「名古屋エスカってどこにあるの?」「駅に着いたけれど、地下街の入口が見つからない」——名古屋駅で待ち合わせや食事の場所にエスカを指定されて、こんなふうに戸惑った経験はありませんか。名古屋駅には地下街がいくつもあり、しかも駅の東側と西側で雰囲気がまるで違うため、初めての人ほど反対側に出てしまいがちです。
結論からお伝えすると、名古屋エスカへの行き方は「新幹線口(太閤通口)を目指して駅の西側に出る」の一点だけ覚えておけば迷いません。エスカ公式のアクセス案内では、JR名古屋駅から徒歩1分、近鉄名古屋駅と地下鉄名古屋駅から徒歩5分、名鉄名古屋駅から徒歩6分とされています。目印は駅構内の「銀の時計」で、その先の太閤通口を出たところにあるエスカレーターで地下へ下りればエスカのメインストリートに着きます。
この記事では、新幹線・JR在来線・地下鉄・名鉄・近鉄・セントレア・車の7通りの行き方を、改札名や目印つきで順番に整理しました。あわせて、エスカ駐車場の料金と「24時から朝6時まで車を出せない」落とし穴、朝7時から開いているお店、年に3日ある全店定休日まで、行く前に知っておきたい情報をまとめています。
・名古屋エスカの場所と「太閤通口」が目印になる理由
・JR新幹線・在来線・地下鉄・名鉄・近鉄・セントレアからの改札別ルート
・エスカ駐車場の料金、割引、入出庫できない時間帯
・営業時間・全店定休日と、目的別の上手な使い方
名古屋エスカの行き方は「太閤通口=新幹線口」を目指すだけ

エスカは名古屋駅の「西側の地下」にある地下街
エスカは、名古屋駅の西側、つまり新幹線のりば側の地下に広がる商業地下街です。エスカ公式サイトでは「名古屋駅新幹線口から最も近く、観光や出張の際にも便利にご利用いただける商業施設」と紹介されています。正式には「新幹線地下街 エスカ」と呼ばれ、フロアは地下1階に集約されています。
名古屋駅は、JRの線路をはさんで東側が「桜通口」、西側が「太閤通口」に分かれています。JRセントラルタワーズや百貨店、ミッドランドスクエアなど高層ビル群があるのは東側の桜通口で、ユニモールやメイチカといった地下街も東側に集中しています。エスカだけが西側にあるため、「名駅の地下街」と聞いて東側の地下に下りてしまうと、どれだけ歩いてもエスカには着きません。
よくある間違いは、地下鉄や名鉄から地下通路をたどってそのままエスカに行けると思い込むことです。駅の東側から来る場合は、いったんJR名古屋駅の中央コンコースを通って西側の太閤通口まで抜ける必要があります。
ちなみに太閤通口という名前は、駅の西に延びる「太閤通」に由来します。中村区は豊臣秀吉の出身地とされる地域で、駅の西側には秀吉ゆかりの地名が多く残っています。
公式の所要時間はJRから徒歩1分、一番遠い名鉄でも徒歩6分
エスカ公式のアクセス案内に載っている所要時間は、次の4つです。JR名古屋駅(新幹線・在来線)から徒歩1分、近鉄名古屋駅から徒歩5分、名古屋市営地下鉄の東山線・桜通線「名古屋」駅から徒歩5分、名鉄名古屋駅から徒歩6分です。どの路線からでも10分かからない距離にあり、名古屋駅を利用する人なら誰でも立ち寄りやすい立地といえます。
ただし、この分数は「駅を出たところから」の目安で、改札を出てからの距離や人混みは含まれていない点に注意が必要です。名古屋駅の中央コンコースは朝夕の通勤時間帯や連休中に人の流れが多くなるため、とくに名鉄や地下鉄から来る場合は公式の分数より長めに見ておくと安心です。
実際に改札を起点にしたルート案内では、地下鉄の中改札口から約9分、名鉄の北改札から約10分という目安が紹介されています。待ち合わせの時間を決めるときは、公式の分数に3〜4分ほど上乗せしておくと遅刻しにくくなります。路線ごとの詳しいルートは次の章以降で順番に紹介します。
| 住所 | 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町6-9先 |
| 電話番号 | 052-452-1185 |
