとに270円へ改定されます。同じ日に粗大ごみの対象となる大きさの基準も変わるため、今の料金で出せるのは9月30日までです。この記事では、16区すべての環境事業所の住所・電話番号・受付終了時間、持ち込める施設の場所、持ち込めないもの、そして収集と持ち込みどちらが安いかの損益分岐まで、公式情報をもとに整理してお伝えします。

📌 この記事でわかること

・持ち込みの正しい順番(受付は工場ではなく区の環境事業所)
・16区の環境事業所の住所・電話番号・受付終了時間の一覧
・大江破砕工場と愛岐処分場、どちらに運ぶことになるのか
・2026年10月の料金改定で何がどう変わるのか
・収集(手数料納付券)と持ち込み、どちらが安くなるかの目安

目次

名古屋市の粗大ゴミ持ち込みは「区の環境事業所→処理施設」の2段階|工場へ直行はNG

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最初に向かうのは工場ではなく、ごみが出た区の環境事業所

名古屋市で粗大ごみを自分で持ち込む場合、最初に行くべき場所は処理施設ではなく、ごみが発生した区の環境事業所です。名古屋市の公式案内でも「ご自分で処理施設に搬入するには、まず、ごみの発生した区の環境事業所で受付をする必要があります。処理施設では受付を行っておりません」と明記されています。

受付の方法は、搬入するごみを車両に積んだ状態で環境事業所へ行くだけです。荷物を降ろす必要はなく、職員が積載物を確認して搬入先の施設と手続きを案内してくれます。受付時間は午前8時から正午まで、および午後1時から各区で定められた受付終了時間までです。

間違えやすいのが「近いから」という理由で大江破砕工場へ直行してしまうケースです。受付を済ませずに処理施設へ行っても、ごみを降ろすことはできず、そのまま区の環境事業所へ引き返すことになります。港区の大江破砕工場から千種区や名東区の環境事業所まで戻ると片道30分以上かかるため、受付終了時間に間に合わなくなる可能性もあります。

なお「ごみが発生した区」が基準になるため、引っ越しで住所が変わった直後は注意が必要です。荷物を運び出した旧居のある区が窓口になり、新居の区の環境事業所では受け付けられません。

手数料は重量制で10キログラムまでごとに200円

自己搬入の手数料は品目ごとの定額ではなく、持ち込んだごみの総重量で決まります。金額は10キログラムまでごとに200円です。「まで」なので、5キログラムでも10キログラムでも200円、11キログラムなら400円という計算になります。

実際の金額は、処理施設で車ごと計量し、搬入後にもう一度計量した差分で確定します。たとえば総重量が45キログラムなら1,000円、80キログラムなら1,600円です。品目数ではなく重さで決まるため、軽くてかさばるもの(衣装ケース、カラーボックス、布団など)を大量に出す人ほど割安になります。

注意したいのは、可燃ごみと不燃・粗大ごみを同じ日に同じ車で運べない点です。名古屋市は「『可燃ごみ』と『不燃・粗大ごみ』を同時に運ぶことはできません」としており、搬入先の施設も別になります。両方処分したい場合は、2回に分けて受付する必要があります。

そして2026年10月1日から、この単価が10キログラムまでごとに270円へ改定されます。35パーセントの値上げにあたるため、大量に処分する予定があるなら9月中に済ませたほうが総額を抑えられます。

事前予約は不要。ただし土日は搬入できない

自己搬入に事前申し込みや予約は必要ありません。思い立った日に車へ積んで環境事業所へ行けば、その日のうちに処分まで完了します。収集を依頼する場合は申し込み締切が収集日の7日前(前の週の同一曜日)と決まっているため、スピードでは持ち込みが圧倒的に有利です。

ただし曜日の制約があります。搬入できるのは月曜日から金曜日までで、土曜日・日曜日は受付も搬入も行われません。年末年始(12月29日から1月3日)も休みです。逆に、祝日は平日扱いで搬入できます。

ここでよくある誤解が「祝日なら空いていそう」というものです。名古屋市の案内には、祝日は自己搬入が通常より多くなるため場内が大変混雑する旨の注意書きがあります。平日に休みが取れる人が祝日に集中するためで、待ち時間を減らしたいなら通常の平日を選んだほうが確実です。

また、徒歩や自転車での搬入はできません。計量は車両ごと行う仕組みのため、軽自動車以上の車が必要です。車を持っていない場合はレンタカーやカーシェアを使う方法がありますが、その費用を含めると収集を依頼したほうが安く済むケースもあります。

支払いは現金のみ|キャッシュレスは一切使えない

処理施設での手数料の支払いは現金のみです。名古屋市は「クレジットカード、電子マネー等のキャッシュレス決済は利用できません」と明記しています。交通系ICカードやコード決済も対象外です。

金額は計量結果が出るまで確定しないため、あらかじめ多めに用意しておくのが安全です。総重量50キログラムなら1,000円、100キログラムなら2,000円という計算になるため、家具を数点積んだ程度でも千円単位になると考えておくと安心です。1万円札しか持っていないと釣り銭の準備で待たされる可能性もあるので、千円札を数枚入れておくとスムーズです。

