名古屋駅で「ミヤコ地下街に行きたいのに、どこから入ればいいのか分からない」と立ち止まってしまう方は少なくありません。名駅の地下は9つの地下街がつながっていて、案内サインを追いかけているうちに別の通路へ迷い込んでしまうからです。
結論からお伝えすると、ミヤコ地下街への行き方は「地下鉄名古屋駅の南改札口を出て、正面のサンロードをひたすら直進する」だけです。曲がる必要はありません。この一本道を東へ歩くと、通路の名前がサンロード→キタチカ→ミヤコ地下街と変わっていき、そのままミヤコ地下街に入ります。所要時間は南改札口から約4分です。
この記事では、地下鉄・近鉄・名鉄・JR在来線・新幹線という5つの改札それぞれからの手順と所要時間、地上を歩いたほうがいい場面、到着後に立ち寄れる店、そして2026年に控える名鉄バスセンターの移転までまとめて解説します。読み終えるころには、名古屋駅のどこにいてもミヤコ地下街にたどり着けるようになります。
・地下鉄・近鉄・名鉄・JR・新幹線の改札別ルートと所要時間(4分〜15分)
・「ミヤコ地下街」の看板を探しても見つからない理由と正しい目印
・到着後に使えるカフェ・ラーメン・カレー・コンビニ・手荷物預かりの店舗情報
・2026年3月の名鉄バスセンター閉鎖でミヤコ地下街がどう変わるか
ミヤコ地下街への行き方を知る前に|そもそもどこにある地下街?

ルートを覚える前に、ミヤコ地下街の位置関係をつかんでおくと迷いません。名古屋駅の地下街は「駅を中心に放射状に広がる網」ではなく、大通りの真下に沿ってのびる細長い通路の集まりだからです。
錦通の真下を東へのびる一本道|名駅通の交差点がスタート地点
ミヤコ地下街は、名駅通との交差点から東へ向かうかたちで、錦通の真下に設けられた地下街です。つまり名古屋駅の駅舎の下ではなく、駅から東へ1ブロック進んだ先の道路の下にあります。
所在地は愛知県名古屋市中村区名駅4丁目。名古屋市の資料によれば設置は昭和38年9月で、延べ面積は約3,646平方メートル、店舗面積は約1,048平方メートルです。駐車場は併設されていません。管理者は名鉄プロパティマネジメント株式会社で、問い合わせ先は052-526-8867です。
ここで間違えやすいのが「地下鉄東山線に乗って移動する場所」だと思ってしまうことです。ミヤコ地下街の下層を地下鉄東山線が走っているため位置関係が紛らわしいのですが、電車に乗る必要はありません。名古屋駅から徒歩で行ける、歩いて数分の距離です。
なお通路の幅は広くなく、東西に細長い形をしています。地図アプリで「ミヤコ地下街」を検索すると錦通沿いの一点にピンが立ちますが、実際には通路全体が施設なので、ピンの位置に神経質になる必要はありません。錦通の地下に入れば、そこはもうミヤコ地下街です。
📍 基本情報
名称:ミヤコ地下街
住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目
電話:052-526-8867(名鉄プロパティマネジメント)
延べ面積:約3,646平方メートル(店舗面積 約1,048平方メートル)
設置年月:昭和38年9月
アクセス:地下鉄名古屋駅 南改札口から徒歩約4分/近鉄名古屋駅 ミヤコ地下街5出口すぐ
※情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
名駅の地下街9施設のなかでは小さめ|だからこそ通り抜けやすい
名古屋市内の地下街は合計で約17万平方メートルにおよび、東京・大阪に次ぐ規模とされています。名駅地区だけでサンロード、キタチカ、メイチカ、ダイナード、ミヤコ地下街、ユニモール、エスカなど9施設が集まっています。
そのなかでミヤコ地下街の店舗面積約1,048平方メートルは小さい部類です。ショッピングモールのように何十分も回遊する場所ではなく、目的の店に寄って通り抜けるタイプの地下街だと考えるとイメージが合います。