| 営業時間 | 一般店舗 10:00~20:30、レストラン 10:00~22:30、カフェ 7:00~22:30 |
| 定休日 | 1月1日(元旦)、2月第3木曜日、9月第2木曜日(全店定休日) |
| アクセス | JR名古屋駅(新幹線・在来線)徒歩1分、地下鉄名古屋駅徒歩5分、名鉄名古屋駅徒歩6分、近鉄名古屋駅徒歩5分 |
| 駐車場 | あり(エスカ駐車場 295台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
迷ったら「銀の時計」を探すのが一番の近道
名古屋エスカへの行き方で、どの路線から来ても共通する目印が、JR名古屋駅の中央コンコースにある「銀の時計」です。銀の時計は太閤通口のすぐ手前、新幹線の改札の近くに置かれていて、ここまで来ればエスカは目と鼻の先です。
駅の東側から来る人は、まず桜通口側にある「金の時計」を見つけ、そこからコンコースをまっすぐ西へ進んで銀の時計を目指します。金の時計と銀の時計は同じ通路の両端にあるイメージで、名古屋駅の東西をつなぐ自由通路を歩くことになります。駅の案内表示では「太閤通口」「新幹線」と書かれた方向に進めば間違いありません。
注意したいのは、金の時計で待ち合わせて「エスカで食事しよう」と決めた場合、東側の地下街に下りないことです。金の時計の近くには地下へ下りる階段がいくつもありますが、それらは東側の地下街につながっています。
銀の時計の場所や周辺の歩き方は、こちらの記事でも詳しくまとめています。

新幹線を降りて「銀時計で待ち合わせね」と言われたものの、名古屋駅のどこにあるのか分からない。あるいは地下鉄で名古屋駅に着いたけれど、金時計は見つかったのに銀時計…
太閤通口を出たら「右斜め前のエスカレーター」で地下へ
銀の時計を越えて太閤通口から駅の外に出たら、右斜め前方向にある下りのエスカレーターを探します。このエスカレーターで地下へ下りると、エスカのメインストリートに出ます。駅舎を出てから地下に入るまでの距離は短く、ここが「JRから徒歩1分」と案内される理由です。
メインストリートからは、イーストストリート、センターストリート、ウエストストリートといった通路が枝分かれしていて、名古屋めしの店やお土産店、カフェが並んでいます。
よくある失敗は、太閤通口を出たあと正面のタクシー乗り場やバス乗り場の方へ歩いていってしまうことです。駅前広場は広いので、出口を出たらすぐに右斜め前を見るのがコツです。
駅の案内表示では、太閤通口が「新幹線口」と併記されていることがあります。エスカの公式サイトも「名古屋駅新幹線口(太閤通口)すぐ!」と案内しているので、「新幹線口」「太閤通口」のどちらの表示を見つけても同じ出口を指していると覚えておくと迷いません。
JRで名古屋駅に着いたら何分?新幹線・在来線からの最短ルート
新幹線の北口・南口改札からは約1分で着く
東海道新幹線で名古屋駅に着いた場合、エスカは駅でいちばん近い地下街です。新幹線の改札は北口と南口の2か所があり、どちらから出ても改札からエスカまでは約1分が目安とされています。
ルートは、改札を出たら銀の時計の横を通って太閤通口へ向かい、そのまままっすぐ駅の外へ出て、右斜め前方向にあるエスカレーターで地下へ下りるだけです。新幹線の改札は太閤通口のすぐそばにあるため、駅の構内をほとんど歩かずに地下街に入れます。
注意点は、新幹線から在来線に乗り換える「のりかえ口」を通ってしまうことです。エスカに行くなら、新幹線の改札から「出場」する必要があります。乗車券が名古屋市内までのきっぷになっている場合は、自動改札にきっぷを入れて駅の外に出ます。
北口と南口のどちらを使うかは、乗っている号車で決まります。改札ごとの違いは次の記事が参考になります。

名古屋駅で新幹線に乗ろうとしたとき、案内表示に「新幹線北口」「新幹線南口」と2つ並んでいて、どちらに進めばいいのか一瞬止まってしまう。名古屋駅を使い慣れていない…
新幹線の北口または南口の改札を出る(のりかえ口ではなく出口を選ぶ)