ここで気をつけたいのが、収集で使う「手数料納付券(粗大ごみシール)」と混同しないことです。納付券はコンビニやスーパーなどの指定販売店・環境事業所で購入する250円券と500円券の2種類で、これは市の収集を依頼するときに使うもの。自己搬入では納付券は使わず、施設で現金精算します。すでにシールを買ってしまった状態で持ち込んでも、その分が差し引かれることはありません。

なお、施設周辺にコンビニATMが少ない立地であることも押さえておきたいポイントです。大江破砕工場は港区の工業地帯にあり、愛岐処分場に至っては岐阜県多治見市の山間部にあります。現金の準備は自宅を出る前に済ませておきましょう。

⚠️ 注意

処理施設に直接行っても受付はできません。必ず「ごみが発生した区の環境事業所」で先に受付を済ませてから、案内された施設へ向かってください。受付なしで工場へ行った場合、ごみを降ろすことはできません。

項目 内容
受付場所 ごみが発生した区の環境事業所(全16区)
受付時間 午前8時〜正午/午後1時〜各区の受付終了時間
搬入できる曜日 月曜日〜金曜日(祝日も可・年末年始を除く)/土日は不可
事前予約 不要(車に積んだ状態で環境事業所へ)
手数料 10キログラムまでごとに200円(2026年10月1日から270円)
支払い方法 現金のみ(クレジットカード・電子マネー不可)
同時搬入 可燃ごみと不燃・粗大ごみは同時に運べない

受付から精算まで、当日の流れを5ステップで追いかける

ステップ1|可燃と不燃・粗大に分けて車に積む

出発前にやるべき最初の作業は分別です。名古屋市の自己搬入では、可燃ごみと不燃・粗大ごみで搬入先の施設が異なるため、この2種類を同じ車に混載することができません。木製の家具と金属製の棚を一度に運ぼうとすると、受付でどちらかを降ろすよう案内されることになります。

積み込みの際は、荷崩れしない積み方を意識してください。処理施設までは一般道を走ることになり、途中で荷物が落下すれば道路交通法上の問題になります。軽トラックや荷台が開いた車を使う場合は、ロープやネットでの固定が必須です。

また、紙類・びん・缶・ペットボトルといった資源化可能なものは自己搬入の対象外です。これらは通常の資源収集に出す必要があるため、家具の引き出しに雑誌が詰まったまま運ばないよう、中身を出してから積みましょう。

分別の判断に迷ったときは、名古屋市が7区分で定めているごみ・資源の出し方の考え方を先に確認しておくと手戻りがありません。特に「これは可燃なのか不燃なのか」で悩みやすい品目は、事前に整理しておくと当日の受付がスムーズです。

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ステップ2|区の環境事業所で受付を受ける

ごみを積んだ状態で、ごみが発生した区の環境事業所へ向かいます。受付時間は午前8時から正午まで、午後1時から各区で定められた受付終了時間までの2部制です。正午から午後1時までは昼休みにあたるため、この時間帯に到着しても受付は行われません。

環境事業所では、職員が積載物の種類・量・大きさを確認します。そのうえで「どの処理施設へ運ぶか」を案内されます。名古屋市の説明では、搬入先は搬入するものの種類や大きさ、数量に応じて環境事業所が案内する、とされています。つまり自分で搬入先を選ぶのではなく、指定される仕組みです。

受付が済むと、搬入先の施設と搬入可能時間が伝えられます。この時間は当日限りの有効期限です。受付後に買い物や食事で寄り道をして時間を過ぎてしまうと、その日は搬入できません。

環境事業所は区役所とは別の建物にあります。区役所へ行けばよいと思い込んで到着してから気づく人が少なくないので、後述の一覧で住所を確認してからカーナビに入力してください。

ステップ3|案内された処理施設へ自分で運ぶ

受付後は、案内された処理施設へ自分の車で運びます。不燃ごみ・粗大ごみの搬入先は港区の大江破砕工場、または岐阜県多治見市の愛岐処分場のいずれかになるのが一般的です。可燃ごみの場合は市内の各ごみ処理工場へ案内されます。

搬入できる時間は施設によって異なります。大江破砕工場は受付当日の午前8時45分から午後3時40分まで、愛岐処分場は午前9時15分から午後4時10分までが目安です。いずれも正午から午後0時45分までの間は搬入ができない時間帯が設けられています。

移動時間の見積もりも重要です。たとえば守山環境事業所で受付をした場合、大江破砕工場までは市内を南北に縦断することになり、渋滞状況によっては1時間近くかかります。守山区の大江破砕工場行き受付終了時間が午後1時40分と全16区で最も早く設定されているのは、この移動距離を考慮したものと考えられます。

施設に到着したら、案内表示に従って計量所(トラックスケール)へ進みます。車を載せたまま重量を測るため、車から降りずに待つのが基本です。指示があるまでは車内で待機しましょう。

ステップ4|荷下ろしと計量、現金で精算して完了

計量後はごみを降ろすヤードへ誘導されます。荷下ろしは原則として自分で行います。職員が代わりに運んでくれるわけではないので、タンスやソファなど1人では動かせないものを持ち込む場合は、あらかじめ2人以上で行くのが安全です。