この「小さい」という性質は、行き方を考えるうえでは有利に働きます。分岐がほとんどなく、東西の一本道を進むだけだからです。ユニモールやサンロードのように途中で何本も枝分かれする地下街と違い、いったん入ってしまえば迷う余地がほとんどありません。
逆に言えば、迷うとしたら「ミヤコ地下街に入る前」の段階です。名古屋駅の改札からサンロードにたどり着くまでのルートさえ押さえてしまえば、あとは直進で済みます。次の章から解説するルートも、すべて「まずサンロードに入る」が共通の合言葉になります。
名駅の地下街全体のつながり方を先に頭に入れておくと、この一本道の位置がぐっと分かりやすくなります。

名古屋駅に降り立って地下へ進んだ瞬間、通路が四方に分かれて「自分がどっちを向いているのか分からない」と立ち尽くした経験はないでしょうか。名古屋の地下街は全部で1…
西はサンロード、東はセンチュリー豊田ビル|両端の目印を覚えておく
ミヤコ地下街の西端は、キタチカ・サンロード・フードターミナルと接しています。名古屋駅方面から歩いてくると、この西端から入ることになります。
東端はセンチュリー豊田ビルに接続しています。地上に出れば、モード学園スパイラルタワーズや柳橋方面へのアクセスに便利な位置です。「名古屋駅の南東側のオフィス街に地下から近づける通路」と捉えると、この地下街の役割が分かりやすくなります。
両端の目印を覚えておくと、地下で方向感覚を失ったときに立て直せます。西へ進めば名古屋駅、東へ進めばセンチュリー豊田ビルと柳橋方面。この2つだけ頭に入れておけば、通路のどこにいても進むべき方向が決まります。
ちなみに西側で隣接するキタチカは、昭和32年7月開業の地下街で、かつては生鮮食料品が中心だったことから「新名フード」と呼ばれていました。2021年2月1日にキタチカへ改称された比較的新しい名前です。古い案内図やブログでは旧名で書かれていることがあるため、検索するときは注意してください。
1963年に「都ホテル」への連絡通路として誕生した
ミヤコ地下街は1963年(昭和38年)9月21日に開業しました。当時この場所には近鉄グループの名古屋都ホテルがあり、各路線の名古屋駅からホテルへ連絡する通路として整備されたのが始まりです。「ミヤコ」という名前は、この都ホテルにちなんでいます。
名古屋都ホテルは2000年3月に営業を終了しました。その後、地下街は2006年3月末に三井不動産へ売却され、2018年3月には名古屋鉄道が取得しています。2023年4月時点の管理者は名鉄プロパティマネジメントです。
名駅の地下街は1957年(昭和32年)に集中して誕生しています。3月にサンロード、7月にキタチカ(当時の新名フード)、11月にメイチカが相次いで開業しました。ミヤコ地下街はそれから6年後の1963年開業で、名駅の地下街としては第2世代にあたります。名前の由来がホテルであるため、施設名から場所を推測しにくいのは、この生い立ちが理由です。
由来を知っておくと「なぜ地下街なのにミヤコという地名っぽくない名前なのか」という疑問が解けます。名古屋の地名にも駅名にも「ミヤコ」は存在しないため、初めて訪れる人が場所を思い浮かべにくい地下街なのです。行き方が検索される理由の一端は、この名前にあります。
最短ルートは地下鉄南改札から約4分|曲がらず直進するだけ
ここからは実際のルートです。名古屋駅で地下鉄を使っている方、あるいは地下にいる方にとって、最短で確実なのが地下鉄名古屋駅の南改札口を起点にする方法です。
南改札口を出たら正面のサンロードへ|あとは直進だけ
地下鉄名古屋駅「南改札口」(東山線プラットホーム側)を出ると、正面にサンロードの入口があります。ここに入って真っ直ぐ進み続けると、その先がミヤコ地下街です。所要時間は約4分です。
途中で曲がる必要はありません。分岐が現れても直進を選び続けるのがコツです。左右に店が並ぶ通路をひたすら東へ歩くイメージで、歩数にして400歩前後といったところです。
