名古屋駅で新幹線や名鉄を降りて、「東山線はどっち?」と案内表示の前で立ち止まった経験はありませんか。名古屋駅にはJR・名鉄・近鉄・あおなみ線・地下鉄2路線が集まり、改札の数も多いため、初めての人ほど遠回りをしてしまいがちです。
結論からお伝えすると、東山線への乗り換えは「9番出入り口」を目印にするのがいちばん迷いにくい方法です。名古屋市交通局の案内でも、JR線桜通改札口・新幹線・近鉄名古屋駅地下改札口へは9番出入り口が便利とされています。そこから東山線の北改札口・中改札北口に入れば、ホームまではすぐです。
この記事では、名古屋市交通局の駅アクセスガイドを一次情報として、新幹線・JR在来線・名鉄・近鉄・桜通線それぞれからのルート、逆方向の戻り方、1番線と2番線の選び方、所要時間の目安までを路線別に整理しました。出張・旅行で名古屋駅を通る方も、引っ越してきたばかりの方も、この記事を読めば乗り換えで迷う時間を減らせます。
・東山線名古屋駅の構造(ホーム・改札5か所・出入り口)
・新幹線/JR在来線/名鉄/近鉄/桜通線からの乗り換えルート
・東山線から新幹線・JRへ戻るときの注意点
・1番線と2番線の違い、所要時間の目安と人別の使い分け
乗り換え前に知っておきたい、東山線名古屋駅の「地下3層」構造

東山線ホームは地下2階、改札は地下1階に5か所
まず押さえておきたいのは、東山線のホームが地下2階にあり、改札口はその上の地下1階にあるという点です。名古屋市交通局の案内によると、東山線の改札口は「北改札口、中改札北口、中改札南口、南改札南口、南改札東口」の5か所。さらに桜通線は地下3階にホーム、地下2階に3か所の改札口があり、名古屋駅の地下鉄改札は計8か所になります。
よくある間違いは、「地下鉄」の案内だけを見て歩き、桜通線の改札に着いてしまうケースです。どちらも「名古屋駅」の地下鉄なので表示が似ており、路線カラーを確認しないと気づきにくいのです。東山線のラインカラーは黄色系なので、案内板では色と「東山線」の文字をセットで確認しましょう。
補足として、駅の出入り口は12か所、エレベーター出入り口が2か所あります。数が多いぶん、「どの出入り口を使うか」を先に決めておくと迷う時間を大きく減らせます。
改札ごとに「近い出入り口」が決まっている
東山線の改札は、それぞれ使いやすい出入り口が異なります。交通局の案内では、北改札口は1番・3番・4番・9番・10番出入り口、中改札口は1番・3番・4番・5番・6番・8番・9番・10番出入り口、南改札口は5番・6番・7番・8番出入り口の利用に便利とされています。
JRや新幹線方面との乗り換えで使うのは、ほぼ「9番出入り口」と「北改札口・中改札北口」の組み合わせです。一方、名鉄方面に向かうなら南改札南口が起点になります。つまり、JR系は北寄り、名鉄は南寄りと覚えておくと整理しやすくなります。
注意したいのは、南改札の2つの口の役割です。自動改札機では南改札東口は入口専用、南改札南口は出口専用になっています。名鉄から歩いてきて南改札南口で入ろうとしても自動改札は通れないので、表示をよく見てください。
| 項目 | 内容(名古屋市交通局の案内より) |
|---|---|
| 東山線ホーム | 地下2階・島式(東側1番線、西側2番線) |
| 東山線改札口 | 地下1階に5か所(北改札口/中改札北口/中改札南口/南改札南口/南改札東口) |
| JR・新幹線・近鉄方面 | 9番出入り口が便利 |
| 名鉄方面 | 南改札南口から名鉄中央改札口へ/名鉄北改札口へは12番出入り口 |
| エレベーター | ホーム北端と中央の2か所(北改札口・中改札口につながる) |

名古屋駅自体の基本情報もチェック
名古屋駅にはJR東海道新幹線、JR中央線・東海道線、名鉄、近鉄、名古屋市営地下鉄(東山線・桜通線)、あおなみ線などが乗り入れています。東山線への乗り換えは「どの路線から来るか」でルートがまったく変わるため、次の章から路線別に解説します。