「銀の時計」の横を通り、「太閤通口」から駅の外へまっすぐ出る
右斜め前方向のエスカレーターで地下へ下りると、エスカのメインストリートに到着(改札から約1分)
在来線は中央口・中央北口改札から約4分
東海道線や中央線、関西線などJR在来線で名古屋駅に着いた場合は、「中央口」改札か「中央北口」改札から出るのが基本です。改札からエスカまでは約4分が目安とされています。
ルートは、改札を出たら太閤通口側にある銀の時計へ向かい、銀の時計を越えてそのまままっすぐ太閤通口から駅の外へ出ます。あとは新幹線の場合と同じく、右斜め前方向にあるエスカレーターで地下へ下りるとエスカのメインストリートに着きます。
在来線の改札は駅の中央部にあり、改札を出るとすぐ中央コンコースです。ここで注意したいのは、改札を出たときに東西どちらを向いているかがわかりにくいことです。金の時計が見えたらそちらは東側(桜通口)なので、反対の方向へ進みます。天井から下がっている案内表示の「太閤通口」「新幹線」の文字を確認しながら歩けば迷いません。
なお、名古屋駅には中央口のほかにも広小路口や桜通口に近い改札があります。いつもと違う改札から出てしまった場合でも、中央コンコースに出て銀の時計を目指せば同じルートに合流できます。
失敗パターン①:桜通口に出て東側の地下街をさまよう
エスカへの行き方でいちばん多い失敗が、駅の東側にある桜通口へ出てしまうケースです。たとえば「名古屋駅の地下街で待ち合わせ」と聞いて、在来線の改札を出たあと人の流れに乗って桜通口側に進み、金の時計の近くから地下に下りてしまうパターンです。
この場合、着いたのは東側のユニモールやメイチカなどの地下街で、エスカとは線路をはさんで反対側にあります。地下で案内表示を探しても見つからず、待ち合わせ相手と連絡を取りながら10分以上歩き回ることになりがちです。
原因は、名古屋駅の地下街が東西に分かれていることを知らずに「地下でつながっているはず」と思い込むことです。対策はシンプルで、改札を出たらまず「金の時計(東)」と「銀の時計(西)」のどちらにいるかを確認し、エスカに行くなら銀の時計側の太閤通口から出ることです。
もし東側の地下に下りてしまった場合は、地上の中央コンコースまで戻り、金の時計から銀の時計へ向かって駅を横断するのが確実です。
「名駅の地下街」は東側(桜通口側)と西側(太閤通口側)で別エリアです。エスカは西側だけにあるので、金の時計付近の階段から地下に下りても到着しません。迷ったら地上の中央コンコースに戻り、銀の時計を目指してください。
待ち合わせは「エスカの入口」より「銀の時計」が確実
エスカで食事や買い物をする約束をしたとき、待ち合わせ場所は「エスカの入口」ではなく「銀の時計」にしておくのがおすすめです。エスカには地上から下りる入口が複数あり、「入口で」とだけ決めると相手が別の入口で待っていることがあるからです。
銀の時計はJR名古屋駅の中央コンコースの太閤通口寄りにあり、新幹線の改札からも在来線の改札からも近い位置にあります。銀の時計で合流してから太閤通口を出て、右斜め前のエスカレーターで地下へ下りれば、2人とも迷わずにエスカに入れます。
注意点として、銀の時計の周辺は新幹線の乗降客で混み合う時間帯があります。とくに週末の夕方や連休中は人が多いので、「銀の時計の新幹線改札側」など、どちら側に立つかまで決めておくとスムーズです。
出張で新幹線の時間が迫っているときも、銀の時計で待ち合わせておけば、食事のあとすぐ新幹線の改札に戻れます。
地下鉄・名鉄・近鉄から来るなら「駅の反対側」へ抜けるのが正解

地下鉄は中改札口を起点に約9分
名古屋市営地下鉄の東山線・桜通線で名古屋駅に着いた場合、エスカ公式の案内では徒歩5分とされています。改札からのルートを具体的に説明したガイドでは、わかりやすい起点として「中改札口」が紹介されていて、そこからエスカまでは約9分が目安です。