東山線ホーム側の「南改札口」から出る
改札正面の「サンロード」に入る
サンロードを曲がらず直進すると、その先がミヤコ地下街
注意したいのは改札の選び方です。地下鉄名古屋駅には複数の改札があり、北側の改札から出るとユニモール方面に出てしまい、方角が逆になります。ホームで降りたら「南改札」の表示を探してください。
通路の名前が3回変わっても、歩いているのは同じ一本道
この直進ルートで戸惑うのが、歩いている途中で通路の名前が変わることです。サンロードを東へ進むとキタチカに入り、その先がミヤコ地下街になります。天井のサインが切り替わるため「別の地下街に入ってしまった」と不安になる方がいます。
しかし3つはひと続きの通路です。名古屋市の資料でもサンロードは昭和32年3月、キタチカは同年7月と別施設として登録されていますが、歩行者にとっては境目のない一本の道になっています。名前が変わったら、むしろ正しい方向に進んでいる証拠だと考えてください。
逆に、途中でエスカレーターを上がったり、大きく右や左に折れたりした場合は、ゲートウォークやユニモールなど別の地下街に入り込んでいる可能性があります。そのときは引き返して、直進できる通路を探し直すのが早道です。
名駅の地下街はこの数年で入れ替わりが続いており、2026年9月にはメイチカがリニューアル開業する予定です。地下の景色は変わっても、東西の一本道という構造そのものは変わりません。

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目印は「キタチカ」のサイン|ここまで来れば残り1分
サンロードを歩いていて「あとどれくらいか分からない」と感じたときの目安が、キタチカの案内サインです。キタチカに入ったということは、次がミヤコ地下街です。残りは1分ほどで到着します。
キタチカの南側にはモード学園スパイラルタワーズが接続しています。地上のねじれた高層ビルとして知られる建物で、この案内表示が見えたら位置を把握しやすくなります。
ミヤコ地下街に入ったかどうかは、通路の雰囲気でも判断できます。サンロードやキタチカに比べて店舗が少なく、通路の落ち着いた印象が強くなるのがミヤコ地下街です。ドトールコーヒーショップの店舗が見えたら、確実にミヤコ地下街の中にいます。
また、通路の天井や壁には出入口の番号が振られています。近鉄名古屋駅から続く「ミヤコ地下街5出口」はドトールのすぐそばにあり、待ち合わせの目印としてもよく使われます。
JR・新幹線・名鉄・近鉄|改札別の所要時間は4分から15分

名古屋駅は5つの鉄道会社の駅が集まる巨大ターミナルです。どの改札を出るかで所要時間は3倍以上変わります。ここでは改札ごとのルートを整理します。
名鉄名古屋駅からは北改札口が起点|約7分
名鉄名古屋駅からは「北改札口」を起点にすると分かりやすいルートになります。所要時間は約7分です。
手順は3ステップです。まず北改札口を出て真っ直ぐ進み、突き当りを左へ曲がります。次に正面の階段を下りて、地下鉄名古屋駅の「南改札口」前まで来たら右へ曲がり、サンロードへ入ります。あとはサンロードを真っ直ぐ進み続けるだけです。
名鉄名古屋駅はホームが1面に集約された独特の構造で、電車を降りた位置によって改札までの距離が変わります。地下鉄・近鉄への乗り換え案内に従って進めば自然と北改札口方向に向かえるため、慌てて別の出口を探す必要はありません。
気をつけたいのは、名鉄百貨店側の出口から地上に出てしまうケースです。地上に出ると錦通まで信号を渡る必要があり、時間も体力も余計にかかります。名鉄名古屋駅からは地下のまま移動するのが正解です。
近鉄名古屋駅からは地下改札口から約6分
近鉄名古屋駅からは「地下改札口」が起点です。所要時間は約6分で、地下鉄に次いで近いルートです。
地下改札口を出たら正面の通路を進み、階段を上ります。その先で地下鉄名古屋駅「南改札口」前を右へ曲がり、サンロードへ入って直進すればミヤコ地下街に着きます。