ここで知っておきたいのは、JRと地下鉄は運営会社が別なので、いったん改札を出て、地下鉄の改札に入り直す必要があるという点です。JRの乗車券で地下鉄に乗ることはできないので、交通系ICカードを使うか、地下鉄の券売機できっぷを買いましょう。
意外と知られていないのが、地下鉄2番出入り口がリニア新幹線工事のため閉鎖されていることです。古い案内図やブログで「2番出入り口から」と書かれていても使えないので、最新の交通局の案内を基準にしてください。
| 住所 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区椿町1番4号 |
| 営業時間 | 駅営業時間 5:30~23:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| アクセス | JR東海道新幹線、JR中央線・東海道線、名鉄、近鉄、名古屋市営地下鉄(東山線・桜通線・上飯田線)、あおなみ線が乗り入れ |
| 駐車場 | 駅周辺に複数の駐車場あり |
| 公式サイト | 公式サイト |
新幹線から名古屋駅 東山線 乗り換えは「桜通口→9番出入り口」が基本
新幹線を降りたら、まず桜通口方面へ向かう
新幹線から東山線へ乗り換えるときは、新幹線の改札を出たあと、中央コンコースを東へ進み、金時計のある桜通口方面を目指します。でら名古屋ダッシュの解説では、改札を出たら中央コンコースを抜けて金時計そばの桜通口から外に出て、ロータリーに沿って左前方に進むと地下鉄の9番出入り口がある、と案内されています。
所要時間の目安は媒体によって幅があり、ジョルダンの標準乗換時間は10分、でら名古屋ダッシュでは新幹線から約15分とされています。ホームの位置や荷物の量、混雑で差が出るため、乗り換えには15分程度を見込んでおくと安心です。
よくある間違いは、「太閤通口」側へ出てしまうことです。新幹線の改札は駅の西寄りにあるため、改札を出て真っすぐ進むと太閤通口に着いてしまいます。東山線は駅の東側(桜通口側)の地下にあるので、「桜通口」の表示を追いかけましょう。
新幹線の改札を出て、中央コンコースを「桜通口」方面(東)へ進む
金時計そばの桜通口から外へ出て、ロータリーに沿って左前方へ
地下鉄9番出入り口の階段を下りる(近くにエレベーターもあり)
北改札口または中改札北口から入り、行き先に合わせて1番線・2番線へ
9番出入り口を下りたら北改札口・中改札北口へ
9番出入り口の階段を下りると、地下1階の通路に出ます。交通局の案内では、9番出入り口から東へ進み、分岐を経て北改札口または中改札北口に着くルートが示されています。どちらの改札でも東山線ホームに行けるので、近いほうに入れば問題ありません。
北改札口からはホームの北端寄りの階段、中改札北口からはホーム中央付近の階段につながります。ホームの中ほどに出たい場合は中改札北口、エスカレーターを使いたい場合は北改札口側を選ぶとよいでしょう。交通局によると、ホーム北端寄りの階段には上りエスカレーターが設置されています。
注意点として、9番出入り口の地下通路は「ゲートタワー方面」「8番出入り口方面」への分岐が近くにあります。ゲートウォーク(JRゲートタワー地下)方面へ進むと北に離れていくので、分岐では「地下鉄東山線」の表示を優先して確認してください。
大きな荷物やベビーカーならエレベーター経由
スーツケースやベビーカーがある場合、9番出入り口の階段は負担になります。でら名古屋ダッシュでは、9番出入口の近くにはエレベーターもあるので、ベビーカーや大きい荷物の場合はこちらから向かえると紹介されています。