ルートは、中改札口を出たら「Exit 9」を目指して地上へ上がり、JR名古屋高島屋のある「桜通口」の方向に進みます。そこから金の時計の横を通って中央コンコースに入り、駅を横断して銀の時計の近くにある太閤通口へ向かいます。太閤通口を出たら右斜め前方向のエスカレーターで地下へ下りると、エスカのメインストリートに着きます。
注意点は、地下鉄の名古屋駅は東側の地下にあるため、改札を出ても地下のまま西へは進めないことです。地下街の案内に従ってそのまま歩いていくと、東側の地下街の中を回ることになります。地下鉄から来るときは「いったん地上(JRの中央コンコース)に出て駅を横断する」と覚えておきましょう。
地下鉄の東山線と桜通線ではホームの位置が違うため、改札から地上に出るまでの距離も変わります。迷ったら駅構内の「JR線」「太閤通口」の案内表示を目印にしてください。
名鉄は北改札から金の時計経由で約10分
名鉄名古屋駅からエスカまでは、エスカ公式の案内で徒歩6分です。改札からのルートを紹介したガイドでは、もっともわかりやすい起点として「北改札」が挙げられていて、そこからの所要時間は約10分が目安とされています。
ルートは、北改札を出たら右へ進んで地下鉄桜通線の方向へ向かい、駅舎の中を通って金の時計を経由し、そのまま中央コンコースを横断して銀の時計へ向かいます。銀の時計を越えたら太閤通口から駅の外へ出て、右斜め前方向のエスカレーターで地下へ下ります。
名鉄名古屋駅は駅の東側、JR名古屋駅の南東寄りにあります。エスカまではJRの駅をまるごと横断する形になるため、名古屋駅のアクセスの中ではいちばん距離があるルートです。大きな荷物を持っている場合や、名鉄の到着時刻ぎりぎりで約束している場合は、10分以上の余裕を見ておくと安心です。
北改札以外の改札から出てしまったときも、金の時計を目指して中央コンコースに出れば、同じルートに合流できます。
近鉄名古屋駅からは徒歩5分、JRの中央コンコースを横断する
近鉄名古屋駅からエスカまでは、エスカ公式の案内で徒歩5分です。近鉄名古屋駅も名鉄と同じく駅の東側の地下にあるため、ルートの考え方は名鉄と同じで、JR名古屋駅の中央コンコースに出て西側の太閤通口まで横断します。
近鉄の改札を出たら、案内表示の「JR線」「金の時計」の方向に進み、地上の中央コンコースへ上がります。金の時計が見えたら、そこからまっすぐ西へ進んで銀の時計を目指し、太閤通口を出て右斜め前方向のエスカレーターで地下へ下りればエスカです。
注意点は、近鉄からJR在来線に乗り換える「連絡改札」を通らないことです。連絡改札はきっぷを持ったまま近鉄からJRへ乗り継ぐための改札で、エスカに行く場合は近鉄の出口改札から外に出る必要があります。
近鉄のホームから中央コンコースまでは上り下りがあるため、荷物が多い日はエスカレーターの位置を案内表示で確認しながら進みましょう。
路線別の所要時間を一覧で比較
ここまで紹介したルートを、エスカ公式の徒歩分数と、改札を起点にした目安時間に分けて一覧にしました。公式の分数は「駅から」の距離、改札起点の目安は「改札を出てから」の歩行時間なので、待ち合わせ時間を決めるときは長い方を基準にするのがおすすめです。
| 出発地(名古屋暮らしガイド調べ) | 起点にする改札 | 公式の徒歩分数 | 改札起点の目安 |
|---|---|---|---|
| JR新幹線 | 北口・南口 | 徒歩1分 | 約1分 |
| JR在来線 | 中央口・中央北口 | 徒歩1分 | 約4分 |
| 地下鉄 東山線・桜通線 | 中改札口 | 徒歩5分 | 約9分 |
| 近鉄名古屋駅 | 出口改札 | 徒歩5分 | ― |
| 名鉄名古屋駅 | 北改札 | 徒歩6分 | 約10分 |
表を見ると、駅の西側にあるJRからは1〜4分で着く一方、東側にある地下鉄・名鉄からは改札を出てから10分前後かかることがわかります。とくに名鉄や地下鉄から来る人は、公式の分数だけを見て約束の時間を決めると数分遅れやすいので注意してください。
セントレアや遠方から直行するにはどう動けばいい?