降ろし終えたら再び計量所へ進み、搬入前後の重量差からごみの重さが確定します。その場で手数料を現金で支払い、これで手続きは完了です。受付から精算まで、移動時間を含めておおむね1時間半から2時間半をみておくと余裕を持って動けます。

ヤードは大型の収集車も出入りする作業エリアです。ヘルメットや手袋の着用義務は特にありませんが、軍手と動きやすい靴、汚れてもよい服装で行くことをおすすめします。夏場は屋外での荷下ろしになるため、飲み物の準備も忘れないでください。

なお、施設内は撮影や見学目的での立ち入りが制限されています。搬入以外の目的で場内をうろつかないよう、案内に従って速やかに退場するのがマナーです。

📋 持ち込み当日の流れ
1

「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別し、片方だけを車に積む

2

ごみが発生した区の環境事業所へ、積んだ状態のまま受付時間内に行く

3

案内された処理施設へ、当日中に自分で運ぶ

4

計量所で車ごと計量し、指定のヤードで自分で荷下ろしする

5

再計量で重量を確定し、10キログラムまでごとに200円を現金で支払う

運び先はどこになる?大江破砕工場と愛岐処分場の違い

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不燃・粗大ごみの主な搬入先は港区の大江破砕工場

名古屋市内で不燃ごみ・粗大ごみを受け入れている代表的な施設が、港区の大江破砕工場です。持ち込まれた不燃ごみ・粗大ごみを破砕し、資源・可燃物・不燃物に選別する役割を担っています。市内16区のどこからでもアクセスできる立地にあり、自己搬入の搬入先として案内されることが最も多い施設です。

施設の業務時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までで、12月29日から1月3日、祝日および休日は休みです。ただし搬入そのものは受付当日の午前8時45分から午後3時40分までで、正午から午後0時45分までは受け付けていません。業務時間の終わりまで搬入できるわけではない点に注意してください。

アクセスは名古屋高速3号大高線の大高または名四国道(国道23号)方面からが分かりやすいルートです。周辺は物流倉庫や工場が並ぶエリアで、大型車両の通行も多いため、荷物を積んだ状態での運転は速度を控えめに。

ここでも繰り返しになりますが、この工場では受付を行っていません。区の環境事業所での受付を経ずに到着しても搬入はできず、往復が完全に無駄になります。

📍 名古屋市 大江破砕工場
住所 〒455-0025 名古屋市港区本星崎町字南4047番地の13
電話番号 052-611-8313
業務時間 午前8時30分〜午後5時(搬入は受付当日の午前8時45分〜午後3時40分、正午〜午後0時45分は搬入不可)
休業日 土曜日・日曜日・祝日・休日、12月29日〜1月3日
受け入れるもの 不燃ごみ・粗大ごみ(区の環境事業所での受付が必要)
公式サイト 名古屋市公式ウェブサイト 大江破砕工場 施設案内

量が多いと岐阜県の愛岐処分場に案内されることもある

もうひとつの搬入先が、岐阜県多治見市にある愛岐処分場です。名古屋市が市外に設置している最終処分場で、大江破砕工場では処理しきれない量や種類のごみが案内されます。名古屋市内から片道30キロメートル以上あり、車で1時間前後かかる立地です。

搬入時間は受付当日の午前9時15分から午後4時10分までで、正午から午後0時45分までは搬入できません。大江破砕工場より終了時刻が30分遅い一方、距離があるぶん出発時刻の余裕は少なくなります。守山区・名東区は愛岐処分場行きの受付終了時間が午後3時10分と市内で最も遅く設定されており、東部の区から近いことが反映された設定になっています。

逆に港区は愛岐処分場行きの受付終了が午後1時40分と最も早い設定です。港区から多治見市までは市内を横断して東名高速方面へ抜ける必要があり、移動時間が長くなるためと考えられます。自分の区の締切時間は必ず事前に確認してください。

なお、どちらの施設に運ぶかを自分で選ぶことはできません。環境事業所での受付時に、持ち込むごみの種類や量に応じて案内されます。「近い方がいい」と希望を伝えても通らない前提で予定を組んでおくと安心です。

📍 名古屋市 愛岐処分場
住所 〒507-0044 岐阜県多治見市諏訪町川西75番地
電話番号 0572-23-1201
搬入時間 受付当日の午前9時15分〜午後4時10分(正午〜午後0時45分は搬入不可)
休業日 土曜日・日曜日・年末年始
公式サイト 名古屋市公式ウェブサイト 愛岐処分場

可燃ごみは市内のごみ処理工場へ|搬入先は選べない

引っ越しなどで大量に出た可燃ごみも自己搬入の対象です。この場合の搬入先は市内のごみ処理工場で、あま市にある五条川工場や緑区の鳴海工場などが該当します。粗大ごみとは搬入先が異なるため、同じ日に両方を運ぶことができないのはこのためです。