近鉄を利用する方には、もうひとつ知っておきたい事実があります。ミヤコ地下街の東側にある「ミヤコ地下街5出口」からは、近鉄名古屋駅まで徒歩約2分と案内されています。つまり帰りに近鉄へ乗る場合、来た道を戻るより効率よく移動できる位置関係です。
近鉄名古屋駅は地下ホームのため、そもそも地上に出る必要がありません。雨の日でも傘を差さずに移動できるのは、名古屋駅の地下街網の大きな利点です。
JR在来線は中央口・中央北口から約10分
JR在来線の名古屋駅からは「中央口」改札または「中央北口」改札が起点で、所要時間は約10分です。
まず改札を出たら「地下鉄・名鉄線・近鉄線」の案内に従います。待ち合わせ場所として有名な「金の時計」の横を通り、「桜通口」から駅構外へ出ます。次に右斜め前方向にある階段で階下へ向かい、「名鉄バスセンター」と書かれた方(右手)へ進みます。そのままゲートウォークを真っ直ぐ進み、その先のサンロードに入って直進すれば到着です。
JRからのルートは、途中で一度地上(駅前広場)を経由する形になります。とはいえ屋根の下を歩く区間がほとんどで、階段を下りればすぐ地下に戻れるため、雨天でもほとんど濡れません。
ここでの失敗パターンが「銀の時計」に向かってしまうことです。金の時計は桜通口側、銀の時計は太閤通口(新幹線側)にあります。逆方向に進むと5分以上のロスになるため、改札を出たら時計の色を必ず確認してください。
新幹線は約15分|金の時計と桜通口が道しるべ
新幹線名古屋駅の「北口」改札または「南口」改札からは約15分かかります。名古屋駅の西側から東側へ横断する形になるため、名古屋駅で最も時間がかかるルートです。
改札を出たら「地下鉄・近鉄線・名鉄線」と書かれた方へ進みます。金の時計の横を通り、桜通口から駅構外へ出たあと、右斜め前方向にある階段で階下へ。「名鉄バスセンター」の表示に従って右手へ進み、ゲートウォークを直進してサンロードへ入り、そのまま真っ直ぐ歩けばミヤコ地下街です。
新幹線の乗り換え時間が短いときは、この15分を織り込んで行動してください。特に大きなスーツケースを持っている場合、混雑した地下通路では想定より時間がかかります。
| 出発する改札 | 所要時間 | 地上に出るか | 曲がる回数の目安 |
|---|---|---|---|
| 地下鉄 南改札口 | 約4分 | 出ない | 0回 |
| 近鉄 地下改札口 | 約6分 | 出ない | 1回 |
| 名鉄 北改札口 | 約7分 | 出ない | 2回 |
| JR在来線 中央口・中央北口 | 約10分 | 一時的に出る | 2回 |
| 新幹線 北口・南口 | 約15分 | 一時的に出る | 2回 |
※所要時間は各社の駅案内情報をもとに名古屋暮らしガイドが整理したものです(名古屋暮らしガイド調べ)。混雑状況や歩く速さによって変動します。
地上を歩く選択肢はアリ?出入口と天候による使い分け
ミヤコ地下街は錦通の真下にあるため、地上の歩道を歩いても到達できます。ただし状況によって向き不向きがはっきり分かれます。
5番出口はドトール前|出口を覚えると帰りが速くなる
ミヤコ地下街には錦通沿いに複数の出入口が設けられており、それぞれに番号が振られています。なかでも使う頻度が高いのが「ミヤコ地下街5出口」です。この出口はドトールコーヒーショップのすぐそばにあり、近鉄名古屋駅から徒歩約2分の位置と案内されています。
行きは地下をひたすら直進すればよいのですが、帰りに地上の目的地へ向かうなら出口番号を覚えておくと動きやすくなります。錦通の北側に出るか南側に出るかで、渡る横断歩道の数が変わるためです。
また、名古屋駅方面からユニモール経由で来る場合は、ユニモール15(東側)出口からミヤコ地下街まで徒歩約3分と案内されています。桜通側から歩いてきた方はこのルートも選択肢になります。