地下に下りたあと、東山線ホームへのエレベーターはホーム北端と中央の2か所です。北端エレベーターは北改札口、中央エレベーターは中改札口とつながっているので、改札を通ったら「エレベーター」の表示に従えばホームまで段差なしで移動できます。
よくある失敗は、階段で下りてから「エレベーターが中にあると思ったのに見つからない」と改札内で迷うパターンです。エレベーターは2か所しかないため、改札を入る前に構内図で位置を確認しておくと移動がスムーズです。なお、交通局の音声案内では、各階段に位置を知らせるチャイムがあることも紹介されています。
JR在来線・近鉄から東山線へは何分?迷わない歩き方

JR在来線は「桜通口」から出れば最短ルートに乗れる
JR在来線(東海道線・中央線など)から東山線に乗り換える場合も、基本は新幹線と同じく桜通口→9番出入り口です。でら名古屋ダッシュでは、JR在来線の「桜通口」改札から地下鉄東山線へは約3分で到着し、エレベーターも近くに完備されていると紹介されています。同じ記事の別の箇所ではJR在来線から約10分という目安もあり、どの改札から出るかで所要時間が大きく変わります。
交通局の案内図でも、東山線北改札口・中改札北口から9番出入り口を上がり、ロータリー北側歩道を西へ進んでコンコースに入った先に「JR桜通改札口」があるルートが示されています。つまり、JR桜通改札口は東山線に最も近いJR改札と考えてよいでしょう。
注意したいのは、在来線のホームによっては中央改札口や太閤通口側に出る階段のほうが近いことです。東山線に乗る予定なら、ホームで「桜通口」の案内を探し、その階段を使うのが近道です。
近鉄からは地下改札口を使って8分ほど
近鉄名古屋駅から東山線への乗り換えは、でら名古屋ダッシュによると地下改札口を利用して8分ほどです。交通局の案内でも、近鉄名古屋駅地下改札口へは9番出入り口の利用が便利とされており、東山線とは9番出入り口を介してつながる位置関係です。
ルートとしては、近鉄の地下改札口を出たあと、JR名古屋駅のコンコースを北へ抜けて桜通口に出て、9番出入り口から地下へ下りる流れになります。JRのコンコース内を通るので、途中で「桜通口」の表示を見失わないようにしましょう。
よくある失敗は、近鉄の改札を出て地下街の案内に従って歩き、名鉄側や別の地下街に出てしまうことです。近鉄・名鉄・JRは駅ビルが隣り合っており、地下では通路が入り組んでいます。でら名古屋ダッシュでも、地下街を通るため改札を出たあとは現地の案内表示に従うのがおすすめとされています。
JRのきっぷでは地下鉄に乗れない点に注意
JRから地下鉄へ乗り換えるときは、会社が別なので運賃も別にかかります。名古屋市営地下鉄は1区から5区までの対キロ区間制で、大人の普通料金は1区(3キロまで)210円、2区(7キロまで)240円、3区(11キロまで)270円、4区(15キロまで)310円、5区(15キロを超えるもの)340円です。小児は1区100円から5区170円までとなっています。
よくある失敗は、新幹線のきっぷを持ったまま地下鉄の改札に入ろうとして止められるケースです。JRの乗車券は名古屋駅までで効力が終わるため、地下鉄は別に乗車券が必要です。券売機の前は混みやすいので、交通系ICカードに残高を用意しておくと改札をそのまま通過できます。
補足として、保護者が同伴する幼児は、保護者1人につき幼児4人まで無料です。家族旅行で子ども連れの場合は、小児・幼児の区分を確認してからきっぷを買いましょう。
新幹線やJRの改札を出て「出口」の表示どおりに進むと、駅の西側(太閤通口)に出てしまうことがあります。東山線は駅の東側の地下にあるため、そこから引き返すとコンコースを横断し直すことに。原因は「地下鉄」表示を探さず出口表示だけを追ったこと。対策は、改札を出る前に「桜通口」「地下鉄東山線」の文字を確認し、金時計の方向へ進むことです。
名鉄・桜通線と東山線を行き来するときの近道は?