可燃ごみの受付終了時間は、不燃・粗大ごみより遅めに設定されている区が多いのが特徴です。たとえば千種区と緑区は午後3時15分、東区・中川区・南区・守山区・名東区は午後3時00分。一方で瑞穂区・昭和区・港区は午後2時30分と、45分の差があります。

可燃ごみを持ち込む場合も、手数料は不燃・粗大ごみと同じく10キログラムまでごとに200円です。指定袋に入れて出す通常の収集とは料金の考え方がまったく違うので、少量なら通常収集のほうが手間も費用もかかりません。

大量の可燃ごみが出るのは、引っ越しや遺品整理、リフォームのタイミングです。ただし事業活動に伴って出たごみ(店舗の廃業に伴う什器など)は家庭系ごみとして扱われず、自己搬入の対象外になります。

徒歩・自転車では搬入できない|車がない人の代替ルート

自己搬入は車両での搬入が前提です。計量が車両ごと行われる仕組みのため、徒歩や自転車、バイクでの持ち込みはできません。「駅から歩いて工場まで運ぶ」という方法は成立しないと考えてください。

車を持っていない場合の現実的な選択肢は3つあります。1つ目はレンタカーやカーシェアの利用。軽トラックを扱う店舗を選ぶ必要があり、料金は店舗・車種・時間帯で大きく変わるため事前確認が欠かせません。2つ目は市の収集を申し込む方法。3つ目は許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に依頼する方法です。

費用面で見ると、粗大ごみが数点であれば手数料納付券を使う市の収集がほぼ確実に最安になります。250円券を数枚買うだけで済むため、レンタカー代を払ってまで持ち込むメリットはありません。持ち込みが有利になるのは「大量」かつ「早く片づけたい」という条件がそろったときです。

また、家族や知人の車を借りる場合も、荷台が汚れる前提でシートを敷いておくと後片づけが楽になります。木くずや金属片が出るため、乗用車の後部座席に直接積むのは避けたほうが無難です。

比較項目 大江破砕工場 愛岐処分場
所在地 名古屋市港区 岐阜県多治見市
搬入時間 8:45〜15:40 9:15〜16:10
搬入不可の時間帯 12:00〜12:45 12:00〜12:45
受付終了が最も早い区 守山区(13:40) 港区(13:40)
受付終了が最も遅い区 南区(15:10) 守山区・名東区(15:10)
搬入先の選択 自分では選べない(環境事業所が案内)

16区の環境事業所はどこにある?住所・電話番号・締切時間の全一覧

全16区の環境事業所一覧【名古屋暮らしガイド調べ】

環境事業所は各区に1か所ずつ、市内16区すべてに設置されています。区役所とは別の建物にあり、住宅街や幹線道路沿いなど場所もさまざまです。以下は名古屋市公式ウェブサイトの情報をもとに、住所・電話番号・不燃粗大ごみ(大江破砕工場行き)の受付終了時間を1つの表にまとめたものです。

受付終了時間は、午後1時40分から午後3時10分までと区によって最大1時間30分の差があります。この差は各区から搬入先までの距離を考慮した設定と考えられ、「隣の区の人が午後3時でも間に合った」という話をそのまま自分に当てはめると失敗します。

電話番号は、搬入したいものが対象になるか迷ったときの相談窓口としても使えます。特に「これは粗大ごみか、それとも処理困難物か」の判断は品目ごとに違うため、車に積む前に電話で確認しておくと確実です。

なお表の受付終了時間は不燃・粗大ごみを大江破砕工場へ運ぶ場合のものです。可燃ごみや愛岐処分場行きは別の時刻が設定されているので、該当する場合は公式サイトの一覧を確認してください。

事業所名 住所(タップで地図) 電話番号 受付終了
(大江破砕工場行き)
千種環境事業所 名古屋市千種区香流橋一丁目1番77号 052-771-0424 14:00
東環境事業所 名古屋市東区出来町三丁目16番16号 052-723-5311 14:10
北環境事業所 名古屋市北区辻本通1丁目39番地 052-981-0421 14:10
西環境事業所 名古屋市西区南堀越二丁目4番70号 052-522-4126 14:10
中村環境事業所 名古屋市中村区佐古前町10番9号 052-481-5391 14:10
中環境事業所 名古屋市中区新栄三丁目20番8号 052-251-1735 14:30
昭和環境事業所 名古屋市昭和区福江二丁目10番12号 052-871-0504 14:30
瑞穂環境事業所 名古屋市瑞穂区二野町6番29号 052-882-5300 14:30
熱田環境事業所 名古屋市熱田区伝馬二丁目30番6号 052-671-2200 15:00
中川環境事業所 名古屋市中川区上高畑一丁目150番地 052-361-7638 14:40
港環境事業所 名古屋市港区十一屋一丁目70番地の3 052-382-3575 14:40
南環境事業所 名古屋市南区元塩町6丁目8番地の6 052-614-6220 15:10
守山環境事業所 名古屋市守山区弁天が丘606番地 052-798-3771 13:40
緑環境事業所 名古屋市緑区鳴海町字天白90番地 052-891-0976 14:40
名東環境事業所 名古屋市名東区藤里町101番地 052-773-3214 14:00
天白環境事業所 名古屋市天白区元八事五丁目231番地 052-833-4031 14:10