出口番号は地下街の天井や壁面のサインで確認できます。地上で待ち合わせをするときは「錦通のミヤコ地下街5番出口」のように番号まで伝えると、相手が迷わずに済みます。
雨・猛暑の日は地下一択|名古屋駅からほぼ濡れずに歩ける
名古屋の夏は35度を超える日が続き、梅雨時期には強い雨も降ります。こうした日は迷わず地下ルートを選んでください。地下鉄・近鉄・名鉄の各改札からは、一度も地上に出ずにミヤコ地下街まで歩けます。
JR在来線と新幹線からのルートは桜通口でいったん駅前広場を通りますが、屋根のある区間が大半で、階段を下りればすぐ地下に戻れます。傘を出す必要はほとんどありません。
地上を歩く場合、名古屋駅前から錦通沿いに東へ進むことになります。距離自体は地下とほぼ同じですが、信号待ちが発生するぶん時間が読みにくくなります。急いでいるときほど地下が有利です。
- 雨の日・真夏・真冬
- スーツケースやベビーカーがある
- 地下鉄・近鉄・名鉄から乗り換える
- 時間を正確に読みたい
- 錦通沿いの地上のビルが目的地
- 地下街の営業時間外(深夜・早朝)
- 方向感覚をつかみたい初訪問時
- 景色を見ながら歩きたい
柳橋・スパイラルタワーズ方面へ抜けるなら東端を目指す
ミヤコ地下街は「目的地」であると同時に「通り道」でもあります。東端はセンチュリー豊田ビルに接続しており、地上へ上がれば柳橋方面へのアクセスに便利な位置です。
また、隣接するキタチカの南側にはモード学園スパイラルタワーズが接続しています。この2つのビルへ向かう方にとって、ミヤコ地下街は名古屋駅から地下でつながる近道になります。
柳橋中央市場方面のオフィスへ通勤する方や、スパイラルタワーズ内の専門学校へ通う方にとっては、日常の通り道です。反対に観光目的で名古屋駅に来た方が偶然通りかかることは少なく、「知る人ぞ知る通路」という性格が強い地下街です。
実は、この通り抜け需要こそがミヤコ地下街の存在価値です。名古屋駅から錦通の東側へ移動するとき、地上の歩道は横断歩道と信号に阻まれます。地下なら信号ゼロで一直線に進めるため、通勤時間帯には地元の人が足早に歩いていく光景が見られます。
ミヤコ地下街に着いたら寄れる5つの店|老舗ラーメンからカレーまで
たどり着いたあとに何があるのかも押さえておきましょう。店舗数は多くありませんが、長く営業を続けてきた個性的な店が残っています。
創業50年超の老舗|サッポロラーメン 熊ちゃんの店 名駅店
ミヤコ地下街を代表する店が「サッポロラーメン 熊ちゃんの店 名駅店」です。創業50年を超える地下街の老舗で、赤い看板が目印です。
看板メニューのみそラーメンは930円。トッピングのコーンは110円、ギョーザ(6個)は380円、小ライスは160円です。営業時間は月曜から金曜が11:00〜21:00、土日が11:00〜20:30。定休日は第3火曜日です。
店内はカウンター席とカウンター代わりの大テーブルという構成で、一人客が入りやすい雰囲気です。ランチタイムは近隣のオフィスワーカーで席が埋まりやすいため、時間に余裕がないときは12時台を外すのが賢明です。
名古屋の地下街というと味噌カツやきしめんを思い浮かべる方が多いのですが、ミヤコ地下街の主役は札幌ラーメンです。名古屋めしを探して来た方には意外に映るかもしれません。
| 住所 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-9-10 ミヤコ地下街 |
| 電話番号 | 052-586-0265 |
| 営業時間 | 月〜金 11:00〜21:00/土日 11:00〜20:30 |
| 定休日 | 第3火曜日 |
| 主なメニュー | みそラーメン930円/ギョーザ6個380円/小ライス160円 |
1976年創業のインドカレー専門店|タンドゥール
もう一軒の老舗が、インドカレー専門店の「タンドゥール」です。1976年(昭和51年)創業で、メニューはカレーのみという潔い構成の店です。