名鉄からは北改札口起点で乗り換えがスムーズ
名鉄名古屋駅から東山線へは、でら名古屋ダッシュによると名鉄名古屋駅「北改札口」を起点にすると分かりやすく、地下鉄東山線へは約3分で乗り換えできるとされています。一方、同じ記事の別の解説では北改札口を利用して7分ほどとしており、ホームの位置や混雑で3〜7分程度の幅があると考えておきましょう。
名鉄の北改札口を出たら、地下通路では「地下鉄東山線」の案内表示に沿って進みます。改札の外は地下街とつながっていて分岐が多いため、途中で表示を見失ったら一度立ち止まって案内板を確認するのが確実です。
注意点は、名鉄の改札は複数あり、中央改札口や南改札口から出ると地下鉄まで遠回りになることです。名鉄のホームで「北改札口」「地下鉄」の表示がある階段を選ぶのがコツです。
東山線から名鉄へは南改札南口→名鉄中央改札口
逆に東山線から名鉄に乗り換える場合、交通局の案内では東山線南改札南口から名鉄中央改札口へ向かうルートが示されています。南改札南口を南向きに出て、地下通路を西・南へ進み、階段を上った先に名鉄中央改札口があります。
でら名古屋ダッシュによると、東山線名古屋駅「中改札口」から名鉄名古屋駅へは徒歩で約5分です。ホームの南寄りに乗っていれば南改札、中央付近なら中改札から出るなど、降りた位置に近い改札を使うと歩く距離を減らせます。
よくある失敗は、名鉄側へ行くのに北改札口から出てしまうことです。北改札口はJR・新幹線方面向きの改札なので、名鉄まで地下通路を長く歩くことになります。名鉄に行くなら東山線ホームの南端の階段を選ぶ、と覚えておきましょう。交通局によると南端階段は南改札口につながっています。また、名鉄の北改札口へは12番出入り口の利用が便利とされています。
桜通線とは改札を出ずに地下で乗り換えられる
同じ名古屋市営地下鉄の桜通線とは、改札内で乗り換えできます。交通局の案内では、桜通線ホーム(地下3階)東端の階段で地下2階へ上がり、通路を東へ進んで中改札口への上り階段から地下1階へ、そこから東山線の中央北より階段または中央階段でホームへ下りるルートが示されています。
ポイントは、桜通線は地下3階、東山線は地下2階なのに、いったん地下1階まで上がってから下りる構造になっていることです。「地下2階同士なのにつながっていない」と戸惑う人が多いので、表示に従って階段を上り下りしてください。中改札口への階段の横にはエレベーターと上り専用エスカレーターもあります。
補足として、桜通線の名古屋駅は3番線が今池・新瑞橋・徳重方面、4番線が太閤通方面です。桜通線の乗り場について詳しくは下の記事でも解説しています。

名古屋駅で「桜通線に乗りたいのに、どこから下りればいいのか分からない」と立ち止まった経験はないでしょうか。名古屋駅は1日約110万人が行き交う巨大ターミナルで、…
| 乗り換え元 | 使う改札・出入り口 | 東山線側の改札 | 改札の出入り |
|---|---|---|---|
| 新幹線 | 桜通口→9番出入り口 | 北改札口・中改札北口 | 必要 |
| JR在来線 | JR桜通改札口→9番出入り口 | 北改札口・中改札北口 | 必要 |
| 近鉄 | 地下改札口→9番出入り口 | 北改札口・中改札北口 | 必要 |
| 名鉄 | 北改札口/中央改札口 | 南改札口・中改札口 | 必要 |
| 桜通線 | 改札内の連絡階段 | (改札内) | 不要 |
東山線から新幹線・JRへ戻るとき、どこで間違えやすい?
「JR線・9出口」の表示に沿って地上へ上がる
東山線から新幹線に乗り換える場合は、行きの逆ルートです。ジョルダンの案内では、ホームの階段を上って改札を出たら「JR線・9出口」の表示に従い、9出口の階段を上ってJR桜通口方面へ進む流れが示されています。標準乗換時間は15分とされており、行き(新幹線→東山線)より長めに見積もられています。
交通局の案内でも、東山線北改札口・中改札北口から9番出入り口を上がり、ロータリー北側歩道からコンコースに入って、JR桜通改札口の手前で左折し、中央コンコースを南・西へ進んで新幹線北口・南口に向かうルートが示されています。
注意点は、東山線を降りた位置によっては南改札口に近い階段を使ってしまうことです。南改札口は名鉄方面向けなので、JR・新幹線へは遠くなります。ホームでは北寄りか中央の階段を選びましょう。