受付終了は最大1時間30分の差|守山区は午後1時40分で締切

表を見て驚くのが、区による締切時間の開きです。不燃・粗大ごみを大江破砕工場へ運ぶ場合、最も早いのは守山区の午後1時40分、最も遅いのは南区の午後3時10分。その差は1時間30分にもなります。

守山区が早いのは、市の北東端に位置する守山環境事業所から港区の大江破砕工場までの距離が長いためと考えられます。名古屋市を北東から南西へ斜めに縦断するルートになり、渋滞に巻き込まれれば1時間近くかかります。受付を済ませても搬入時間に間に合わなければ意味がないため、逆算して締切が早く設定されているわけです。

逆に南区は大江破砕工場と同じ市南部にあり、移動時間が短いぶん午後3時10分まで受け付けてもらえます。熱田区も午後3時00分と比較的遅い設定です。

愛岐処分場行きになるとこの順位が逆転します。守山区・名東区は午後3時10分と最も遅く、港区は午後1時40分と最も早い設定です。多治見市が市の北東方向にあるためで、「自分の区は遅いから大丈夫」という思い込みが搬入先次第で崩れることを覚えておいてください。

失敗パターン1|午後2時に着いたのに「本日は終了」と言われる

実際によくあるのが、午後の受付時間を勘違いして間に合わないケースです。「午後1時から受付再開」という情報だけを見て、午後2時に守山環境事業所へ行ったところ、大江破砕工場行きの受付は午後1時40分で終了していた、というパターンです。

原因は、受付終了時間が区ごと・搬入先ごとに別々に決められていることを知らないまま出発する点にあります。名古屋市の公式ページには16区分の一覧表が掲載されていますが、「午前8時から正午、午後1時から」という共通部分だけを読んで、その先の表を見落としやすいのです。

対策はシンプルで、出発前に自分の区の締切を確認し、そこから30分以上の余裕をみて家を出ること。積み込みに手間取ったり、道が混んだりすることを見込んでおけば、締切ギリギリで焦る事態は避けられます。

もうひとつの対策は午前中に行くことです。午前8時から正午までは全区共通で受付しているため、締切時間の違いを気にする必要がありません。特に開始直後の午前8時台は受付が空いていることが多く、その後の搬入も余裕を持って進められます。

環境事業所は区役所とは別の場所にある

意外と多いのが「区役所へ行けば手続きできる」と思い込んでしまうミスです。環境事業所は環境局の出先機関で、区役所とはまったく別の建物・別の場所にあります。たとえば中環境事業所は中区新栄三丁目、中区役所は中区栄四丁目と、直線距離で1キロメートル以上離れています。

さらに紛らわしいのが、名称が似ている施設の存在です。「〇〇環境事業所」と「〇〇区役所環境部」のような部署は別物なので、カーナビや地図アプリには表の住所をそのまま入力するのが確実です。

駐車についても事前確認をおすすめします。環境事業所は収集車の出入りが頻繁な施設で、来所者用のスペースが限られていることがあります。荷物を積んだ状態で行くため、案内表示に従って所定の位置に停め、職員の指示を待ちましょう。

区役所での手続きと合わせて1日で済ませたい場合は、それぞれの混雑状況も考慮すると効率的です。区役所は開庁直後や月曜日、月初が混みやすい傾向があります。

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持ち込めないものリスト|家電4品目とパソコンはルートが違う

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は指定引取場所へ

家電リサイクル法の対象となる4品目は、名古屋市の自己搬入では受け付けてもらえません。対象はエアコン、テレビ、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、電気洗濯機・衣類乾燥機の4種類で、市の収集にも出せません。

自分で処分する場合の手順は、まず郵便局の窓口で家電リサイクル券を入手して必要事項を記入し、郵便局窓口またはATMでリサイクル料金を支払います。その後、支払い済みの券とともに指定引取場所へ持ち込みます。名古屋市内では中川区の西濃運輸 名古屋指定引取場所が窓口のひとつで、営業時間は9時から12時、13時から17時、受付は営業終了時間の30分前までです。

リサイクル料金はメーカーとサイズによって変わるため、券を買う前に品番を控えておくとスムーズです。持ち込みが難しい場合は、名古屋市一般廃棄物事業協同組合や一般廃棄物収集運搬業許可業者に収集運搬を依頼する方法もあります。

買い替えの場合は、購入する店舗に引き取りを依頼するのが最も手間がかかりません。新品の配送と同時に旧品を持ち帰ってもらえるため、自分で運ぶ必要がなくなります。

📍 西濃運輸 名古屋指定引取場所 名古屋市中川区上高畑1-178

パソコン・小型家電は無料で手放せるルートがある

家庭用パソコンも自己搬入では受け付けていませんが、こちらは無料で処分できる仕組みが用意されています。名古屋市は認定事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社と連携し、家庭で不要になったパソコンを含む小型家電を宅配便で回収しています。