営業時間は11:00〜20:00。辛さは甘口・中辛・辛口から選べ、好みに合わせてブレンドしてもらえます。座席はカウンターのみのコの字型レイアウトで、10席前後の小さな店です。
たっぷりの玉ねぎとスパイスを使ったカレーが看板で、地下街の細長い通路にひっそりと構える立地から「知る人ぞ知る店」として紹介されることの多い一軒です。混雑する時間帯は昼の12時前後なので、13時以降に訪れると落ち着いて食べられます。
なお具体的な価格は公式の情報が確認できなかったため、来店前に電話で確認するか、店頭の表示をご覧ください。
| 住所 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-9-10 ミヤコ地下街 |
| 電話番号 | 052-586-2855 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00 |
| 創業 | 1976年(昭和51年) |
地下街のグルメは名古屋駅周辺にほかにも数多くあります。雨に濡れずに名古屋めしへたどり着きたい方は、こちらもあわせてどうぞ。

「名古屋駅でランチを食べたいけれど、人が多すぎてどこに入ればいいか分からない」「外は雨だし暑いし、できれば駅から濡れずに名古屋めしを食べたい」——名古屋駅に着い…
朝6時50分から開くドトール|待ち合わせにも使いやすい
ミヤコ地下街で最も使い勝手がよいのが「ドトールコーヒーショップ 名古屋ミヤコ地下街店」です。平日は6:50から営業しており、始発の新幹線や早朝の商談前に立ち寄れます。
営業時間は平日6:50〜19:30、土曜7:30〜20:00、日祝8:00〜19:00です。曜日で開店・閉店時刻が違うため、日曜の夕方に行く場合は19時までと覚えておくと安心です。
店舗はミヤコ地下街5出口のすぐそばにあり、地上から降りてきてもすぐ見つかります。地下街の中では目立つ存在なので、待ち合わせの目印としてもよく使われます。
平日の朝はモーニング需要で席が埋まりやすい一方、昼過ぎから夕方は比較的落ち着いています。名古屋駅周辺のカフェは常に混雑していますが、地下街の一角にあるこの店は駅ナカのカフェより席を確保しやすい傾向があります。
| 住所 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-9-10先 ミヤコ地下街 |
| 電話番号 | 052-587-4140 |
| 営業時間 | 平日 6:50〜19:30/土曜 7:30〜20:00/日祝 8:00〜19:00 |
| 公式サイト | ドトールコーヒー公式 店舗ページ |
コンビニ・100円ショップ・荷物預かり|日常使いの3施設
買い物や荷物対応もミヤコ地下街で完結します。ファミリーマート ミヤコ地下街店は7:00〜21:00営業で、朝の通勤時から夜まで利用できます。
100円ショップの「ワッツ ミヤコ地下街店」は2026年6月11日にオープンした新しい店舗です。営業時間は8:00〜20:30。地下街で急に文房具や日用品が必要になったときに助かる存在です。
旅行者にうれしいのが「手荷物預かり・宅配カウンター」です。営業時間は8:00〜20:00、電話は080-7638-3522。名古屋市内の中区・中村区・東区・熱田区であればホテルへの即日配送にも対応しており、受付は12時までとなっています。名古屋駅のコインロッカーが満杯のときの選択肢として覚えておく価値があります。
料金は公式に公開された情報が確認できなかったため、利用前に電話で確認してください。荷物のサイズや個数によって変わる可能性があります。
迷う人がハマる3つの落とし穴と回避法
ここまで読めばルートは分かりますが、実際に歩くと引っかかりやすいポイントがあります。事前に知っておけば防げるものばかりです。
落とし穴①「ミヤコ地下街」の看板を探しても見つからない