新幹線に乗るなら「北口」と「南口」を先に決める
中央コンコースから新幹線の改札に向かうと、交通局の案内では手前(北側)に新幹線北口、その先の南側に新幹線南口があります。南口は、あおなみ線方面への分岐のさらに先にあります。
どちらの改札からでも新幹線ホームには行けますが、乗る号車によってホーム上で歩く距離が変わります。北口と南口の使い分けは、下の記事で詳しくまとめています。
よくある失敗は、JR在来線の「中央北改札口」「中央改札口」と、新幹線の「北口」「南口」を混同することです。在来線の改札から入っても新幹線には乗り換えられますが、新幹線専用の改札を使うほうが動線は単純です。表示の「新幹線」の文字を確認してから改札を通りましょう。
- ホームの北寄り・中央の階段を使う
- 北改札口・中改札北口から9番出入り口へ
- 乗り換え時間は15分程度みておく
- 南端の階段から南改札口に出る
- ゲートタワー方面の地下通路へ進む
- 発車直前に到着する計画を立てる
失敗パターン2:発車時刻ギリギリで地下鉄に乗る
東山線から新幹線へ乗り継ぐとき、「地下鉄で名古屋駅に着けばすぐ乗れる」と考えて余裕のない計画を立てると、改札の出入り・9番出入り口の階段・コンコース横断で想像以上に時間がかかります。ジョルダンの標準乗換時間は15分で、行きの10分より長めに設定されています。
原因は、東山線ホーム(地下2階)から地上レベルのコンコースへ上がり、さらに駅の東側から西寄りの新幹線改札まで横断する距離にあります。朝夕の通勤時間帯は改札やコンコースも混雑するため、目安より時間がかかることも珍しくありません。
対策は、新幹線の発車時刻から逆算して20分前後の余裕をもって名古屋駅に着く東山線に乗ることです。お土産を買う、指定席券を受け取るなどの予定があるなら、さらに時間を足しておきましょう。

名古屋駅で新幹線に乗ろうとしたとき、案内表示に「新幹線北口」「新幹線南口」と2つ並んでいて、どちらに進めばいいのか一瞬止まってしまう。名古屋駅を使い慣れていない…
1番線と2番線、どっちに乗る?ホームと運行時間の基本
1番線は栄・藤が丘方面、2番線は高畑方面
東山線名古屋駅のホームは島式で、交通局の案内によると東側が1番線(伏見・栄・藤が丘方面)、西側が2番線(中村公園・高畑方面)です。栄や東山動物園、星ケ丘方面へ行くなら1番線、中村公園や八田、高畑方面へ行くなら2番線に乗ります。
東山線は高畑~藤が丘を結ぶ営業距離20.6kmの路線で、停車駅は22駅です。名古屋駅から見て東側(伏見・栄・新栄町・千種・今池・池下・覚王山・本山・東山公園・星ケ丘・一社・上社・本郷・藤が丘)が1番線、西側(亀島・本陣・中村日赤・中村公園・岩塚・八田・高畑)が2番線の行き先です。
よくある間違いは、「栄」に行きたいのに2番線に乗って亀島方面へ向かってしまうことです。隣の駅名を見て「伏見」と書いてあれば正解、「亀島」なら反対方向です。乗る前にホームの駅名標で次の駅を確認してください。
ホームが南北にずれているから階段選びが大切
東山線名古屋駅のホームには、階段が北端より・北端南より・中央北より・中央・南端の5か所あります。交通局によると、北端側の2つの階段は北改札口、中央北より階段と中央階段は中改札口、南端階段は南改札口につながっています。
ここで意外と知られていないけれど大事なのが、1番線と2番線の位置がずれている点です。交通局の案内では、北端寄りの階段へは2番線の乗降口から、南端階段へは1番線の乗降口から向かう説明になっています。つまり、降りた番線によって近い階段が変わります。
実は、JR・新幹線方面へ急ぐなら北寄り、名鉄方面なら南寄りと、乗り換え先に応じて電車の中で乗る位置を決めておくと歩く距離を短くできます。中央の階段・エレベーターは両方の番線から使えるので、迷ったら中央を目指すのが無難です。
始発・終電の時間も確認しておこう
東山線の運行時間について、交通局の案内では最初の出発が藤が丘方面は「岩塚発5時30分」、高畑方面は「池下発5時30分」、終発は藤が丘0時23分着、高畑0時19分着とされています。これは始発駅・終着駅の時刻なので、名古屋駅の発車時刻は時刻表で確認が必要です。