もうひとつの方法が、総合スーパーや区役所、環境事業所などに設置されている小型家電回収ボックスの利用です。投入できるサイズは縦15センチメートル以下かつ横40センチメートル以下かつ奥行25センチメートル以下と決められており、この範囲に収まる小型家電が対象になります。

回収ボックスは各施設の開庁・営業時間内であればいつでも使えて、費用はかかりません。デジタルカメラ、携帯電話、ゲーム機、ドライヤーなどが対象になります。環境事業所に設置されている場合は、自己搬入の受付に行くついでに投入することも可能です。

なお、パソコンを手放す前にはデータの消去を済ませておいてください。回収に出した後で「写真が入ったままだった」と気づいても取り戻すことはできません。ハードディスクの初期化やデータ消去ソフトの利用は、自分の責任で行う必要があります。

スプレー缶・ガスボンベ・タイヤは処理困難物として受付不可

自己搬入で持ち込めないものは家電だけではありません。名古屋市は「発火の恐れのあるもの(スプレー缶、ガスボンベ、ライター、取り外し可能な充電池)」を搬入不可としています。破砕機の中で発火・爆発する危険があるためです。

このほか、紙類・びん・缶・ペットボトルなどの資源化可能なもの、産業廃棄物も対象外です。市の収集でも受け付けていない処理困難物には、耐火金庫や消火器などが含まれます。これらはメーカーや専門業者に相談することになります。

自動車やバイクのタイヤも受け付けていません。タイヤは購入した販売店やガソリンスタンドで引き取ってもらうのが一般的な流れです。バッテリーやオイルも同様に、専門の販売店へ相談してください。

注意したいのは、家具の中にこうした品目が紛れ込むケースです。収納棚の奥に古いカセットボンベが残っていた、引き出しにライターが入っていた、といったことは珍しくありません。積み込む前に必ず中身を空にしてから運びましょう。

失敗パターン2|積んでから断られて丸ごと持ち帰りに

2つ目のよくある失敗が、対象外のものを積んだまま環境事業所に行き、受付で断られて持ち帰るケースです。特に多いのが、引っ越しで家中の不用品をまとめて積み込み、その中に小型冷蔵庫や電子レンジ台の裏に置いてあったスプレー缶が混ざっていたパターンです。

原因は、事前確認をせずに「粗大ごみだからまとめて出せるだろう」と判断してしまう点にあります。名古屋市の受付では積載物を目視で確認するため、対象外のものが1つでも見つかれば、その場で降ろすか出直すよう案内されます。降ろす場所がなければ全部持ち帰るしかありません。

対策は2段階です。まず積み込みの前に、家電4品目・パソコン・スプレー缶類・タイヤが混ざっていないかチェックリストで確認すること。次に、判断に迷う品目があれば、車に積む前に区の環境事業所へ電話で問い合わせることです。電話番号は前の章の一覧表に掲載しています。

そしてもうひとつ、可燃ごみと不燃・粗大ごみを混ぜないことも忘れずに。この2種類は同時に運べないため、両方積んでしまうと片方は必ず持ち帰りになります。積み込みの段階で「今日は不燃・粗大だけ」と決めておくのが確実です。

✅ 持ち込めるもの
  • タンス・机・いす・棚などの家具
  • 布団・カーペット・衣装ケース
  • 自転車・ベビーカー
  • 電子レンジ・炊飯器などの家電(4品目を除く)
  • 引っ越しで大量に出た可燃ごみ(別日に搬入)
❌ 持ち込めないもの
  • エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機
  • 家庭用パソコン
  • スプレー缶・ガスボンベ・ライター・充電池
  • 紙・びん・缶・ペットボトルなどの資源
  • タイヤ・耐火金庫・消火器・産業廃棄物

収集と持ち込み、どちらが安い?重さで変わる損益分岐点

市の収集は品目ごとの定額、持ち込みは重量制

名古屋市の粗大ごみには2つの出し方があり、料金の決まり方がまったく違います。市の収集を依頼する場合は品目ごとの定額制で、手数料納付券(250円券・500円券)を購入して貼り付けます。金額は大きさや種類によって250円、500円、1,000円、1,500円に分かれています。

公式に例示されている品目を見ると、換気扇・扇風機・炊飯器・衣装箱・布団が250円、ガスこんろ・食器洗い乾燥機・自転車が500円、電子レンジ・ふろがま・肘掛けのある机・高さ120センチメートル未満の書棚が1,000円、電子ピアノ・2人以上用の応接いす・高さ120センチメートルを超える食器棚が1,500円です。

一方の自己搬入は、品目に関係なく総重量10キログラムまでごとに200円。持ち込むものが何であれ、重さだけで金額が決まります。この違いが、どちらを選ぶべきかの判断軸になります。

申し込み方法も異なります。収集はインターネットまたは粗大ごみ受付センター(フリーダイヤル0120-758-530、携帯電話や県外からは052-950-2581)への電話で、締切は収集日の7日前です。受付時間は午前9時から午後5時で、祝日も受け付けています。

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重量別の料金早見表で損益分岐を確認する

自己搬入の料金を重量別に並べると、判断がしやすくなります。10キログラムまでが200円、20キログラムまでが400円、50キログラムまでが1,000円、100キログラムまでが2,000円という計算です。