最も多い失敗が、名古屋駅の改札付近で「ミヤコ地下街」という案内表示を探してしまうことです。改札周辺のサインは主要な地下街と出口を優先して表示するため、ミヤコ地下街の名前が大きく掲げられているとは限りません。
原因は、ミヤコ地下街が駅から2つ隣の地下街だからです。対策はシンプルで、まず「サンロード」の表示を探してください。サンロードに入ってしまえば、あとは直進でキタチカを経てミヤコ地下街に着きます。
この「1つ先の目標物を探す」という考え方は、名古屋駅の地下移動全般に有効です。最終目的地の名前を探すのではなく、途中の大きな地下街の名前を追いかけるほうが、案内表示に載っている確率が高くなります。
実は、地元の人でもミヤコ地下街を「サンロードの先」と説明することがほとんどです。名前で場所を伝えるのが難しい地下街だという前提で動くと、ぐっと迷いにくくなります。
地下鉄名古屋駅で北側の改札から出ると、ユニモール方面(桜通の下)に出てしまいます。ユニモールは国際センター駅方向へ北にのびる地下街で、ミヤコ地下街とは逆方向です。ホームで降りたら必ず「南改札」の表示を確認してから改札を出てください。誤って北側に出た場合は、地下通路を南へ戻ればサンロードに合流できます。
落とし穴②大荷物で移動して階段に阻まれる
2つ目の失敗が、スーツケースを持ったまま階段の多いルートを選んでしまうことです。名鉄名古屋駅からは正面の階段を下りる場面があり、近鉄名古屋駅からは階段を上る場面があります。
対策は、事前にエレベーターの位置を確認しておくことです。名古屋駅の各社ではバリアフリー経路が案内されており、駅係員に尋ねればエレベーターを使う経路を教えてもらえます。所要時間は数分伸びますが、大きな荷物を持って階段を上下するより確実です。
また、荷物を持ったまま店を回る予定なら、先ほど紹介したミヤコ地下街の手荷物預かりカウンターを使う手もあります。8:00〜20:00の営業なので、朝に預けて夕方に受け取る使い方ができます。
混雑時間帯を避けるのも有効です。名古屋駅の地下通路は平日朝8時前後と夕方18時前後に人の流れが集中します。大きな荷物での移動は、この時間帯を外すとストレスが減ります。
落とし穴③夜に着いたら店が閉まっていた
3つ目は営業時間の読み違いです。ミヤコ地下街の店舗は、名古屋駅のショッピング施設に比べて閉店が早い傾向があります。
ドトールは平日19:30、日祝は19:00で閉店します。ワッツは20:30、手荷物預かりカウンターは20:00まで。ファミリーマートも21:00までで、24時間営業ではありません。「地下街だから夜遅くまで開いている」という思い込みは通用しません。
対策は、目的の店の閉店時刻を出発前に確認することです。特に日曜・祝日は平日より閉店が早い店があるため、週末の夕方に訪れる予定なら注意が必要です。
なお通路そのものは店舗の営業時間より長く通行できますが、深夜帯は地下街の出入口が施錠されます。夜遅くに移動する場合は地上ルートを想定しておくと安心です。
2026年以降のミヤコ地下街|名鉄バスセンター移転で役割が変わる
最後に、これから訪れる方が知っておきたい変化を整理します。ミヤコ地下街は今、名古屋駅周辺の大規模再開発の渦中にあります。
名鉄バスセンターが2026年3月に閉鎖|窓口がミヤコ地下街へ
名鉄名古屋駅周辺の再開発にともない、名鉄バスセンターが2026年3月に閉鎖され移転すると報じられています。その後、ミヤコ地下街に窓口が設置される予定とされています。
再開発工事の期間中は仮設の窓口が置かれ、仮のバス停は名古屋駅東側(錦通・広小路通周辺)に設けられる見込みです。錦通の真下を走るミヤコ地下街は、この仮設バス停群と地下でつながる位置にあります。
つまり、これまで「通り抜けの地下街」だったミヤコ地下街が、高速バス利用者の玄関口になる可能性があります。バスを使う予定がある方は、この記事のルートを覚えておくと役立つ場面が出てくるはずです。