セントレアからは名鉄ミュースカイで28分+徒歩6分
中部国際空港(セントレア)からエスカへ向かう場合、エスカ公式が案内しているのは名鉄の空港特急「ミュースカイ」を使うルートです。セントレアからミュースカイで名鉄名古屋駅まで28分、名鉄名古屋駅からエスカまでは徒歩6分とされています。
名鉄名古屋駅に着いたら、前の章で紹介した名鉄からのルートと同じく、金の時計を経由してJR名古屋駅の中央コンコースを横断し、銀の時計の先にある太閤通口から出てエスカレーターで地下へ下ります。改札を起点にすると約10分が目安なので、列車の待ち時間も含めて余裕を持った計画にしておくと安心です。
注意点として、空港からの列車の種別や運賃、運行本数は時期によって変わることがあります。出発前に名鉄の時刻表で、乗る列車と名鉄名古屋駅の到着時刻を確認しておくと、エスカでの予定を組みやすくなります。
空港から名古屋めしを食べに直行したい人にとって、名古屋駅のなかでエスカは「新幹線に乗る前に寄れる場所」でもあります。帰りの新幹線の時間に合わせて食事をする旅程を組みやすいのが利点です。
スーツケースを持っているときの歩き方
出張や旅行でスーツケースを持ってエスカに行く場合は、階段ではなくエスカレーターを使えるルートを選ぶことが大切です。太閤通口を出たところにあるエスカレーターで地下へ下りるルートなら、大きな荷物を持ったままでもエスカのメインストリートに入れます。
名鉄や地下鉄、近鉄から来る場合は、東側の地下から地上の中央コンコースに上がる区間があります。ここで階段しかない出口を選んでしまうと、重い荷物を持ち上げることになるので、構内の案内表示でエスカレーターやエレベーターの位置を確認しながら進みましょう。
注意したいのは、エスカの通路はお昼どきや夕方に人が多くなり、スーツケースを引いて歩くと周りの人の足に当たりやすいことです。飲食店の行列も通路に並ぶため、混み合う時間帯は荷物を体の近くに寄せて歩くと安心です。
食事の前に荷物を預けたい場合は、名古屋駅構内のコインロッカーを使うと身軽に地下街を歩けます。
新幹線に乗る前の「すき間時間」に寄るなら
エスカは新幹線の改札から約1分の場所にあるため、新幹線に乗る前の短い時間でも立ち寄りやすいのが特徴です。たとえば発車まで30分ほどあれば、エスカでお土産を選んだり、テイクアウトの名古屋めしを買ったりしてから新幹線に乗ることができます。
具体的には、新幹線の改札を背にして太閤通口から出て、右斜め前のエスカレーターで地下へ下ります。買い物を済ませたら同じエスカレーターで地上に戻り、太閤通口から銀の時計の方へ進めばすぐ新幹線の改札です。往復の移動だけなら数分で済みます。
注意点は、食事をする場合は混雑する時間帯を避けることです。お昼どきや夕食どきは人気の名古屋めし店に行列ができることがあり、30分では食べ終わらないことがあります。新幹線の時刻が決まっているときは、テイクアウトにするか、時間に余裕を持って早めにエスカに入るのが安全です。
新幹線の改札内にもお土産店はありますが、エスカなら名古屋の老舗和菓子店やういろう、守口漬などの専門店が並んでいるので、選べる品の幅が広がります。
車で行くならエスカ駐車場の料金と「出せない時間」を先に確認

料金は30分ごと350円、24時間ごと7,000円打ち切り
車でエスカに行く場合は、エスカビルの地下にある「エスカ駐車場」が便利です。エスカ公式サイトによると、駐車台数は295台で、名古屋駅新幹線口まで雨にぬれずに直結しています。案内上の所要時間は新幹線口まで徒歩1分です。
駐車料金は30分ごと350円で、入庫から24時間ごと7,000円で打ち切りになります。精算は各階段にある事前精算機で行い、クレジットカード、交通系IC、電子マネー、QRコード決済が使えます。駐車券は車内に置かず、持って出かけるようにしましょう。
注意点として、車で名古屋駅の西側に向かう場合、ナビの設定先を間違えると駅の東側に誘導されることがあります。エスカ公式サイトでは、施設名「エスカ駐車場」でナビを設定する方法と、亀島方面・笹島方面からの進入ルートの案内が公開されています。
高さ2.0m、幅2.0m、長さ6.0m、重さ2.0t以内という車両制限もあるため、背の高いワンボックス車やルーフボックスを付けた車で行く人は事前に確認しておきましょう。
| 住所 | 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町6-9(エスカビル地下) |