ここから見えてくる目安は明快です。持ち込むものの総重量が「収集を頼んだ場合の合計金額 ÷ 20」キログラムを下回るなら、持ち込みのほうが安いということになります。たとえば収集で合計2,000円かかる品目群なら、総重量が100キログラム以下であれば持ち込みが有利です。

家具は見た目より軽いことが多く、木製のカラーボックスや衣装ケースは1点あたり数キログラム程度です。こうした軽量なものを10点20点と出す場合、収集では250円×点数で積み上がるのに対し、持ち込みでは総重量が数十キログラムに収まり、大きく差がつきます。

逆に重いものは持ち込みが不利です。金属製の重量家具や大理石のテーブルなどは1点で数十キログラムに達することがあり、定額の収集のほうが安く済む可能性があります。迷ったら、収集で出した場合の合計金額を先に計算してみてください。

総重量 現行(2026年9月30日まで) 改定後(2026年10月1日から) 差額
10キログラムまで 200円 270円 +70円
30キログラムまで 600円 810円 +210円
50キログラムまで 1,000円 1,350円 +350円
100キログラムまで 2,000円 2,700円 +700円
200キログラムまで 4,000円 5,400円 +1,400円

実は少量なら収集のほうが安い|持ち込みが得な人は限られる

意外と知られていないのですが、粗大ごみが数点だけなら、持ち込みより市の収集のほうが安く済むケースがほとんどです。布団3枚を出すとして、収集なら250円×3枚で750円。持ち込みでも総重量が20キログラム程度なら400円で済み、金額差は350円にとどまります。

ここにガソリン代と往復の移動時間が加わります。自宅から大江破砕工場まで往復20キロメートル走ると、燃費が1リットルあたり15キロメートルの車でおよそ1.3リットルを消費します。さらに区の環境事業所への立ち寄りも含めれば、実質的な差はほぼ消えます。

それでも持ち込みが選ばれるのは、費用ではなくスピードと自由度のためです。収集は申し込みから最短でも1週間以上先になり、収集日は指定できません。持ち込みなら思い立った平日にその日のうちに片づきます。

つまり持ち込みが向いているのは、「引っ越しや遺品整理で大量に出る人」「収集日を待てない事情がある人」「軽くてかさばるものを大量に処分したい人」です。少量で急がないなら、素直に収集を申し込むのが賢い選択といえます。

💡 豆知識

2026年10月1日からは、粗大ごみの「対象になる大きさ」の基準そのものが変わります。9月までは「30センチメートル角を超えるもの」が粗大ごみですが、10月からは「容量45リットルの指定袋に入らないもの」が基準に。指定袋に入っていても袋の口をしっかり結べない場合は粗大ごみ扱いになります。同時に収集の手数料区分も250円・500円・1,000円・1,500円・2,000円・2,500円の6段階に増えます。

混雑を避けて1回で終わらせるコツと、状況別の使い分け

引っ越し直後は「旧居の区」でまとめて出す

引っ越しは自己搬入が最も活きる場面です。不要になった家具や家電がまとめて出るうえ、退去日という締切があるため、収集日を待つ余裕がないことが多いからです。重量制の料金体系も、点数が多いほど有利に働きます。

ここで重要なのが窓口の選び方です。受付は「ごみが発生した区」の環境事業所で行うため、荷物を運び出した旧居のある区が窓口になります。新居の区の環境事業所に持って行っても受け付けてもらえないので、退去日までに済ませるスケジュールを組んでください。

効率よく進めるなら、搬出作業と同じ日に組み込むのが得策です。レンタカーや軽トラックを借りているなら、荷物を新居へ運ぶ前に不用品を積んで環境事業所へ寄る流れが無駄がありません。ただし可燃ごみと不燃・粗大ごみは同時に運べないため、どちらを優先するか事前に決めておきます。

また、市外へ引っ越す場合は退去前に処分を終える必要があります。転出後は名古屋市民ではなくなり、名古屋市の制度で処分することができなくなるためです。

平日に休めない人が取れる3つの選択肢

自己搬入は土日に対応していないため、平日に動けない人にとってはハードルが高い制度です。この場合、現実的な選択肢は3つあります。

1つ目は、有給休暇を半日だけ取って午前中に済ませる方法。午前8時から正午までは全区共通で受付しており、締切時間の違いを気にせず動けます。開始直後に行けば、昼過ぎには搬入まで終わる計算です。

2つ目は、市の収集を申し込む方法。収集は平日に行われますが、粗大ごみを指定日の朝までに指定場所へ出しておけば立ち会いは不要です。仕事に行っている間に回収されるため、休みを取る必要がありません。

3つ目は、祝日を狙う方法。祝日は自己搬入が可能な平日扱いですが、名古屋市も混雑を注意喚起しているとおり、待ち時間は長くなります。それでも休みを取らずに済ませたいなら、開始直後の午前8時台に到着するよう動くのが現実的です。