ただし現時点では計画段階の情報を含みます。具体的な窓口の位置や開設時期は、名鉄バスの公式発表を確認してください。
地下街そのものも再開発予定|店舗は減少傾向
ミヤコ地下街は2018年3月に名古屋鉄道が取得し、現在は名鉄プロパティマネジメントが管理しています。名鉄はこの地下街を新たな商業エリアとして再開発する方針で、共用部の改修やテナント誘致が進められています。
その過渡期にあたる現在は、退店した区画が目立ち、通路が静かな印象になっています。名古屋市の登録上の店舗面積は約1,048平方メートルですが、実際に営業している店舗数はそれより少ない状態です。
一方で、2026年6月にはワッツが新規オープンしています。撤退と出店が同時に進んでいるのが今のミヤコ地下街です。訪れる時期によって店舗構成が変わるため、目的の店がある場合は事前確認をおすすめします。
再開発が完了すれば、名古屋駅東側の人の流れは大きく変わる可能性があります。地下街の名前や構造そのものが変わることも考えられるため、しばらくは最新情報を追う姿勢が必要です。
行く前に確認したい公式情報源
ミヤコ地下街に関する確実な情報を得るなら、管理会社と名古屋市の公式ページが基本になります。テナント一覧は名鉄プロパティマネジメントのサイトで公開されており、地下街の面積や設置年月といった基礎データは名古屋市のウェブサイトに掲載されています。
各店舗の営業時間は、チェーン店であればそれぞれの公式店舗検索ページが最も正確です。ドトールやファミリーマートは公式サイトの店舗ページで営業時間が更新されています。
再開発やバスセンター移転については、名古屋鉄道および名鉄バスの公式リリースが一次情報です。報道やブログの情報は計画段階のものが含まれるため、日付と出典を確認する習慣をつけてください。
最新の情報は以下の公式サイトでご確認ください。
・名鉄プロパティマネジメント ミヤコ地下街
・名古屋市 地下街の概要
・ドトールコーヒー 名古屋ミヤコ地下街店
・ファミリーマート ミヤコ地下街店
まとめ|サンロードを直進すればミヤコ地下街に着く
ミヤコ地下街は、名古屋駅の改札から見ると「2つ隣の地下街」にあたります。名前だけでは場所を推測しにくいため行き方が検索されがちですが、構造そのものは単純です。錦通の真下を東西にのびる一本道で、分岐はほとんどありません。
どの改札から出発する場合も、共通するゴールは「サンロードに入ること」です。サンロードに入ったら、あとは曲がらずに東へ歩き続けるだけで、キタチカを経てミヤコ地下街に到着します。地下鉄名古屋駅の南改札口からなら約4分、近鉄からは約6分、名鉄からは約7分、JR在来線からは約10分、新幹線からは約15分が目安です。
到着後は、創業50年を超えるサッポロラーメン 熊ちゃんの店(みそラーメン930円)や、1976年創業のインドカレー専門店タンドゥールといった老舗が待っています。朝6:50から開くドトール、7:00〜21:00営業のファミリーマート、8:00〜20:00の手荷物預かりカウンターもあり、旅行者にも使いやすい構成です。
ただし多くの店が20時前後に閉まる点、そして2026年3月の名鉄バスセンター移転にともなって地下街の役割が変わろうとしている点は押さえておきたいところです。再開発の進行中で店舗の入れ替わりも続いています。
まずは名古屋駅に着いたら、改札の案内表示で「サンロード」の文字を探してみてください。その一歩さえ踏み出せば、あとは真っ直ぐ歩くだけでミヤコ地下街にたどり着けます。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。営業時間・店舗構成・再開発の進捗は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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