| 電話番号 | 052-452-1185 |
| 営業時間 | 6:00~24:00(24:00~翌6:00は入出庫不可) |
| 定休日 | 年中無休 |
| アクセス | 名古屋駅新幹線口まで直結(徒歩1分) |
| 駐車場 | 295台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
失敗パターン②:24時を過ぎて車を出せなくなる
エスカ駐車場で気をつけたいのが、営業時間が6:00~24:00で、24:00~翌6:00の間は入庫も出庫もできないことです。年中無休で営業していますが、24時間出し入れできる駐車場ではありません。
よくある失敗は、夜に名古屋駅周辺で食事や飲み会をして、帰りの終電後に車を取りに来たら駐車場が閉まっていた、というケースです。また、遠方への旅行で夜遅くの新幹線で戻ってきた場合も、24時を過ぎると翌朝6時まで車を出せません。この場合、その間の宿泊やタクシー代が別にかかってしまいます。
原因は、駅前の駐車場は24時間営業という思い込みです。対策としては、帰りの時刻が24時を超えそうな日は、最初から24時間出し入れできる別の駐車場を選ぶか、帰着の時刻に余裕を持たせて計画を立てることです。
ツアー旅行者割引を使う場合も、精算はこの利用時間内に駐車場事務所で行う必要があり、交通事情で遅れても時間外の出庫はできないと公式サイトに書かれています。
エスカ駐車場は24:00~翌6:00の間は入出庫できません。夜遅くに戻る予定がある日は、帰着時刻を逆算してから利用を決めましょう。
エスカで3,300円以上の利用なら1時間サービス
エスカ駐車場には、買い物や食事をすると駐車料金がサービスになる提携割引があります。エスカ地下街では、各店舗ごとに3,300円以上の利用で1時間サービスです。駐車券を持参して対象の店舗で提示し、サービス券を受け取ります。
ほかにも、旅行会社が発行した旅行行程表を見せると料金が入庫から24時間ごとに2,000円になるツアー旅行者割引や、提携ホテルに宿泊する人向けの1回1,500円(15:00~翌日10:30)のプランもあります。名古屋駅西側の多くのビジネスホテルが提携ホテルに入っているので、駅西に泊まる人は確認しておく価値があります。
| 料金・割引 | 内容(エスカ公式サイトより) |
|---|---|
| 通常料金 | 30分ごと350円/入庫から24時間ごと7,000円打ち切り |
| エスカ地下街の提携割引 | 各店舗ごと3,300円以上の利用で1時間サービス |
| ツアー旅行者割引 | 旅行行程表の提示で入庫から24時間ごとに2,000円(現金・クレジットのみ) |
| 提携ホテル宿泊者 | 1回1,500円(15:00~翌日10:30) |
| プリペイドカード | 3,000円券で3,410円分、5,000円券で5,890円分、10,000円券で11,780円分利用可 |
| バイク1日利用券 | 1,600円(入庫から24時まで) |
注意点は、割引同士は原則として併用できないことです。とくにツアー旅行者割引は、駐車場内の事前精算機では精算できず、駐車場事務所で現金かクレジットカードで支払う必要があります。行程表はスマホの画面で見せても対応してもらえます。
実は駅西のホテル泊なら「1,500円プラン」が有力な選択肢
意外と知られていないのが、エスカ駐車場の提携ホテル向けプランです。名古屋駅の西側に泊まる人は、ホテル提携の駐車場を探すより、エスカ駐車場の1回1,500円(15:00~翌日10:30)を使った方が、駅にも地下街にも近い場所に車を置けます。
利用するには、ホテルのフロントで駐車券を提示し、出庫のときに印鑑付きの駐車券を駐車場事務所へ持参します。対象には新幹線口周辺の三交インや東横INN、ヴィアインなど、駅西のビジネスホテルが多数含まれています。
注意点として、この料金は利用時間内に限られ、24:00~翌6:00は入出庫できないルールは変わりません。チェックアウト後に観光して夕方に車を出すような使い方だと、利用時間を超えて通常料金がかかる可能性があります。
また、駐車場にはバリアフリー法の幅を確保した車椅子用スペースが2台分、無料で使える普通充電のEV充電器が2台分用意されています。家族旅行や電気自動車での来訪でも使いやすい駐車場です。
着いてから迷わない、エスカの営業時間と中の歩き方
物販は10:00~20:30、レストランは10:00~22:30