3月〜4月と年末年始は避けたほうがいい

自己搬入が混み合う時期はある程度決まっています。引っ越しシーズンの3月から4月、大掃除の年末年始前、そして連休中のゴールデンウィークやお盆の前後です。この時期は環境事業所の受付にも処理施設のヤードにも列ができ、待ち時間が普段の倍以上になることがあります。

特に3月下旬は要注意です。転勤や進学に伴う引っ越しが集中し、大量の家具が一斉に持ち込まれます。この時期に大量搬入を予定しているなら、2月中に前倒しするか、4月中旬以降にずらすほうが待ち時間を減らせます。

週の中では、月曜日と連休明けが混みやすい傾向にあります。土日に片づけをして「月曜に持ち込もう」と考える人が重なるためです。曜日を選べるなら、火曜日から木曜日の午前中が比較的落ち着いています。

そして2026年に限っては、9月下旬の駆け込みも予想されます。10月1日から手数料が10キログラムまでごとに270円へ上がるため、値上げ前に処分したい人が集中する可能性があります。大量に出す予定があるなら、9月上旬までに動くのが安全です。

状況別|あなたに向いているのはどの方法か

ここまでの内容を状況別に整理します。「引っ越しで大量に出る・平日に動ける・車がある」人は自己搬入が最適です。1日で完結し、点数が多いほど割安になります。

「粗大ごみは数点だけ・急いでいない」人は市の収集が向いています。手数料納付券を貼って指定日の朝に出すだけで、立ち会いも不要。費用も持ち込みと大差ありません。

「車がない・平日は動けない・とにかく早く片づけたい」人は、一般廃棄物収集運搬業許可業者への依頼が選択肢になります。費用は市の制度より高くなりますが、日時の融通が利きます。依頼する際は、許可を受けた業者かどうかを必ず確認してください。無許可の回収業者に渡すと、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

「エアコンやテレビも一緒に処分したい」人は、家電4品目だけルートが違う点を忘れずに。買い替えなら購入店に引き取りを依頼し、買い替えでないなら郵便局でリサイクル券を購入して指定引取場所へ持ち込む流れになります。

Q. 受付を済ませた日に搬入できなかった場合、翌日に持ち越せますか?
A. 搬入は受付当日中に行う必要があります。処理施設の搬入時間(大江破砕工場は午後3時40分まで、愛岐処分場は午後4時10分まで)を過ぎた場合は、後日あらためて区の環境事業所で受付からやり直すことになります。受付後は寄り道をせず、まっすぐ施設へ向かってください。

名古屋市の粗大ゴミ持ち込みで押さえたいポイントのまとめ

🏯 この記事の結論

名古屋市の粗大ごみ持ち込みは、区の環境事業所で受付してから処理施設へ運ぶ2段階です。料金は10キログラムまでごとに200円で、2026年10月1日から270円に上がります。

✅ 要点チェック
  • 受付場所:工場ではなく「ごみが出た区」の環境事業所
  • 曜日:月〜金のみ(祝日OK・土日と年末年始は不可)
  • 料金:10kgごと200円、2026年10月から270円
  • 支払い:現金のみ。カード・電子マネーは不可
  • 締切:区ごとに13:40〜15:10と最大1時間30分の差
  • 持込不可:家電4品目・パソコン・スプレー缶・タイヤ
  • 向く人:大量に出る・平日に動ける・車がある人

名古屋市の粗大ごみ持ち込みは、事前予約が要らず思い立った平日に完結できる、スピード重視の制度です。ただし「処理施設ではなく区の環境事業所で受付する」という順番を外すと、往復が丸ごと無駄になります。この1点さえ押さえれば、あとは難しいことはありません。

料金は品目ごとの定額ではなく重量制で、10キログラムまでごとに200円。軽くてかさばるものを大量に処分する人ほど割安になり、逆に数点だけなら市の収集のほうが手間も費用も抑えられます。自分の荷物がどちらのパターンかを、出発前に一度計算してみてください。

そして2026年10月1日は大きな節目です。自己搬入手数料が270円へ上がるだけでなく、粗大ごみの対象基準も「30センチメートル角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの」へ変わります。収集の手数料区分も6段階に増えるため、大量に処分する予定があるなら9月中に動いたほうが総額を抑えられます。

最初の一歩は、この記事の一覧表で自分の区の環境事業所の住所と受付終了時間を確認することです。締切は区によって午後1時40分から午後3時10分まで幅があり、ここを見誤ると当日中に終わりません。住所をカーナビに登録し、締切の30分前を目標に出発時刻を逆算しておけば、1回で確実に片づきます。

あわせて、積み込み前のチェックも忘れずに。家電4品目・パソコン・スプレー缶・タイヤが混ざっていないか、可燃ごみと不燃・粗大ごみを混載していないか。この2点を確認するだけで、現地で断られて持ち帰るという最悪の展開は避けられます。現金は多めに、服装は汚れてもよいもので、荷下ろしは自分で。準備が整えば、あとは午前中に出発するだけです。

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この記事を書いた人

名古屋在住歴15年。地元で暮らすからこそわかるリアルな情報を、住む人にも遊びに来る人にも役立つ形でお届けしています。新しくオープンした商業施設や再開発情報、名古屋めしの名店まで、街の「今」を追いかけています。

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