新幹線の最終便で名古屋駅に着いてから東山線に乗り換える場合、乗り換えに10〜15分程度かかることを踏まえて、名古屋駅発の最終電車の時刻を事前に調べておきましょう。
補足として、JR東海の案内では名古屋駅(新幹線)の駅の営業時間は5:30~23:00です。早朝・深夜の乗り換えは、開いている改札や通路が限られる可能性もあるため、余裕をもって行動してください。

名古屋駅に着いて改札を出た瞬間、「地下鉄の東山線ってどっちだろう」と足が止まった経験はありませんか。名古屋駅は在来線・新幹線・名鉄・近鉄・地下鉄2路線が重なる巨…
東山線名古屋駅では、電車到着時に番線ごとに異なるメロディーが流れ、1番線は女性の声、2番線は男性の声で案内放送が流れます。放送の声でも番線を聞き分けられるので、混雑していて表示が見えにくいときの手がかりになります。
名古屋駅 東山線 乗り換えをラクにする、人別の使い分けと所要時間
所要時間の目安を路線別に比較
各媒体が示している乗り換え所要時間を、名古屋暮らしガイドで路線別に整理しました。媒体によって数字に幅があるのは、どの改札・ホーム位置を起点にしているかが異なるためです。余裕を見るなら幅の上限を目安にするのがおすすめです。
| ルート(名古屋暮らしガイド調べ) | ジョルダン | でら名古屋ダッシュ | 目安の考え方 |
|---|---|---|---|
| 新幹線→東山線 | 10分 | 約15分 | 15分みておく |
| 東山線→新幹線 | 15分 | ― | 20分前後の余裕 |
| JR在来線⇔東山線 | ― | 約3分〜約10分 | 桜通口利用で短縮 |
| 名鉄⇔東山線 | ― | 約3分〜7分ほど | 北改札口起点 |
| 近鉄→東山線 | ― | 8分ほど | 地下改札口利用 |
この表からわかるのは、JR・新幹線との乗り換えは10分以上、名鉄・JR在来線は条件がよければ数分という傾向です。新幹線を使う日は、ほかの路線より長めに時間を確保しておきましょう。
出張・旅行者は「9番出入り口」だけ覚えればOK
出張や旅行で名古屋駅を通る人は、細かいルートを全部覚える必要はありません。新幹線・JR在来線・近鉄のどこから来ても、桜通口側の9番出入り口から地下へ下り、北改札口か中改札北口に入るという1本のルートで東山線に乗れます。
スーツケースを持っているなら、9番出入り口近くのエレベーターと、東山線ホームへの北端・中央の2か所のエレベーターを使いましょう。栄や伏見のホテルへ向かうなら1番線です。
注意したいのは、乗り換え時間を短く見積もりすぎることです。新幹線と東山線の乗り換えは10〜15分が目安なので、会議や予約の時間がある日は、ひとつ前の電車に乗るくらいの余裕をもたせてください。
通勤・子連れ・ベビーカーなら改札の選び方を変える
毎日名古屋駅で乗り換える通勤・通学の人は、乗り換え先に合わせてホーム上の乗車位置を固定すると数分の短縮につながります。JR方面なら北寄りの階段、名鉄方面なら南端の階段、桜通線なら中央付近の階段を使うと、改札までの距離が短くなります。
子連れやベビーカーの人は、階段が多いルートを避けるのが第一です。東山線のエレベーターは北端と中央の2か所だけなので、電車を降りたらホーム北端か中央へ移動し、北改札口または中改札口を使いましょう。名鉄方面の南改札口側にはホームからのエレベーターがない点に注意してください。
意外と知られていないけれど、桜通線との乗り換えは改札内で完結する一方、地下1階まで上がる必要があります。中改札口への階段の横にエレベーターがあるので、荷物が多い日はそちらを使うと負担を減らせます。
・名古屋市交通局「名古屋駅ホーム」(アクセスガイド)
・名古屋市交通局「名古屋駅乗り換え」(アクセスガイド)
・名古屋市交通局「始発・終発」
・名古屋市交通局「市バス・地下鉄の料金のご案内」
・JR東海「名古屋駅 駅構内図・駅情報」
まとめ
名古屋駅の東山線乗り換えは、改札や出入り口の数に圧倒されがちですが、JR系は北寄りの9番出入り口、名鉄は南寄りの南改札口と「方角」で覚えると迷いにくくなります。まずは次に名古屋駅を使う日、乗る電車の番線と使う改札を1つだけ決めてから駅に向かってみてください。
※記事の情報は執筆時点のものです。工事による通路・出入り口の変更もあるため、最新情報は名古屋市交通局・各鉄道会社の公式サイトでご確認ください。

コメント