エスカに着いたら、まず知っておきたいのが営業時間です。エスカ公式サイトによると、物販店は10:00~20:30、レストランは10:00~22:30、カフェは7:00~22:30です。ただし、レストランの営業時間やラストオーダーは店舗ごとに異なります。
| 区分 | 営業時間(エスカ公式サイトより) |
|---|---|
| 物販店 | 10:00~20:30 |
| レストラン | 10:00~22:30(各店によって異なる) |
| カフェ | 7:00~22:30(早朝営業あり) |
| 全店定休日 | 1月1日(元旦)、2月第3木曜日、9月第2木曜日 |
| エスカ駐車場 | 6:00~24:00(24:00~翌6:00は入出庫不可) |
レストランの例を挙げると、味噌煮込うどんの山本屋本店は10:00~22:00、みそかつの矢場とんと元祖手羽先唐揚の風来坊は11:00~22:00です。ひつまぶしの備長は11:00~15:00/17:00~22:00と中休みがあるので、午後の中途半端な時間に行くと入れないことがあります。
夕食で利用する場合は、ラストオーダーが閉店時刻より30分から1時間ほど早い店が多い点に注意しましょう。
朝7時から開く店があるので早朝の新幹線前にも使える
エスカのカフェは早朝営業をしていて、朝の新幹線に乗る前の朝食にも使えます。エスカ公式サイトの営業時間一覧では、マクドナルドが7:00~22:30、コメダ珈琲店が7:00~22:00、喫茶 リッチとダフネ珈琲館が7:00~20:30です。ラーメン&ソフトクリームのスガキヤも7:30~21:00と朝から営業しています。
名古屋の喫茶店といえば、ドリンクを頼むとトーストやゆで卵が付くモーニングが有名です。出張の朝に新幹線の改札から1分のエスカでモーニングを食べてから出発する、という使い方は名古屋駅ならではです。
注意点は、物販店の開店は10:00からなので、朝早い時間はお土産店がまだ開いていないことです。両口屋是清は9:00~20:30、青柳ういろうは9:30~20:30と、お土産店の一部は物販の標準時間より早く開きますが、それでも7時台は買えません。朝の新幹線でお土産を買いたい場合は、前日のうちにエスカで買っておくか、新幹線の改札内の売店を使いましょう。
名古屋駅周辺のモーニングについては、エスカを含めて次の記事でまとめています。

名古屋駅に到着したらまず向かいたいのが、名古屋名物のモーニングです。ドリンク代だけでトーストやゆで卵がついてくる「名古屋モーニング」は、全国各地から訪れる観光客…
年に3日の「全店定休日」に注意
エスカは基本的に毎日営業していますが、全店が休みになる日が年に3日あります。エスカ公式サイトの案内では、1月1日(元旦)、2月第3木曜日、9月第2木曜日が全店定休日です。
正月の元旦が休みなのはイメージしやすいですが、2月と9月の木曜日は見落としがちです。とくに出張で平日に名古屋を訪れる人は、たまたま2月第3木曜日や9月第2木曜日に当たってしまい、「エスカで食事しようと思ったら全部閉まっていた」ということになりかねません。
注意点として、エスカ駐車場は年中無休で営業しているため、駐車場が開いているからといって地下街も営業しているとは限りません。車で来て駐車場に入れたのに、地下街のお店が休みだったという事態を避けるため、2月と9月に行く予定がある人は日付を必ず確認しましょう。
全店定休日にあたってしまった場合は、駅の東側の地下街やJRの駅ビル内の飲食店を代わりに使う方法があります。
メインストリートから枝分かれする通路で迷わないコツ
エスカのフロアは地下1階に集約されていて、太閤通口からエスカレーターで下りた先がメインストリートです。ここからイーストストリート、センターストリート、ウエストストリートといった通路が交わるつくりになっています。
迷わないコツは、最初に入ったエスカレーターの位置を覚えておくことです。帰りに同じエスカレーターから地上に上がれば、太閤通口と銀の時計がすぐ目の前にあり、新幹線や在来線の改札へスムーズに戻れます。
注意点として、地下街は似た雰囲気の通路が続くため、食事をしたあと方向がわからなくなりがちです。店の前にあるフロアマップで現在地を確認するか、通路の天井にある出口案内を見て「新幹線」「名古屋駅」の表示がある方へ向かいましょう。
エスカの店舗一覧やフロア情報は、エスカ公式サイトのショップガイドで確認できます。行きたい店を事前に決めておけば、地下に下りてから迷う時間を減らせます。
出張・観光・家族連れで変わる、エスカの上手な使い方
出張なら「新幹線改札から1分」を生かして時間を有効活用
出張でエスカを使うなら、新幹線の改札から約1分という近さを最大限に生かすのがポイントです。会議までの空き時間にカフェで資料を確認したり、帰りの新幹線までの30分で名古屋めしを食べたりと、すき間時間を無駄にせず過ごせます。
エスカ公式サイトの「便利なエスカ」では、急に必要になったネクタイを扱う店、ユニクロや無印良品500、ABCマートといった衣類・靴の店、マツモトキヨシ(8:30~22:00)などが紹介されています。出張先で着替えや日用品が足りなくなったときにも、駅から出ずに用事を済ませられます。
注意点は、昼の12時前後や夕方は飲食店が混みやすいことです。時間が限られている出張中は、ピークの時間を少しずらすか、テイクアウトを活用するのが安全です。
出張帰りのお土産も、ういろうや守口漬、天むすなど名古屋の定番がそろっています。
観光なら名古屋めしの食べ比べ拠点にする
観光で名古屋を訪れた人にとって、エスカは名古屋めしを効率よく食べられる場所です。エスカ公式サイトの営業時間一覧には、味噌煮込うどんの山本屋本店、みそかつの矢場とん、手羽先の風来坊、ひつまぶしの備長、きしめんのよしだなど、名古屋めしの店が並んでいます。
ひつまぶし、味噌煮込み、きしめん、味噌カツ、手羽先といった代表的な名古屋めしが1つの地下街にそろっているので、街なかの本店をはしごするより移動時間が短く済みます。到着日の昼に1軒、帰る前にもう1軒、という使い方も可能です。
注意点として、人気店は週末や連休に行列ができることがあります。開店直後の時間帯を狙うか、ランチとディナーの間の時間に行くと比較的入りやすくなります。ただし中休みがある店もあるので、営業時間は事前に確認しておきましょう。
- 待ち合わせは銀の時計で合流してから地下へ
- 行きたい店の営業時間・中休みを事前に確認
- 車は24時までに出庫できる予定で停める
- 金の時計の近くから地下に下りる
- 2月・9月の木曜日を確認せずに行く
- 朝7時台にお土産店で買い物をしようとする
家族連れ・車での来訪なら駐車場とエスカレーターを軸に動く
小さな子ども連れやベビーカーでエスカに行く場合は、車でエスカ駐車場に停め、そのまま新幹線口へ向かう動き方が便利です。駐車場は名古屋駅新幹線口まで雨にぬれずに直結しているので、天気の悪い日でも傘をささずに移動できます。
電車で来る場合は、JRを使うのがいちばん負担が少ないルートです。新幹線や在来線の改札から太閤通口へ出て、エスカレーターで地下へ下りれば、階段を使わずにエスカに入れます。地下鉄・名鉄・近鉄からは駅を横断する距離が長いので、子ども連れの場合は時間に余裕を持ちましょう。
注意点として、エスカ駐車場の車椅子用スペースは2台分で、障害者割引や車椅子の貸出サービスはないと公式サイトに記載されています。必要な人は事前に駐車場事務室へ問い合わせておくと安心です。
エスカで3,300円以上の食事や買い物をすれば1時間サービスになるので、家族での食事なら駐車料金を抑えやすくなります。
地元在住者なら「駅西の用事」をまとめて済ませる
名古屋に住んでいる人にとって、エスカは駅の東側の混雑を避けて用事を済ませられる場所です。エスカ公式サイトでは、10分で済むカット専門店のQBハウス、iPhone修理店、金券ショップの伊神切手社、リラクゼーション店なども紹介されています。
たとえば、新幹線や近鉄の切符を金券ショップで探してから、そのまま銀の時計の先の改札へ向かうといった使い方ができます。駅の西側は東側に比べると百貨店や高層ビルが少ない分、地下街の中で用事が完結するのが便利な点です。
注意点として、各店の営業時間は地下街全体の時間と異なることがあります。QBハウスは受付終了時刻が閉店より早いなど、店ごとのルールがあるので、目当ての店がある場合は個別に確認しておきましょう。
名古屋暮らしに慣れてくると、待ち合わせや食事を駅の西側に寄せるだけで、東側の人混みを避けられる場面が増えます。
まとめ
まずは次に名古屋駅を使うとき、改札を出たら「金の時計」と「銀の時計」のどちらにいるかを確かめてみてください。それだけで、エスカへの行き方で迷うことはほとんどなくなります。
※営業時間・駐車料金・定休日は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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